深月フェリシア
みつきふぇりしあ
「魔女なんて、オレが全部片付けてやる…!」
概要
魔女と見れば戦闘狂と化す傭兵魔法少女。
グータラでワガママな甘えん坊だが、戦闘時における実力はピカイチである。
(『マギアレコード』公式サイト内のキャラクター紹介より)
元気で勝ち気で自由気ままな魔法少女。
魔女を両親の仇として心底憎んでおり、そのため、「傭兵」を生業として、神浜市の各地で魔女との戦いを繰り広げている。
ワイルドな口調はバトル系少年漫画の影響。ただ、心根は優しくて動物が大好き。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
左:通常 右:魔法少女姿
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 神浜市南凪区 |
学校 | 中央学園(※1) |
年齢/学年 | 13歳/中学1年生(※2) |
身長 | 151cm |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | 後述(ネタバレ注意) |
固有魔法 | 忘却 |
ソウルジェムの形状/色/位置 | 六角形/紫/腹部のチェーン |
武器 | ハンマー |
キャラクターデザイン | 蒼樹うめ |
声優 | 佐倉綾音 |
舞台版配役 | 渡邉美穂(けやき坂46)(※3) |
(※1)身寄りの無い彼女がどのようにして教材費などを工面しているかは不明。
(※2)制服を着用していることから、中学生以上であることは間違いない。また、佐倉杏子(13〜14歳)を「赤いねーちゃん」と呼んでいることから、彼女より年下だと推測できる。そして、保澄雫のホーム画面における台詞(お気に入りに設定した際のもの)で、由比鶴乃(高校生)と5歳違いであることが語られているため、フェリシアの年齢は12〜13歳(中学1〜2年生)と推測できる。その後、期間限定イベント『そしてアザレアの花咲く』内のシナリオにて夏目かこ・三栗あやめ・フェリシアの3人が同い年であることが判明したため、間接的にフェリシアの年齢が13歳であることが確定した。
(※3):舞台版『マギアレコード』での配役。
人物像
メインキャラクター『チームみかづき荘』の5人の内の1人
フェリシアの英語表記はFelicia。父親はフェリシア本人曰く「イギリスとか英語の国の人」である。
(このことに言及しているフェリシアのハロウィン衣装ボイスによると、かつて家族ではハロウィンを祝っておりカボチャでジャックオランタンを作っていたそうだが、カボチャのジャックオランタンやそもそも現在のようなイベントとしてのハロウィンはアメリカ由来である。逆にイギリスではこのようなハロウィンの盛り上がりは少ない。下記に示すフェリシアの事情も考えると、父親がイギリス人である確証はない)
一人称は「オレ」で、非常に男勝りな性格。
「傭兵」を自称し、他者から支払われる「報酬」を目当てに活動するが、諸々の事情からその評判は悪い。
「報酬」と言っても、「その日その日を生きて行くために最低限必要な分」と言う意味合いが強く、個人ストーリーによれば一戦につき千円。もしくはグリーフシードで、本人曰く「これで揉めたことは一度もない」。他にメインストーリーではいろはが作ってくれたごはんを「報酬」として彼女に協力していた。
ただし、任務遂行の最中に敵からより高い「報酬」を提示されると、あっさりとそちらに寝返る。
魔女に両親を殺されたことをきっかけにキュゥべえと契約。
魔女を倒すことこそ彼女にとっては最優先事項であり、「報酬」のことすら魔女を前にすると忘れてしまい、周りが見えなくなって巻き込んでしまうほどに暴れ出す。
しかも彼女は両親の仇の魔女の姿を覚えていない。「一体一体を逃がさず、確実に倒していれば、その中できっと仇の魔女も倒しているだろう」という、終わりのない復讐劇である。
このように、フェリシアは特殊な過去から少々(?)クセの強い性格になってしまってはいるが、基本的には陽気で楽しい性格である。やちよのことをババアとか言っちゃったり、言葉が失礼なのはご愛敬。
