概要
「仮面ライダーシリーズ」における形態の分類の一つ。「暴走制御フォーム」とも。公式の用語ではなく、ファンの間で稀に使われる程度。
基本的に、暴走を制御・克服した形態のことで、当然暴走フォームとセットである。
「外付けアイテムで制御」もしくは「心の乱れを取り除き克服」というパターンがほとんど。
一覧
平成ライダー
『仮面ライダービルド』
左の仮面ライダービルド・キードラゴンフォームのロックハーフボディが持つ抑制の力でも(ハザードレベルの関係で)制御しきれなかったドラゴンフルボトルの力を、クローズドラゴンを介して仮面ライダークローズに変身することにより、特化したシステムで制御可能にした。
キードラゴンフォームはその後ビルドに使われることはなかったが、ハザードレベルが上がった後はキードラゴンハザードフォームへ変身している(しかし、こちらはこちらで別の暴走の危険性を孕んでおり…)。
- 仮面ライダービルド ラビットラビットフォーム
- 仮面ライダービルド タンクタンクフォーム
長時間の戦闘やオーバーフローモードの使用による暴走の危険性を孕んだハザードフォームを、フルフルラビットタンクボトルとハザードトリガーの併用により解消した姿。画像左がラビットタンクハザードフォーム、画像右上部がラビットラビットフォーム、画像右下部がタンクタンクフォーム。
令和ライダー
『仮面ライダーゼロワン』
当初はメタルクラスタホッパープログライズキーに埋め込まれた悪意のデータにより暴走していたが、ヒューマギアたちの善意のデータが込められたプログライズホッパーブレードを使用することにより、悪意のデータが打ち消され完全制御が可能となった。
新たなる武器の登場により暴走を制御する珍しいタイプ。
「分かんねえだろ…俺も分かんない!」
『仮面ライダーセイバー』
神山飛羽真の意識が神獣プリミティブドラゴンに乗っ取られ、暴走していたプリミティブドラゴンを、プリミティブドラゴンワンダーライドブックと対になる新たな伝承のブックを創り出し制御した姿。
また、本編の最終章においては気絶した飛羽真を助けるため、和解後の神獣プリミティブドラゴンが無理矢理飛羽真をプリミティブドラゴンへと変身させ、戦闘を行った。
『仮面ライダーリバイス』
ローリングバイスタンプ及び仮面ライダージャックリバイスの影響で分離できなくなってしまった五十嵐一輝とバイスの異常事態を解消するため、ジョージ・狩崎が開発したサンダーゲイルバイスタンプ二より変身した姿。これにより異常事態は解消し、どちらか一方の精神が身体を乗っ取ることもなくなった。
『仮面ライダーギーツ』
英寿の母親である、ミツメを失う姿を英寿を見て怒りの頂点に達したことで誕生してしまったブーストフォームマークⅢ。意味の無い破壊行動を繰り返しながら何とかミツメのとこに辿り着こうとした時に、スエルに誘拐されてあえなくたどり着けず、英寿は空から落ちてしまい失神してしまう。その後は英寿の意識の中で謎の狐面の男に出会い、その狐面の男はブーストマークⅢを破壊する力と称してた事がわかる。それがわかった英寿はミツメ(それも人の状態)のとこに逢いに行くことに成功した。そのミツメから貰った愛情により英寿は覚醒する。今度は仮面ライダーゲイザーに変身したスエルのとこに行き、ブーストマークⅢレイズバックルをブーストマークⅨレイズバックルへと分離。見事ギーツⅨへの変身を成功させた。これにより、破壊だけの行動を無くし、破壊と創造、二つの力を使えるようになった。
「俺は、俺の手で叶えてみせる…理想の世界を…!」