概要
早乙女ミチルがメカザウルス・サキに襲われているのを隼人に伝えに来た竜馬。その場にいた武蔵はすぐに向かうが、隼人はハーモニカを吹きながらシカト。竜馬はあきれて武蔵と共にバイクに跨る。
が、そこで千切れた十字架のペンダント(亡き母の写真が収納されており、ミチルに面影が重なる)を見てやはり思い直した隼人は自身も(ノーヘルで)バイクに跨り、竜馬&武蔵を猛追。
「オマエみたいな冷血漢でもミチルさんなら助けに行くのかよー」と武蔵から詰られた隼人が言ったのがこのセリフである。
「フフ オレはボインちゃんが大好きでな」
まあ要するに本当の事情を言うのも野暮な照れ隠し、ありていに言えばツンデレなセリフであるが、あまりのインパクトから隼人=ボイン好きといういささか不名誉な後世のイメージを作り上げるに至ったセリフである。
ちなみに70年代TV東映版はセクハラに準じそうなセリフにはむしろ極めて厳しく、許されたのはこの第一話くらいである。没脚本部にはこの台詞に不快を示すミチルの台詞も存在したほど(DVDBOX参照)。
現在の取り扱いは、スパロボ脚本での悪乗りが原典を誤解させているきらいもある。
『スーパーロボット大戦シリーズ』でも頻繁に隼人が口にしているのもあり、一部作品では竜馬まで「俺もボインちゃんが大好きでな」と返す始末である。それがあったのかは不明だが『ゲッターロボアーク』(TV版ゲッターではなく素手で野良犬の頸をぶっ飛ばす原作版ゲッターの続編)の竜馬夫人もボインである。
関連人物
ゲッターロボシリーズのマドンナ。ボインである。パイロットスーツが卑猥なことで有名である。
初期デザインによると、胸に乳首イメージのボタンを付けたのは永井豪氏、また、この頃の竜馬たちのコスには永井氏の師匠石ノ森章太郎作品的な大きな6ボタンがあしらわれているので、そもそものルーツは同氏の蜂女やビジンダーではないかと思われる
『スーパーロボット大戦A』女性主人公。隼人がボインと評している。
関連するかもしれない人物
アニメ版及び『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』に登場するアメリカンギャル。金髪でボインである。
メイン画像の人。『ゲッターロボ號』並びに『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』ヒロイン。隼人の姪。ボインである。
『ゲッターロボ號』の後半の敵キャラ。ボインだけではなく体全体がでかい。ボインが座席になる。
TV版や原作漫画では男だが『真ゲッターロボ世界最後の日』では女、つまり元祖ボインたるミチルさんの妹。ボインである。
アニメ版『ゲッターロボアーク』に登場するゲッターD2パイロットの1人。ボインである。
『東映まんがまつり』で共演したマジンガー系ヒロインたち。いずれもミチルさん同様に、巨大な敵に果敢に挑む勇敢な女性たちである。そしてボインである。一部搭乗機体はボインがミサイルになる。銀幕で共演はしていないがひかるとマリアも(ry
『ロボットガールズZ』における隼人が使える主君とその親戚・子孫一同。ボインである。
『スパロボZ』男性主人公を選んだ場合のヒロイン。ボインではない。しかし『スペシャルディスク』において「痩せたらムネから減る」と危惧した際に「そいつァいけねえ」と真っ先に反応した。
関連項目
石川賢:原作者2。本記事とあまり関係ない人。
上原正三:本台詞を記した脚本家。メインライターであり数々の名言を残した。