ウパー

うぱー

『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空のキャラクター（モンスター）のうちの一種。

基礎データ

全国図鑑	No.0194
ジョウト図鑑	No.056
シンオウ図鑑	No.117
マウンテンカロス図鑑	No.017
ガラル図鑑	No.100
パルデア図鑑	No.053
ローマ字表記	Upah
ぶんるい	みずうおポケモン
タイプ	みず / じめん
たかさ	0.4m
おもさ	8.5kg
せいべつ	50%♂・50%♀
特性	しめりけ/ちょすい/てんねん(隠れ特性)
おとしもの	ウパーのねんえき
タマゴグループ	すいちゅう1/りくじょう

各言語版での名称と由来

言語	名称	由来
日本語	ウパー	ウーパールーパー
英語・スペイン語・イタリア語	Wooper	日本語名に同じ
ドイツ語	Felino	Fenn(フェン、湿原の一種)+bambino(イタリア語で子供)
フランス語	Axoloto	axolotl(メキシコサンショウウオ、アホロートル)
韓国語	우파	日本語名の音写
中国語(簡体字)	乌波	日本語名の音写
中国語(繁体字)	烏波	日本語名の音写
ヒンズー語	वूपर	英語名の音写
ロシア語	Вупер	英語名の音写
タイ語	อูปา	日本語名の音写

進化

ウパー → ヌオー(レベル20)

鳴き声

「オーッス！」	バウタウンにいる♂
「ギャフソン」	バウタウンにいる♂
「うふふ」	バウタウンにいる♀

リージョンフォーム

ぶんるい	どくうおポケモン
タイプ	どく / じめん
高さ	0.4m
重さ	11.0kg
特性	どくのトゲ/ちょすい/てんねん(隠れ特性)

『ポケモンSV』から登場する、パルデア地方の環境に適応して姿を変化させたウパーのパルデアのすがた。進化先もヌオーではなく、ドオーへと分岐進化する。

→パルデアウパー

概要

『ポケモン金銀』から登場している、ウーパールーパーがモチーフのポケモン。

ただし腕は無いコケシじみた体型で、小さな足と大きめの尻尾を持ち、頭の両側からは魚の骨のようなエラが生えている。

基本的に水温の低い水中で生活しており、眠る時は水底の泥に半分埋まる。性格は臆病らしく、進化系のヌオーの元に寄り添って過ごしている。

一方、足があるだけに陸上生活も可能となっており、夕方などの涼しい時に上陸し餌を探す。

但し皮膚が乾燥すると死んでしまう為、上陸する時は透明な粘膜を分泌し纏う。この粘膜は触れるとピリピリする微量の毒を含んでおり、これによって乾燥だけでなく外敵からも身を守っている。

雌雄の違いとして、メスはエラにある棘の数が少ない。色違いも水色の全身がピンク色になっており、非常に分かりやすい。

ゲーム上の特徴

基本的には、夜、洞窟内、湿地、水辺に生息している。

クリスタル版のみ、冒険の最初にオーキド博士がポケモンの紹介をする際に登場する(それ以外だとマリル)。

シンオウ地方ではノモセシティ周辺に出現するが、ヒスイ時代であるLEGENDSアルセウスには生息しておらず、恐らく後から生息したのかと思われる。

ポケモンSVでは、パルデアウパーを持っていればカラフシティで原種ウパーを交換で入手可能。この個体は「ふしぎなアメ」を持っている。開発者がポケモン実況者の交換会文化にでも影響されたのだろうか。
後にDLC「碧の仮面」でキタカミの里で野生出現するようになった。

性能

種族値

HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
55	45	45	25	25	15	210

※リージョンフォームも同値

元祖「みず・じめん」複合の持ち主。このタイプは弱点がくさタイプのみ、半減が５つとなかなか優秀に複合タイプである。特性も優秀だが能力が低いのが難点。幸い進化レベルも20と低めなため、すぐにヌオーに進化できる。

