概要
マシン帝国バラノイアが開発したマシン獣で、前回レッドパンチャーが登場したのを受け、ブルドントがボクシングを研究した上で製作した。
筋骨隆々のボディに青いヘッドギアとグローブ、ボクサーパンツとボクサーシューズ、腰のチャンピオンベルトと如何にもボクサーそのものという感じの姿。唸り声こそ上げるが言葉は喋らない。
その外見に違わずボクシングが得意で、グリーンのフライングパンチまでラーニングする程だが、途中でハンマーを使ったり霧を吹いて視界を奪う等、卑怯な戦法も辞さない。
更に巨大戦ではラーニングしたフライングパンチの反動に耐えられるよう、両腕に強化が施されることとなる。
いずれにせよ、打倒レッドパンチャーのために生み出された存在であるだけに、巨大戦でのリング(電流付き)上でレッドパンチャーと繰り広げる殴り合いは必見。レッドパンチャーに必殺のマグナパンチャーを使わせた最初の相手としては申し分無い敵であろう。
活躍
打倒レッドパンチャーのため、ボクシングを研究したブルドントによって生み出されると、ミキオを人質に昌平とボクシング対決を繰り広げる。途中からハンマーを使用するバラボクサーに対し、グリーンはフライングパンチで応戦する。
だが、この技は自身の拳を痛めるリスクがあり、バラボクサーの堅牢さの前に右腕を骨折。直後にバーロ兵が襲い掛かるも、レッド達4人が加勢に入る。
するとアチャとコチャによって巨大化し、巨大戦ではレッドパンチャーとボクシング対決を繰り広げる。途中で霧を吹いたりハンマーで攻撃したり卑怯な手を使って追い詰めた末、グリーンからラーニングしたフライングパンチで見事下すも、右腕を損傷したことでその場は撤退。第1ラウンドはバラボクサーのTKOで終わった。
続く巨大戦第2ラウンドでは右腕を修復されると同時に、フライングパンチの反動に耐えられるように強化改造された状態でレッドパンチャーを相手取る。バラノイアが用意した霧や電流リングでレッドパンチャーと戦い、相変わらず霧を吹いて視界を奪う等の戦法やフライングパンチ、電流リングで苦しめるも裕司、樹里、桃の3人が支援に入り電流リングを破壊されたことで形勢逆転。猛攻に押された末にマグナパンチャーを叩き込まれて爆散した。
余談
モチーフはボクサー。『百化繚乱[下之巻]』によると、デザイン画の段階では青い体色だった。
声を演じた山中氏は昨年の『忍者戦隊カクレンジャー』でもシュテンドウジ兄弟の弟の声を担当していた。
関連タグ
超力戦隊オーレンジャー マシン帝国バラノイア マシン獣 ボクサー
災厄忍者カンガルーレット、冥獣グール、ボクシングワルド:いずれもボクシング戦法を使う戦隊怪人達で特にグールはボクシング経験者が最初戦い腕を負傷後、レッドが特訓を受け一方自らも強化され最終的にレッドからKOされる(ただし、バラボクサーはパンチ(攻撃力)強化のため腕部強化に対してこちらは弱点をカバーする(防御力強化)ため腹部に強化された)と似た物を持つ。
ドームロイド:『特命戦隊ゴーバスターズ』に登場する怪人で、同じくリングで巨大戦が行われた繋がり。
高原日勝:『ライブアライブ』の「現代編」の主人公で、拳を交えた相手の必殺技を喰らう事でその必殺技を習得していく戦法を取ったという共通点がある。ちなみに、リメイク版での声の人はブルドントの声の人である。