キュアモフルン
きゅあもふるん
モフモフモフルン!キュアモフルン!
『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』においてモフルンが「願いの石」による奇跡の力で変身したプリキュア。劇場版限定での変身なためTV本編には登場しない。
発表されたのはテレビアニメ23話の後であり、3人目のプリキュア、キュアフェリーチェが登場して僅か2話後の発表ということになった。
名乗りセリフの「モフモフモフルン」はふざけているように見えるかもしれないが、キュアミラクルとキュアマジカルの名乗りも自身のプリキュア名を和訳しただけなので、モフルンの名乗りも別に何も間違っていない。
CM中でみらい達が風船を膨らませて飛ばすシーンで他の3人が各々ピンク・紫・緑を上げる中、モフルンは黄色の特大風船を上げていた事からイメージカラーは黄色と思われる(コスチュームカラーや髪色は橙なので橙キュアの可能性もある)。
またシリーズ初の「妖精が人間態を経ず変身したプリキュア」(似たような前例にロイヤルキャンディがいるが彼女はキュアを冠していない)「無機質由来のプリキュア」であり、かつケモミミと尻尾(プリキュア形態に変身する際に確認出来る)を装備という点も注目すべきポイントだろう。
橙色をした髪は非常にボリュームがあり、コスチュームの袖部分がシースルー構造となっている。
そして手足に着く衣装や装飾、髪の癖毛と思しき部分は左右非対称なデザイン。コスチューム全体としてはダイヤスタイルの系統に近く、頭の赤いリボンや胴体のリボン、ミニハット等が共通要素として挙げられる。
また、シリーズ初のスカートではないズボンを着用したプリキュア(仮の姿に限れば前例としてキュアミューズ(黒ミューズ)が存在する)。
キャラクターデザインは作画監督も務める上野ケン氏による。このため基本的に『魔法つかいプリキュア!』テレビシリーズ本編に関する各種書籍では扱われず(オリジナルのデザイナーである宮本絵美子氏とは別であるため)、現状唯一の資料として『アニメージュ』2017年1月特別増刊号があるのみ。
2019年6月に一迅社から発行された宮本氏の『東映アニメーションプリキュアワークス』にもこうした事情から掲載されていない点も留意する必要がある。
ただし店舗別の購入特典イラストポストカードの中に、文教堂書店と同書店のアニメショップ・アニメガでの特典として宮本氏が公として初めて描いたキュアモフルンがあった(本作監督の田中裕太氏は「宮本さんによるキュアモフルンってこれが初出なのでは」と発言している)ことから、後述の件もあわせて誤解や混同を招いている面もある。
「願いの石」によって奇跡的な変身を果たしたモフルンの姿。
随所にモフルンを彷彿とさせる、熊のモチーフをふんだんに盛り込んでいる。また、目のハイライトにはモフルンの特徴である☆マークも受け継がれている。この点はキュアフェリーチェの花のハイライトと似ている。
他のプリキュアに比べるとやや小柄、しかしそれを活かして素早い動きをとることが可能。
専用テーマソングの歌詞などを見るかぎり、コンセプトは「サーカス」であるようだ。衣装にはピエロのモチーフが多数あり、戦闘では軽業にジャグリング、そしてイリュージョン溢れる魔法を使う。
元のモフルン同様、みらいとリコをプリキュアに変身させる役割は保持しており、劇中で2人がキュアモフルンと手を繋いで別のスタイルに再変身する描写がある。
戦闘
映画オリジナルのプリキュアの先輩であるキュアエコーは既存のプリキュアオールスターズの活躍を奪わないためにも戦いにあまり参加しない感じがあったが、モフルンはTV本編のレギュラーキャラクターということもあり、戦闘シーンでも大活躍を見せている。
まほプリTV本編でのプリキュアたちは「伝説の魔法つかいはものすごいパワーを持っていても戦士ではない」ため、すごいパワーだけ授けられてそれを使いこなす戦術的センスが与えられているわけではないという設定がある。
そのため、あまり器用な戦い方はできないという演出が意識されているのだが、キュアモフルンは映画補正ということもあってか、非常にプロフェッショナルで戦術的に戦う。モフルンはそもそも「魔法つかい」ではないので、従来通りの伝説の戦士としての立ち位置になっているのだろう。
「願いの石」の奇跡により変身能力を得たキュアモフルンは本来は一つの姿しか持たないのだが、思いの力が結集したとき、キュアモフルンは奇跡さえも超える。
キュアミラクル&キュアマジカルと同じく、キュアモフルンも4種類のカラフルスタイルから選択変身できる。なお、モフルンの場合ダイヤスタイル以外はミラクル・マジカルと同じ。
- モフルンスタイル
