武田信玄(大河ドラマ)
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たけだしんげん
1988年放送のNHK大河ドラマ
甲斐国で強固な家臣団と統率力で上杉謙信・北条氏康・今川義元らと渡り合い織田信長や徳川家康を震撼させた反面、父・武田信虎や長男・武田義信との確執に苦しんだ戦国武将・武田信玄の生きざまをダイナミックに描いた。平均視聴率39.2%で前年の「独眼竜政宗」には僅か0.5%及ばなかったものの歴代二位で高い人気を誇る。
ナレーションは信玄の母・大井夫人を演じた若尾文子が務め、「今宵はここまでに致しとうござりまする」という締めくくりの言葉が流行語大賞を受賞した。
桶狭間の戦いでは信玄黒幕説を採用しており、信玄の命で裏で織田と通じていた山本勘助の暗躍により、今川義元は戦で討ち取られる形で謀殺されている。
また、この信玄は最期まで頭を丸める事も禿げる事も無かった。
最終回は冒頭で信玄の死のシーンとなり、残りはダイジェスト気味にその後の歴史が描かれる、主役の死が最終回のラストのクライマックスシーンな事が多い大河としては異色となった。
ちなみに当時、信玄のお膝元である山梨県では皆大河ドラマを視聴するために自宅で待機していて、毎週日曜夜の放送時間帯に外を出歩いている人はほとんどいなかったとか……。
武田家家臣
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