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シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースの編集履歴

2023-04-22 20:04:44 バージョン

シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース

しんじゃぱんひーろーずゆにばーす

シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース(以下、SJHU)とは『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』4作品がコラボレーションするプロジェクトである。

2022年、シン・時代が動き出す。

解説

東宝カラー円谷プロダクション東映の4社が立ち上げたプロジェクトであり、庵野秀明氏が監督、または企画・脚本として参加している作品タイトルに『シン・』を冠する一連の映画作品、という繋がりから会社の垣根を超え、日本を代表する“ヒーロー”4作品による夢のコラボレーションが実現した。


現在のところ上記を除いた作品間の明確な共通点は無い。強いて言えば本家を含めどの作品にも人知を超えたが登場すること、各作品の本家の中でアニメ・漫画の媒体の作品がなんらかの形で存在するというくらいか。


メインビジュアルは前田真宏が、ロゴマークは出渕裕が手掛ける。


詳細

庵野秀明氏は、エヴァンゲリオンシリーズを代表作とする日本のアニメ監督であるが、同時に古くから特撮作品への造詣や愛情が深く、特にウルトラマンシリーズは庵野氏の代表作であるエヴァンゲリオンのアイディアの元ネタの一つであることが明かされており、仮面ライダーシリーズに関しても幼少期からファンであり、平成ライダーの中でも仮面ライダー555はベルトを子供用・大人用を問わずに購入するほどのファンであったことが明かされている。

そんな中、2016年に庵野監督が東宝と共に初代ゴジラをリメイクしたシン・ゴジラを公開し、記録的な大ヒットを記録する。

その後、シン・ゴジラのヒットを受け、円谷プロダクションは同様にシンの名前を関する新たな映画作品としてシン・ウルトラマンを庵野氏と共に制作することを発表した。

ほどなくして、庵野氏の代表作であるシン・エヴァンゲリオンの公開が2021年になることが発表され、先述のシン・ウルトラマンも同年に公開されることが決定される。

そんな最中、仮面ライダーシリーズ50周年企画の一つとして、白倉伸一郎プロデューサーの発表の元、庵野秀明氏の監督によるシン・仮面ライダーの製作が発表された。


作品タイトル

公開年タイトル(略称)  庵野秀明氏の立場内容・備考
2016年シン・ゴジラ脚本・編集・総監督など初代ゴジラのリメイク。本プロジェクト第1作
2021年[[シン・エヴァンゲリオン劇場版:]](シン・エヴァ)企画・原作・監督などヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ四部作の完結編。
2022年シン・ウルトラマン企画・脚本 初代ウルトラマンのリメイク。監督は樋口真嗣氏。
2023年シン・仮面ライダー監督・脚本 初代仮面ライダーのリメイク。仮面ライダー生誕50周年記念作品。

イベント

シン・ジャパン・ヒーローズ・アミューズメント・ワールド

バンダイナムコアミューズメントが主催する4大作品をテーマとした体験型イベント

2022年5月17日に公式Twitterからアカウント開設と同時に発表され、同年の夏から横浜を始めに全国を巡回しながら開催される。


開催アトラクションの一例

  • シン・765作戦

SJHUスペシャルコラボアトラクション。世界不明事象監視団/G.U.E.Kの一員として、ゴジラ使徒禍威獣SHOCKERと立て続けに迫る脅威に立ち向かうミッション進行型アトラクション


  • 禍威獣第8号撃退作戦

「シン・ウルトラマン」アトラクション。禍特対の新人分析官となって、禍威獣の脅威に立ち向かう体験型謎解きアトラクション


  • BE HAPPY. SHOCKER AUGMENTATION

東京での開催から新たに加わった「シン・仮面ライダー」アトラクション。SHOCKERオーグメンテーション研究所を舞台に、問診の結果に応じた"オーグメンテーション"を受けられる体験型アトラクション。


