概要
「特命戦隊ゴーバスターズ』は、放映開始直後から、メカとそれに携わる人々の描写にシリーズ中最も力を入れていると専ら評判である。
実際にスタッフも「メカ推し/ロボ推し」を公言(「スーパーヒーロー作戦」パンフレット等)する程である。
その為、
こんなカッコいいメカだったり
個性的なキャラがいたり
司令本部があったりする。
二次創作では
カッコいいイラストが描かれたり
メカに慣れ親しんだ温かい風景が描かれたり
ネタに走られる事もある。
(これらのイラストはこのタグが付いていたイラストを張り付けました。)
全体を通して
以下本編でのメカ関連の活躍(およびネタ)を紹介。
ネタバレも含むのでご注意。
- 今までの戦隊では珍しくリアルな設定とメカディティール。
- コックピット内にはタッチパネルからエネトロンのリアルタイム残量表示、アナログなスイッチ&ランプも配置され、いい意味でのゴチャゴチャ感が現実感を煽る。
- ゴーバスターエース(以下、エース)の着ぐるみにはコーションマーキング(実在の兵器からガンプラ、ゾイド等にも取り入れられた整備ミス防止の注意書き)が貼られている。
- エースだけでも50人の担当者が整備に携わる。
- 整備士の出番が後述の通り多い(シンケンジャーの黒子達を継承、発展)。
- 発進シークエンスはアナウンス音声も含め、通常時と緊急時で異なる。
- 発進時、各マシンに職員が手信号でゴーサインを出す。
- 賛否が分かれているがフルCGを使った変形。
- 敵メガゾードは既存の素体にその回のメタロイドとリンクした換装が施されるカスタム機。商品として怪重機を購入するデカレンジャー以来の超リアル路線。
- メガゾード登場までの時間がリアルタイムで進行。メタロイド戦と同時進行の場合もある。
第1話
- チダ・ニック、バイク状態で初登場。
- レッドがバイクに乗りながらイチガンバスターでメタロイドを銃撃し牽制。
- エースがビークルモード時に両サイドからバルカン砲を展開したり、メガゾードモード時に肩(合体する時に腕が繋がれるところ?)からミサイル発射するなど、番組オリジナルギミックを発揮。
第2話
- マシン収容後の点検シークエンスが描写される。
- エースの剣は予備が何本もあり、いざという時すぐに転送される。
第4話
- (今更だが)初の整備員セリフ。
- エースがカッターゾードと相討ち。照明の落ちたコクピットに敵の攻撃で空いた穴から光が差し込む、死闘の後の静寂の描写。はっきり言って神懸かっている。
第5話
- 基地の秘匿性&万が一の安全性のため、格納庫が分散していることが明らかに。
第6話
- 収容したγタイプゾードが再起動、しかもエンターの策略で格納庫が爆破される。
- ゴーバスターオーに初合体。まさかウサ耳がフィールド発生型の盾になるとは…
第7話
- 整備士メイン回。
- 整備時のチェックミスでエースが出撃不能に。
- 修復作業でコクピットの制御系が一部明らかに。
- 敵メガゾードの攻撃時がジェットストリームアタックのようなフォーメーション。
第9話
- レッドが「ゴーバスターズは三人だけじゃない。仲間達と共に戦っているんだ!」とキメた際、イメージの集合絵にはちゃんと整備士たちもいる。
第10話
- 純戦闘型メタロイドとレッドが超スピードのガチバトルを展開。必見のカッコ良さ。
第11話
- リュウジのウィークポイントを克服するためにゴリサキが奮闘する。
- 敵メガゾードが発した強風でヘリコプターモードのRH-03が吹き飛ばされて星になる(ヘリコプターに限らず空を飛ぶ乗り物は強風に弱いので墜落しなかっただけ幸運である)。
第12話
- コピーゾードが寸分違わぬ偽エースに変身。
第13話
- 『怪人と敵メカが同一モチーフ』という本作特有のハンデがあるにもかかわらず、同型メタロイドはスーツ流用度が異様に低い。
第14話
- シリーズ的には終盤にやるのがお約束だったはずのマスク破損を2クール目序盤に実行。モーフィンブレス(変身アイテム)も破損し、応急処置をする事に。
- 前後編の後編、同じモチーフなのにさりげなく敵メガゾードは前回(タイプα)とは違う素体(タイプβ)を使用。
第15話
第16話
- 陣マサトとビート・J・スタッグを特命部が警戒している時にビート・J・スタッグが普通にやって来る(ニック「酔っ払って帰って来たオヤジかって!」)。
- ヒロムが出迎えるとビート・J・スタッグは開口真っ先に「エネトロンをくれ。」
- J「ビート・J・スタッグ。Jは『樹液』のJだ。」
- ヒロムとマサトのシリアスシーンの傍ら何気にJの趣味が『樹液探し』だと言う事が判明。
