千早の第三帝国興亡記とは、『Hearts of Iron II』を使用したiM@s架空戦記シリーズのひとつ。
概要
iM@s架空戦記……ではあるのだが、『アイドルマスター』から登場するのは千早1人だけである。
にもかかわらず、その卓越したストーリー、ダイナミックな戦闘シーン、随所にちりばめられたギャグ・ネタ、秀逸なOPで強い支持を持ち、近・現代史系iM@s架空戦記としてはかなりの著名作になっている。
また、『アイドルマスター』『Horts of Iron II Doomsday』の他に、潜水艦戦ゲーム『サイレントハンターIII』と戦車戦ゲーム『World of Tanks』の素材を多用、サイレントハンターのAARコミュニティニコニコ潜水戦隊のキャラもゲスト出演している。
あらすじ
2008年12月。
プロデューサー(以下P)と共にトップアイドルを目指していた千早だったが、Pは千早の思慕の念には気付かず、新人のプロデュースの為、既にランクの高い千早のプロデュースを降板してしまう。
Pに捨てられたと感じた千早は765プロ内に自分の居場所を見出せなくなりつつあり、所謂千早スパイラル状態に陥っていた。
その日も会社の倉庫で1人いじけていたのだが、数々の騒動を起こしたというタイムマシンを発見、誤作動させてしまう。
次の瞬間、千早がいたのは1936年のベルリン、ドイツ第三帝国総統府の総統の私室だった。
千早は1936年のアドルフ・ヒトラーと入れ替わってしまったのだ!
閣議の為、ヒトラーを起こしに来たはずのゲーリングはヒトラーが居らず代わりに見ず知らずの少女がいるのを見て呆然自失(当たり前だが)。
泡を食って会議室に飛び込んできたゲーリングを、他の主要閣僚が「まーたモルヒネデブの妄言か」と弄り倒していると、そこに千早が登場。
議場は大混乱に……なるかと思いきや、千早を見たレーダーの失言により9393が発動。ところがその状態の千早を見たヒムラーが「この気迫は間違いなく総統だ」と言い出す。他の閣僚も何人かはそれに同意してしまい、或いはヒトラーの喪失による第三帝国崩壊を防ぐ為の偶像(神輿)とする意図を持つ者もいたりと、千早はその場のノリで第三帝国総統に祀り上げられてしまう。
最初は戸惑っていた千早だったが、ゲーリングを筆頭とする熱心なシンパの応援や、ゲッベルスによるプロパガンダ(「千早は第三帝国の繁栄を約束する為使わされた戦乙女である」というもの)の浸透によって国防軍の将兵や国民から親愛の情、等を受けるようになると、2008年世界でのネガティブな状況からの反動もあって、1936年のドイツを自分の居場所と感じるようになる。
Pが軍オタだったらしく、ドイツ第三帝国とその行く末を知る千早は、やがて迫る第二次世界大戦を回避しドイツの生存権を確保する為、ポーランド回廊やルーメル地方(リトアニア領)の割譲要求の撤回、ハンガリー・ルーマニア国境紛争の不介入等、大戦の火種を消す。また戦略物資確保の為オランダに接近し、枢軸同盟への取り込みに成功する。
だが、日増しに力をつけていくドイツへの不安に駆られていたフランスは、イギリスの思惑にも踊らされ、ついには緊張のピークに達し、ベルギー、ポーランドと共に第三帝国総統の暗殺及び連合国側からのドイツ侵攻という暴挙に出る。第二次世界大戦は始まってしまったのだ。
「また私の居場所はなくなってしまう……」
再び千早スパイラルに陥りかけていた千早だが、
「居場所を求めておきながら、なぜ折角出来た居場所を護ろうとしないのか!」
というゲーリングの声によって立ち直り覚醒し、ドイツを護る為に戦争指導する覚悟を決める。
果たしてドイツ第三帝国はこの大戦を生き残れるのか? そして千早の運命は?