言動の幼さから時折配慮の足りない行動を行い意図せず他人を傷つけてしまうこともあるが、現在進行形で精神的にも少しずつ成長中。
名前の由来は幸運や神の恵みを意味し、周囲にそれを与えられるようになっていく。
特定の集団への帰属意識がなかったり、こだわりのないあっけらかんとした性格は、両親を喪ったことであらゆる物事に対する執着が薄れている所以でもある。
2018年エイプリルフールイベントでは英語の宿題をやっており、文字が汚いことが判明した。もしかしたらスペルをブロック体ではなく続け字の筆記体で書いていたのかも知れないが。
精神的には完全に日本人に育ったのか、「オレは海外なんて行かないんだから、英語なんてできなくてもいいんだよ」なんてことも言っていた。お父さんは泣いていい。
魔法少女として
身の丈ほどもある巨大なハンマーを、「ドカーン!」「ドーン!」等と、口で擬音を言いながら振り回すスタイルをとる。服をつなぐチェーンの一部に六角形のソウルジェムがついている。プロデューサーの言によれば、モチーフはドワーフ。
ハンマーの一撃でミザリーリュトンのウワサを吹っ飛ばし、変身しなくてもあやめとの腕相撲で机が歪むほどの恐ろしいパワーを持つ。
髪は金色で、彼女の身体で紫色をしているのは瞳くらいしかなく、変身後は巨大なおさげの様な頭巾をかぶっているため、変身前後でイメージカラーやシルエットがガラリと変わるのが特徴。
またゴーグルをかけている。
固有魔法は攻撃した相手の考えを忘れさせてしまうもの。ワルプルギスの夜との戦いで使用した。
ゲーム上の性能
彼女の性格を表わしたかのように、攻撃力が高く防御力が低めで持久戦が不得手。
コネクト『ダメージUPとカウンター無効』についてだが
・カウンターをアビリティで保有する敵が少ない
・カウンタースキルは効果が切れるまで待てば対処可能
・カウンターだけに対処するよりバフとデバフで耐えた方が汎用性が高い
・フェリシアが完凸・★4or5になる頃には、上記の様な状況になっている事が多い
と、使い処が少なく非常に勿体ない。ダメージ増の為と割り切って使うのが吉。
また、2019年までは恒常の★5昇格組唯一の闇属性で、与ダメージの減衰が無いのも強みであった。
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×1 | ×1 | ×1 | ×2 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★2 | Lv.50 | 10,186 | 4,204 | 3,158 |
★3 | Lv.60 | 12,912 | 5,327 | 4,003 |
★4 | Lv.80 | 16,996 | 7,012 | 5,268 |
★5 | Lv.100 | 21,087 | 8,700 | 6,530 |
コネクト「ガツンと任せとけって!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★2 | ダメージUP[Ⅲ] & カウンター無効 |
★3 | ダメージUP[Ⅴ] & カウンター無効 |
★4 | ダメージUP[Ⅶ] & カウンター無効 |
★5 | ダメージUP[Ⅸ] & カウンター無効 |
マギア「ウルトラグレートビッグハンマー」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★2 | 敵単体にダメージ[Ⅰ] & 防御力DOWN(単/3T) |
★3 | 敵単体にダメージ[Ⅲ] & 防御力DOWN(単/3T) |
★4 | 敵単体にダメージ[Ⅴ] & 防御力DOWN(単/3T) & さらに防御力DOWN(単/3T) |
★5 | 敵単体にダメージ[Ⅶ] & 防御力DOWN(単/3T) & さらに防御力DOWN(単/3T)& 確率で拘束(単/1T) |
「ほぉーら、こいつで黙らせてやる!」
英語表記は「Ultra Great Big Hammer」。
専用メモリア「牧場の思い出」
家族で牧場に遊びに行った日は、正に奇跡の一日だった
両親は一言も喧嘩をすることもなく、ずっと家族で笑い合い
