プロフィール
身長 | 186cm |
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体重 | 不明 |
特技 | 脳波干渉、剥製作り |
好きなこと | 相手に屈辱を与えること |
嫌いなこと | 傍若無人な人間 |
作中での主な呼称 | 「雅」「雅様」「クソ雅」「救世主」「四号」 |
演 | 山本耕史(映画)、栗原類(テレビドラマ) |
声優 | 山寺宏一、石田彰、千葉繁(ショートアニメ版/彼岸島X) |
「これは...いい概要だな」
「ようこそ 私の島へ」
彼岸島に巣食う吸血鬼の親玉にして、彼岸島で起きた悲劇の全ての元凶。
主人公宮本明の前に幾度となく立ち塞がる正真正銘のラスボスである。
その見た目のイメージに反し、丁寧語などはほぼ使わずかなり砕けた口調で喋る。
(例外として、一人称はほぼ一貫して『私』である)
かつて彼岸島の中で数百年に渡り、人間達と手を取り合って平和に過ごしてきた温厚な
吸血鬼の一族の長男であったが、その髪色が元で雅は一族内で忌み嫌われ、白眼視されていた。
その経歴からか人間には厳しい......のだが、自身が生み出した吸血鬼達にはやや甘い。
(尤も、彼岸島作中世界の吸血鬼達の知性はかなり致命的に低くだいたいIQ2程度である。)
友情や愛情を知らず孤独に生きてきたため、相手に対し尊大な口調で接することも多い...が、
例外として相手によってはたまにデレる。
普段は唯の人間には微塵も興味を持たず、挑発などを行なってもほとんど相手にすることはない。
しかし自身に刃を向けて突撃してくるタイプの人間が大好きであり、自身の気に入った相手に対しては積極的に「私の仲間にならないか?」と勧誘を行うことが多い。
そして脳筋かと思われがちだが、こう見えて頭を使った心理戦も大の得意である。
(雅は一応「吸血鬼」ではあるが、相手の血を吸うよりはそのまま食べてしまうことが多い。
これは後述する彼の身体が持つ不死身の秘密にも関係している。)
しかし...いざ日本本土を手中に収めた現在は彼の思うような強敵が一向に現れない...
そんな退屈な日々を、どこか疎ましく思っているようである。
いろいろな人間と戦ったけど、最後はやっぱりあの人間に一途な悩める吸血鬼さんである。
「クソゲーみてぇな能力しやがって...!!返しやがれ!俺たちの仲間達を返しやがれ!」
不老不死の肉体
「私の配下につけば お前の商店街周辺だけはそっくり見逃してやると言っているのだ」
後述の原因によりただでさえしぶとい吸血鬼達の中でただ一人不死の肉体を有する。
(ありとあらゆる吸血鬼の血を体内に取り込んだために起きた突然変異によるもの)
首を斬り落とされてさえも決して死ぬことは無く、太陽十字架ニンニク丸太日本刀薙刀弓矢、果ては拳銃爆撃マシンガン角材顕微鏡みかん...その他あらゆる手段でも決して死ぬことはない。
ちなみに、雅自身曰く『再生能力の限界は私でも知らない』とのこと。
(作中では渋谷区を巨大なクレーターに変えるほどの徹底的な爆撃でもピンピンしている。)
彼の体は銃弾などの飛び道具(例えマシンガンであろうが)を全て吸収して撃った以上の速度で撃ち返すことができるため、彼を傷つけるには501ワクチンを打ち込んだ上で攻撃する必要がある
(日本刀などの刀剣で斬り付けても斬ったそばから即座に再生してしまい、全く効果がない)
彼が死ぬ時は彼の不老不死を一時的にだけ解除する『501ワクチン』を使用する必要があるが、
当のワクチンは紆余曲折あって現在、なんと雅自身の手中にあるため今の彼は完全に無敵である。
...その気になればワクチンを破壊して完全に無敵にもなれるはずだが、宮本明と決戦を果たすまでは破壊しないことに決めている様子。
なお、雅には501ワクチン以外の毒の類は一切効かず、さらに万病を完全に無効化する事が出来る。
これは何も雅だけに限らず、彼のウィルスに感染した吸血鬼達にも全く同じ事が言えるのだ。