主な登場人物
如月千早
Pが軍オタだったのかすっかり染まってしまっている。
ドイツの国防力強化と、第二次世界大戦(特にアメリカ合衆国との全面戦争)を避ける為、その知識をフル活用している。
シンガーダンサー(現代におけるアイドル)としての能力も活用し、コンサート(ライブ)やゲッペルス率いる宣伝省制作のPV(この当時ならPF(プロモーション・フィルム)といった方が正しいが)で国防軍将兵や国民を鼓舞・慰労している。
前述のゲーリングによる叱咤とドイツ国防軍内の熱心(というよりむしろ病院逃げて状態)なシンパの存在により、ちょっとした事で落ち込んでしまう性格を克服しつつある。
もちろん、独裁者的対人不信に陥ったり、恐怖政治をしたりする事はなく、むしろ日本人的甘さが残るのだが(それが原因で2度ほど暗殺されかけている)、唯一貧乳ネタを持ち出されたときだけは静かにマジギレして黙って指を鳴らす(SSや空軍ちーちゃんファンクラブによる粛清の合図)。
ヘルマン・ゲーリング
ドイツ空軍最高司令官。この物語におけるもう一人の主人公。
千早に最初にあてられた病人の1人だが、その為にモルヒネ中毒を克服してダイエットに成功し、元エースパイロットらしいスマートなイケメンに戻った(それ以降、顔グラ写真は第一次大戦中の物に変更されている)。
千早が転移した後のドイツにおいて、千早が2008年から来た人間である事、そして史実通りなら第三帝国が滅亡する事を知っている事、それらを知る唯一の人物である。
千早から全面的に信頼され彼女をサポートする役割を負っている。言わば『アイドルマスター』におけるP的存在。
一度目の暗殺未遂事件のときは千早を庇って銃弾を受け、負傷した。
またモルヒネを抜いてからは再び操縦桿を握るようになったらしく、総統専用機(フォッケウルフFw200、パーソナルレター『Luftwaffe-eins』)は普段彼が操縦している。
通称綺麗なゲーリング。
副総統。本来なら内政を担当するヒムラーに仕事を丸投げされている。
頭のネジが2・3本抜けてるっぽい(注:ヒトラー絶頂期のドイツは最初からそんなもんである)閣僚の中で唯一の常識人。
閣議では淡々と議事進行役をこなす。
なお千早が英本土侵攻作戦(ゼーレーヴェ(アシカ)作戦)を決行した為、イギリスへの亡命は発生していない。
ハインリッヒ・ヒムラー
ナチス親衛隊長官。同時に内政担当を任されているが、そちらはヘスに丸投げしているらしい。
9393状態の千早を見て「この気迫……間違いなく総統だ」と言ったのも彼なら、覚醒した千早を見て感極まりガチ号泣したりもしている。
だが、単独行動をしようとする千早を部下達とこっそり護衛したり、コンサートや演説・慰問の際には武装親衛隊のスナイパーを配置するなど、SS長官としての仕事はちゃんとしている模様。
ヨーゼフ・ゲッベルス
ドイツ第三帝国宣伝相。
他の病人達と異なり、最初は千早をプロパガンダに利用する事によって、第三帝国の維持と隆盛に役立てようとしていた。
しかし、第二次世界大戦勃発時の経緯から徐々に心酔へと変わりつつある。
ただ、元々プロパガンダを重視する人間である為、千早の熱心なシンパ達からは受けが悪いようである。
顔グラ写真で冷遇されている。
なお、当時のカラー撮影技術はプリズム分解方式による3原色3フィルム撮影の「テクニカラー・システム」が主流で、とてもアイドルのPFや屋外ライブの記録にはついていけなかったが、唯一、日本において小西六(コニカ→現コニカ・ミノルタ)1フィルム3処理方式の「コニカラー・システム」が開発されていた。史実では枢軸国それもアジア国家の発明品ということで普及しなかったが、同盟国のドイツならライセンス入手は可能のはずである(なお、現在は戦後フジフィルムが開発した1フィルム1処理方式が主流)。
