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ユリン・ルシェルの編集履歴

2022-07-27 12:37:31 バージョン

ユリン・ルシェル

ゆりんるしぇる

ユリン・ルシェルとは、機動戦士ガンダムAGEの登場人物。

CV:早見沙織

人物像

コロニー「ノーラ」がUEの襲撃を受けた際、主人公のフリット・アスノに助けられた少女。15歳。

彼女は、AGE世界においての特殊能力の保持者「Xラウンダー」であるらしい。


活躍

第3話ではガンダムAGE-1から降りる際、フリットへ自分の髪に巻いていたリボンを渡した。「ノーラ」崩壊後にフリットと別れた後、コロニー「ミンスリー」に住む大富豪、アルザック・バーミングスの元に引き取られた。


第11話で再登場し、ユリンもフリットと同じく、UEによって家族を殺された事が判明。「ミンスリー」で出会ったフリットに、返そうとしたリボンを再び預けた。しかし、Xラウンダーを持つデシル・ガレットによってフリットに「二度と会えない」と脅され、ユリンは「能力者」として連れ去られて、UEの宇宙要塞アンバットで捕らわれの身となってしまった(小説版ではフェザール・イゼルカントによって生体実験にまで利用されてしまっており、一時は舌を噛んで自殺を試みようとまで考えていたという)。


その後、アンバット攻防戦では、デシルに「武器」として利用され、UEの新型MS「ファルシア」のパイロット…というよりはXラウンダーの共振のためのユニットという扱いで出撃させられる。そして自分の意思とは関係なくフリットを攻撃してしまうことに苦しみ、デシルの攻撃からフリットを庇って機体をゼダスソードに貫かれてしまう。ユリンは生きるのって難しいねとフリットへ呟き、悲しい最期を迎えることになった。彼女の死は、フリットの心に大きな傷を残した。


このことをきっかけに、フリットの『ガンダムでUEから人々を救いたい』という素朴な想いは『地球圏全土を全面戦争の戦禍に巻き込もうとも、ヴェイガンを最後の一人まで殺す』という恐ろしい復讐の念へと変わってしまった。そして第2部・第3部を通して、彼はその恐ろしい復讐のために、本来ならユリンの死がなければ生まれる事はなかった自分の息子を戦争に駆り出すという事態にまで邁進していく事になる。


第2部以降

意外なことに、重要キャラクターにも関わらず第2部以降は非常に言及が少なく、フリットとデシルが再び相まみえた際に回想が入っただけ、という簡素なものであった。これはフリットの思いがユリンを殺されたことによる個人的な復讐ではなく、戦争の中で喪っていった大切な人たちのために敵を打ち倒し皆も守る救世主になると誓うというユリンに限らない範囲での思いを抱いていたからだが、第4部でフリットが『守ることができなかった人々』を回想するシーンで、次々とイメージに浮かぶ人々の最後に現れたのが彼女だったことから、半世紀以上の時を経てなお、フリットの心の中で彼女が特別な存在となっていることが明らかになっている。


そして最終話では他の戦死者と共にフリットの前に現れ、彼を説得。ユリンやグルーデック達の言葉に揺り動かされたフリットはついに自責の念を乗り越えヴェイガンを許し、今にも崩壊しようとするコロニー「セカンドムーン」の救援作業の要請を戦闘中の連邦とヴェイガン両軍へ伝え、その目的を果たしキオから「真の救世主になれた」と呟かれた。


悲運だったのはエミリーと面識が全く無いという事である。冒頭の戦闘後では後ろ姿ぐらいしか見てないし、ミンスリーで再会してキャッキャウフフと遊んでいた時、エミリーはディーヴァ大改造で大忙し。その後は3人が出会う機会も無いまま戦死してしまった。


