概要
開催期間:2019年7月4日(水)18:00〜7月18日(木)12:59(予定)
『Fate/GrandOrder』の期間限定イベントの1つ。
ぐだぐだ本能寺に始まったシリーズが、ぐだぐだ明治維新およびぐだぐだ帝都聖杯奇譚を経て、「ファイナル」を謳うイベントである。これに併せて『Fate/ぐだぐだオーダー』も期間限定で復活(新作あり)。
本イベントでは、かねてより話題となっていた長尾景虎(八華のランサー)が配布サーヴァントとして実装。
また同時開催のピックアップ召喚で、魔王信長(織田信長)(☆5アヴェンジャー)、森長可(☆3バーサーカー)が期間限定サーヴァントとして登場する。
参加条件は第1部の特異点F炎上汚染都市冬木のクリア(メインシナリオの進行状況に応じてイベント中の一部セリフが変化する)。
イベント参加条件にかかわる炎上に次ぐ炎上があったためか、最近の新規イベントと比べて大幅に緩和されている。なお、カノウヨシキDは事前生放送で、今後は参加条件の緩いイベントも増やしていくと明言している。
イントロダクション
気が付けばそこは群雄割拠の戦国時代。
まあ、そこまでは昨今よくある話なのですが、
どうやらこの時代、歴史の教科書とはかなり様子が違うようで⋯⋯。
史上空前のぐだぐだ大戦、ここに開幕!
(以上、公式サイトより抜粋)
ストーリー
舞台は特異点「三千信長世界デ・アルカ」。
強制レイシフトで特異点の日本に迷い込んでしまったカルデアのマスターとサーヴァントたち。
ここではなんと複数の信長が覇を競っており、マスターたちは「カルデア家」としてこの特異点の天下統一と修復に挑む。
Fateでは「アーサー王」や「ジャンヌ・ダルク」「エリザベート・バートリー」がよく増えることがしばしば公式含めネタにされるが、ここへ来て「織田信長」も一気に増殖することとなった。
イベントの仕様
まずフリクエなどの「軍備生産クエスト」をこなして「百人兵糧」「黒色火薬」「多々良鉄」の3種の軍備アイテム+QPを生産。
この軍備アイテムを消費して挑戦できる「制圧クエスト」をクリアする事でカルデア家の領地が広がり、軍備の生産量を増やせる。
領地を拡大する事でシナリオが進行する他、「登用イベント」で新たなNPC(ゲストサーヴァント)を得られるようになる。
一部のクエストでは特殊なギミックが発動するが、サポート選択時に「適役」と表示されるNPCを選べば対抗できるギミックが発動するため、是非登用イベントでNPCを増やしておきたい(必須という訳ではないので、自信があればそのまま突撃するのも手)。
イベント期間後半からは、恒例の裏ステージ「オールオルタ総進撃 ぐだぐだまじん戦線2019」がスタート。
その名の通り様々なオルタ鯖が各地の大名として総出演する(流石に実装されたばかりの神ジュナはいない…が、代わりにお試し?オルタ鯖やトラウマ案件がいる)。
イベント限定概念礼装
名称 | イベントでの追加効果 | 入手方法 |
---|---|---|
腹が減っては戦ができぬ | 装備したサーヴァントの攻撃の威力を100%(最大解放で200%)アップ | アイテム交換、ドロップ |
群雄割拠 | 陣立味噌のドロップ数を1個(最大解放で2個)増やす | ピックアップ召喚 |
軍神 | 無縁塩のドロップ数を1個(最大解放で2個)増やす | ピックアップ召喚 |
鬼の茶会 | 青苧糸のドロップ数を1個(最大解放で2個)増やす | ピックアップ召喚、フレンドポイント召喚 |
本イベントではサポートとして選択できるNPCサーヴァントがイベント限定概念礼装を装備している。概念礼装は未凸状態ではあるが、NPCを選択してもイベントでの追加効果が発揮されるようになっているのがありがたい。
登場キャラクター
ノッブ"たち"
カルデア家