ドイツ国防軍(陸軍)参謀総長。
千早のシンパの1人になってはいるが、他のメンバーと異なり病気とまではいっていない。ヘスと並ぶ閣僚内の良識。
千早の信任を得て冷静な作戦立案と遂行を行っている。
なお本来であれば彼が参謀総長になるのは1943年である(1936年当時はヴァルター・フォン・ブラウヒッチュ)為、千早転移前の段階で元の2008年の世界とは微妙に異なっている可能性もある。
エーリッヒ・レーダー
ドイツ第三帝国海軍最高司令官。ヨハンの会名誉会員。
空軍や陸軍のメンバーと異なり、当初から千早を信望してはいなかったが、千早が海軍の増強を約束し空母機動部隊の設立を行った事から徐々に脳みそヘヴン状態にされ、果てにはドイツ海軍の公式迷彩を千早ブルーの痛戦艦仕様にしようとするまでに悪化した。ちなみにこの計画は「総統閣下の絵を描いた軍艦が万一撃沈されたらどうするんだ!」というドイツ海軍ちーちゃんファンクラブの猛反対により頓挫、このときの様子をレーダーは後に「水兵反乱事件がまた起こるかと思った」と語っている。
アゾレス沖海戦の際には自ら艦隊司令官としてビスマルクに座乗、オランダ海軍のドールマン少将と共に枢軸艦隊を指揮し、米戦艦と悲願の艦隊決戦を繰り広げた。
(なお、本作ではビスマルク級戦艦2番艦はティルピッツではなくマリア・テレジアになっている。自国領になったオーストリアに配慮したためと思われる)
物語開始時の第三帝国情報相。元海軍出身。
当初、千早に疑念を抱いており、日本政府と接触して彼女の出自を調べようとした。
ヒトラーを失った状態でのドイツの拡大政策が危険なものであると考えていた為、千早暗殺を計画するが、先のように大ドイツ拡大路線から生存権確保路線へと転換した為中止する。
だが、ハイドリヒ達の暴走により暗殺未遂事件に発展してしまった為、その責任をとる形で更迭される。ただ、その後のわだかまりはほとんどない模様。
知人の『スペイン建築に興味のあるオーストリア在住の土木技師』に船便を用意したところ、フランコ将軍を連れて帰ってきた。
その後、ケジメとばかりに自ら後任としてヴァルター・シェレンベルクを推薦し、千早の了承を取り付ける。しかし、シェレンベルクは他の閣僚たちとは別方向で頭のネジが抜けている困った男でもあった。
ヴィルヘルム・フォン・レープ
A作戦集団司令官、陸軍中将。
アシカ作戦では第一波の舟艇で英本土への一番乗りを果たし、部下と射的に興じ、千早に胸の話をして粛清されたりと、ロンメル以上に破天荒な軍団長として描かれている。
ドイツ空軍ちーちゃんファンクラブの実質的リーダー。
優秀な戦闘機パイロットではあるのだが、ハンス・ヨアヒム・マルセイユらファンクラブ会員をまとめては問題行動を繰り返す(しかもこれといった処罰を受けた様子もない)。
また後輩であるベアテと無届の模擬空戦を行ってメッサーシュミットBf109を1機オシャカにし大目玉を食らったこともある。
「グーデンターク! ライミー諸君! そしてさようなら!」
説明不要なスツーカの魔王。
史実では第二次世界大戦勃発時はスツーカ隊にいられなかったり、上司の不興を買って出撃できなかったりしたのだが、この世界ではPの軍オタ知識に染められた千早によって見出され、ガーデルマンとセットで投入されて、千早の予想通り国士無双の大活躍を繰り広げている。
キラッ☆とかしながら英戦艦を沈めたりしているのだが、彼の場合ギャグに見えないのが困りもの。