最終話におけユリンとフリットとの会話について

フリット

「じゃあ…どうすればいいんだよ…。」

「あいつらだって苦しいのは解ってるさ…でも…。」

「奴らはユリンを…それに…この僕だって君を…」

「僕はユリンを守れなかった!」


ユリン

「ありがとう、優しいフリット…。でも、もういいんだよ…。」

「いいんだよ…許してあげて。みんなを、そして…あなた自身を…。」


上記の言葉をフリットに送る事で、彼の永年の憎しみを解き、真の救世主にさせたユリン。

しかし、実は以外にも納得のいかない視聴者も少なくない。

一見すると感動的なシーンに見えるが、見方を変えればフリットはキオやアセムの「ヴェイガンと和解したい」という意見をあれほど頑なに否定し、半世紀もの間、自分の信念を真っ当してきたのにも関わらず、ユリンというたった一人のかつての愛人一人の言葉だけで、あっさりと掌を返している。もしそんな都合よく簡単に信念を変えられるのなら、もっと犠牲を減らすこともできたはずである。

実際にそれまでの間にキオとアセムは、フリットの復讐の駒として最後まで利用された挙句、この戦いでそれぞれ大切な人を失う羽目になってしまった。さらにフリットは自分と同じ境遇を持つ人物を救いもせず、あっさり見捨てて殺してしまっている。

特にキオに至っては、ユリンの復讐のために僅か13歳の若さでガンダムに乗せられ、人殺しの罪を背負わされた挙句、敵も味方も関係なしにサンドバッグにされるという生き地獄同然の不幸を味あわせられており、そう考えるとこのフリットのあまりにも軽すぎる心変わりに納得できるはずがないのである(しかもユリンはそんなキオの境遇の事など一切語ってすらいない)。

果たして、一人の愛人のために自分の子供を復讐の道具に仕立て、彼らを含む多くの人生そのものを狂わせたこの男を、このフリット・アスノを本当に「優しい」と言えるのだろうか…?



光る宇宙

外見や雰囲気、主人公と一緒にコクピットに乗る描写から、ティファ・アディールが元ネタと言われている。

彼女の最期のシーンについては、ララァ・スンのオマージュとも言われている。


もっとも、敵側のニュータイプや強化人間的なヒロインが主人公と恋仲に落ち、主人公やライバルを庇って死ぬのはガンダムのいつものお約束。主人公以外の脇役や、男女逆版まで含めれば殆どの作品にそれっぽいシーンがあったりする。

とはいえ、「爆発を見ながら画面右手を漂うガンダム」などは明らかにララァを意識していると思われる。


人気投票1位

DVD第1巻特典イラスト用人気投票(女性キャラ)で、60%を超える得票数でぶっちぎりの1位を飾った。ちなみに2位はミレース・アロイ19.3%、3位エミリー・アモンド10.7%。


それだけで留まらずポータルサイトの『GUNDAM.INFO』のガンダム国勢調査の第271回における「ガンダムAGEベストカップル」ではフリット&ユリン(40.52%)が圧倒的な差で第1位を取っている。流石は人気の高いヒロインである。


余談

もしユリンが死亡していなかったらフリットはそこまでヴェイガンを憎むことは無く、人生が変わっており、フリットはエミリーではなく彼女と結婚していたのだろう…。


スパロボシリーズでのガンダムAGEの初参戦はスーパーロボット大戦BXであるが初参戦であるのにも関わらず何故かキオ編からであるため、ユリンが最初から死亡しているので残念な所である。もし、AGEが再びスパロボに参戦し、フリット編設定で登場した場合スパロボ補正で生存させて欲しいユーザーが多い。


関連タグ

機動戦士ガンダムAGE ガンダムAGE ヒロイン フリット編

フリット・アスノ エミリー・アモンド アルザック・バーミングス ガンダムAGEメインヒロイン 病ミリー ユリン Xラウンダー ファルシア 生きるのって難しいね 病リン バイオレットヒロイン


CP

フリユリ


関連キャラクター

ガンダムシリーズ関連


ガンダムシリーズ以外

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