上記以外にも、SJHU作品をテーマにしたアトラクション、オリジナルグッズ販売、フォトスポット、コラボフードなどの様々な催し物が行われる。


開催スケジュール

開催地会場開催期間
東京池袋・サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3F バンダイナムコCrossStore東京2023/3/18(土)~5/21(日)
京都イオンモールKYOTO Sakura館4F2023/6/2(金)~7/2(日)
博多バンダイナムコCross Store博多 キャナルシティ博多B1F2023/7/16(日)~8/20(日)
過去開催地
横浜バンダイナムコCrossStore横浜 横浜ワールドポーターズ2022/7/7(木)~8/21(日)
大阪HEP FIVE2022/9/3(土)~10/2(日)
博多バンダイナムコCrossStore博多 キャナルシティ博多2022/10/12(水)~11/6(日)
広島イオンモール広島府中2022/11/17(木)~12/14(水)
名古屋イオンモールNagoyaNoritakeGarden2022/12/27(水)~2023/1/19(木)

ゲームコラボ

ゴジラバトルライン』|映画『シン・ウルトラマン』コラボ


#ゴジラ対ウルトラマン #私の好きなコラボです


"TOHO Games"が運営するスマートフォン向けゲームゴジラバトルラインにて、2022年6月30日からシン・ウルトラマンとの夢のコラボが始まった。

※公式Twitterからの発表


使用可能なキャラクターにウルトラマンネロンガが追加され、ゴジラを始めとした東宝怪獣達と戦う様を見ることができるようになる。

その後はメフィラスゼットンも新たに追加された。

また、ガボラに関しても、プレイヤーアイコンとして登場している。


……尚、実際にプレイしてみてかつて存在していた某怪獣使役ゲームを思い出したウルトラファンは数多いこと間違いないだろう。


SDシン・仮面ライダー乱舞

STEAM/Switchで販売される横スクロールハック&スラッシュアクションゲーム『SDシン・仮面ライダー乱舞』にて、シーズンパス購入により本企画とのコラボが決まった。

プレイアブルキャラクターに「ウルトラマン」「ゴジラ」「エヴァ初号機」が追加され、各シリーズをもとにしたステージがプレイ可能になる。


共通出演者

出演者シン・エヴァシン・ゴジシン・ウルシン・仮面
山寺宏一加持リョウジゾーフィの声
斎藤工池田隊長神永新二情報機関の男
高橋一生安田龍彥ウルトラマンの声
竹野内豊赤坂秀樹政府の男政府の男


余談

本プロジェクトが始動する前から、ファンの間では上記4作品はシン・シリーズと呼ばれており、まさに「公式が最大手」といえる形となった。


ただ、実際にどの規模までのコラボが行われるかは不明(何せエヴァは実写ではなくアニメ作品、仮面ライダーは他作品と大きさが違いすぎる)である。

発表当初、一方でファンの半数は映画作品、つまりストーリーとしてのコラボではないかと言われ、展開次第では参入するキャラクターや親会社等も増える可能性があり(主な予想に「シン・ゴレンジャー」「シン・ガメラ」「シン・プリキュア」等)、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のように日本版アベンジャーズが見られるかもしれないと予想するファンもおり、期待が高まっている。


また、以前より「シン・ゴジラ」以降、オリジナルであるかどうかに関わらず庵野氏が参加する作品に「シン・」がつくスタイルに一部のファンからは「それぞれ各特撮ブランドの1作であるのにそれらを「シン・」を共通項にして庵野氏のブランドのようにするのはどうなのか」という趣旨の意見があり、そのやり方に疑問を持つ声もあった。今回のプロジェクトの発表においても(「シン・」のつく作品で括っているからとはいえ)特撮の三巨頭に唯一非特撮作品にして庵野氏の創作物であるエヴァンゲリオンがいるという状態に「日本のキャラクターたち」というよりも「庵野秀明のキャラクターたち」のような扱いをしている印象を受けマイナスな捉え方をするファンもいる。


