基礎データ
全国図鑑 | No.0046 |
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カントー図鑑 | No.046 |
ジョウト図鑑 | No.070 |
アローラ図鑑(SM) | No.147 |
アーカラ図鑑(SM) | No.074 |
ウラウラ図鑑(SM) | No.066 |
アローラ図鑑(USUM) | No.180 |
アーカラ図鑑(USUM) | No.081 |
ウラウラ図鑑(USUM) | No.072 |
ヒスイ図鑑 | No.053 |
英語名 | Paras |
ぶんるい | きのこポケモン |
タイプ | むし/くさ |
たかさ | 0.3m |
おもさ | 5.4kg |
特性1 | ほうし:自分に直接攻撃を行った相手に30%の確率でどく、まひ、ねむりのいずれかを与える |
特性2(第4世代から) | かんそうはだ:みずタイプのわざを受けると、最大HPの1/4回復し、天気が雨の時、毎ターン最大HPの1/8回復する。かわりに、ほのおタイプのわざを受けると通常の1.25倍の威力になり、天気が晴れの時は毎ターン最大HPの1/8ダメージを受ける。 |
隠れ特性 | しめりけ:場のポケモンは誰も「じばく」「だいばくはつ」「ビックリヘッド」「ミストバースト」を使用できず、特性「ゆうばく」も無効になる |
タマゴグループ | むし/しょくぶつ |
進化
パラス→パラセクト(Lv.24)
概要
背中からキノコが生えたセミの幼虫のような姿をした、元祖きのこポケモン。モデルは冬虫夏草のセミタケだろうと思われる。セミタケに限らず冬虫夏草は所謂キノコ型ではないのだが、その通りにデザインしたなら、何だかわからないものになりそうである。
生まれた時にはキノコは生えていない。一応まだ虫が本体だがこの段階で既に若干精神に影響があるようで、木の根からエキスを吸うのはキノコによる影響とされる。
森林の枯れ木の下で育ち、ある程度成長すると、草原や湿地帯に移動する。アローラ地方では湿気か栄養が足りないからかキノコの育ちがいまいちとの事。
キノコは「長寿の薬」として乾かし粉末にして使うという。
なお、アニメを見る限りではこのキノコは着脱可能であり、『オーキド博士のポケモン講座』では博士の頭にキノコを植え付けようとしていた。
ゲームでの特徴
『LEGENDSアルセウス』
- 序盤から登場するのだが、何気に広い索敵範囲でこちらを目ざとく見つけてどくのこなやしびれごなによる不意打ちでこちらの動きを鈍らせながら執念深く襲ってくる、従来のイメージを覆す恐ろしい野生ポケモンとして暗躍する。二匹三匹と群がられると油断すれば目の前がまっくらになること請け合い。
- こちらにヒノアラシやムックルのように四倍弱点のつけるポケモンを調達する事は簡単だが、今作の難易度(と全体的な技威力の低下)を踏まえると余裕をかましてもいられない。周囲に他のパラスがいれば数の差で優位を取られ、粉技で甚振られる可能性もあるのだ。
- 余談だが、現代シンオウではシンオウ図鑑から外されており、全国解放後もノモセ大湿原という管理された区画・環境にしか出現しない(BDSPでは地下大空洞にも出現するが)。ヒスイに棲まう本種の人への攻撃性が高すぎることも鑑みると、あれから人間の居住区を広げるために駆除でもされてしまったのであろうか・・・
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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第1世代 | 35 | 70 | 55 | ※ | 55 | 25 | 240 |
第2世代から | 35 | 70 | 55 | 45 | 55 | 25 | 285 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
- 第5世代まで自前のタイプによる炎4倍と特性の乾燥肌による更に1.25倍でポケモン界で最大の5倍ダメージが出た。一発の攻撃で最大何匹倒せるかという議論の時に時々顔を見せる。
- 第6世代からはもりののろいという技が出たので他にもっと高いダメージの出るポケモンが居るためこの話に顔を見せることはなくなった。話の種とはいえLv100のポケモンに5倍弱点で焼き払われるLv1パラスの不憫さは計り知れない。
使用トレーナー
ゲーム版
- トシミツ:パラスマスター
アニメ版
- キミヨ(無印44話)
- ゴウ
漫画版
- アキヒト(ポケスペ)
番外作品
『ポケモンマスターズ』
- 「タマゴイベント」で報酬のタマゴからパラスが孵化する事があり、バディにする事が出来る。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラーの手持ち〉
- ゴウのパラス
〈ゲストなど〉
- 無印6話
- 初登場。おつきみやまでキノコを植えていた。
- キミヨのパラス
- 無印44話にマツモタウンにある漢方屋の娘キミヨのポケモンで登場。キミヨは自分のパラスをパラセクトに進化させるためサトシにポケモン勝負を挑むがキミヨのパラスはどんなに手加減してもすぐ倒れてしまう程に弱かった。
- キミヨに助けられて一目惚れしたロケット団のニャースの協力でレベルアップして自信を持つようになり、サトシの言うことを聞かずに手加減無しで襲ってきたリザードに爪で鳩尾をクリーンヒットさせて勝利し、パラセクトに進化した。(ちなみにニャースはキミヨに恩を着せて漢方屋で飼ってもらおうと目論むが、彼女の祖母がペルシアンを拾ってきた為に思惑通りにはいかず、ニャースの恋は儚く終わった)。
- めざポケ11話(サトシの旅シリーズ最終話)
- 野生のポケモンで登場。
その他
無印 | 65話・83話・225話(回想) |
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AG | 11話・191話 |
SM | 1話・8話・30話・90話・131話 |
新無印 | 70話・136話 |
SP | 遥かなる青い空 |
短編 | ピカチュウたんけんたい |
劇場版 | 時を超えた遭遇・裂空の訪問者・波導の勇者・神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒・キミにきめた! |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
第2章でエリカによってタマムシ大学を追放された理科系の男・アキヒトのポケモンとして登場し、ガラガラのホネブーメランに粉を塗すことでダメージと共にその効果を与えてイエローを苦しめた。
余談
Pixivでの傾向
- 2014年7月にアニメ化された『月刊少女野崎くん』のメインヒロインである佐倉千代のオレンジ色の髪と赤に白の水玉模様のリボンというカラーリングがパラスに通じるところがあり、同キャラクターのイラストにパラスのタグが付けられることが多くなり、パラスでタグ検索すれば千代がメインでパラスはついでで入ってるイラストばかり(酷い時には出演すらしていない)という状況になってきている。
- ちよパラという組み合わせのダグも存在し、pixiv上で検索するとイラストが40件は出てくる(2020年8月現在)。
- 2016年7月に『ポケモンGO』が配信された時は、何と主人公・野崎梅太郎役の中村悠一氏が捕まえたパラスに「佐倉」と名付けていた。リンク
- pixivに限らずニコニコ動画などでもパラスが出る度に「千代ちゃん」などのコメントが打たれる事が多い。だが、当然ポケモンをプレイした人がそのアニメを知っているとは限らない上に、パラスが好きと言う人も存在するため、軽率なダグ付けやコメントは差し控えた方がいいだろう。もし、パラス単体を閲覧したければマイナス検索することも視野に入れておこう。
関連イラスト
関連タグ
0045.ラフレシア→0046.パラス→0047.パラセクト
同複合タイプ
ポケモン関連
- きのこポケモン(いずれも奇数世代出身)
- 薬が採れる仲間
- その他