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阪神本線の編集履歴2019/02/12 20:56:29 版
編集者:a.n
編集内容:内容の追記

概要

大阪神戸間を結ぶ路線としては曲線が多く、遅いため利用者はさほど多くないが、尼崎以西は阪神なんば線開業後は大阪難波駅方面に流す為の路線になっている部分がある。

よく、下町の印象や一部の特異な阪神タイガースファンで偏見を持たれがちだが、南海本線近鉄京阪本線等に比べて私鉄の中では良い部類に入る。

全区間で並走する阪急電鉄神戸本線とはかつてはライバルであったが2006年に経営統合したためライバルではなくなり、間にJR神戸線を挟むため、JR対抗としても阪急阪神両線の連携が強化されている(経営統合以前から神戸高速鉄道との関係や阪神淡路大震災によって阪急・阪神共に乗客がJRに流れたことなどもあり、定期券の一部相互利用が実施されていた)。また、2014年には能勢電鉄が購入した阪急車の改造の関係で元阪急車が阪神尼崎駅まで自力走行した。

一部電車は、近鉄阪神なんば線を介して神戸三宮駅近鉄奈良駅間で、山陽電車阪神神戸高速線を介して山陽姫路駅梅田駅間で相互直通運転が行われている。また、近鉄奈良へは阪神車のみ新開地駅から運行され、近鉄特急は神戸三宮まで団体臨時列車という形で乗り入れている。

京急との比較

阪神電気鉄道京浜急行電鉄と比較される傾向がある。加速度の高い電車や海の近さ等が主な要因になっている。

列車種別

本線系統の優等列車は全列車6両編成で運転される。

直通特急

阪神梅田から神戸三宮を経由し、山陽電気鉄道本線へ乗り入れ姫路方面へ運行する、阪神の看板列車。日中では1時間当たり4本運行。直通特急の運用には山陽5000系5030系も使われる。

  • (A直通特急)停車駅:阪神梅田・尼崎・(甲子園)・西宮・芦屋・魚崎・御影・阪神神戸三宮・元町・高速神戸・新開地・高速長田・板宿・月見山・山陽須磨・(滝の茶屋)・山陽垂水・舞子公園・山陽明石・東二見・高砂・(荒井)・大塩・(白浜の宮)・飾磨・山陽姫路
  • (B直通特急):こちらは阪神神戸三宮〜板宿間各駅に停車する。

※()内の駅について、甲子園には平日午前ラッシュ時の上りを除いて停車、滝の茶屋には梅田行きは始発から9時30分頃まで、山陽姫路行きは16時20分頃から最終まで停車。荒井と白浜の宮には、平日7時頃から9時頃までと17時20分頃から21時頃まで、土休日7時30分頃から9時頃までと17時20分頃から21時頃まで停車。

特急(阪神特急)

直通特急と同じく阪神梅田と神戸方面を結ぶ速達列車。日中では1時間当たり2本運行。

阪神梅田〜阪神神戸三宮間は直通特急と停車駅が同じで、阪神神戸三宮〜須磨浦公園間は各駅に停車。ほとんどは山陽電気鉄道本線須磨浦公園止まりとして運行される。

区間特急

平日朝ラッシュ時の御影発梅田行きのみ運行。⇒区間特急の記事を参照

快速急行

もともとは、平日夕方の急行数本を急行の入れ替わりで運転していた列車。阪神なんば線開通・近鉄との直通運転開始に伴い、終日運転されるようになった。

基本的には神戸三宮~大阪難波~近鉄奈良間の運転となっている。早朝と深夜は本線に乗り入れず、尼崎で特急もしくは直通特急と接続する。阪神梅田には乗り入れない。阪神からは1000系と9000系が起用され、近鉄からは阪神のATSを搭載したVVVF制御車からランダムで起用される。

時間帯、平休日によって停車駅が異なる。平日朝夜は特急よりも停車駅が少なく、平日昼間はやたらと停車駅が多かったりする。阪神なんば線では全駅で21m10両対応工事が完了しているが、本線では、21m6両対応工事しかしていない。そのため、尼崎で大阪難波寄りの2両もしくは4両(2両+2両)を分割・併合する。また、ホームの問題から特急停車駅である御影を通過する。

