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反動技の編集履歴

2023-01-08 22:40:40 バージョン

反動技

はんどうわざ

ポケモンがバトル中に使用するわざの分類の一つ。 公式の名称ではなく、あくまで俗称として通用している。

ポケモンがバトル中に使用するわざの分類の一つ。 公式の名称ではなく、あくまで俗称として通用している。


概要

ポケモンの使用するわざの中で、わざを使用した際に、PP以外の何らかの代償を払うわざを指す。

プレイヤー間では、後述の「すてみ系」による反動が伴う技全体をそう呼ぶことが多いが、本記事ではそれ以外の反動についても説明する。


システム的に見ると威力や命中率は高い傾向があり、その点では使いやすいものの、気安く連発できないリミッターとして「反動」が用意されている。反動によって発生する効果はわざごとに異なる。

なお、基本的にいわゆる自爆技を除けば、攻撃を外した場合や、まもる系のわざやタイプ相性、特性などによって無効化された場合は反動は発生しない。基本的に効果は自分に対するデメリットのみであるものが多いが、稀に相手に対する追加効果も有するわざもある。


発生する反動によってもう少し細分化される場合がある。公式の名称ではないため、トレーナーによって「反動技」と言った場合にどの程度の範囲の技を指すのかは異なる場合があるので要注意。


反動の種類

すてみ系

わざを使用したポケモンのHPが直接的に削られるタイプで、基本的に特性「すてみ」によって威力が上昇するものを指す。攻撃が有効となった場合にダメージを受けるものと、無効になった場合にダメージを受けるものがある。前者で代表的なものはすてみタックルボルテッカーなど、後者はとびげりなどが該当する。「自らを省みず全力で相手に突撃する」というような豪快な技が多く、基本的に直接攻撃且つ物理わざが多くを占めている。


後者の反動ダメージは固定(第5世代以降)となっているが、前者は相手に与えるダメージが大きくなるにつれて、自分に跳ね返ってくる反動ダメージも大きくなる。その反動ダメージによってHPが0になる場合もある。性質上、ポケモンの耐久力を直接的に削ってしまう為、元々耐久力の低い速攻型のポケモンに好まれやすい。一方、持ち物「きあいのタスキ」や特性「はやてのつばさ」(第七世代以降)など、HP満タン時に発動するものとは相性が悪くなりやすい。逆に、HPの減少を利用して特性「もうか」の発動や、わざ「じたばた」の火力増強の補助に用いる戦法もある。


特性「いしあたま」を持つポケモンは、このタイプのわざによる反動ダメージを受けない。

また、特性「すてみ」を持つポケモンは、このタイプのわざの威力を強化できる。ただし元の威力が強化される分、反動による自分へのダメージも増加する。


ちなみに、わざ「ビックリヘッド」「てっていこうせん」は例外的に有効無効問わず使用者のHPが削られる。そしてこの二つのわざは特性「すてみ」等の対象外であることから、この系統からは除外される可能性もある。


自爆系

わざを使用するとひんしになる代わりに絶大な効果を発揮する。「だいばくはつ」のような攻撃わざの他、「おきみやげ」や「いやしのねがい」といった変化技もあり、後続を安定してくり出すために用いることもある。


行動不能系

わざが決まった次のターンは行動不能になるタイプ。またの名をロマン砲。代表的なものははかいこうせん。「膨大なエネルギーを一気に放出する」というわざが多く、その性質からか、非直接攻撃且つ特殊わざが多くを占めている。

反動の影響を受けたターンはわざを繰り出す事は勿論、交代する事もアイテムを使う事も逃げる事もできないまま、ただただターンが消費される。ただし相手の行動やターン経過によって発動する特性やどうぐの効果などは発揮される。


軒並み威力が150以上と頭一つ抜けて高く、一撃で与えるダメージとしては自爆系のわざに次ぐほどの高火力。しかし、行動不能のデメリット自体はかなり大きく、相手がどんな行動を取ってもまず間違いなく後手に回ってしまう。そのため、メインウエポンとしては使い勝手が悪く、甚大なリスクを気にしていられないほど切迫した状況で使うことが基本となる。その他、ケッキングが特性「なまけ」と合わせてデメリットを軽減させる目的で用いる場合もある。


威力自体は凄まじいため、追い込まれた際の最後の切り札としては申し分ない。特にポリゴンZはかいこうせんは、いわタイプはがねタイプといった相性の悪い相手すら吹き飛ばすほどのダメージを叩き出す場合もある。ただし、命中100のわざは存在しないので、過信しすぎると泣きを見る可能性がある点には要注意。


ちなみに、第一世代ではこのタイプのわざ(当時は「はかいこうせん」のみ)は、相手ポケモンを倒せば、反動によって行動不能にならないことから、当時の対戦環境で猛威を振るいまくっていた。


能力低下系

わざが決まると自身の能力ランクが低下してしまうタイプ。

オーバーヒート」なら特攻が二段階、「ばかぢから」なら攻撃防御が一段階ずつ、といった具合に、どの能力が何段階下がるかはわざごとに異なる。

下がった能力は交代によって元に戻るため、前述のすてみ系や行動不能系と比較するとそれなりに扱いやすい部類にある。しかし能力が下がったまま戦うのはやはりリスクが高く、長期戦には向いていない。特にこうげきやとくこうが下がるわざの場合、他の攻撃技まで一緒に火力を引き下げられてしまうため、乱用は基本的に厳禁である。しろいハーブで能力低下を抑える作戦もあるが、相手の「いかく」等で消費される可能性には注意。


なお、この類のわざによる能力ダウンでは、「まけんき」などの特性による能力上昇は発動せず、「クリアボディ」などの特性持ちの場合でも能力ダウンはしっかりと発動する。

一方、「あまのじゃく」持ちが使えば、その瞬間に普通に高火力な上に当てれば当てるほど能力が強化されていくというとんでもない壊れ技と化す。ジャローダカラマネロなどはこの戦法で一躍有名になった。



その他

もえつきる」など、先述のものとは別系統の反動が発生するわざもいくつか存在する。


反動技一覧






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