- 5人での戦闘中に敵メガゾードのダイレクトアタック。
- ビートバスターとスタッグバスターの個人メカの登場。しかもエネトロンを吸収できると言う敵メガゾードのような能力を持っている。
第17話
- メガゾードσ初登場。ディメンションクラッシュの空間干渉を打消し、ゴーバスターオーに初黒星を付ける。
- ゴーバスタービートも初登場。両者初登場回にして、同じ設計図を基にしたメカ同士の対決が実現。
第18話
- メタロイドが現れる間もなく敵メガゾードの転送完了。
- クレーンのワイヤーが3000m以上あるBC-04。
- バグゾードを4体も連れたドリルゾードVer.2のおかげで、地上と地下の同時巨大戦が進行。
第19話
- イメチェンを狙ったニックがプロ並みの料理、超前衛アート、オネエ姿を披露。
- スパナロイドの分解能力で、ニックの肩パーツやバイク形態の前輪とカウルが外される。
- ただでさえ強くてかっこいいγが、両腕にモンキースパナを装備して純格闘型に。スパナゾードはまさに漢のロマン。
- バスターヘラクレス初登場。砲撃戦もまた漢のロマンです。
- δへのリベンジマッチに臨むゴーバスターオー。空間干渉を放棄し、急降下キックで見事粉砕。
第20話
- グレートゴーバスター初登場。近年ありがちだった「気合だけで成功」や「こんなこともあろうかと」ではなく、一昼夜フル稼働、途中描写たっぷりの突貫作業をしたメカニックの皆さんのおかげである。お疲れ様です
- グレートゴーバスターは格納庫で換装作業後、全員搭乗してから発進という前代未聞の方式で出撃。ありそうでなかったゆえに新鮮。
第21話
- 吹っ切れたブルーのおかげでGB-02無双。パワー型は伊達じゃない!
第22話
- キーロイドの能力が、「開閉するものは解除不能に閉め、電源のあるものは強制無期限シャットダウン」というチート能力。
- キーゾードにも上記の能力が反映され、グレートゴーバスターの火器管制系がダウンしてしまう。
- ただし推進系は無事だったので、垂直ジャンプからの踏み付けで逆転勝利。
第23話
- ジシャクロイドへの対抗策として、試作型プロテクターが登場(『超獣戦隊ライブマン』第38話を思い出したファンもいるとかいないとか)。わざわざヨーコの装着バンクも流れる。しかもこれが後に強化形態登場の伏線と判明。
第25話
- ロウソクロイドの能力がロボットには効かないため、Jが大活躍。カブるのも役に立つもんだ。
第26話
- ケシゴムロイドのスパイ大作戦。データ消去能力と体の小ささを生かして、指令室を最大の危機に叩き落とす。
- ケシゴムゾードによってバスターマシンの合体プログラムが消失。
- しかし、そのおかげでエースの左腕をSJ-05に換装したスタッグカスタムが登場。SJ-05のパーツがブースター兼格闘武器になる様子は、30分後のヒーローが持つ限定フォームのよう。
- 合体は封じられたが、マニュアル制御に切り替えてゴーバスターオーへの合体を敢行。指令室の本気が炸裂し、紙と鉛筆だけで必要なタイミングと座標を割り出す離れ業をやってのけた。
第27話
- ムシカゴロイドの能力で研究施設が迷宮と化し、ゴーバスターズ一同が文字通り右往左往する事態に。さらに同時に現れたメガゾードは「疑似亜空間を狭めてグレートゴーバスターの特性を封じる」戦略を展開。虫カゴってそういう…
第29話・30話
- まだ中盤にもかかわらずまさかの敵地殴り込みを敢行。
- 亜空間への突入を察知したヴァグラス側との突入前からの壮絶な総力戦。ゴーバスターズ一同はもちろん、司令室のメンツやまさかの一般職員たちも加わった決死の防衛戦を展開する。
- ついに実体を得たメサイア、その衝撃的な能力とアバターの真実、そして13年前の真相。
- エンターが操縦するメガゾードεとゴーバスターエースとの激突。
第31話・32話
- 宇宙刑事ギャバンとのコラボ回。ギャバンに合わせて変身バンクにわざわざ解説が入ったり、バイクモードのニックとサイバリアンとのツーショットが実現したりと、いつにも増して演出に気合が入る。
- 通信ができない魔空空間でバスターギアが転送されない危機的状況下での起死回生の一手が、たまたま魔空空間に引きずり込まれていた森下さん。
第33話
- 敵組織首領にバックアップが存在する事が判明。
- 強化型メタロイドであるメサイアロイドの登場、「人間のデータを集める」という明確な目的のもと行動する。
- 強化形態であるパワードカスタムが登場、その開発過程も描写され、完成への決め手はなんと戦闘中のアクシデント。
第35話