おやすみのキスをもらうときは、眠るのが惜しかった
だからこの子は幸せの証。
世界で一番の家族だったときの証だ
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 深月フェリシア |
イラストレーター | 都筑禰己 |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 507 | 0 | 427 |
Lv.20 | 760 | 0 | 640 |
Lv.40 | 1,267 | 0 | 1,067 |
スキル「リジェクト・カウンター」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | カウンター無効(単/3T) & 攻撃力UP[Ⅷ](自/1T) | 8T |
限界突破 | カウンター無効(単/3T) & 攻撃力UP[Ⅸ](自/1T) | 7T |
活躍
メインストーリー
第1部『幸福の魔女編』
第4章『ウワサの守り人』
いろはと共に屋台の水を飲んだことによりミザリーリュトンのウワサに巻き込まれることとなる。
いろはや鶴乃、そして同じくウワサに巻き込まれた杏子とともにウワサを倒すためにマギウスの翼のアジトに乗り込む。
天音姉妹の妨害を受けるなど苦戦するがウワサを倒すことに成功。
マギウスの翼にスパイとして潜り込んだりウワサを倒す際にもなかなかの活躍を見せる。
第5章『ひとりぼっちの最果て』
電波少女のうわさを調べていくうちにいろはのスマホにきたメールから名無し人工知能のウワサに巻き込まれる。
電波塔の中にいる二葉さなを助けるべくいろは、やちよ、鶴乃、そして姿を消したマミの行方を探しに来たまどかとほむらと共に奮闘。
アリナの出した魔女を倒したことによりアリナが激昂し、苦戦するがウワサを倒しさなを救出することに成功。
第6章『真実を語る記憶』
みふゆから講義の誘いを受け、いろは、鶴乃、さなと共に里見灯花の講義を聞いたことにより、魔女はかつて魔法少女だったこと、自分が今までしてきたことは人を殺すことと同じだったと知ってしまったことにより、罪の意識からマギウスの翼への加入を決意する。
第7章『楽園行き覚醒前夜』
……と思いきや、
「オレは最初からいろは側だバーカ!」
実はさなとともに洗脳を受けたフリをしていただけだったことが判明。
神浜各地のウワサを潰して回っているいろは・やちよに対抗する為に駆り出されるや即座に手の平を返し味方に。分が悪いと判断した白羽根が去った後、みんなで再会を喜び合った。
第8章『偽りに彩られ神浜』
第9章『サラウンド・フェントホープ』
第10章『浅き夢の暁』
最終決戦では、まだ破壊していない地域に進もうとしていたワルプルギスの夜に対して、固有魔法で記憶を飛ばす。
第2部『集結の百禍編』
序章『はじまりの記し』
キモチと交戦する。
第1章『前書きは靴音と一緒に』
キモチが現れた場所の調査中にプロミストブラッドに襲撃され、反撃とばかりに紅晴結菜に攻撃を仕掛けるがよけられた上に神浜を憎む彼女の怒りの連撃を食らう羽目に。その際に結菜からは「動物みたいな子」と評された。
負傷したもののその後調整屋に担ぎ込まれ、助かった。
その後時女静香たちの案内に参加したり電波望遠鏡での戦いに参戦した。
第2章『微笑みと火花』
「お願いします!!デカゴンスタンプラリーをさせてください!!」
限定グッズとモーモーファームの団体券が貰えるスタンプラリーをさせてくれと頼みこむがプロミストブラッドがうろついている状況下である為、派手な行動を控えろといろはとやちよに反対される。
だがいろははキモチを探すための手段としてスタンプラリーを敢行する事を決意する。
第5章『揺れて恋歌に霞む理想』
プロミストブラッドのショートカットを巡る神浜監獄での戦いにて、結菜から対象変更を用いた攻撃を喰らう。その後…
第6章『薄氷のレゾンデートル』
ネタバレを参照のこと。
魔法少女ストーリー
- 第3話「決意」
- 直接は登場しないものの、終盤にてななか達の会話の中で「傭兵の魔法少女」として存在が示唆されている。
深月フェリシア
