ツンドラの歌姫
プロフィール
名前 | 白銀リリィ |
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所属 | 四ツ星学園(花の歌組 幹部生→?) |
学年 | 中学2年→中学3年(星のツバサ)→高校1年(オンパレード!) |
年齢 | 13歳→14歳→15歳→16歳(オンパレード!) |
血液型 | AB型 |
誕生日 | 1月22日 |
星座 | みずがめ座 |
好きなもの | 本、クレープ、ウィンナ・コーヒー |
苦手なもの | 夏 |
特技 | 歌、チェス、トランプ |
趣味 | 読書 |
タイプ | クール |
イメージカラー | ルアングリーン |
愛用ブランド | Gothic Victoria(ゴシックヴィクトリア)(DCD4弾以降) |
システム起動時の台詞 | 白銀リリィ、このひと時に魂を込めて |
スタープレミアムレアドレス使用時の台詞 | ドレスに誓う、永遠の輝きを! |
CV | 上田麗奈 |
歌唱担当 | ななせ from AIKATSU☆STARS! |
人物
四ツ星学園の生徒で、花の歌組に在籍する幹部生。縦ロールの髪型で銀髪。1年目では冷気をまとったような描写が多く見られ、リリィが出るたびに周囲は寒気を感じていた。
アニメでは第19話で二階堂ゆずのお見舞いを受けるシーンで初登場(この時点では台詞なし)。本格的な登場は第23話から。データカードダスでは第23話放送と同日稼働開始の「3弾 シーズンオータム」から登場。
同学年のゆずとは幼馴染で、彼女からは「リリエンヌ」と呼ばれている。ゆずの事は「小さい頃から真夏の太陽みたいだった」と語っているが、自分がいる事でゆずの輝きを奪っているのではという不安も抱えている。
芯が強く、自分をしっかりもっている。人の意見に左右されない頑なな性格だが、意外と悪乗りする事が大好きで、特に七倉小春と組んだ時は二人で暴走した結果、収拾がつかなくなる事がほとんどである。このあたりはゆずと似た者同士である。
身体が弱く、流行りの病気には必ずかかる。その一方で、人が見ていない所で人一倍レッスンする努力家の一面も持っているが、フィジカルでは最弱で、腕立て伏せの最高回数は2回である。
暑さに弱いため、夏場は避暑地である涼風高原で静養しており、その間は『赤毛のアン』など多数の文学作品を読みあさっている。
そのためか「本は私をここから連れ出し、素敵な物語の世界に連れて行ってくれるのです」といった言い回しをしてゆずからは「ポエムっ娘」と評される。また折に触れ「○○は言いました、『●●』と」と様々な名言を引用するが、そのジャンルは世界の偉人の言葉や文学作品からの引用に限らず、多岐に渡っている。第73話ではリリィの言葉を集めた月めくりカレンダー「まいつき、リリィ!」が書店で発売された。
一方、冬場は相性がいいのか非常に活動的であり、雪山でチェーンソーを軽々と扱ったり巨大な筆で書き初めをしたりと、虚弱体質が嘘のようなアグレッシブな面を見せている。
年によって内容の変わる「四ツ星学園七つのラッキー」の最後のひとつ=「ツンドラの歌姫」として数えあげられており、その映像を探しあてた虹野ゆめたちに、強烈すぎる個性を印象づけた。
「トップアイドルになって自らがプロデュースしたブランドのドレスを着てステージに立つ」という夢があり、その夢を叶えるためにS4を目指していた(S4になると自分のステージ衣装をプロデュースできる特典を得られるため)。
前年度の第25代S4選抜トーナメントでは決勝に進んだものの、体調不良により棄権して半年間の休学を強いられる事になる。その後、ゆずのライブにゲスト出演した事でアイドル活動を再開して四ツ星学園に復学する。当時は「学園で一番S4に近い存在」と呼ばれていた。
