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星のカービィWii

ほしのかーびぃうぃー

『星のカービィWii』とは、2011年10月27日に発売された星のカービィシリーズの作品である。
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概要編集

星のカービィシリーズの一作で、『星のカービィ64』以来11年ぶりとなる据え置きカービィの本編作品。


当初は2004年の11月にゲームキューブ用ソフトとして発表され、翌年の2005年の5月のE3 2005で初めて動き、2006年に発売予定であったが、開発途中でWii用ソフトに変更となり、2008年発売予定、2009年発売予定と変更されていった(これらの経緯については没さんバタフナイトなどの項目を参照)。

しかし、その後発売日未定となり、2010年7月の決算発表資料で、『毛糸のカービィ』に置き換わる形で削除された。これにより、『Wii』の企画が頓挫したために『毛糸のカービィ』を代わりに発売したと思われていた。

しかし、2011年1月の決算発表資料に再び掲載され、2011年内発売であることが発表された。


これは曰く「納得のいく出来にならなかった」かららしく、完成までに実に3本もの作品が作られては消えていったという。


いわゆる熊崎カービィの事実上の初回作であり、設定面も深くなって行く。


2023年2月24日には、新コピー能力や過去作で登場したものや新登場したサブゲームを加えた、リメイク版の『星のカービィWiiデラックス』がNintendo Switch用ソフトとして発売された。


登場キャラクター編集

メインキャラクター編集

カービィ編集

新作おめ!

おなじみ主人公。

冒頭でケーキを狙うデデデやワドルディに追われていたが、その途中でローアを目撃(その際ケーキは落としてしまった)。

やがてローアに入った先で困っているマホロアを助けるために立ち上がる。


デデデ大王編集

かかってこいや!

プププランドの自称大王。

いつものようにケーキを奪おうとカービィを追いかけているところでローアを目撃し、カービィと共に旅立つ。

アクションゲームでデデデ大王をカービィの仲間として操作できるのは『星のカービィ64』以来となる。

過去作品でボスとして登場した時より頭身が低く、カービィたちより一回り大きい程度になっている。


バンダナワドルディ(ワドルディ)編集

バンダナちゃん

デデデ大王の部下。

一緒にカービィを追いかけているところでローアの墜落に居合わせ、共に旅立つことになる。

尚、ゲーム内では名前が長いからかワドルディと表記されている。ちなみに敵キャラとして登場するワドルディと比べると、やや体の赤みが強い。


メタナイト編集

ほしのかけらをおいてけ~

プププランドの騎士。

冒頭でカービィたちの追いかけっこを横目に読書していたところで、ローアの出現を目撃しカービィたちと共に旅立つ。

星のカービィシリーズ本編において、メタナイトをカービィの味方として操作できるのは今作が初めてとなる(『夢の泉デラックス』、『ウルトラスーパーデラックス』の「メタナイトでゴー!」及び「メタナイトでゴーDX」や『タッチ!カービィ』などでプレイアブルとなっている作品もあるが、最初から参戦しているのは本作が初)。

操作している際、マントは常時翼の状態になっている。


マホロア編集

マホロア詰め

冒頭で墜落した宇宙船ローアに乗っていた。

墜落した際に船の部品が全て落ちてしまい困っていたところを、カービィたちに助けられることになる。


しかし、実は……


特徴編集

マルチプレイ編集

Wiiリモコンがあれば、「いつでもイン」「いつでもアウト」のシステムによって最大4人まで同時参加可能。

参加には残機を1消費することになる。離脱した場合、バイタリティが満タンの場合に限り残機が1手元に戻ってくる。

2P~4Pは色違いのカービィ(黄色、青、緑)の他に、デデデ大王(ハンマー)・バンダナワドルディ(スピア)・メタナイト(ソードウィング?)を操作することが出来る。

移動の際は一人のプレイヤーにおんぶしてもらう(空中移動の時はぶら下がる)こともでき、息を合わせた協力攻撃「せーのでドン!」も発動できる。


スーパー能力編集

ステージによってはプレイ中に突然光り輝く敵が現れることもあり、それを吸い込むとスーパー能力をコピーできる。

通常のコピー能力と違い時間制限があるものの、それらを駆使すればステージ内に☆マークがついた地形を破壊することもできる。

また地形を破壊することで、異空間へとつながる道に出ることも…?