ちなみになぜか手がないのにれいとうパンチとグロウパンチを覚える。

使用トレーナー

アニメ版

サナエ(無印148話)
釣り人(無印168話)
オバさん(無印174話)
ユモミの両親(DP63話)

漫画版

インチキ商売のおじさん(ポケスペ)

番外作品

『ポケモンGO』

2017年2月17日で他のジョウトポケモンと共に実装。2020年12月11日に「ウパーに注意！」というイベントが開催され、これに伴って色違いとシャドウが実装された。

『ポケモン不思議のダンジョン』

『いくぞ!嵐の冒険団』ではなんと主人公の1匹として抜擢される。

アニメ版

アニポケ・サトシの旅シリーズ

サナエのウパー達(CV:新谷真弓)
- 無印148話でウパー専門の保育園が登場。サトシはここの園長を行っているサナエからケガをした母親の様子を見に行くため、保育園の留守番を頼まれる。
- この保育園のウパーはやんちゃで池から脱走する、保育園の物を勝手に食べたりする。特に体にハートの模様があるサナエの個体は預かっているウパーよりもかなりやんちゃでなんと手がないのに崖を登って園外に出る、落っこちそうなボロ橋でジャンプしたり走ったりと、恐れることを知らない個体である。
- その後キノコ鍋のキノコをこのウパーに食べられ、キノコと間違えたロケット団に見つかり、気に入られ(特にムサシがウパーの可愛さにやられて気に入っていた)一度は捕らえられたが、戻ってきたサナエがウパーに指示を出すとウパーはその粘膜で覆われた体でいとも簡単に網から抜け出しロケット団に猛攻撃を仕掛けて撃退した。実はサナエのウパーは見た目に反して強いのである。
- ちなみにこの回でウパーの声を担当した新谷真弓は、後にピチューブラザーズに登場するウパーの声も担当されている。

ユモミの両親のウパー
- DP63話で登場。源泉から温泉宿まで温泉を引くパイプに何者かが別のパイプを繋いで湯を盗んでいた事が分かり、ウパーに発信機を付けてどこへ引かれていたかを調べるとロケット団の仕業と判明した。

DP7話
- 木の実を集めていた野生のウパー。しかし木の実がロケット団に奪われていてきれいさっぱり無くなっていた為に泣き出してしまう。木の実ドロボウがロケット団だと分かると激怒し、他のポケモンと一緒にロケット団を撃退した。

湿原のウパー
- XY56話(回想)・61話(回想)・65話(回想)・69・70・123・131・140話でサトシのヌメルゴンが暮らしていた湿原のポケモンで登場。ヌメラ時代から仲良し。フラージェス率いるむしポケモン達の襲来で離れ離れになってしまうが、ヌメルゴンに進化して戻ってきた際に再会した。

その他

無印	168・169話・178話・・215話・228話・255話
AG	15話・32話・147話・152話・188話・191話
DP	28話・92話(空想)・161話
BW	127話・134話(雑誌)
XY	22話・38話・40話・55話(映像)・99話・112話・113話・144話
新無印	4話・9話・19話(メタモンのへんしんとイメージ)・25話・31話・33話・63話・81話・91話・112話(回想)・122話・125話・131話・132話
劇場版	水の都の護神・波導の勇者・蒼海の王子・ディアルガVSパルキアVSダークライ・氷空の花束・幻影の覇者・神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒・破壊の繭とディアンシー・ボルケニオンと機巧のマギアナ・みんなの物語・ココ

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ

58話：モブで登場

漫画版

『ポケットモンスターSPECIAL』

3章で登場。ワカバタウンにいかにも怪しいインチキゲーム屋が「逃げまどうウパー達を1分以内に捕まえれば豪華賞品ゲット」という商売を行っていた。実はインチキゲーム屋にいるホーホーが「嘘の時間を言って」おり、参加者達はホーホーは体内時計が正しいという事で疑わなかったが、通りかかったゴールドによりインチキを暴かれた。

ウパーの編集履歴

ウパー