彼の吸血鬼ウィルスは現代医療では治療困難な難病や間も無く死に至るほどの外傷、先天性の遺伝的疾患さえも癒すことが出来る...のだが、その代償としてIQ3ほどの吸血鬼となる。
しゃーない。)
また一見何の変哲も無い人型に見えるその身体は彼自身の意思で自由自在に変形可能。
例えば人間を食べる際には骨格自体を変え、口が耳元まで勢いよく裂けた恐ろしい姿となる。
ただし、元々彼の不老不死自体も何十何百という同族を喰い散らかして獲得した包括的な能力であるため...不老不死や肉体変形といった能力も彼の持つ能力のほんの片鱗に過ぎないのかもしれない。
なお初期の雅様は扇だけ残して明さんの背後に瞬間移動したり...とやりたい放題していたので今後急に舞空術とか使い始めるかもしれないのだ。なんだこのラスボス、能力の全容が見えねェ。
そして鮫島兄弟との邂逅での雅は、突然変異で巨大化した兄の方には目もくれず...代わりに突然変異で異形の姿となった精二にのみ興味を示していた。
その理由は依然不明であり、ファンの間では「食べるならロン毛よりハゲの方が食べやすかったのでは」などといったツッコミの嵐が巻き起こっている。
近接での戦闘
『お前はもうすぐ心底絶望するはずだ』
雅は上記の再生能力のほか、他の邪鬼やアマルガム(突然変異種)を遥かに上回る身体能力と格闘術を有している。
作中で白兵戦を挑み、見事勝利できたのは最序盤で彼を封じた青山龍ノ介と宮本篤だけであり、
そして雅様の設定が固まってきた中盤以降は真っ向勝負で負けた試しが無い。クソ強ェ...。
ただ、因縁の相手である宮本明には運と主人公補正で敗北一歩手前まで追い込まれることが多々あり、なんとマジで死にかけたことまで存在する。
(なおその時宮本明が装備していた武器は丸太でも日本刀でもなく、顕微鏡である。)
尤も、彼が本気で人間一人を殺しにくることはちょっと普通ではないくらいに珍しく...
大抵の場合、彼に出会った人間は彼に一矢報いることもできずに首を跳ね飛ばされ即死し、その後吸血鬼サイドの人員として再登場することとなる。
現に宮本篤は最終的に雅との戦闘時ウィルスに感染...結果死亡しており、主人公の宮本明は右腕を斬り飛ばされ一時戦闘不能、日本本土編の『48日後...』で登場した鮫島兄弟は彼らの持つ「ウィルスに感染しない特殊体質」に興味を抱いた雅に弟はその場で捕食、兄は眼球を抉り出されるもなんとかその場から逃げおおせることに成功している。
使用する武器
『私の鉄扇に捕まるのも時間の問題だな』
その切れ味は金属であろうと問答無用で切断する事が可能であり、ギャグ染みたその攻撃力の高さはしばし斬鉄剣に例えられる。
(こんな感じのデザインの鉄扇)
敵を斬る以外にも受け流す、敵の武器をはたき落として武装解除する、相手の懐に入った状態から居合斬りを行うなどの多様な使用法を披露している。
また、作中では吸血鬼の彼が全力で鉄扇を振るった際片手分の斬撃でその階全体の壁が一撃で両断されるという圧倒的な攻撃力を見せている。
...技らしい技を使うことも無い分、その吸血鬼としてのクソフィジカルに物を言わせた力とスピードの暴力が際立っているのだ。
そのため鉄扇を持った彼はまさに鬼に金棒ならぬ雅に鉄扇であるが、鉄扇が手元に無い場合の雅はその場の大木引っこ抜いて雑にブン投げるなどのアドリブも可能である。
作中では丸太を使う師匠に対抗して大木を使用したほか、篤を感染させた際は鋭利な爪でマスクの下の皮膚を切り裂いた。
(..ちなみに、雅様が作中鉄扇の二刀流を実戦で使用したことは二度しかなく、またその両方とも宮本明との決戦時である。さす明。)
血液による感染
『私の血液を体内に入れ...不老不死の下僕となれ』
また彼の血液には吸血鬼ウィルスが含まれており、ほんの数滴でも傷口や粘膜等に接触すれば感染を引き起こしてしまう。
傷口から侵入した場合は感染した本人すら自覚のないまま数分で彼と同じ吸血鬼へと変貌してしまい、雅に対し忠誠と羨望の目を向けるようになる。