エナジースフィア編集

歯車の形をしたアイテム。

『星のカービィ64』に登場したクリスタルのカケラと同じように、各ステージに散らばっている。

これらを集めることで「コピー部屋」「チャレンジステージ」や、最大四人で遊べるミニゲームを解放することが出来る。

合計120個。


ボス戦の攻撃パターン変化編集

本作以降に共通して、ボス側のバイタリティを約半分まで減らすと、専用のエフェクトと共に攻撃パターンが変化するようになっている。代わりに、敗北した場合はその回数に応じてボスが弱体化するシステムを導入し、苦戦するプレイヤーへの配慮も行っている。


登場するコピー能力編集

新能力編集

能力名特徴
リーフ葉っぱを飛ばしたりして攻撃する。ガードがほぼ無敵であり攻防一体のコピー。
ウィップしなやかにムチを振るう。アイテムを取る時にも便利
ウォーター水を噴射したり、波に乗ったり。なおアニメに登場した能力とは別物である
スピア槍で突いたり槍を投げるほか、チャージするとプロペラのように回転して宙に浮く

過去作品から登場する能力編集

コマンド技は『スーパーデラックス』などをベースとして追加がなされているものが多い。ここではその追加・変更を紹介する。

能力名特徴
アイス自らが氷の球になって滑走する無敵技が追加
ウィング基本的にはあまり変更はないが、一部の技がコンボで発動できるようになった
カッターデフォでカッターの上下操作が可能になり、チャージも可能に
クラッシュ帽子をかぶるようになった。リモコンを振る事で技を強化できる
ストーン腕だけを石化してのアッパー攻撃も可能に
スパークプラズマと併合。はどうだんがリモコンを振る事でもチャージできるように。落雷のような技が追加
スリープおなじみのスカ? 能力。ちなみにリモコンを振って早く起こせる
ソード溜めるとリンクよろしくの回転切りが可能に。その他の技も多少変わっている
トルネイド上下に竜巻を発射したり、初めてコマンド技が搭載された
ニードル上方向に長い針を伸ばしたりホイールのように転がるなど、こちらも初のコマンド技を搭載
ニンジャ無敵技の煙幕、魅せ技?の乱れ花吹雪など技が追加。デザインが変わり、より忍者らしい格好になり日本刀を背負っている
ハイジャンプ溜め具合により威力が変わるようになり、空中から下へのダイブも可能に
パラソルパラソルドリル・ダイブの無敵化と無敵技のぐりぐりパラソルの追加で使い勝手が向上
ビーム空中でビームを回転し続ける技が追加。タメビームの挙動も少し変わった
ファイア空中での技が変更
ファイター波動拳マジ波動拳(コマンド的な意味で)。
ボムまっすぐ投げがボウリングになった。被るものが水色の帽子からクラッカーのような形状の帽子に変わった
マイク段階により攻撃範囲が変わるようになった。さらに三回目に限りリモコンを振って技を強化できるように

スーパー能力編集

能力名特徴
ウルトラソード巨大な剣で画面上の敵やトラップを薙ぎ払う。剣は様々な種類がある
ギガトンハンマー巨大なハンマーで真下を叩き付ける。衝撃波で周囲も攻撃可能
スノーボウル巨大な雪玉になって敵を巻き込みながら転がる
ドラゴストーム一直線に横切る炎の龍を召喚
ミラクルビーム巨大なビームの球を操作可能。ちなみに操作中は無敵である

参考元:星のカービィWii - Wikipedia


作品情報編集

ジャンルアクション
対応機種Wii
開発元HAL研究所
発売元任天堂
人数1~4人
発売日2011年10月27日
価格5,800円(税込)
CEROA(全年齢対象)
関連項目公式サイト


関連動画編集


関連イラスト編集

星のカービィwii11周年!次の世界へ!

劇場版 星のカービィあのひのかぜがふく


関連タグ編集

星のカービィ カービィ デデデ大王 ワドルディ メタナイト マホロア

Wii組


星のカービィWiiデラックス


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外部リンク編集

公式サイト

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