概要
スーパー戦隊作品の中で、記念作として扱われている戦隊である。
第1作目の『秘密戦隊ゴレンジャー』を起点に節目の年に放送された、或いは作品数が丁度良い数字になっている作品を指す。
基本的に途切れなく放送しているシリーズであるが、『秘密戦隊ゴレンジャー』の放送期間が2年だった事や、『ジャッカー電撃隊』と『バトルフィーバーJ』の間にシリーズ史上唯一の空白期間がある為、作品数と周年がイコールになる訳ではない。
21世紀に入り、完全に作品数のみのカウントになっているので第25作目からは5作品区切り(放送年で言えば西暦の一桁目が1または6の年)のものを指している。
該当作品
公式での扱いから現在では以下の作品が該当する。
- 超獣戦隊ライブマン:スーパー戦隊シリーズ再開10周年記念(1988年)
- 五星戦隊ダイレンジャー:スーパー戦隊シリーズ再開15周年記念(1993年)
- 超力戦隊オーレンジャー:戦隊シリーズ20周年記念(1995年)
- 百獣戦隊ガオレンジャー:スーパー戦隊第25作品記念(2001年)
- 轟轟戦隊ボウケンジャー:スーパー戦隊第30作品記念(2006年)
- 海賊戦隊ゴーカイジャー:スーパー戦隊第35作品記念(2011年)
- 動物戦隊ジュウオウジャー:スーパー戦隊第40作品記念(2016年)
- 機界戦隊ゼンカイジャー:スーパー戦隊第45作品記念(2021年)
上記の戦隊作品は、専用のロゴが記され、過去の戦隊と共演する話の放送や、(映画媒体などで)お祭り作品も上映されることが多い。
また、Vシネマ作品『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』にて記念作品の象徴とも言える存在アカレッドが登場し、以降の記念作品にも度々登場する。
補足
以下の作品は記念作品として扱われることは殆ど無いが、シリーズの節目の作品であることが少なからず意識されているものである。
- 超新星フラッシュマン:スーパー戦隊シリーズ第10作目(1986年)
- 放送当時の雑誌展開等で、10作目を記念してゴレンジャーからフラッシュマンまでを振り返るページが設けられていた。
- 高速戦隊ターボレンジャー:平成元年に放送したスーパー戦隊(1989年)
- 激走戦隊カーレンジャー:スーパー戦隊シリーズ第20作目(1996年)
- メインライターやチーフプロデューサーに新規の者を起用する等シリーズとしての新たな試みが採り入れられた作品である。
- 細かい描写に過去のスーパー戦隊シリーズのオマージュやパロディが含まれている。
- 未来戦隊タイムレンジャー:スーパー戦隊シリーズ生誕25周年(2000年)
- 25周年を記念して『スーパー戦隊シリーズ』のロゴマークが制作され、本作から現在までOP開始時に表示され続けている。
- 最終話にて過去のスーパー戦隊を振り返るエピソードが設けられた。
- 天装戦隊ゴセイジャー:スーパー戦隊シリーズ生誕35周年(2010年)
- 35周年を記念して歴代スーパー戦隊が登場するアーケードゲーム『スーパー戦隊バトルダイスオー』が稼働開始し、本ゲームで使用するカードがゴセイジャーの専用アイテムとして本編に登場した。(ゴセイジャーはクロスオーバー作品ではないため、歴代スーパー戦隊のカードは本編中に登場しない。)
- 手裏剣戦隊ニンニンジャー:スーパー戦隊シリーズ生誕40周年(2015年)
- 40周年を記念して本編中に度々歴代のキャラクターが登場している。
- 騎士竜戦隊リュウソウジャー:令和元年に放送したスーパー戦隊(2019年)
- 魔進戦隊キラメイジャー:スーパー戦隊シリーズ生誕45周年(2020年)
- あらゆる場面で過去のシリーズの小道具や用語が採り入れられている。