それに伴い感染者のIQももちろんほぼ例外なく著しく低下し、感染から数日後にはダサい笠とゴム手袋、更に作業着を着て島内の農作業に従事することとなる。
例え感染する前の人間が元は勤勉なサラリーマンだろうが、どんな美男美女であろうが、復讐に燃えた忍者だろうが、である。
(なお対象が既に死んでいようがバラバラ死体であろうが問答無用で感染し、即座に蘇生する。)
脳波への干渉
さらにクソ雅には『脳波干渉(サイコジャック)』という初見殺しの必殺技があり、
人間や吸血鬼、果ては知性を持たず暴れまわる邪鬼をも自在にコントロールすることができる。
これを用いて邪鬼を群れ単位で操作し、本来知性のない彼らに組織的な集団行動を取らせる、
遠く離れた吸血鬼や邪鬼たちの脳波を操作して憑依して雅自身の言葉を強制的に喋らせる、
うつぶせの状態からノーモーションで高周波を発して周囲の人間を強制的に武装解除する...等、
応用性が高すぎるこのチート能力は戦闘時(特に宮本明との戦闘時)はしばし封印されがちである。
なおこの脳波干渉、恐ろしいことに射程距離がどこまで届くのかは現時点では不明である。
本人は彼岸島島内から一歩も動かずに邪鬼の大群を島の沖周辺に配置していることから、全力の脳波干渉の射程距離は相当遠くまで届くものとみられる。
不死身の軍隊
『逃げきれはしない 思い知るがいい』
そして、「48日後...」連載開始後、雅の能力が持つ真の恐ろしさは彼単体の強さではなく、彼のウィルスが持つ感染力、そして吸血鬼軍の圧倒的な物量の恐怖にあったことが明らかになった。
吸血鬼達は生前の知性を保ちながらも肉体能力が飛躍的に向上し、人間達と同じように集団で作戦を立てて行動することが可能である。
また、血を長期間吸わないことにより彼らは新たな邪鬼へと変わり、さらに夥しい数の人間を吸血病に感染させていく。
そして邪鬼達は一体一体が小さいものでも数十メートル、特に大きいものだと数キロにも及ぶ生物学を無視した体躯を誇っており、その上で全ての邪鬼の血液中にはウィルスが混入している為、その血液の飛沫を浴びた生物を次々に吸血鬼へと変えていく。
ウィルスには無論動物も感染し、作中では吸血犬や吸血熊といった生物も登場している。
本編では雅率いる不死身の軍隊の持つ圧倒的な物量の力の前には近代兵器で武装した軍隊さえ時間稼ぎにもならず、国家すらも無力だった。
(邪鬼では無い吸血鬼ですら狭所などでは陸上自衛隊さえ一方的に制圧するだけの戦闘力がある上、一度そうした兵士等が感染すればスナイパーライフル等の近代兵器で武装した吸血鬼などが現れる最悪の事態となる。)
そして彼ら吸血鬼達の多くは彼に従えば永遠の快楽が手に入るとして彼に忠誠を誓い、
圧倒的な力で彼ら吸血鬼の頂点に君臨する雅様を崇め、『救世主』と呼ぶ。
「ああ楽しみだよ お前に私の経歴を丁寧に説明するのが本当に楽しみだよ」 (鉄扇ぱたぱた)
「是非 私をその 最強の兵士にしていただけないでしょうか?」
その正体は、戦前に大日本帝国陸軍中佐、五十嵐一郎の指揮した彼岸島の人体実験で生み出された、アメリカ合衆国との本土決戦を想定して作られた不死身の兵士。
それまで彼岸島の温厚な吸血鬼は感染する能力など持たず、島内の人間と共存していたのだが
五十嵐の苛烈な人体実験の最中、他の吸血鬼の血の力を得た雅の身体は突然変異を起こし、
彼の遺伝的体質であった「吸血病」が「ウィルス性の疾患」へと変異を遂げた。
こうして通称吸血鬼ウィルス、「どんな小さな擦り傷からでも感染し、人を吸血鬼へ変える悪夢のウィルス」がこの世に解き放たれた。
そして実験中に自身が身につけた能力に気づき、人類全ての感染を宣言する雅の姿を前にした五十嵐一郎は『このまま雅を本土に到達させては戦争どころか大日本帝国の存亡が危うい』と判断、彼を討伐することになる。
死闘の末、捨て身の特攻でついに雅を殺害するチャンスまでこぎつけた五十嵐だったが...