「相手がアカじゃないのが不満だが」が口癖だが、それにしても生き生きとして活躍している。
ユンカースJu87で英軍戦闘機を軽くひねるなど人外ぶりは健在。
オットー・スコルツェニー
カナリスの友人の『土木技師』にして誰が呼んだか『ヨーロッパで最も危険な男』。直属の指揮下にあるエビングハウス隊を指揮し、幽閉されていたフランコ将軍の救出や総統暗殺計画の阻止など、千早にも所在を掴ませることなく各所で暗躍。
戦車兵C
フランス・ベルギーによる宣戦布告時、ラインラントの街を護っていたNbFz戦車の乗員の1人。
千早がラインラントに演説に訪れた際に一目ぼれし、以来、病気ではなく純粋な千早のファンの1人になる。
千早の開戦演説のフレーズ「護るべきものの為に戦え!」を聞いて、同僚達と「各人にとって何が護るべきものか」という話題になり、「僕は両親には見放されてるし、故郷もないも当然なので、総統閣下を護る為に戦います」と言った。
ドイツ軍はフランス軍撃退・逆侵攻には成功するものの、彼の乗車はフランス軍戦車との戦いで撃破され、彼以外の乗員は壮絶な最後を遂げた。
戦場の傷跡の残るラインラントで泣いていた所を、視察・慰問に訪れた千早に声をかけられる。
そこで彼の意外な正体が明らかになる。
ドイツ空軍女性パイロットの代表的存在(実在)。
エルヴィン・ヘンシェル(史実ではルーデルの2番目の相棒となる人物)と共に試作機のテストを行っている。
2度目のクーデターの際は、ドイツ空軍ちーちゃんファンクラブの戦闘機乗り達とともにフィーゼラーFi156シュトルヒで総統官邸前への決死の飛行を行っている。
ドイツ空軍女性パイロットで輸送隊(フェリー)担当。
グラフィックは顔写真ではなく鼠の艦長氏による萌え絵になっている。
実在しさまざまなエピソードに事欠かない人物だが、この作品では顔写真ではなく立ち絵が使用される場合何かの伏線になっている可能性がある。
好色家のマルセイユに口説かれた際に行きがかりからガーランドを巻き込んで模擬空戦を行う。この際、ガーランド機のエンジンをピンポイントで狙って撃墜するという常人離れした技術を見せ付ける。
物語開始時のドイツ保安警察(SD)長官。
カナリスらの総統暗殺計画に参加していたが、直前になって中止を指示したカナリスらを無視して狙撃を実行。
ゲーリングの自己犠牲とヒムラー、グデーリアンの機転により失敗に終わった為SDは粛清され彼は逃亡したが、その後も2度目のクーデターを裏で扇動するなど、千早排除に暗躍している。
第三帝国の主要人物で唯一、徹底的な悪役として描かれている。
オランダ第4代国王(女王)。
なんか小鳥ウィルスに感染してしまっているようで、60年先取りした私的出版物の作成に精を出している(一応政務は真面目にやっているが)。
その成果は「悪魔の掛け算」と称され、オランダ高官のほとんどが犠牲者である他、レーダーにもトラウマを植え付けた。
更にはオランダ首都アムステルダムに巨大イベントが開催可能なイベントホール「アムステルダム・ビッグサイト」を建設した模様。
外交では各国王族への説得、根回しで活躍し、千早をサポートする。ドイツ嫌いのベルギー国王レオポルド3世を説得する時は前述の悪魔の掛け算「城塞の闇~エバン・エマールの夜中劇~」を送りつけ、協力を取り付けた。
1940年当時のオランダ首相。HoI2やこの動画ではじめて名前を知った人も多いんじゃないかと(ry
女王の奇行に頭を悩ませる日々を送っているが、一応ツーカーの関係。ここぞというときには女王の頬を張る事も躊躇わないらしい。
