王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー
おうさませんたいきんぐおーじゃーたいきょうりゅうじゃー
概要
スーパー戦隊VSシリーズの最新作。2024年4月26日より期間限定上映、10月9日にDVD・Blu-rayが発売予定。また、『王様戦隊キングオージャーVSドンブラザーズ』と2本立て形式での放映となる。脚本は本編コラボ回に引き続き金子香緒里氏が担当し、高野水登が脚本監修に参加。監督・アクション監督は『キョウリュウジャー』メイン監督である坂本浩一が手掛ける。
『キングオージャー』本編32話・33話と同様にキョウリュウジャーのメインキャストが出演。さらに本編では変身後のみの登場だった桐生ダイゴ / キョウリュウレッド(演:竜星涼)と空蝉丸 / キョウリュウゴールド(演:丸山敦史)もそれぞれ顔出しでの出演となる上に、本編での出演が叶わなかった弥生ウルシェード / 2代目キョウリュウバイオレット(演:飯豊まりえ)も『恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』以来約11年ぶりの顔出し出演となり、ついに完全集結を果たす。
キョウリュウジャーの残りの番外戦士3人(キョウリュウシアン・キョウリュウグレー・キョウリュウシルバー)はいずれもラミレス・鉄砕・賢神トリンが声のみであるが、オリジナルキャストで登場する。また、ゲストキャラクターであったプリンス(キングキョウリュウレッド)も本編に引き続き出演し、彼を含む事で計11人のキョウリュウジャーが登場する事になった。
なお、本作のメインで登場するキャラクターはキングオージャー本編への出演が僅かまたは無かった、ダイゴ・空蝉丸・弥生とキングオージャーとの架け橋となるプリンスの4人である。他のメンバーはキングオージャー本編でたっぷりと尺を使って描いているためか本作では出番は少なめ。キングオージャーのメンバーは中盤まで冒頭以外登場しない。
また、本作は本編第32話と第33話のみならず、『帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER』や『キングオージャー』本編終盤の映像が流用されており、当時のキョウリュウジャー側の動向が描かれているため、実質本編の補完及び伏線回収としての側面もある点が特徴となっている。
あらすじ
地球を侵略した宇蟲王ダグデドを追って旅立った、桐生ダイゴと空蝉丸。
しかし、ダグデドとの戦いのさなかに、空蝉丸は別時空の地球に飛ばされてしまう。たどり着いたのはダグデドから宇宙を救えず、デーボス軍に侵略された地球だった。荒廃した未来を阻止するべく、再び元の時空へ向かったが時空改変の影響で、チキューでは新たな宇蟲王となったギラが君臨していた……!
登場キャラクター
王様戦隊キングオージャー
- ギラ・ハスティー/クワガタオージャー…演:酒井大成、有山実俊(幼少期)
- ヤンマ・ガスト/トンボオージャー…演:渡辺碧斗
- ヒメノ・ラン/カマキリオージャー…演:村上愛花
- リタ・カニスカ/パピヨンオージャー…演:平川結月
- カグラギ・ディボウスキ/ハチオージャー…演:佳久創
- ジェラミー・ブラシエリ/スパイダークモノス…演:池田匡志
- ラクレス・ハスティー(幼少期)…演:藤井優
獣電戦隊キョウリュウジャー
敵
限定形態
- ガブティラキョウリュウレッド
- キングオージャーカーニバル(クワガタオージャーカーニバル/(カミツキチェンジの武器を装備した王様戦隊))
- キョウリュウゴールド・ディノスグランダー
余談
これまでのVSシリーズは前年作品(『ゼンキラセンパイ』の様な単体メインのケース含む)を基本に、前年作品を含めた歴代戦隊から選抜されたチーム、はたまたメタルヒーローとのVSをメインとしていたが、前年作品よりも前の戦隊単体とのVS作品はサプライズのためタイトルに表記されていない例や海外における順番のズレを除けばこれが初となる。当初は『キングオージャーVSドンブラザーズ』を予定通り春に、本作を10月に公開する案もあったが、キョウリュウジャー10周年を完全に過ぎてしまうという事からこの形となった。
なお、2年以上のスパンを開けたこのパターンの共演自体はキングオージャーと同時上映で共演するドンブラザーズを含めたTVシリーズ、並びに東映特撮ファンクラブ配信作品ではよく見られている。
関連タグ
王様戦隊キングオージャー 獣電戦隊キョウリュウジャー スーパー戦隊VSシリーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー→王様戦隊キングオージャーVSドンブラザーズ/王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー→???