  • 停車駅:大阪難波〜西九条の各駅、尼崎、(武庫川)、甲子園、(今津)、西宮、芦屋、魚崎、三宮、《元町、西元町、高速神戸》

※()内の駅について、武庫川は平日の昼間時と土休日に停車、今津は土休日のみ停車

※《》内は土休日上り新開地始発のみ停車

2012年3月10日からの土休日ダイヤでは始発3本の運行区間が延長され、神戸高速線新開地始発となった。これら3本は阪神の車両で運転されている。2016年3月16日のダイヤ改正から、それまで神戸三宮駅到着後回送列車として運行されていた列車が営業列車となった大和西大寺行きが平日の朝に1本、神戸三宮から大阪難波まで快速急行、大阪難波から東生駒まで近鉄普通列車として運行される列車も同じく平日の朝に1本、本線では快速急行、阪神なんば線〜近鉄線内では普通列車として運行される列車が平日・土休日の夜に各1本増発した。

急行

かつては阪神の中で特急に次いでポピュラーだった列車。阪神なんば線開通・近鉄との相互直通運転開始に伴い、神戸三宮へのアクセスは快速急行にシフトし、現在の運転区間は梅田〜尼崎・西宮間が主流。

平日深夜の梅田24時20分発のみ御影行き。

区間急行

平日朝ラッシュ時にのみ梅田〜甲子園間を走る列車。急行に代わって運行される。

普通(車掌は各駅停車と案内)

本線系統では、阪神の(ある意味で)第2の看板格の列車。

梅田〜高速神戸間が中心で、すべての駅に停車する。全列車4両編成、一部時間帯を除き10分間隔。

車両は、特に緊急事態でない限りは、加速度・減速度の高い「ジェットカー」が専用車両として使われる。普通列車で使用車種が限られるのは多分どこを探しても阪神しかない。

過去にこのジェットカーと競走対決をした某アイドルグループがいる。(⇒ジェットカーの記事を参照)

駅と停車駅一覧

阪神本線(梅田〜元町間)、阪神神戸高速線(元町〜西代間)(神戸高速鉄道東西線)

●:停車 ▲:一部列車が停車 ㇾ:通過 ↑および↓:片方向のみの設定&通過

普通は各駅に停まるため省略

駅番号駅名区急急行快急区特特急直特接続路線備考
HS01梅田
  1. 阪急京都線/宝塚線/神戸線
  2. OsakaMetro御堂筋線(梅田駅)/谷町線(東梅田駅)/四つ橋線(西梅田駅)
  3. JR京都線/神戸線/宝塚線/大阪環状線(大阪駅)/東西線(北新地駅)
HS02福島
  1. JR大阪環状線/東西線(新福島駅)
HS03野田
  1. OsakaMetro千日前線(野田阪神駅)
  2. JR東西線(海老江駅)
※2
HS04淀川
HS05姫島
HS06千船
HS07杭瀬
HS08大物阪神なんば線快速急行は難波方面直通
HS09尼崎阪神なんば線なんば線は3・4番乗り場から発着 ※2
HS10出屋敷
HS11尼崎センタープール快速急行・急行は尼崎競艇開催時に、夕方の上りが臨時停車
HS12武庫川武庫川線快速急行は平日朝夕ラッシュは通過。
HS13鳴尾
HS14甲子園直通特急は平日朝ラッシュ時上りのみ通過。
HS15久寿川
HS16今津阪急今津線快速急行は土休日停車
HS17西宮※2
HS18香櫨園
HS19打出TOKIO対戦駅(1998年2回目・2015年)
HS20芦屋※2
HS21深江TOKIO対戦駅(1998年1回目)
HS22青木
HS23魚崎神戸新交通六甲アイランド線(六甲ライナー)
HS24住吉※2
HS25御影※1
HS26石屋川
HS27新在家
HS28大石
HS29西灘
HS30岩屋
HS31春日野道※1
HS32神戸三宮
  1. 阪急神戸線神戸高速線
  2. 神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)(三宮駅)
  3. 神戸市営地下鉄西神・山手線/海岸線(三宮・花時計前駅)
  4. JR神戸線(三ノ宮駅)
HS33元町JR神戸線此処から西代駅までは阪神神戸高速線
HS34西元町※3
HS35高速神戸
  1. 阪急神戸高速線
  2. JR神戸線(神戸駅)
  3. 神戸市営地下鉄海岸線(ハーバーランド駅)
HS36新開地
  1. 阪急神戸高速線
  2. 神戸電鉄神戸高速線
HS37大開
HS38高速長田神戸市営地下鉄西神・山手線(長田駅)
HS39西代山陽電鉄本線山陽電車のナンバリングはSY01
⇓山陽電気鉄道本線山陽姫路駅まで相互直通運転。

※1 阪急にも同名の駅があるが、阪神とは離れており、乗り換え駅とは機能していない。

※2 JRにも同名の駅があるが、阪神とは離れており、乗り換え駅とは機能していない。

※3 阪急神戸高速線花隈駅とは至近の距離にあるが、公式には乗り換え駅とはされていない。

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