オランダ海軍提督。史実では連合国の提督として日本海軍と戦い散った人物だが、この世界ではオランダは枢軸国であり当然日本とは同盟国なので太平洋への派遣そのものが発生していない。
さらに史実では計画に終わったデ・ロイテル級超大型巡洋艦(HoI2のゲームシステム上は巡洋戦艦。なお史実でABDA艦隊旗艦となった軽巡デ・ロイテルとは別物)が完成し、彼の旗艦として枢軸連合海軍入りした。
この際、女王の悪趣味から逃れるためデ・ロイテル級に興味を持った千早に取り入り、ドイツ赴任を目論んだがうっかり口を滑らせてヒムラーに錨に巻きつけられて沈められかけた。
フランス元副大統領。
ラインラント進駐に始まるドイツの復活に危機感を抱いており、イギリスのオズワルド・モズレーとの非公式会談における口約束(英軍によるドイツ上陸作戦)にそそのかされ、政府に対独開戦を迫り実現してしまう。この世界において第二次世界大戦の引き金を引いた人物。
イギリスの口約束は結局空手形に終わり、フランスはドイツの逆侵攻を受けてしまい、結果的に協力していたポーランドとベルギーを地獄への道連れにする羽目に。
パリが陥落した際、パリからの脱出を拒み、「祖国をチップに分のない賭けをしてしまった責任を取らなければならない」と言い残して自決した。
独仏休戦時のフランス(所謂ヴィシー・フランス)首相。
彼と千早の交渉・調印式は「ペタン・ペッタン会談」と俗称される。
史実とは異なり、軍備を許されている模様。
フランシスコ・フランコ
スペイン国粋派の将軍。ドイツ、イタリアの支援を受けて反乱を起こすも、イギリスの史実以上の熱心な支援を受けた共和国軍に敗北、幽閉される。その後スコルツェニーらに救出されドイツへ亡命、スペイン侵攻に伴い、ドイツ占領下ビルバオにて再起した。
言わずと知れたファシスト党党首、イタリア王国首相、国家統領(ドゥーチェ)。
日独伊防共協定の調印式会場にて千早を口説き、会場にいたカナリスに呆れられる。グデーリアンから「戦功を上げたら千早のライブにご招待」と言われて張り切ったのか、アルバニアに留まらずギリシャ全土とスエズまで占領してしまった。
HoI2の名も無き有名人物。パリ市民。
この歴史でもやっぱり、シャンゼリゼ通りを凱旋門へ向かって行進するドイツ軍を見る羽目に。これに関して色々文句を言っていたが、本作の世界観ではフランスの自業自得である。
アルバート・フレデリック・アーサー・ジョージ・ウィンザー
イギリス王太子。後のイギリス・ウィンザー朝4代目国王ジョージ6世。
ジョージ5世の崩御に伴うエドワード8世の戴冠式にて千早と初めて顔をあわせる。史実では善良な人だったのだが、本作では非常にちゃちな理由で暗躍し、第二次世界大戦を引き起こした外道として描かれている。
彼の思惑は…………。
満州国軍人で、日本の密使として訪独。
自身は実在の人物なのだが、この世界ではなぜか真そっくりの容姿をしている。
驚いた千早に「以前どこかでお会いしましたか?」と聞かれた際にははっきり初対面だと答えており、真ではないことは間違いない模様。
ただ、ドイツに発つ前、石原莞爾に意味ありげな事を言っている。
ボリス3世
みんなのブルガリア国王、キラッ☆
磨き上げられた頭部から発する必殺技ボリスフラッシュの使い手であり、この技でコンスタンツァを獲得した。(うおっ、まぶしっ
ダラム大聖堂で行われたエドワード8世即位式では、撮影用の照明を反射して撮影の邪魔になった。
オープニングにも照明協力として名を列ねる。
アイドルユニット『ばる☆かん』メンバー
カロル2世
大ルーマニアを夢見るルーマニア国王、アイドルユニット『ばる☆かん』メンバー、「バルカン半島帽子」の会名誉会員。