雅が発揮した生物兵器としての魅力に最後まで抗いきれず、厳重な冷凍庫へと彼を冷凍封印した。
そしてその後第二次世界大戦が終戦を迎える中で五十嵐一郎は行方不明となり、雅の封印された場所は人体実験の生き残りの青山龍ノ介のみが知り、彼が雅の封印を常に監視していた。
五十嵐一郎の実験のことも島にいた吸血鬼の一族のことも、どちらも歴史の闇に永久に消える。
そのはずだったが...事態はこの彼岸島を訪れた一人の青年、宮本篤の手で一変することとなる。
雅の復活
戦後六十年以上に渡って封印されていた雅だったが、島を訪れた宮本篤を欺いた雅は封印を解き、瞬く間に彼岸島は吸血鬼ウィルスに汚染されたパンデミックの舞台と化した。
人間と共存していた吸血鬼の一族の生き残り青山龍ノ介を瀕死に追い込んだ彼は、吸血鬼ウィルスを彼岸島中にバラ撒いて不死身の軍団を指揮することとなる。
そして雅は宮本篤の持つ天性の才能を見抜き、自身の右腕とするため彼を吸血鬼へと変えるも...この行為が、彼の弟宮本明の怒りを買うこととなる。
そして明は吸血鬼と化した自身の兄を始末した後、青山龍ノ介改め師匠とともに人間軍を指揮し、島を掌握する雅の前に立ちはだかる。
明は人間業とは思えない超人的な戦闘力を雅との最終決戦にて披露し、雅は彼に勝利するものの不意を突かれ、501ワクチンを打ち込まれ致命傷を負ってしまう。
一時は戦闘不能まで追い込まれた雅だったが切り札の脳波干渉により最強の邪鬼の一体であるチワワ様に憑依して危機を脱し、その最終決戦に辛くも勝利することとなる。
そして五重の塔の頂上部で宮本明を磔にして殺害しようとするも結局は彼を殺す事はしなかった。
明を生き永らえさせた雅は彼に「今度は勝利し、私に力を示せ」と言い、そして彼ら人間軍に雅に抵抗するための最後の47日間の猶予を与えたのだった。
そして、その結果はというと...明達人間軍は又しても雅に敗北した。
夏休みレベルの猶予をわざわざ設けるという舐めプを行なった上で人間軍にほぼ完勝し、
そして...48日後...
雅の吸血鬼軍は本土へ上陸すると同時に吸血鬼ウィルスを保有した数十億匹の蚊を各地で放ち、
本土は未曾有のバイオテロを相手に抵抗らしい抵抗すらできず、一週間もせず全国各地で吸血鬼や邪鬼の大群が発生したのち...日本国は国家としての機能を完全に停止したのだった。
雅は志願した数万人規模の吸血鬼達を集め、彼らをアマルガム(戦闘に特化した突然変異種)へと変貌させた。
大半が己の力に耐えきれず死亡する中、生き残った彼らをさらに殺し合わせ、そこから生き残った五人のアマルガムを自身の家族と称して東京の各地を支配させている。
「雅の息子達」と呼ばれる彼らは現在東京都の各地の縄張りを実行支配しており
そして雅本人は隙あらば爆撃で東京中にクレーターを作ろうとする国連軍の爆撃部隊や宮本明に位置を特定されぬよう、常に東京中を移動し続けている。
「ハ、言いたい放題だな」
と、彼のラスボスとしての華々しい経歴を書き連ねたが....
名実ともに最強の敵…な雅様だが、序盤も序盤から登場していることに加えポカミスやアホな作戦に引っかかる描写なども多く、ネタキャラとしての地位も確立している。
(屋根の上を逃走中の主人公を鉄扇持って笑顔で追いかけ回す → 瓦についた血液に滑り転落する、
日本本土を占領したはいいが文明崩壊後水道インフラが停止する → 道路の水たまりで喉を潤す、
...など。)
ネタキャラではあるが...漫画の吸血鬼キャラとしては珍しい、「ほぼ完全な不老不死の達成」、
「主人公に一対一の対戦で完全勝利し」「主人公との最終決戦でさえ謀略を用いて舐めプで勝利」
という、ゲームでいうとプラチナトロフィーばりの戦歴を誇る御方である。
主人公の宮本明を序盤から知る数少ない人物の一人であり、彼の予想以上の成長にギャフンと言わされたことも少なくは無い。
そして作中で明さんが成長するたび、宇宙が広がるように何故か雅もクソ強くなっている。
特に序盤であれだけ一般人にズバズバ斬られまくっていた雅様(笑)と比較すると、日本本土へ上陸した後の『48日後...』の雅様にはそんな隙など消えており、拳銃で撃たれてクソほどビビっていた雅は最終的に国連軍の空爆に耐えるレベルに成長した。
「ここに書ききれない余談など 雅様にはいっぱいある」
公認ネタキャラである証拠に、『なかよし』60周年記念ポスターには彼の姿が……!!
