あらすじ
19××年のある日、ダブルライダーの英雄的活躍により壊滅したショッカーの改造人間たちが突如として日本各地に出没し始めた。
誰が何のために?
そんな疑問を他所に一般市民たちを襲い続けるショッカーの改造人間たち。
しかし、そんな一般市民たちの中にも抵抗を試みる者もいた。そう、かつてダブルライダーたちと共に戦った立花藤兵衛その人である。
敵う筈のない敵に立ち向かうことを藤兵衛が決意した時彼の肩を叩く者がいた。
「本郷。隼人おまえたちいったい!?」
「おやっさん、ここは俺達に任せて下さい‼」
海外へと旅立っていたダブルライダーが、ショッカーの復活を聞きつけ日本へと帰国したのだった‼
多くの謎を抱えたまま、今再びダブルライダーとショッカーの戦いが火ぶたを切り落とされた‼
概要
1993年にバンプレストから発売されたベルトスクロールアクションゲーム。
ストーリーは突如として復活を遂げ再び世界征服を目論むショッカーに、ダブルライダーが立ち向かうというゲームオリジナルストーリーであるが、時期は不明(2人とも海外にいたという設定なので少なくともデストロンとの戦いが始まっているよりは後で、デルザー軍団壊滅後だと推測される…多分…)。
プレイヤーが操作できるのは本郷猛=仮面ライダー1号(1P側)と一文字隼人=仮面ライダー2号(2P側)だが(ただしパスワード画面で“いちもんじはやといちもんじはやといちもんじはやと”と入力すると1P側でも一文字隼人を操作できる)、各ステージの開所や途中で挿入されるビジュアルシーンでは立花藤兵衛や滝和也を登場している。
各ステージはいくつかの任意型スクロール型の小さなステージで構成されており、そこに登場する敵全てを倒すと次のステージへと進み、最終的にはショッカー基地で待ち受けるボス怪人を倒すとステージクリアとなる。
マイナーなゲームではあるが、ビジュアルシーンの原画を自他者ともに石ノ森章太郎氏の熱烈なファンと認める熱い漫画家の島本和彦氏が担当しており、ゲームのタイトル画面が実写取り込みされた旧1号のアップにタイトルロゴが被るという初代オープニングのタイトルカットを意識したものとなっている。さらにプレイヤーが任意のタイミングで行える変身の際にはキャラクターが変身ポーズを取ると同時に藤岡弘や佐々木剛のボイスが出力され、続いて変身ベルトがアップとなって画面が切り替わると変身が完了しているシークエンスを踏んでいるというライダーファンにはたまらない原作再現度が高いゲームである。
地獄大使は公式ガイドによる人気が高かったため、変身前で登場できたらしい。
登場ショッカー再生怪人軍団
オープニング、キービジュアルのみに登場
※地獄大使以外は覆面姿のみで登場
ショッカー戦闘員(初期タイプ、覆面タイプ、骨戦闘員、バイク部隊)
赤ショッカー戦闘員(初期タイプ、覆面タイプ)
再生怪人軍団(中ボス)
再生怪人軍団(ステージボス)
第1話(ステージ1)『復活!仮面ライダー』
第2話(ステージ2)『恐怖!狼男』
第3話(ステージ3)『戦慄!藤兵衛誘拐』
第4話(ステージ4)『設計図奪取作戦』
第5話(ステージ5)『細胞超活性化装置』
第6話(最終ステージ)『史上最大の決戦!』
※本作オリジナル怪人にしてショッカー首領の怪人態