フォローしておくと庵野氏は公式サイトのコメントで「既存の人気キャラクターを庵野秀明個人の作家性では縛らない」と語っており、最後まで庵野氏を中心にした企画にはしない可能性もある。

ただしこれは「SJHU」の話であり、庵野氏が自らが関わった作品群のことや、それらに「シン・」をつけていることをどう考えているのか、その意図は本人のみぞ知る状態である。


上記の5作品以外にも2022年に庵野氏が関わった"シン・作品"として「シン・コンプリート・サンダーバード」が存在するのだがこちらは既存の作品を再編集したもの、というかそもそもサンダーバードは日本作品じゃないためか「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」には含まれない。


本プロジェクトは、4大作品(プロジェクト発表当時)の世界を体験できるイベントや、ゲーム上で長年ファンの間で話題となっていた夢の対決の実現が行われた。

今後の展開に期待しよう。


「シン」が意味するもの

シンという共通の冠詞には特定の漢字表記がなされていないが、第1作「シン・ゴジラ」時点では「新」、「真」、「神」などの様々な意味を感じてもらいたいという意図を込めて付けられたものだという公式発言がある。(livedoor_news 2016年9月2日の記事より抜粋)

実際に劇場に足を運んだファンからは上述の「シン」以外にも「震」や「深」、「sin」(英語で罪)など様々な「シン」を見出したという声も。


シン・ゴジラ以降に製作された「シン・ウルトラマン」や「シン・仮面ライダー」、の「シン」が一体何を指すのか、続報が待たれる(シリーズにはシンと名の付く登場人物はいくつかいるが果たして…)。


ちなみに、株式会社カラーが現在の名前に決まる前は社名候補として「シン・企画」があった事がカラーの公式アカウントで語られている。


次のシリーズ予想

シン・仮面ライダーの製作発表には、庵野氏の特撮オタクぶりを知る特撮ファン・アニメファンからの反響が大きく、次は「シン・ゴレンジャー」や「シン・ガンダム」はたまた、「シン・プリキュア」が出るのではないか!?と次の「シン」シリーズに対する予想を立てる声も上がり、庵野氏が次に制作する可能性がありそうな作品を並べ立てる半ば大喜利の様な状態に入った。結果として、Twitterのトレンドには「シン・ガンダム」や「シン・ドラえもん」、「シン・ガメラ」などがトレンド入りしている。中には前述の「シン・ガンダム」と既に発表されている「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」を合わせて「その内シン・コンパチヒーローシリーズが出来るのではないか」という声もある。


続報次第では本当にスーパー戦隊、仮面ライダー、ウルトラマンの特撮三大ヒーローを制作するかもしれず、多くのファンの期待を高めている(特撮作品のリブートはシリーズの誕生順に製作されている他、庵野氏は戦隊シリーズにも造詣が深い監督である為)。


なおテレビ洋画向けに公開された映画の中には「シン・ジョーズ」や「シン・アルマゲドン」等の作品があり、シン・シリーズ系列の映画だと思われがちだが、これは映画配給元がシン・ゴジラに便乗して勝手に付けた邦題であり決して庵野監督が関わった作品ではない。


関連イラスト

騎馬戦シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース


関連タグ

スタジオカラー

東宝 円谷プロダクション 東映 バンダイナムコフィルムワークス 松竹

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:同じくタイトルに「シン」(新)を冠した庵野作品。

ゴジラ対エヴァンゲリオン ウルトラマンvs仮面ライダー コンパチヒーローシリーズ


バトルスピリッツモンスターストライク…全作コラボという形で登場している。


スーパーロボット大戦スーパーヒーロー作戦:これらを連想した人も多いはず


MCU / DCEU / モンスターバース - アメリカのシネマティック・ユニバース


異世界かるてっとKADOKAWAの異世界系ラノベ4作品がコラボレーションした作品。


外部リンク



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