(尚、作者の松本光司曰く「雅さんは昔描いた落描きが元」との事である。)
彼岸島最後の47日間作中において雅はR18指定の渾身のシュートを披露している。
...一応雅様は年齢的に蹴鞠とかしてそうなお方ではある。
スカーフの柄からするとサッカーとか好きなんだろうか。
彼の『身長186cm 体重不明』のデータは彼岸島公式ファンブックの手引き書が出典である。
体重不明...人間や吸血鬼の肉を喰いまくってるせいで、密度が結構重かったりするのだろうか。
作中では、何度も繰り返し美形であることが強調されている。
いや実際作中の美形基準ではそうなんだけども。
作中において未知のウィルスによるパンデミックで破滅した日本国は国際社会に殆ど見放されてしまっており、日本を必死で脱出して近隣諸国へ逃げた人間も追い返されてしまう始末である。
なんでそういう所だけ超リアルなんだこの漫画...!?
原作の、本当に最初の方の設定では『ウィルスに感染した人間は彼と同じ白髪になる』...
そして中盤では『吸血鬼は興奮してなければ目の色は人間と同じ』『吸血鬼は車の排気ガスが苦手』『満月の日は人を襲わない』などがあったが...?
彼の年齢についてだが...雅様は自身の詳しい年齢は読者にも教えてくれないのだ。
(少なくとも江戸時代には既に、彼岸島内にてふわふわと生活していた...らしい)
ちなみに、不死身となる前の雅は明治時代の「吸血鬼一家全員集合写真」にバッチリ映ってしまっている。が...なんとそこで判明した事実は...!
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> 「雅様、そのクッソ派手なタキシード...明治時代以前から既に着てたんかい!!」 <
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「私もひとつ 腹の立つ表記揺れを知っているよ」
雅 ← 雅様のイラスト投稿数は現在、このタグが一番充実している。
「やめんか、「(彼岸島)」って付けるのただただ面倒くさいだけなんじゃ」
雅様 ← 「次に多いタグだよ イラストはもちろん、小説も好き放題さ」
クソ雅 ← 「どこのバカだ? このタグで投稿した奴は...」
「なんだ この関連キャラクター達は...人が話してる途中に...殺れ スッ」
雅の被害者達
雅様が被害者定期。
今作の主人公であり、極度のブラコン。そして...とんでもねェ丸太の使い手である。
当初はこの島を脱出することばかり考えていたが、友人と家族を殺され(正確には自身が殺した)
その後吸血鬼を殺すため修行を積み、日本全てを埋め尽くす吸血鬼軍に一人で挑むこととなる。
最近になり立体起動を習得し、バズーカの使い方も覚え地球防衛軍まがいの戦闘を開始した。
50メートル以上の邪鬼すらも一撃で瞬殺するほどの尋常ではない戦闘力を誇る。
宮本明の兄であり、極度のブラコン。薙刀を使ったり使わなかったりする。
使わない理由は「重たいから」。そういう事はせめて、一旦その丸太置いてから言おうよ兄貴。
序盤も序盤で彼は雅のウィルスにうっかり感染してしまい、無念の死を遂げることになるが...