- タテガミライオー初登場。バディロイドやバスターマシンと異なるアプローチで開発されていたメカの存在が発覚。
第36話
- 新戦力が加わった矢先、バディロイドたちがストライキを決行。
- ライオーの「バディ」がゴリサキとウサダに決定。3名のうちニックだけハブられたのは「合体できないから」。
第38話
- ゴーバスターエースのデータを集める役目を負った色々と規格外すぎるメサイアロイド
- 謎空間内のプロレスリングで繰り広げられるメガゾード軍団vsエースの「メガゾード・デスマッチ」。実況が付いたり凶器攻撃だったりムエタイを披露したり、雰囲気は完全にプロレスのそれ。
- 「プロレスオタク兼メガゾードオタク」という森下さんの意外すぎる一面が発覚。
第39話
- メサイアのバックアップが成長しきっていない状態、つまり怪人態すら得ないままで行動を開始。事実上の人質を取られて動けない中でリュウジが選んだ作戦は「データを集めさせ完全体に成長させてから叩く」事であった。
第40話
- 陣にまつわる衝撃の事実が発覚し、それに伴いJが思いもよらぬ行動に出る。
- 「メタロイドにメサイアのバックアップが合わさる」というエンターにとっても想定外の事態が発生。
第42話
- 「メガゾードにメサイアのバックアップが合わさる」事態が意図的なものとして発生、それを引き起こしたエンターの目的は「メサイアの新たな身体とすること」
- 倒されたメサイアロイド、そのデータの思わぬ使い方によるメサイアの再臨
第43話&44話
- 2体分が融合したメサイアロイドであるケンタテロイドの登場
- メサイアという存在の解釈をめぐるヴァグラス幹部たちの衝突。付き従う主君こそ同じながら「プログラム」と見るか「親」と見るかを巡って仲間割れ、というなかなか珍しい展開に。
- メサイアのさらなる進化と規格外のサイズを伴った完全復活、そしてエンターとエスケイプの顛末
- 劇場版限定形態も含めた全バスターマシンによる総力を挙げた巨大戦。
- 負傷したヒロムの穴を埋めるべくニックが単独でゴーバスターエースを操縦し奮戦
第45話
- エスケイプが遺したタブレットをバグラー(戦闘員)が回収、しかし手違いによるまさかの誤作動でのメタロイド誕生。
第46話
- 戦闘エリアを撮影するための小型カメラが登場。特撮全般でよくある「戦闘シーンが劇中映像として出てくる」場面への説得力のある理由付けがされる。
- ヴァグラス幹部たちの復活とエスケイプの異変、エンターの驚愕の進化
第47話
- バスターマシンを煙幕&移動手段として利用する撤退行動
- パワードカスタム状態のレッドバスターとビートバスターによるこの回限りの合体必殺技
第48話
- 削除と復元を繰り返しすぎたエスケイプの末路
- エンター自身のバックアップの存在が発覚、衝撃のその在り処と使用法
第49話&最終話
- ついに明かされるエンターの野望の全容と彼の恐るべき新たな力
- 陣の覚悟とその結末
- エンター操縦のメガゾードΩとの基地格納庫での死闘、巻き込まれて損壊しつつもなお作戦続行のため尽力する司令室
- 亜空間での最終決戦。バイクモードのニックに乗るJ、ゴーバスターエースの新能力など、ありそうでなかったシーン多数。
OP
- エースをバックに、整備士の一斉ポーズがキマる。
ED
- 一瞬だがゴーバスターエースがノリノリで踊る。映像変更後はGB-02ゴリラも上機嫌。
- 整備員の皆さんもノリノリである。
- スチームロイドの能力によりバディロイドたちが錆びてバスターマシンが使用不能という事態が発生。
- 上述の事態によりまさかの試作型バディロイド&バスターマシン、そして劇場版限定ロボの登場。ちなみに味方はもちろんヴァグラス側にとっても新型メガゾードお披露目の機会だったりする。
- バディロイドたちの戦線復帰、それに伴う東京エネタワーでの一大決戦。
- 事件解決後、バスターマシンによる復旧作業の様子が描写される。
CM
- リニューアルしたSHTの最後でロボコントを披露(リニューアルしたSHTにメカのパワーダイザーが登場していないのはお察し下さい)。
- 第11話で登場した永谷園のCMでのニックのポーズが微妙過ぎる。
- 第12話のAパート終了時の状態のイヤリングとキャンディ(?)CMのコンボでイヤリングが男の子に食われたというとんでもない見間違いが発生。イヤリングとキャンディがほぼ同じ色だったのが大体の原因かもしれない。
他にもあれば追加願います。
関連タグ
ウルトラマンZ:本作の防衛チームには整備班が設置されており、整備チームの動向やパイロットとの交流も描かれている。特空機を参照。