最初に各種メディアで大々的に紹介された黄色い衣装。スタイルの正式名称は作中で明らかにされなかったが、アニメージュ2016年12月号にてモフルンスタイルと明言された。
使用しているのは「願いの石」が変化することで生まれたモフルンリンクルストーン。
モフルンのネクタイ部分に、モフルンリンクルストーン、もしくはハートフルリンクルストーンをセットすることでモフルンスタイルへと変身する。
劇中ではみらいとリコがモフルンを介せずダイヤの片割れ2つで直接ミラクル・マジカルのダイヤスタイルに変身した為、フェリーチェを含めた4人のプリキュアが並び立った。
可愛らしい見た目によらず、プリキュアらしい肉弾戦メインのど派手なバトルを繰り広げる。小柄な体を生かした俊敏さが特徴で、鞠のように跳ねまわりアクロバティックに回転しながら戦う。おそらく地面に足をつけている時間の方が少ないのではないだろうか。戦士としてのセンスはミラクル・マジカル・フェリーチェの3人よりもはるかに優っていた。
また、ミラクル&マジカルのダイヤスタイルと同じく魔法戦闘も可能である。リンクルストーンの銀魔法は使わないが無数の魔法の箒を召喚してファンネルのごとく自在に操ったり巨大な箒に連結させたりと、独自の魔法を使う。
モフルンのネクタイ部分にルビーのリンクルストーンをセットすることで、ミラクル・マジカル・モフルンの3人は赤色のコスチューム「ルビースタイル」へと同時に変身する。
キュアモフルンのルビースタイルは、耳を模した髪の毛の部分を覆うように赤いリボンが飛び出しているのが特徴。映画補正ということもあってか、ミラクル&マジカル以上に炎の能力を存分に扱い、猛烈な熱波を放ったりしている。
モフルンのネクタイ部分にサファイアのリンクルストーンをセットすることで、ミラクル・マジカル・モフルンの3人は青色のコスチューム「サファイアスタイル」へと同時に変身する。
キュアモフルンのサファイアスタイルはミラクル&マジカル同様に長い帯を持つ。ミニハットやブーツには翼の装飾も付属する。
戦闘特性もミラクル&マジカルのサファイアスタイルと同様に高速の空中戦を披露するが、モフルンの衣装は一瞬見えるだけで、残念なことにハッキリとサファイアに変身した姿が見られることはない。
なおアニメージュ2017年5月号の付録ポスターにおける上野ケン氏が手掛けたイラストではサファイアスタイルのキュアモフルンが描かれていた。
モフルンのネクタイ部分にトパーズのリンクルストーンをセットすることで、ミラクル・マジカル・モフルンの3人は黄色のコスチューム「トパーズスタイル」へと同時に変身する。
キュアモフルンのトパーズスタイルは一見するとモフルンスタイルと見分けがつかないが、髪型がクルーラー(ねじりながら円形にしたドーナツ)になっていたり、帽子の先っぽや手首や腰にドーナツ型の飾りがつけられていたり、腰に前掛けがあったり、カボチャパンツの部分がチョコバナナになっていたり、足首にもペロペロキャンディ上の飾りがあったりと、トパーズらしくお菓子のモチーフが盛り込まれている。
ミラクル&マジカルのトパーズスタイルと同じく思い通りの道具を生み出す光球を操るが、モフルンの光球は輪郭が熊のようになっている。劇中では傘状の盾を生み出していた。
クライマックスでは、劇場版限定フォームであるハートフルスタイルに変身する。
ハートフルスタイルはアレキサンドライトスタイルをベースにしたデザインなので、ミラクル・マジカル・フェリーチェは既存のアレキサンドライトスタイルとほぼ変わらないが、キュアモフルンはこの劇場版で初めてプリキュアになったので、完全な描き下ろしデザインとなっている。
ミラクル・マジカルと同様のとんがり帽子を被るが、その高さが低めなのが特徴。そのため、カウボーイハット的な印象もある。
映画公開翌日の2016年10月30日にTVオンエアされた39話では、ハロウィンの仮装を羨ましがり「プリキュアになりたい」というモフルンにことはが魔法をかけ、キュアミラクル風のピンクのコスチューム姿に変身させた。
これはあくまで仮装なので映画で変身するキュアモフルンとは無関係だが、「モフモフモフルン! キュアモフルン!」の名乗りセリフをこの姿でちゃっかりと喋っている。
まほプリはオールスターズや客演が見直されて模索に入った時期の作品でもあったため、メインでの客演は多くそれに伴ってモフルンの客演も妖精枠としては多い方なのだが、キュアモフルンとしては2024年現在は2例。
力を送る側としての登場でありどちらも自分から変身していない間接的な登場となっており、そのためスタイルチェンジも行っていない。
なお、どちらでもキュアミラクルとキュアマジカルは戦闘中のスタイルチェンジを行っており、この際にはちゃんとモフルンを伴っているので冷静に見るとモフルンは戦場をあちこち動いて結構忙しいことになっている。
