「行くぞ仮面ライダー!貴様の実力を試してやる!」
スーツアクター:岡田勝
概要
劇場版『仮面ライダー対ショッカー』での作戦に失敗し、南米支部へと左遷された死神博士がアンデスの沼に生息していたデンキナマズを元に改造した怪人(顔はナマズよりアンコウなどの深海魚っぽいが)。鳴き声は「アララララ」。
ちなみにデンキナマズはアフリカに生息していて、南米にいるのはデンキウナギのはずである。死神博士はどうやってアンデスからデンキナマズを調達したのだろうか?
武器は両手に装備された10万ボルトの電圧を発生できる電気ムチで、ショッカー骨戦闘員や滝和也ですら昏倒させるほどであった。
死神博士配下の怪人だからなのか、劇中にて五郎を始末しようとしたのを止めた地獄大使に対して「なぜ止める!?」とタメ口を利くシーンがある。
活躍
行川アイランドに基地を作った日本支部の後任である地獄大使への手土産として棺桶に入れられた状態で運ばれた。
しかし、同じく電気怪人であったクラゲダールやエイキングとは異なり電気エネルギーは無尽蔵ではなく、定期的に行川アイランド内の久遠の塔から反射する太陽光を浴びせなくてはならないのが弱点であった。
死神博士と組むことに対して「自分だけでは不服かな?」と皮肉で返していた地獄大使もナマズギラーの能力を見て満足していた。
アイランド内のトンネルで石倉五郎を捕らえた後に、死神博士と共に付近を調査していた本郷猛と滝を迎撃するが、前述の弱点から一時退却し地獄大使に弱点を説明した。
そして五郎を洗脳して立花藤兵衛等を捕らえる作戦に失敗し、トンネル内で滝を襲撃し五郎と同じように5万ボルトの電流を帯電させて洗脳して本郷を暗殺させようとするもこれまた失敗。
最終的に自ら出撃するが、地獄大使の指示で電圧を上げたはいいもののエネルギー切れになってしまい、さらに五郎から弱点を聞いた藤兵衛等によって塔からの太陽光の供給が出来なくなり、ライダー反転キックによって倒された。
派生作品
すがやみつるによる漫画版ではアマゾニアとコンビを組む形で登場。
死神博士の指示で海底に遺棄された毒ガス奪取作戦に参加し、邪魔になる漁民を片っ端から始末していた。
セミミンガの破壊音波を聞かされて海中に落下した1号を強襲するも、電磁ムチを掴まれぶん回され、岩に叩き付けられて爆発四散した。
PS『仮面ライダー正義の系譜』でも登場。
かつての世紀王の片割れであった邪眼によって復活した死神博士の配下として1974年 1月の時代で地熱発電所の変電設備にて仮面ライダーV3と戦う。
強化改造されたのか、太陽光がなくても無尽蔵に電気エネルギーを使うことが出来た。
関連項目
電気を使う改造人間