はじめに
「あつなな」や「あつみななみ」などと呼ばれることも。語感の問題や、「あつなな」だとこちらを指す場合があるので本記事ではこの名前で扱う。
解説
まず初めに、次の表を見てみよう。これは二人のプロフィールの比較である。
棟方愛海 | 浅利七海 | |
---|---|---|
タイプ | キュート | クール |
年齢 | 14歳 | 14歳 |
身長 | 151cm | 151cm |
体重 | 41kg | 41kg |
BMI | 17.98 | 17.98 |
B-W-H | 73-56-75 | 78-55-77 |
誕生日 | 8月1日 | 10月9日 |
星座 | 獅子座 | 天秤座 |
血液型 | A型 | A型 |
利き手 | 両 | 右 |
出身地 | 青森 | 青森 |
趣味 | 指の運動 | 釣り・絵日記 |
初登場 | 2013年01月(お仕事「北海道エリア」) | 2014年02月(お仕事「長野エリア」) |
見ての通りこの二人は年齢、身長と体重、血液型、青森出身と、大量の共通点がある。
デレステに登場するアイドルだけで183人という膨大なアイドル数を有するシンデレラガールズには、ペアユニットなどのコンビ・カップリングの概念も多数存在する。
それらの中で部分的に要素が被るペアは少なからずあれど、ここまで多くの共通点を有する組み合わせはないと言っていいだろう。むしろあったら教えてほしい。
その一方で愛海は「お山」(意味深。ちなみに本当の登山に挑戦させられたこともある)に強い執着を抱いていること、七海はお魚が大好きな文字通りの海系アイドルであること、また色合いとしての属性では髪や瞳の色が赤系と青系になっていることなど、対照的な要素があるといえなくもない。
このような「強い対照性と類似性を持つ同年齢コンビ」としては、体格も積極性も真逆ながら共にファンシーな装いが多く誕生日が1日違いのあんきら、趣味も服装も洋と和で逆な一方で属性と誕生日が同じゆかさえなどがある。やたらと誕生日に縁がある。
一方で誕生日が同じであっても、強い共通性や対照性を描きにくい場合は誕生日ネタ以外でそこまで強く描かれるわけではないようだ。
余談だが、愛海本人のお山はB73とそこまで大きくはない……どころか、14歳では森久保乃々に並ぶ最下位タイ。というよりもデレマス全体でも彼女より小さいのは17人しかいない。もちろんほぼ全員が愛海より歳下。
一時期ネタにされた高森藍子ですら74はあり、半ば公式ネタ扱いの如月千早の72を1上回る程しかない(デレマス初出ではないため上記から除外)。その一方で上記16名に入っており藍子以上に色々ネタにされやすい脇山珠美や、最近だと新事務所にさらに下回る体型の新人もいたりする。ちなみに今挙げた4人は全員16歳である。
一方の七海はB78。ナターリア、神崎蘭子・矢口美羽、南条光に次ぎ、関裕美に並ぶ。なお14歳で一番多いのはB75である。
ネタとしてはこれ以上に濃いものもある。七海は魚好きでありながら船酔いしやすい上に泳げない。魚キャラとしてはどうなのか……と言いたいところだが、魚ネタには七海の別のコンビにニャイデンティティがクライシスな相方がいるので問題ないのだろう…多分。
ちなみに、その相方とは愛海も『HARURUNRUN』のコミュで共演している。愛海は平常運転であった。
ネタとしてのあつななみ
同年齢組というのはそれだけで十分強い要素になるが、この2人の場合はそれ以外だと特に同身長・同県出身としての扱いがメインになっている。むしろその枠のどちらかで書かれているのが主流で、2人だけを対象とした作品は多くない。
この2人を含むグループ
まず151cmという身長のアイドルはデレマスに現在4人存在し、「151cm」という記事自体がこの4人組についての独占状態となっている。
最初に登場したのは実は2人のどちらでもなく2011年12月の喜多日菜子で、愛海はそれから丸一年も遅れての登場であった。この時点でアレな想像をするコンビとしての絡みはよく描かれていた。
七海の登場は愛海からこれまた丸一年後である。ここ辺りから151cmという身長も共通点と見なされるようになった。現在最後の一人、依田芳乃の登場は七海の丸一年後……ではなく、3ヶ月後の2014年5月である。この4人組は、同身長ユニットの「カワイイボクと142's」(もともと創作が多かったのがのちに公式化している)になぞらえて「151's」と呼ばれることもある。日菜子は秋田出身で、芳乃以外の3人とも東北勢である。
デレマス青森組に分類されるアイドルは、こちらもまた計4人存在する。愛海・七海以外の2人とは水本ゆかり(初期実装)と工藤忍(2012年2月)。こちらだと七海が一番遅れての登場である。この4人組は2017年11月の『第33回ドリームLIVEフェスティバル』にて【青森四姉妹】として公式ユニット化している。11月5日の「いいりんごの日」になぞらえたようだ。長女が忍、ゆかりが次女ということになる。
2つのグループにおいて、偶然ではあるが「他2人が16歳と15歳である」ことも共通点になる。そのため、どちらで見ても愛海と七海が歳下扱いとなる。まあそれ抜きでも「姉妹」呼びされることの多い2人ではある。
では、どちらが三女・四女なのか?誕生日順で見れば愛海の方が2ヶ月早くの誕生であり、両者の言動もあってか「三女→愛海、四女→七海」として見られるのが一般的になっているが、これを逆であるとする考えもなくはない。
しかし、実際のところはあまり気にされない。というより、多すぎる共通点と対称性から「双子」という呼び方をされることのほうが多い。SSでも疑似的な「双子」性を焦点においたテーマのものもある。
ニコニコ動画に至っては生き別れやら分離体やらで最初から双子だと断定した上に何か異能設定までついているノベマスまであったりする。前述のとおり2ヶ月離れているがそれもお構いなしという混沌を呈している。詳しくはこちらからどうぞ。
二人の立ち位置
151's、青森四姉妹のどちらで見ても七海のマイペースさは基本的に平常運転である。というより七海は誰と組んだところで大した変わりはない。強度が高すぎる。
では愛海のほうはどうかというと、普段清楚なイメージの強いゆかりが青森四姉妹ではたまにど天然を発揮するのだが、こちらは忍が頑張ってくれているのでまだ良い。
151'sだと日菜子もよしのんも概ね自由であるため、相対的に愛海が常識人になってしまう。元々「お山が絡まなければまとも」と言われているのもあるだろう。Cuではよくあること。一方、なんだかんだでまともな行動基準を持てる日菜子のツッコミ適性も高いとされ、2人のうちどちらがまとめ役に向いているのかは人によって意見が分かれるところである。よしのんと七海?知らん。…実際のところ、彼女たちの立ち位置は新規メンバーの久川颯を加味しても変動が大きすぎて測れないところがある。
本人も相当な個性派のはずなのに周囲が混沌としすぎて苦労人ポジションに落ち着くのは、14歳Cu属性の宿命か何かだろうか。関裕美については本人はもともとおとなしめとする評が多く、柳瀬美由紀はそもそもベクトルが別と感じられる。
このタグは、現状「愛海と七海の二人しかメインで登場しない」あるいは「7人全員がメインで登場する」作品専用のタグである。それぞれのグループとしての括りの作品なら、そのグループで優先されたほうが良いだろう。といっても7人同時登場作品が今のところないため、現在は二人だけを対象とした作品にのみついている。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連タグ
151cm → 151's (喜多日菜子 / 依田芳乃/ 久川颯)