まほプリの2代後の『HUGっと!プリキュア』第36〜37話ではモフルンがまほプリメンバーと共にゲスト出演。歴代プリキュアが総登場する37話クライマックスではキュアモフルンが他のレジェンドサブキャラ達と共にプリキュア達にパワーを送った。この時既に変身済みかつ下半身しか映っていないが隣にいたペコリンがプリキュア・オール・フォー・ユーで発した光によって本人が意図せずにキュアペコリンへと変身したため同じような形で変身したと思われる。
(※実際はパワーを送っただけです)
『プリキュアオールスターズF』ではキュアペコリン・ロイヤルキャンディ・お子さまランチドレス形態のコメコメといった妖精キュア(オールスターズFの特典スペシャルブックレット曰く設定やシチュエーションが限定的でミラクルライトの応援シーンに出れなかった妖精が変身するプリキュア)と共にキュアプーカの変身にイメージ体として力を貸した。
両作ともに『奇跡の変身!キュアモフルン!』では監督を務めていた田中裕太が関わっており、後述のようにはぐプリでは完全に姿を見せない演出になっており、Fの特典スペシャルブックレットでは裏テーマとしてプリキュアを全員出そうと言うのがあったとしたうえでキュアモフルンは個人的なこだわりで出したくなかったとまで発言している。恐らく『奇跡の変身!キュアモフルン!』のタイトル通り作中で失われた奇跡の変身だったことを意識しているのだと思われる。
プリキュアの映画作品は製作委員会方式をとっており、TVシリーズとは権利関係が異なっているため、キュアモフルンの扱いも複雑になっているようだ。
前述のハグプリ37話への出演で顔が映らなかったことについて、本話の演出でキュアモフルンでは監督を務めていた田中裕太は「あの時は別に出しても問題なかったはずなのですが、顔を映さなかったのは単に自分の判断です。」と話しているため、少なくともこの時点では出すこと自体は問題なく、顔が出ていなかったのは単なる演出のようだ(そもそも顔を映さない程度で権利的な問題がなくなる可能性は低い)。
現在、この権利問題の影響と思われるのがプリキュアシリーズの漫画版を担当する上北ふたごが「プリアラ当時からキュアモフルンのTwitterへの掲載を禁じられている、自由に描いてはいけない、キュアエコーは大丈夫という趣旨の発言をしていることである。
https://twitter.com/kamikitafutago/status/936000430231789568
https://twitter.com/kamikitafutago/status/1135856246643290112
https://twitter.com/kamikitafutago/status/1135914076792508421
(これら以外にも複数}。
2023年現在も時折言及しており許可が出ていない様子。
一応、2022年に「上北ふたごオールスターズ缶バッジコレクション2」のイラストを流用する形でならTwitter用の描き下ろしではなく隠れる形ではあるがTwitterにあげられている。
前述のようにTV出演は可能だが、上北ふたごのTwitterへの掲載に許可が出ていない状態から、視聴者間で様々な推測が交わされるが結局のところ謎である。
映画版2人目のオリジナルプリキュア
このキュアモフルンは、味方側として登場する映画オリジナルプリキュアとしてはキュアエコーに続く2例目となり、キュアエコー同様公開当時のTVシリーズには登場しなかった(『HUGっと!プリキュア』での出演は前述)。
ただしキュアエコーの場合戦闘行為は行わない特殊な存在だったが、キュアモフルンは普通に戦闘するシーンがあるし、エコーの時に比べれば放映当時の玩具化に恵まれている(キュアフレンズぬいぐるみやプリコーデドールにキュアモフルンがラインナップされている)。
後の劇場限定プリキュアであるキュアシュプリームやキュアプーカも戦闘には参加したが商品展開はアクリルスタンドのようなどちらかと言えば大人向けに留まっている。
元々オールスターズではメタ的な組み合わせというのは少なく、後の客演を見るに映画限定プリキュアという組み合わせよりは妖精がプリキュア(に近い存在)に変身した姿という形でまとめられているようでエコーやシュプリームとはあまり関係がない(キュアプーカのみ前述の通り力を貸している)。
事前の予測
春に公開されたオールスターズ映画『プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』で、秋映画の告知があったのだが、そこでモフルンに大事件が起きちゃうかもと予告されていた。(当時まだ映画のサブタイトルは伏せられた非公開の状態だった)