史実と異なりソ連が親ルーマニア政策を採った上、ウィーン裁定においてドイツもルーマニアを支持したため、史実では喪失したベッサラビア、北トランシルヴァニアを共に保持した。国王は「今宵は無礼講だ」と大変喜んだが、直後ボリスフラッシュが炸裂。光が消えるとコンスタンツァがブルガリア領となっていた。
余の大ルーマニアが(´・ω・`)
フアン・ネグリン・ロペス
スペイン共和国首相。史実と異なりフランコ将軍を破って政権を保持している。
中立国でありながら連合軍の爆撃機を通すなど連合国のドイツ攻撃に協力、会談の場で抗議した千早に対しても、連合国の力を笠に着て高圧的な態度をとる。ヴィシーフランスによるスペイン侵攻に際して千早にフランスへの軍事制裁を要求するも、その時の言動がゲーリングらシンパの逆鱗に触れる。
他のAARからのゲスト出演
U-124艦長
『サイレントハンターIII』AAR『鼠の艦長』の主人公。
海峡海戦にて英海軍追撃戦に参加、戦艦ロドネーを撃沈している。
千早をベルリンのまな板と呼んで粛清されないでいる唯一の人物。
U-101艦長
『サイレントハンターIII』AAR『隻眼の海狼』の主人公。
ただし、隻眼になったのは1941年以降の為、本作ではまだなっていない。
海峡海戦夜戦に参加、戦艦ロイヤル・オークを撃沈している。
クラウス・ハイン
『サイレントハンターIII』AAR『ハイン艦長の戦争-ある潜水艦の航海記-』の主人公。UボートIIA型2番艦「U-1」艦長大尉。
第8話にてとある重要任務を担い、そして達成する。
シグルーン・フォン・エアフォルク
『サイレントハンターIII』AAR『死神に愛された艦「U-13」』の主人公。U-13艦長。
千早と同r……(げふんげふん ぱっと見はそうと見えない男装の麗人。
シャナル・フォン・エアフォルク
『IL-2』AAR『JG155』よりゲスト出演。
上記シグルーン艦長の双子の妹。本人は空軍戦闘機パイロットでBf109を駆る。
オープニング
先述の通り、資料動画とアイマス千早モデルを組み合わせた秀逸なOPが本作の魅力である。あと自重しない協賛も。
ちなみに作中ではゲッベルス作成のPVとされている。
このOPだけでも見る価値はある。
オープニングテーマ
第1期(1936後編~1939前編):「inferno」
空軍が中心。
劇中では「空軍の連中が勝手に参加した」らしく、ゲーリングは知らなかった。
第2期(1939後編~1940 その4):「relations」千早バージョン
本作の隆盛期に当たり、その為途中内容が少しずつ変更されている。
コメントで「\スッパーン/」に紛れて「\ペッターン/」を入れる、
通称「スッパーン職人」氏がいたが、いつの間にかガス室におk……もとい姿を消した。
第3期(1940 その5~1940 その7、1941 その1~1941 その4):「すばらしき新世界」
イメージが秀逸な為評価が高い一方、
現時点で唯一如月千早(今井麻美)の曲ではない点を惜しむ声もある。
第4期(1940 その8、1941 その5~):「目が逢う瞬間(とき)」
1940 その8でスペシャルバージョン(空母「クラウゼヴィッツ」でのライブ・バージョン)が使用された後、
1941 その5から正式OPになった。
ヒトラーの去就について
千早と入れ替わったはずのアドルフ・ヒトラーがどうなったか、作品本編では語られていないが、動画へのコメントでは、
- 千早の代わりにアイドルをやっている。
- 765プロでプロデューサーをやっている。
などの説がある。
…………正直後者でお願いしたい。