同じ歌組の後輩であるゆめに対しては、(出会った時に「S4を目指している」という宣言をされた事から)当初は乗り越えるべき試練の一つという認識だったが、足を負傷して保健室に来たゆめと話をする機会を得た事をきっかけに、往年のジャンプ名作漫画の一節を引用して強敵(とも)と認めている。ゆめが白鳥ひめの模倣で満足している姿を見た時には、自分がアイドルを目指した理由を話して、自分だけのアイドル観を持つ事の大切さを伝えた。
また、桜庭ローラに対しては、勝敗にこだわり過ぎる姿勢に対して、世界的ギタリストの言葉を引用して自分の為に歌う事の大切さを伝え、さらに自分の夢を叶える為にアイカツをする姿を見せる事で、彼女に自信を取り戻すためのヒントを与えた(ただし、後にSPICE CHORDのミューズにふさわしい条件を聞かれた時には「分かりません」と即答している)。
このように、後輩達にとってはよき助言者である。
S4決定戦前にロシアの実業家であるピロシェンコが来日、新ブランドオーディションを開催を表明すると、特例として率先して参加したが、独力でブランドを勝ち取りたいリリィはゆめたちには助力は不要と断りを入れて挑んだ。
穴が無いボタン付け、刺繍縫い、ブランド名、ラフデザイン、と順当に勝ち続けていたが、いつもの冷静さを欠いていた事から決勝のドレス完成は体調の悪化で精彩を失いかけていたが、ローラと共に山頂にある会場まで歩いてきたゆめのサポートで復帰を果たし、見事優勝を飾り自らのブランドを勝ち取った。ヴィクトリアン&ロココテイストのブランド「Gothic Victoria」を持つ事が認められたが、「S4になってGothic Victoriaのプレミアムレアドレスを着てステージに立つ」という目標を新たに立てた為、敢えてプレミアムレアドレスを作っていない。
そして第26代S4決定戦では同学年のライバルでありながら、今まで戦う機会が一度も無かった芦田有莉と初めての直接対決となった。リリィは見事なステージを披露し、有莉を抜いて暫定トップに躍り出た。しかし、その後ローラ、ゆめ、そして当時のS4だったひめに相次いで追い抜かれ4位に終わった(優勝はひめ、第26代S4はゆめに決定)。リリィは次年度が最終学年となるため、ここでS4になる夢は潰えてしまうも、幅広い見識を持つことからゆめの立っての願いで幹部を続投する事となった。
ゆずに対する扱いも手慣れたものであり、行方をくらました彼女を捕獲するのにどこかで見たことがあるようなアトミックバズーカ型捕獲器で捕まえ回収している(なお、よく見てみるとご丁寧にラジエーターシールドも用意されている。DVD/BD版こそ色が緑と黄のツートンに変更されてはいるがデザインはそのままである)。
第51話でエルザ フォルテのステージを目の当たりにし、「星のツバサ」に対する憧れを強くしたリリィは、第53話でプレミアムレアドレスの封印を解き、制作を再開。「ロゼッタソーンコーデ」を完成させお披露目ライブを行った結果、アイカツシステムに認められ冥王星のスタープレミアムレアコーデに選ばれて、四ツ星学園関係者としては初のスタープレミアムレアコーデ取得者となった。
第63話では、自分のブランドとスタープレミアムレアコーデを手に入れた責任の重さから、静養を取り止めてファンとのイベントを敢行した結果、アイカツスターズ!はおろかアイカツ!時代から数えても屈指のカオス回を引き起こしてしまった。
ヴィーナスアークの夏のイベント「ヴィーナスウェーブ」には、完全な部外者なので不参加だったが、騎咲レイはエルザが別の目的でリリィに招待状を送らなかった可能性について言及している。
第83話では学園祭の演劇「ロミオとジュリエット」でジュリエット役を演じる。稽古ではリリィはロミオ役の有莉に「演じるのではない。なりきるのだ」というスタニスラフスキーの言葉を引用してアドバイスする。「つまり、リリィに恋しろと」と聞き返す有莉に、リリィは「ええ、そのとおりです」という冗談とも本気とも取れる発言をする。本番直前に有莉が体調を崩すが、偶然居合わせたレイの協力で劇を成功させた。