一体何が起きるのか、まさかモフルンが元のぬいぐるみに戻ってしまうのか(映画では実際にそういうシーンがあったのだが)等とファンの中では色々な予想が上がっていたのだが、モフルンがプリキュア化するという予想はほとんど上がることはなかった。
その理由は、ファンの間でモフルンは男の子という認識が主流だったためである。
(ジュリオの変身はこの映画の翌年。アンリの変身はそのさらに翌年。この映画の時点では「男の子のプリキュア」はギャグ以外ではありえないという発想が根強かったのである)
本作ではそれまでモフルンの性別を明確にするようなシーンは皆無ではあったのだが、そもそもアニメ全般に出てくる熊系のキャラクターは雄に設定されやすい。プリキュアシリーズの過去作でも『ドキドキ!プリキュア』にて登場した小熊モチーフの妖精ランスは男の子である。
そんなわけで、特に性別に言及する描写がない以上は男の子なんだろうと何となくみんなそう思っていたのだ。
そんな矢先、7月14日公開の映画のあらすじや新予告が公開されモフルンがプリキュアになる事が判明。更に7月24日の水着回予告でモフルンが女物の水着を着用した為、多くの大きなお友達が「お前、雌だったのかよ!」とひっくり返った。
なお情報が公開されたばかりの頃は、ズボンを着用していたりとボーイッシュなデザインであることから「実は男の娘なんじゃね?」との疑惑も一部では囁かれていた。
実は本作ではモフルンは生き物ではなくぬいぐるみなので、性別はないという扱いになっているらしく、ぬいぐるみ状態のモフルンは見た目で性別が判断できないようなデザインにわざとされている。
その名残で、キュアモフルンもガーリーな可愛さと同時にユニセックスな感じも残してデザインされているようだ。
預言者
少数派ではあるがモフルンの性別を「女の子」だと放映当初から思い込んでいた視聴者もいる。
そして、女の子のパートナー妖精に対してはプリキュア化予想の話題が出るのも伝統の流れである。
モフルンに対しても例外ではなかった。
キュアモフルン登場の情報が解禁されるよりも前の6月12日にこちらのイラストが投稿されていた。
こちらはその後の7月4日に投稿された全身像。
キュアモフルンのネタバレ情報がネット上で初めて確認されたのは、公式の情報公開の数日前となる7月9日前後に映画のキービジュアルの画像がツイッター上で流れたのが最古となる。そのため時期的に言っても、双方ともネタバレ情報が元になった投稿ではない。
細部は異なるものの公式のキュアモフルンにかなり近いイメージを持つデザインであり、加えて名前を正確に当てている。
二次創作においては
他の記事を含め各所で触れられているが、物語の最後に願いの石の力が尽き、100年後の再生の時を待つかのように眠りに入るのに合わせて、モフルンもキュアモフルンから元のぬいぐるみのモフルンへと戻ることになる。
だが、キュアモフルンのその愛らしい姿に惚れ込んだ人が多いのか、「もしモフルンがこのまま人間としての姿を手に入れたら」という想像で、キュアモフルンを元にした人間態モフルンを同人誌やイラストで描く事例が多々見られる。
そのシチュエーションも「願いの石の力が維持されている」「女神と化したことはが願いを叶えてくれた」など多岐にわたる。人間となったモフルンのその後についてもみらいたちと仲睦まじく暮らし、魔法学校あるいは津成木第一中の生徒として一緒に通学する、はたまたオールスターズ展開として他のプリキュア達や人間になれる妖精達と交流する、といったものが見られる。
(もちろんR-18な、モフルンが色々な事をいたす物もあるのでその辺は注意。この時の性別は上述のことも反映されて男女無性ふたなり等々いかようにも表現されている)。
また、制服姿を始めとして私服姿など様々な格好をさせるのはもちろんのこと、かのモフデレラを人間状態で描いた想像図もあったりする。
プリキュアに変身した後の姿しか描かれていないイラストに対して、変身前の姿である『モフルン』等のタグを付ける行為は、変身前の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアモフルン』のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
ロイヤルキャンディ - マスコット的な妖精が直接変身した姿繋がり。彼女は純粋な生物で、厳密ではプリキュアではない。
キュアペコリン - マスコット的な妖精が変身した姿繋がり。ただし純粋な生物で人間に変身して更にプリキュアに変身する。
キュアアムール - レギュラープリキュアとしては初の無機物由来のプリキュア。こちらの正体はアンドロイド。
鮮烈!キュアモフルン - キュアモフルンのテーマソングで劇中の戦闘シーンに流れる。
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