「我ら地獄谷五人集 鷹爪 火見子(たかのつめ ひみこ)!」
CV/演:マキ上田(怪人態の声は沼波輝枝説もあった) スーツアクター:河原崎洋夫
概要
映画『仮面ライダースーパー1』に登場するドグマ王国の支配者・帝王テラーマクロ自身が手塩に育てた弟子たちで構成されるエリート集団『地獄谷五人衆』の紅一点にしてリーダー格である鷹型改造人間。顔が鷹の爪を思わせる造形になっているのが特徴。
何気に本作では後に登場するジンドグマの大幹部、魔女参謀と妖怪王女を除く唯一の女性怪人で、普段は鷹爪火見子という名の女性の姿をしている。鳴き声は「ケケケケーーーーー!!」
中国から山彦村に運ばれて来たとされる超兵器『空飛ぶ火の車』狙い、その秘密が隠されている山彦村のマタギの里を襲撃。
そして『空飛ぶ火の車』の封印を解く宝刀を手に入れ封印を解いた後、これを使って街で破壊活動を行い、一気に日本をドグマ王国の支配下におこうとする。
しかし万が一『空飛ぶ火の車』が悪用された時に備えてこれを無力化出来る『五つの光る石』を奪っていなかった(因みに宝刀はメガール将軍の命でテラーマクロに献上)ことをテラーマクロから指摘され、慌てて『五つの光る石』の行方を探し出し、これを里の子供たちが持ち出したことを突き止め襲撃を掛ける。
しかし既に事の次第は赤心少林寺の玄海老師を通じてスーパー1こと沖一也に自分たちの行動が知れ渡っており、次々と刺客は撃破されていき自身はゾゾンガーと共に最後まで生き残るが、最終的には『空飛ぶ火の車』は無力化され、墜落して爆発炎上と共に大破してしまい、スーパー1にゾゾンガーと共に最後の対決を挑む。
最後は激闘の末冷熱ハンドの超高温火炎に怯み、『スーパーライダー月面キック』を受けゾゾンガーと共に爆死した。
能力
『鷹爪拳』の達人で、翼で空中を自在に飛び回り鋭い爪で敵を引き裂く戦法を得意としている。
人間体時では鉄爪を装着している。
仮面ライダーSPIRITSでの活躍
バダン帝国最高幹部・暗闇大使がバダン総統=大首領JUDOより与えられし『時空魔法陣』の力で魂の無い傀儡として復活。
劇中では、一也が青森で目覚めた際に青森市を襲撃していたが、颯爽と現れた赤心拳・外鬼流の師範・義経に『梅花の型』で頭部を切り裂かれ、そのまま呆気なくフィードアウト…したかと思われたが、再生ヘビンダーを倒し、気を使い切り油断し切っていた一也と義経の元に再度出現。
前回で受けた傷が再生し切っていないというグロテスクかつ醜悪な姿で襲い掛かるが、突如として現れた黒沼外鬼に『黒沼流鉄指嘴』を放たれ、(原作でもそうだったが)地獄谷五人衆のリーダーの割には呆気なく瞬殺された。
が、実はその事自体が赤心拳の根絶やしを計る暗闇大使の計略であり、黒沼外鬼こそが帝王テラーマクロの人間態であった(もともと裏設定ではテラーマクロは黒沼外鬼という名の人間態で赤心少林寺に侵入して暗躍していた事になっている)。
そのため、外鬼=テラーマクロは完全に油断し気を許して今までの経過報告を行う義経の隙を突いて左胸を刺し貫ぬき瀕死の重傷を負わせることに成功しており、囮としての役割としては十分にその役割を果たしたともいえる。
関連項目
サロメ:演者が同じ。
空の拳魔カタ:同じく鷹の拳法を使う繫がりの戦隊怪人。但しこちらは幹部。
鷹モチーフのライダー怪人
アンクは5人1組の怪人集団の一員である点も類似(第1話時点で既に離脱済)
鷹モチーフのライダー及び派生フォーム
仮面ライダー羽撃鬼 タトバコンボ/タジャドルコンボ/タマシーコンボ/スーパータトバコンボ ホークガトリングフォーム ニードルホーク