以後、彼は明の守護霊へ変化し...明の受けたあらゆる落下ダメージを全て吸収するようになった。
本名を「青山龍ノ介」。
彼は宮本兄弟に戦いを教えた師であり、そして元々は雅と同じ吸血鬼の一族の大男。
吸血鬼の血を身体に入れたことで混血種となり、人類を守るため雅の前に幾度となく立ち塞がる。
最終的に雅は彼を直々に始末することとなる。
ガキ使の芸人でも被らないような面白すぎる造形の面を常時着用している為、非常に腹筋に悪い。
言い逃れできないド戦犯の方...なのであるが、よく考えると彼こそ最大の被害者である。
雅により人生を狂わされた挙句、彼岸島作中でもトップクラスに胸糞悪い死に方をしてしまった。
悪い奴では無い。それは確かあるね。ぐへへへ。
雅の部下達
雅の護衛部隊の隊長...なのだが、ただでさえクソ強い雅に護衛をつける心配はほぼ無いのでほとんど雑用係や話し相手、部下の吸血鬼達への援護...などの仕事がメインである。
作中では10人の精鋭の部下を従えていたが明に敗北し、しぶしぶ途中まで案内役を引き受ける。
その後は宮本明とは幾度となく共闘する関係となる...が、一応彼は雅直属の部下である
雅様の右腕と呼ばれる、山羊の被り物を付けた筋肉質の吸血鬼である。
手に持ったド迫力の巨大斧を振るうその姿はキリスト教の悪魔バフォメットによく似ている。
忠実な右腕...なのだが、命令そっちのけで戦うことしか頭にない脳筋アマルガムである。
雅様の...もう一つの右腕。実在する金剛力士像がモデルである。
本土で『女好き破戒僧の金剛』と『戦闘大好き武人金剛』の二体に分裂し...そのまま倒された。
彼の最後の言葉は、マンガ史に残る最悪のセリフとして有名である。
奴はアマルガムの中でも最弱。
なんと作中においてあっさりと宮本明の武器を奪い、彼を拘束することに成功するが...最終的に全裸の状態の宮本明に形勢逆転されて敗北することとなる。
なんだかんだ彼女のキャラはとても濃かったので、数話での退場はすこし寂しいものがある。
そのライブ感溢れる彼女との戦闘や、戦闘中に登場した彼岸島語録の密度は凄まじいものがある。
有名な「カンッポキップスッ...」という擬音も彼女との戦闘時のもの。
多分、雅の関係者の中で唯一本当に彼のことが大好きだった子であるが、雅様が女に興味などあるはずも無く失恋。その後邪鬼化する。
が、雅は彼女の忠誠心それ自体は非常に買っており...最終決戦の大詰めである宮本明の足止めという、これ以上ないくらいクソみてェに重要な任務を彼女一人に与えている。
吸血鬼の成れの果て。
「これ、雅本人よりヤバいとちゃう?」ってのが多々いる。
正直、数が尋常じゃ無い。ヤバイ(編集者の悲鳴)
雅の息子達
彼らの半数はまだ原作未登場であるが、既に前例が凄まじいので期待は大きい。
以下は原作にて既に登場した雅の息子達の一覧である。
- 五男 姑獲鳥
ファンの名付けた愛称はその頭にちなみ「キョロちゃん」。
その巨体とフィジカルの強さは壮絶の一言。頭半分吹き飛んでもピンピンしてる怪物である。
雅の鉄扇に憧れて...なんと先端部発射可能の『三又槍』を武器として愛用する。
- 四男 蟲の王
国会議事堂の周辺を単独で制圧し、あの陸上自衛隊をも数秒で瞬殺したとんでもねェ怪物。
ただ、そんな蟲の王様である彼の本体は...なんとまだ小学生のショタである。
また、散々ネタにされまくった『クソみてェな旗』を立てた張本人でもある。
作中登場したどのアマルガムよりも圧倒的に巨大な姿をしているが...?
「なんだ!?この関連用語は!?」
今作のタイトルであり、物語の舞台となる島の名称である。
物語の舞台が島の外側...即ち「日本列島本土」に移ったが、無限に地面から生える日本刀や
無限湧きする忍者などの彼岸島特有の現象もウィルスと同様に本土に感染が広がっている。
(もう少しだけ具体的に言うと、自衛隊が無限湧きするようになった)
雅の野望を阻む最強の武器にして防具。
「丸太を自由自在に振り回して戦える」、ただそれだけで雅直々にスカウトが来るレベルに扱いが難しい武器でもある。
雅の周囲の物陰から常に無限湧きする不死身の吸血鬼たち。
...大抵彼らは現代日本に到底そぐわない江戸時代の百姓のような出で立ちをしており、銃火器とか爆弾とか使えばいいものを彼らのほとんどが槍や日本刀で武装しており、中には突然変異なのか
5mほどの身長をもつ吸血鬼もいるが...頭の方は他と大差ない。
作中では戦闘員の吸血鬼ばかり描写されるため男性しかいないと思われがち...だが、
ちゃんと女性吸血鬼や子供吸血鬼もしっかり描写されている。
普段の彼らは目も黒くなく、牙の有無以外は他の人間と全く変わらない。
吸血鬼達は食事はほぼ必要ないが、邪鬼にならないための薬として血液が必要となる。
炭鉱の中に住む吸血鬼?...勘のいいキモ笠は嫌いだよ