宇宙警察(東映特撮)
うちゅうけいさつ
東映特撮作品に登場する宇宙警察。
スーパー戦隊シリーズでは、代表例として、
『激走戦隊カーレンジャー』や『特捜戦隊デカレンジャー』に登場。また、その設定を受け継いだ『海賊戦隊ゴーカイジャー』にも登場。
『ゴーカイジャー』では宇宙帝国ザンギャックが全宇宙の大半を支配している時代にあっても「宇宙全域の秩序維持を担う立場」としてなお中立公平を貫いており、ザンギャックから乗っ取りを企てる者が送り込まれたことも。
宇宙刑事シリーズでは、シリーズを通して登場する銀河連邦警察とは別に、『宇宙刑事シャリバン』27話に「宇宙警察」という名称が登場。上記のスーパー戦隊シリーズとのクロスオーバー作品『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』にも登場している。
『デカレンジャー』と宇宙刑事シリーズの世界観を中心としたクロスオーバー作品群『スペース・スクワッド』の第2作『ガールズ・イン・トラブル』では、広域犯罪組織対策組織が銀河連邦警察のように描かれている。
特捜戦隊デカレンジャー
地球署メンバー
『特捜戦隊デカレンジャー』の主要メンバー。詳しくは宇宙警察(デカレンジャー)および地球署を参照。
その他メンバー
- ホルス星人ヌマ・O……宇宙警察長官。
- オクト星人ポルポ……宇宙警察訓練学校教官。
- レオン星人ギョク・ロウ……初代デカレッド候補。ファイヤースクワッド教官。
- リュミエル星人リサ・ティーゲル……デカブライト。
- トート星人ブンター……特別カリキュラム教官。ドギーやスワンと同じチームだった。
- クラレンスK9……ブンターのサポートメカ。
海賊戦隊ゴーカイジャー
シグナルマンや地球署メンバー、さらにはギャバンが登場するが、新登場の宇宙警察関連のキャラクターは後述のウィーバルのみ。
なお、シグナルマンとドギーが並んで登場するなど、それまでの作品では描かれなかった関係性がうかがえるようにもなっている。
宇宙刑事 NEXT GENERATION
詳しくは銀河連邦警察を参照。
『カーレンジャー』『宇宙刑事ギャバンTHEMOVIE』を除いて、宇宙警察が登場するほとんどの作品で、反逆者や戦死者が出ている。
ネタバレになるため、裏切り者なのか、戦死者(殉職者)なのかは分類していない。
特捜戦隊デカレンジャー
- ビリーザ星人ヴィーノ……元宇宙警察の刑事の1人
- ポッペン星人ハイマル……元宇宙警察科学捜査研究所の科学者。
- テラン星人チョウ・サン……元宇宙警察のベテラン刑事。
特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER
- アサム・アシモフ / ネオデカレッド
- ムギ・グラフトン / ネオデカイエロー
- カイト・レイドリッヒ……宇宙警察・銀河系管区警察局の局長。
大銀河警察:東映作品の『爆上戦隊ブンブンジャー』の宇宙警察。『デカレンジャー』や「宇宙刑事シリーズ」にも悪徳警官はいた上、後年の作品ではトップや幹部がそれに該当したことはあったが、基本的には正義の組織であったが、こちらの大銀河警察は宇宙マフィアとつながった腐敗組織となっている。『ブンブンジャー』には宇宙警察の登場する『海賊戦隊ゴーカイジャー』も登場するが、大銀河警察と宇宙警察の関係は不明。