- 1話「オレは傭兵」
- 3話「憎しみの記憶」
- 両親の死の真相がキュゥべえによって語られる。本人はこのことを知らず、知っているのはキュゥべえと夏目かこのみである。
- 1話「忘却の彼方」
- ささらや明日香と行動を共にすることが多くなった模様。また、上記の経緯からななかのことを「お高くとまったヤツ」と毛嫌いしている。
- 2話「痛恨の極み」
- 3話「最後の手段」
- 聞き役として登場。明日香に頭をハンマーで叩いてくれと言われているが未遂で終わる。
三栗あやめ
- 1話「ライバル」
- 魔女との戦いであやめと喧嘩状態となったフェリシア。いがみ合う状態になり最終的に戦いで決着しようというところ、それを回避すべくかこがゲーム形式の5番勝負を提案する。
- 2話「勝負は5本!」
- ……が、お互いにいろいろとヒドい状況でかこが大弱り。引き分けの連続となる。
- 3話「芽生えたリスペクト」
- 最後の5戦目、かこが思いついていなかったので鉄塔早登り対決をし始める。鉄塔のてっぺんにまで駆け上がる頃にはだんだんと互いを認め始め、てっぺんにたどり着くとそこには魔女の結界。2人で連係して魔女を倒し、これによって互いにリスペクトし合う関係となった。
時系列はメインストーリー第5章〜第6章の間。(テキスト修正前は第7章〜第8章の間と推定されていた)
期間限定イベント
魔女を倒したのはいいが、お腹を空かせた杏子とフェリシア。そんなときに拾った1枚のチラシ。みたまの手伝いをしてくれればごちそうするというもの。これは好機と2人してみたまの所へ行くのだが、料理をしようとするみたまは極度の料理音痴。そのみたまに杏子とフェリシアは振り回されることになる……。
三栗あやめと仲良くなり、夏目かこと共に友達となる。
このことが静海ことはの悩みのタネになるのだが…
劇の牛役として参加する。その際の衣装がゲーム内でも期間限定で実装。
時系列はメインストーリー第5章〜第6章の間。
時系列はメインストーリー第5章〜第6章の間。三栗あやめと組んで超高速餅つきをしたり、水名神社の羽根つき大会にダブルスでエントリーした。
問題行動を起こす。
テレビアニメ
第6話で登場。フクロウ幸運水を飲んでいた所でいろはと知り合い、彼女と行動を共にする。
水を飲んだ後にいずれ起こる不幸を回避すべくいろは達と共にウワサの本体を探すも、マギウスの翼から「復讐から解放する」と唆され、邪悪な笑みを浮かべてマギウスの翼に寝返ってしまう。
続く7話では同じく翼に入った杏子と知り合い、象徴の魔女結界では使い魔に襲われるいろはを救い彼女達の側に戻る。
ウワサが倒された後は身寄りが無いことを知ったいろはに誘われるも、一同の「我慢」という言葉に対し感情が爆発。その気持ちを汲んだいろはの元に身を寄せることにした。
8話ではいろはとやちよの悪口を言った連中と喧嘩をした模様。
13話では記憶ミュージアムで鶴乃、さな同様にチームみかづき荘を離反し、黒羽根としてフェントホープで灯花の演説を聴き、鶴乃を含む黒羽根達は拍手するもさな同様拍手はせず。
だが続く2期2話においてはゲーム版とは違い、洗脳されている(されているフリ)というわけではないものの賛同自体はしている描写がなされた。
人物関係
- 環いろは
- 当初は同じウワサに巻き込まれた被害者同士だったが、ある意味自暴自棄になっていたフェリシアに大切な物を思い出させてくれた。
- 七海やちよ
- 紆余曲折あって専属の傭兵に(ただし、みかづき荘に住まわせてやっている分で報酬はチャラ)。フェリシアには疎ましがられつつも面倒を見てあげているよき先輩。やちよからは仲間を失い続けた自分にとっての希望。
- 由比鶴乃
- 店を手伝っている。鶴乃が子供に好かれるお姉さんと言った性格のため、よく一緒に行動しているようだ……が、たまに精神年齢が同じくらいに見えたり。
- 佐倉杏子
- こちらは不良の先輩後輩といった感じか?
- 二葉さな
- 共に魔法少女になった原因が家族関連の悲しい出来事という共通点があるが、家族に愛されなかった自分と家族を愛していたフェリシアと対照的。クリスマスイベントで絡みがある。クリスマス反対軍団を結成?
