概要
干支をモデルとした12体の完全体デジモン。四聖獣に仕えており、四聖獣1体につき3体の部下がいる。
モデル
仏教で薬師如来に仕える天部・十二神将を原形とする。名前の由来こそ十二神将だが、あくまで元ネタに対応した干支が割り当てられた為、モチーフになった神将に関係した動物が割り当てられている訳では無い(マコラは蛇神であるが、デジモンでは猿をモチーフとしたマクラモンに、安底羅大将は猿を使いとしているが、ウサギモチーフのアンティラモンになっているなど)。
四聖獣と配下のデーヴァの表
登場作品
デジモンテイマーズ
本作ではスーツェーモンがデータの残骸から作り出した存在で、全てのデーヴァがスーツェーモンの部下として登場。
1部を除き進化のカギを握るクルモンを狙い、人間世界に侵攻してきたが、最終的にデジタルワールドに残存、帰還したものも含め事実上全滅した。
余談
進化ルート
カードゲームを見る限りではアンティラモンを除いてデジモンアドベンチャー02のパートナーデジモンが進化したアーマー体から進化している事が多く、モチーフの共通したアーマー体が進化前に据えられている傾向にある。
干支
| デーヴァ
| アーマー体
|
|
---|---|---|---|
子 | ネズミとネズミ科のプレイりードッグがモチーフのデジモン | ||
丑 | 両方とも牛がモチーフのデジモン | ||
寅 | ネコ科の虎とオオヤマネコがモチーフのデジモン | ||
卯 | 両方とも兎がモチーフのデジモン。通常はトゥルイエモンから進化するが、アーマー体ベースだとこちらになる | ||
辰 | ドラゴン系のデジモン同士ではあるが、デザインの系統が全く異なる | ||
巳 | 蛇がモチーフのデジモン | ||
午 | どちらも馬の要素を持つ幻獣がモチーフのデジモン | ||
未 | どちらも羊がモチーフのデジモン | ||
申 | ※引いて挙げるとしたら哺乳類同士 | ||
酉 | どちらも鳥類モチーフのデジモン | ||
戌 | どちらも犬がモチーフのデジモン | ||
亥 | どちらも猪がモチーフのデジモン |
しかし、中には完全に一致しないパターンもあり、ミヒラモンが同じネコ科のランクスモン、シンドゥーラモンが同じ鳥であるスワンモン、クンビラモンが同じ齧歯類であるプレイリモンから進化と可能な限りデーヴァのモチーフに近づける努力はされているパターンや、チャツラモンがライドラモン、マクラモンがオポッサモンと進化前とモチーフが全く一致しないパターンもある(ライドラモンはガルルモン系と関係がある為、そこからの連想だったのだろうか?それにしたってオポッサムから猿に進化は無理があるような…同じ猿であるセピックモンではダメだったのか)。
チャツラモンはシーサモン、シンドゥーラモンはコカトリモン、マクラモンはハヌモンから進化した方が正統派っぽいのでは?という気もするが…。
デジモンアドベンチャーでは四聖獣とファンロンモンの大元がアグモン、ガブモン、ゴマモン、ピヨモン、テントモンとなっている為、同じようなノリで進化前に02のパートナーが大元になっているのかもしれない。
自分たちを「神の使い」と称し、クルモンを自分たちがより高みに進化するための存在だと捉えているが、今の所、デーヴァで特別な究極体に進化するのはケルビモンの進化前であるアンティラモンぐらいである。
なお、バトルスピリッツでは十二支モチーフである事を反映して、十二神皇が持つ系統「神皇」に数えられる。また、バトスピ本家の十二神皇と属性が同じであり、効果も似通っている。(例えば、「辰」であるマジラモンは「辰の十二神皇ウロヴォリアス」と同じ紫属性であり、似た効果を持つといった具合。ただし、アンティラモンは少しばかりイレギュラーなのはここでも同じであり、「卯の十二神皇ミストラル・ビット」と似た効果を持ちながら、属性は黄色と緑の混色となっている(ミストラル・ビットの属性は緑単体))。