第88話ではトライアスロン中に倒れたゆずの代役で学園ドラマに出演する事になる。
当初はゆずによる一人芝居だったドラマを四ツ星学園のメンバーで演じる内容に変更し、さらにヴィーナスアークから助っ人を呼ぶ事でキャスト問題は解決したが、そのドラマの台本がゆずのアドリブを前提としたものだったため一同は混乱する。
弱気になる出演者達だったが、リリィが入学当時にゆずから贈られた言葉を話した事で決意も新たに撮影が始まる。
学園ドラマというよりも往年の人気番組にあった学校コントに近い内容ではあったが、教師「リリ子」役のリリィはすっかり板についた暴走芸でこなしていき、クライマックスの跳び箱のシーン。自分には跳べないとは分かっているが、ゆずや他の出演者のため、何より自分自身を越えるためにリリィは跳び箱に立ち向かう。が、急に跳べるようになるという御都合主義が起こるはずもなくリリィは跳び箱に激突する。
それでもなお跳ぼうとするリリィだったが、このタイミングで病院を抜け出したゆずが合流し、跳び箱を軽々と跳んでみせる。そして、ゆずとリリィはお互いの友情を確認してドラマ(という名のコント)は終わるのだった。
第97話でゆずとユニット「ゆずっとリリィ☆」を結成、中等部卒業後は高等部に進学した。
余談
『スターズ!』のメインキャラクターの中では唯一身長が設定されていない。自身のブランドである「Gothic Victoria」を持つ前は、同じクール系のブランドである「SPICE CHORD」のコーデを多く愛用していた。
関連イラスト
関連動画
関連項目
ゆずリリ ゆずとのカップリングタグ。
有莉リリ 有莉とのカップリングタグ。
藤堂ユリカ 『アイカツ!』に登場するゴシック系(ただしこちらはゴシックロリィタ)アイドル。DCD「星のツバサ」3弾のコラボフェスティバルで共演しステージに立った。DCD『アイカツオンパレード!』の第3弾(アニメでは第17話)ではアリシア シャーロットとの3人でユニット「チェックメイト」を結成する。
氷上スミレ、白百合さくや、白百合かぐや 『アイカツ!』シリーズのゴシック系アイドル。『オンパレード!』第17話の劇中劇「ゴシックウォーズ」ではリリィたちと敵対する役どころを演じた。
音城ノエル 初登場時は病弱設定があったが、その後はそういう描写が(嘘のように)なくなった『アイカツ!』のキャラクター。
四条貴音 容姿・性格が似通っているほか、陽気な性格でダンスが得意な親友がいる。「姫」の入るあだ名を持つなど、リリィと類似した点が多く見られる『アイドルマスター』のアイドル。ちなみに誕生日も一日違い(1月21日)である。→THE_iDOLK@TSUDOU
星見純那、福島ノア 偉人の名言を多く使っているキャラクター。
リリィ白銀 別作品に登場する同姓同名の登場人物。第53話で四ツ星学園を視察しに来たエルザ・フォルテから「リリィ・シロガネ」と呼ばれたことから彼女を連想した視聴者もいた。ちなみに続編アニメで声を演じた貫井柚佳氏は『スターズ!』で歌組後輩の寺田香奈を演じている。
中の人繋がり
- 花輪やよい 『アイカツ!』に登場するアイドル。
- 高坂海美 同じバンダイナムコのゲームに登場するアイドル。→THE_iDOLK@TSUDOU
- 黄木あじみ、ジュリィ ライバル作品に登場するキャラクター。ただしキャラは対極である。→プリカツ!
- マオ(アニポケ) 放送期間が重なっていた同じテレビ東京系列のアニメのキャラクターで時間帯は本作の30分後とその日のストーリーによっては、まさにスーパーうえしゃまタイムと言えた。→ポケカツ!
- フラン・キッス 放送期間中に発売されたゲームのキャラクターで、氷属性と敬語主体の口調が共通。
- 猫屋敷まゆ 後年のニチアサに登場するフィジカル弱めのキャラクター。イメージカラーが同じ青緑系で、変身するプリキュア名も百合繋がり。→アイカツ!プリキュア
関連リンク
白銀リリィとは (シロガネリリィとは) [単語記事] - ニコニコ大百科