概要
天ノ川学園高校校長・速水公平ことリブラ・ゾディアーツはホロスコープスの一員として暗躍しているが、その行動にはとにかく小物によるネタキャラ化、ヘタレ具合が目立っている。
・「流星=メテオ」の正体の情報を持つキャンサーを、個人的な恨みのために自身の能力の幻覚でヴァルゴ・ゾディアーツを騙しダークネビュラ送りにする。その為東映公式では「組織の利益より自分の感情を優先した愚かな中間管理職」と称される。
(ヴァルゴの計画ではメテオの正体を知られたらダークネビュラ送りの予定だった為リブラがいなくてもキャンサーの情報が組織の利益になる事はありえなかったのだが)
・別世界のムッキーこと、山田竜守にも舐められ、アリエスの力で一瞬眠らされてしまう。
・立神吼に喧嘩を売ってゾディアーツにまで変身したが、結局負けて謝罪した。
・任務を失敗しダークネビュラ送りを宣告され土下座した(その直後に有能な超新星が覚醒してダークネビュラ送りは延期され、その役目のヴァルゴ・ゾディアーツは後に「裏切り者」として処刑されたため、リブラとしては棚ボタな結果となったが)。
・エリーヌに嫌われる様子を立神が見て「生徒に好かれない校長先生だな」
・ようやく忠実な部下が見つかった(立神には「ようやく忠実な部下が見つかったな」と煽られているが)と思ったら飛ばされた。
・コア・スイッチの存在やヴァルゴ・ゾディアーツの正体が江本州輝であることを、ホロスコープス内で知らなかった。
(と言っても知ってるのは我望の側近の立神と古い友人の江本のみというほぼ内輪の人物のみなので、知らなかったというよりは「知らされなかった」という方が近いが)
・立神がステーキを食ってる最中に、ラプラスの眼の能力で立神の位置を把握して登場。真意を語らない我望について疑問を持つが異常な忠誠心を持つ立神故に怒りを買い、ボコボコにされてしまい、「私が悪かった」というが立ち去った後「単細胞の忠犬獅子公め!」と不満をぶちまける。
・視聴者からは「どら焼き」だの「ゴキブリ」だの不名誉なあだ名で呼ばれることが多い。
・スーパーヒーロー大戦に一切出番が無かった当時の現役敵組織の中で、唯一スーパーヒーロー大変に出演するが、探偵に扮したゴーバスターズに振り回された挙句、自分で「ダークネビュラの方がマシだ!」と言ったり、歌星賢吾の証拠隠滅の爆破に巻き込まれ「オデノカラダハボドボドダ!」と叫んでオチ担当状態。
また、彼を演じる天野浩成はかつて『仮面ライダー剣』で仮面ライダーギャレンこと橘朔也を演じていたことでも有名で、その橘さんもリブラに負けず劣らずヘタレ具合が目立ったキャラクターであり、そのためリブラも橘さんのあだ名である「ダディ」と呼ばれることが多い。
「継承されるダディの遺伝子」とは、まさしくリブラがダディの後継者であるという証であるといえる。
ちなみにリブラは扱う属性は電気・先鋒は主に棒術・カミキリムシ (非生物系星座のゾディアーツはデザインに虫の意匠が組み込まれている。ファンガイアの鳥よりは分かりやすい)・そして中の人と、地味に『剣』要素をコンプリートしている。橘さんが全てにおいて絶妙なバランスで構成された奇跡のネタキャラと言われる事がたまにあるが、中の人ネタまで奇跡的なキャラクターはそうそういないだろう。
そして第44話で、我望が自分ではなく「スイッチだけを必要としている」と感じ取り、遂にオンドゥルルラギッタンディスカー!!…もとい裏切りフラグが成立。
第45話でとうとう仮面ライダー部にオンドゥルルラギッタ…いや裏切り、サジタリウス・ゾディアーツの正体が我望であることをバラしたりしたが、朔田流星に渡したスイッチをレオに奪われてしまったりもした。
しかし彼の真意は…→リブラショックを参照。
他にも似ている人たち
前作にも、リブラ同様仲間内では最後まで生き残ったしぶとさとその小物ぶりや独特のキャラクター性でネタキャラとして扱われていた昆虫幹部が登場していた。基本的に昆虫モチーフの幹部怪人は何かと恵まれない境遇であるものが多いので、リブラもその一員だろうか。
ちなみにウヴァはクワガタがモチーフの一つだが、リブラの中の人もかつてクワガタのライダーだった。
また仮面ライダーキバに登場しているビショップも、「中間管理職の苦労人」「能力や立場的に参謀タイプ」「トップに陶酔している」「トップに不信に思い裏切り反旗を翻す」「トップのために身をささげ死ぬ」「演じる役者が過去のライダー作品に出演した俳優」など共通点が多い。
関連タグ
仮面ライダーフォーゼ リブラ・ゾディアーツ 速水公平 ホロスコープス
継承される淫獣の遺伝子:ニチアサキッズタイムで似たような名前のタグ。ただしこちらは二次創作。