- 環うい
- やちよに可愛がられている事に嫉妬し、因縁をつけてしまうもいろはの説教によって和解。
かと思いきや、環ういの魔法少女試験を妨害する。
その後は勉強を教えるようになったり、一緒にゲームをする等姉貴分のような存在となった。
- ななか、あきら、かこ、美雨
- かつての仲間、というよりクライアント。勝手が過ぎて見捨てられる。フェリシアからしても願い下げらしく、その後はこれらのメンバーとの絡みはない。
- ただし、かこだけは例外で、彼女のほっとけない性格ゆえに関係が途切れず、いまだに親交が続いている。フェリシアがトラブルに巻き込まれそう(起こしそう)になるとフォローに回ってくれる、義理堅く頼りになる子。
- 明日香、ささら
- ななからから離れた後、押し売り的に自分を売り込み、一時的に世話になっていたコンビ。何気に結構迷惑をかけているにも関わらず、やちよらと組んだ現在に至るまで交流があるらしく、腐れ縁のような関係になってしまった模様。
- 三栗あやめ
- 出会って以来、互いにライバル視しており、同時に一番の親友同士でもある。つまりは似た者同士。お互いについていける相手がお互いしかいない。
- アリナ・グレイ
- ファーストコンタクトは双方にとって最悪なもので、フェリシアはアリナの過激さがすっかりトラウマになってしまった模様。だが、鶴乃を救い出すべく、勇気を振り絞る。
- 紅晴結菜
- アリナ並に苦手としている相手。第二部5章で対象変更を受けて…
その他
担当声優の佐倉綾音は、『魔法少女まどか☆マギカ』の第1話でクラスメイトC(暁美ほむらに「すごく綺麗な髪だよね」と話しかけた女子生徒)を演じている。
メインストーリー第4章のイメージから、今後は佐倉杏子とのカップリングが予想される
⇒杏フェリ
派生キャラ
関連動画
関連タグ
女児中学生:制服姿での振る舞いが異様に幼く見えることから。
リズ・ホークウッド:魔法少女たると☆マギカの魔法少女。ダーク属性でこっちはガチの傭(当然中世の)
ヴィータ(魔法少女リリカルなのはシリーズ):武器がハンマーの魔法少女で口調も性格も似ている。なお、八神はやてのMSSで彼女について触れてるのでもしかしたら....?
サーヴァント(Fate/GrandOrder):親しみやすいフェリシアとは対照的に、『FGO』で佐倉綾音の演じるキャラクターはケルトビッチ・バイの侍・TMRのアサシンとクセの塊。
ネタバレ注意
以下、深月フェリシアの過去に関する重大なネタバレです。
キュゥべえ「・・・深月フェリシアは両親を失っている・・・彼女自身の過ちによってね」
実は、フェリシアの両親を殺したのは他ならないフェリシア自身である。
フェリシアの両親は教育方針が違っており、父は伸び伸びと、母は勉強を優先しており意見の対立もあった。
母親が唐揚げを揚げている最中、夫婦喧嘩を引きずった母から小言を受けて母を蹴り、鍋がひっくり帰って火災が発生。そして、マンションが丸ごと火事になりその結果として両親は焼死。
直後にキュゥべえが現れ、これが最後の出会いだと言われた彼女は「このことを無かったことにして欲しい」と願うが、彼女の気が動転していたせいで歪んだ形で実現することとなった。
まず、マンションはフェリシアの家以外元に戻ったが両親は姿を消したままであり、みんなの記憶の中では二人は失踪したことにされる。
そして記憶の改変はフェリシア自身にも影響が及び、「自身の両親は魔女に殺された」と強く信じ込むこととなった。
性格が幼い部分が強く強調されている彼女ではあるが、上記の壮絶な過去を見てみると、ひょっとしたら自分のせいで両親が死んだことに心が耐え切れず、記憶の改変がきっかけで幼児退行を起こしつつあるのではないかなどど考させられてしまう。
この事を知っているのはキュゥべえから直で聞いた夏目かこだけである(尚、コミカライズ版ではかこはいろはとやちよにフェリシアの真実を話している)。
だが第2部の5章、プロミストブラッドとの神浜監獄での戦いの中で結菜から対象変更を用いた攻撃を受けて戦いを終えた翌日、フェリシアは夢を見た。
「オレじゃねぇ……なんでオレが父ちゃんと母ちゃん殺すんだよぉ……」
その後再び現れた結菜によって過去を完全に思い出し、自暴自棄となってこれ以上皆に迷惑はかけられないとみかづき荘を去ろうとする。
チームみかづき荘の面々、そしてかことあやめの制止をドッペルで振り切り、それに導かれる形で南凪にあるかつての自宅を訪れると、家が焼けたままだった為に自身が両親を殺した事を確信。この心の隙をついてキモチが身体を乗っ取ろうとしたため、いろは達は同じくキモチを用いて対話を試みるも、両親の恨み言に阻まれる。その時、旭が呼んだ両親の霊によって救われた。
なおアニメ版では魔女の放火で両親が焼死し、その場に居合わせたキュゥべえに「オレは魔女を殺す」と願ったことになっているが、ゲーム版の設定が反映されているかどうかは不明。
真・関連タグ
神代剣/仮面ライダーサソード,不破諫/仮面ライダーバルカン:家族を殺した敵を憎悪し、「全て倒す」と復讐を誓うヒーロー。
前者は意外な結末が待ち受けている点も同じ。
ドッガフォーム:紫カラーのハンマー使い繋がり。