概要
ゲーム実況者・VTuberであるクーさんが主催するMinecraftのイベント。副題を含めた名称は「マイクラ肝試し2021~伊佐貫トンネル奇譚~」。
2021年9月24日~26日、10月1日〜3日の計6日間開催され、YouTube Japan公式イベント『YouTube Gaming Crosszone Vol.5』のプログラムの1つに組み込まれた。
- テーマは「裏世界からの帰還」 。2020年版の肝試しマップには、続きがあった。
- 内容としては、2020年版マップの続編となっている。プレーヤーは2020年版のゴールだった場所から出走し、今度こそ裏世界からの生還を目指すというものになっている。クリア報酬は裏世界から持ち帰ったライト付きヘルメット。
- 20年版の続編である関係上、ストーリーや演出の考察には20年版の体験が推奨されているため、21年版本編が開放されている傍で20年マップも体験できるよう常時開放されていた。
- 開催期間が異例の2週連続となり、9/24~26の三日間は実況者などが中心の『Gaming Week』・10/1~10/3の三日間はバーチャルYouTuberが中心の『Virtual Week』として開催。さらにグループや箱に所属する本編不参加のメンバーが前川郷に入れるようになり、例年以上の賑わいとなった。
- 異例の長期開催となったため、運営枠全編をクーさん1人で実況するのが難しいこともあり、過去にマイクラ肝試しに出走した実況者やVTuberをコメンテーターとして運営枠に呼ぶという試みを行った。なお、コメンテーターの中にはテストプレーヤーとして21年版の肝試し本編を体験済みであるにもかかわらず初見同様にビビり散らかしていたベテラン肝試し出走者もいた。
- マイクラ肝試し2021を語るうえで外せないのが、にじさんじ所属の北小路ヒスイさんだろう。『マイクラ腕試しにじさんじ杯』では(当時選手ではなかったため)観戦席から『勝手に解説』配信を行い、その縁もありエキシビションマッチや急遽参加できなくなったメンバーの代走として腕試し本編へのデビューを果たした彼女であるが、実はマイクラ肝試しをずっと追いかけ続けている大ファンの1人であり2014年から欠かさず見ているというヘビーリスナーであることが判明。そのため、出演が決まった際には「憧れで目標だった」と感極まっており、開催前には主催のクーさんとの対談を企画し、クーさんもこれを快諾し1時間以上にわたる対談コラボ配信が行われた。この対談の中でクーさんの「マイクラ肝試しがまだまだVTuberの皆さんの間では知名度が低い」という発言を受け、にじさんじ内のゲーム大会でチームを組んだVtuberたち4名に声をかけ、2014年御山MAPや2020年裏世界MAPを一緒に体験(Virtual Week参加者の中で、出走者でないメンバーを前川郷探索に誘った者は極めて少ない)。彼女自身もコメンテーターを任された二日目以外では前川郷の探索とミニゲームの一位獲得に執念を燃やすなど、まさに「前川郷を味わい尽くした」と言える堪能具合を見せた。最終日の閉会式後、今年の前川郷にいられる時間があと僅かになる中、憧れの末ついに降り立つことのできた前川郷の建物一件一件を丁寧に見回り、名残惜しむ様は視聴者の心に深く刻まれた。
出演者-GAMING WEEK
(マイクラ肝試し本編に初参加の方は🔰)
9月24日
1枠目:カラフルピーチ
2枠目:
3枠目:我々だ!
9月25日
1枠目:『ぴくと&はうす』
2枠目:ワイテルズ
3枠目:
4枠目:
9月26日
1枠目:ゴラクバ!
2枠目:ナポリの男たち
3枠目:ドズル社
4枠目:
ゲスト参加
(過去マップやロビー散策などに初参加の方は🔰)
出演者-VIRTUAL WEEK
(マイクラ肝試し本編に初参加の方は🔰)
10月1日
2枠目:にじさんじ
3枠目:キケン部
10月2日
2枠目:にじさんじ『油飯屋』
3枠目:
10月3日
1枠目:にじさんじ
2枠目:にじさんじ
3枠目:『小鬼歌』
ゲスト参加
(過去マップやロビー散策などに初参加の方は🔰)
事前テスト参加者
コメンテーターは本編参加兼任を除き、イベント当日よりも前に体験している。こちらは当日のデバッグも兼ねていたため、一部演出が異なる箇所もある。(過去マップやロビー散策含む、マイクラ肝試しに初参加の方は🔰)
1組目:
2組目:
3組目:『下半身TMR』
4組目:ぷんすか魔法学院
前川郷
- 屋台:前川郷の屋台コンテストで受賞したゲーム枠でワニワニパックンともぐら屋が追加された。プレイ環境の向上のため、ワニワニパックンが2024年で閉店となった。
- 前川百景:2021年から実装された(旧)スタンプラリー。全23箇所の名所を巡り、そこのスタンプを集めるという内容。前川郷の表通りなどになる白いキラキラした煙が目印であり、その場所に立つとスタンプを押してくれるおじさんが出る位置が改めて示される。なお、おじさんの出現する場所の煙の色で押したかどうか確認が可能(水色:まだ押してない/紫:取得済み)なほか、郷にある地図に取得済みのポイントに火が灯るギミックがある。前川郷のスタンプラリーなので茶菓街にはスタンプを押せるポイントがないため注意。なお、写真映えするスポットが主体なので、スタンプを集めるついでに写真撮影をするのもおすすめ。各ポイントにはそれぞれの景色についてのガイド文もある。スタンプラリーを制覇するとオリジナル実績解除とクリア報酬がもらえる。マイクラのバージョンアップによってシステムが完全に動かなくなってしまい全てのシステムを改修する必要になったため、前川百景は2024年で廃止され、新しいスタンプラリーへの運用に変更された。