概要
モンスターとは、神話や伝承に由来を持つ者や、その要素を含んだ者達の総称。
人類の歴史で古くから伝えられている「それら」は、現代でも日々新種が作られており、
また、既存の種に再解釈がされて、絶える事無く生まれ続けている。
登場する媒体は著作物に始まり、小説、アニメ、ゲームやコミック等、ジャンルを選ばない。
最近では問題児・異端児・前科者・非常識など、DQNとほぼ同じ意味合いとして頻繫に使われている(実例:モンスターペアレンツ、クレイムモンスターなど)。
誘導
上述のような意味のほかに、「特定分野における称号や形容」「特定キャラクターの名称」等の用例がある。
- モンスター一族。
- モンスター教授。
- モンスター博士。『ウルトラマン』第10話「謎の恐竜基地」の登場人物。
- フランケンシュタインの怪物。
- 『ファンハウス/惨劇の館』(1981年)の登場人物。同様に姓名不詳であるため「モンスター」が役名となっている例が少なからず存在する。
語義
語源はラテン語で「予兆」「兆し」「兆候」「警告」を意味する "monstrum" 。
家畜や農作物および野生の動植物に変種や奇形が現れた場合、天変地異や大事件が起こる先触れと見なされたことからきている。
やがて想像上のイメージが一般化した生物や、生物ではない現象・概念が疑似的に生物として表された存在、および創作上の生物・疑似生物全般が "monster" として扱われるようになった。
更に「規模や程度が甚だしく、常軌を逸していること」を指す意味を含むようにもなっている。
奇しくも、日本語の「妖怪」が本来は「怪奇現象全般」を意味する言葉だったのが、時代が下ると「意志・姿・場合によっては知性や自我」を持つ「ある条件を満たす存在」を意味するようになったのに似ているとも言える。
和訳としては「怪物」「妖怪」「魔物」が一般的だが、「怪獣」も英語表記は "monster" であり、「怪人」も人外の存在であることが明白である者についてはやはり "monster" の扱いになる。
そもそも無理に翻訳するまでもなく、昭和の時代にはすでに独立したカタカナ語としての「モンスター」が日本語に組み込まれていた。
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