「越後の信長」としてカルデアのノッブが居ついていた春日山城の騒動をマスターが解決し、新たな大名となることに。
武将と関係者たち
幕末の大剣豪 | 抑止の守護者 | 障壁の奥の寵姫 |
---|---|---|
CV:悠木碧 | CV:悠木碧 | CV:阿澄佳奈 |
鬼武蔵 | 鬼の副長 | 无二打 |
CV:谷山紀章 | CV:星野貴紀 | CV:安井邦彦 |
維新の英雄&大蛇 | 土佐の人斬り | 武器商人 |
CV:加瀬康之&堀江由衣 | CV:吉野裕行 | CV:- |
魔王の重臣 | 大うつけの実弟 | 止まらぬ狂兵 |
CV:- | CV:- | CV:- |
家臣団
オルタ武将
北条家当主 | 北条五色備えの白 | 北条五色備えの紫 |
---|---|---|
CV:川澄綾子 | CV:水島大宙 | CV:置鮎龍太郎 |
北条五色備えの緑 | 北条五色備えの赤 | 北条の五色備えの赤 |
CV:宮野真守 | CV:内山昂輝 | CV:沢城みゆき |
けものパークの主 | 独眼竜 | 源氏の大将 |
CV:早見沙織 | CV:坂本真綾 | CV:早見沙織 |
天下御免の大傾奇者 | 戦国ガンマンサムライ | ローマ大名 |
CV:神奈延年 | CV:諏訪部順一 | CV:丹下桜 |
余談
タイトルはゴジラ映画「オール怪獣大進撃」のパロディと思われる。
今回のイベントの発端(倉庫に保管されていたのを茶々が見つけ、ノッブが開けようとしていじったうえに最後に銃撃したために暴走した)となった「ロゴスリアクト・ジェネリック」の大本は『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』に登場している。
制圧クエスト開始時、法螺貝とともに家老マシュがアナウンスを行う…が、物凄いノリノリである。
「カルデア家、これより進軍を開始します!」
「兵は迅速を尊びましょう! すすめぇーっ!」
「武者震いがしますね、殿! うぉぉぉぉぉ!!!」
「陣触れですよ、皆さん! ぶぅおお~~っ!ぶぅおおお~~っ!!(セルフ法螺貝)」
なおカルデア家の労働環境は週休二日は確保されているホワイト企業なのだが、たとえ物理法則崩壊と超スピードを誇る剣士であろうともいきなりの昇進はなく特例がない限り最底辺の足軽スタートなど雇用に関してはなぜか変にブラック。
ノッブは真っ先にこの仕打ちを受けている。FGO唯一無二のギャグキャラとはいえダブル特攻が刺さった時の目を見張る火力など能力自体は非常に高いのに…(しかもノッブに馴れ馴れしい足軽がいたりとこちらはギャグ要素をさらに追加されている)。
イベントの開催告知がなされたのは6月28日。
例年通りなら次のイベントはサバフェス復刻であろうと油断し、ユガ・クシェートラPUや1700万DLキャンペーンのネロ・ブライド復刻PUにリソースを割いていたマスターたちを慌てさせることになった。
毎年6月から9月にかけてのFGOは新章配信から始まり、水着復刻、○周年祭、新規水着イベント、ネロ祭とガチャとイベント周回の双方が1年の中で最も過密になる非常に忙しい時期である。
それだけにこの過密期間の真っ只中にある7月頭に新規イベントをブッ込んでくること自体がマスターたちにとっては完全な想定外であり、この後に控えるであろうサバフェス復刻や周年祭、新規水着イベントのスケジュールがどうなるのか予想しにくい状態になっている。
これまでなかった新規イベントから始まるFGOの夏。それがどれだけ忙しく、マスターたちの懐にどれだけのダメージを与えるものになるのだろうか…。
ちなみにこのことは今回のイベントのために書き下ろされたぐだぐだオーダーでもバッチリネタにされている。
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