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Fateシリーズの編集履歴

2022-07-26 16:01:45 バージョン

Fateシリーズ

ふぇいとしりーず

「Fateシリーズ」とは、ゲームブランドTYPE-MOONによる『Fate/stay night』を始めとした作品の総称である。

―――それは、人類史最大の英雄譚。


概要

Fateシリーズ』とは、2004年発売のPCゲーム『Fate/stay night』からはじまるシリーズ作品の総称。


どんな願いも叶う万能の願望機「聖杯」を賭けて、過去の英雄や伝説上の存在を「サーヴァント」と呼ばれる使い魔として現代に召喚する、魔術師達のバトルロイヤル「聖杯戦争」やそれに関わる人々を描く。


シリーズ一覧

stay night世界

タイトルFate/stay night
イラスト祝Fate/staynight 再びアニメ化!!!!
発売形態PC(R-18)、PS2、PSvita、ios、android
シナリオ担当奈須きのこ
メディアミックス漫画(FateUBWHF)、TVアニメ(Fate、UBW)、映画(UBW、HF)

シリーズ第一作。形態はビジュアルノベル(初出はR-18/全年齢版は「Fate/stay night[Réalta Nua])。

2004年、「冬木市」にて行われた第五次聖杯戦争を描く。3つのルートに分かれる。

『それは信念を貫く物語』


タイトルFate/hollow ataraxia
イラストホロウ詰め合わせ
発売形態PC(R-18)、PSvita
シナリオ担当奈須きのこ(※外部ライターも参加)
メディアミックス漫画

『Fate/stay night』プレイ後前提の後日談を収録したファンディスク。


タイトルFate/unlimited codes
イラストフェイト同人小説の表紙
発売形態アーケードゲーム、PS2、PSP
シナリオ担当奈須きのこ

『Fate/stay night』を題材とした格闘ゲーム。


タイトルGarden_of_Avalon
イラストGarden of Avalon
発売形態特典小説、ドラマCD
シナリオ担当奈須きのこ

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』Blu-ray BOX上巻特典小説。ドラマCD版もあり、こちらの方が入手しやすい。

端的に言えば、「TYPE-MOON版アーサー王伝説」。


タイトルロード・エルメロイⅡ世の事件簿
イラストロード・エルメロイII世の自室
発売形態小説
作者三田誠
メディアミックス漫画、特番アニメ、TVアニメ

「stay nightと完全に同じ世界、ただし三田誠スパイスにより大気濃度がちょい違う濃密魔術もの」

時計塔講師ロード・エルメロイⅡ世を主人公とした魔術ミステリー小説。


タイトルロード・エルメロイⅡ世の冒険
イラスト事件簿とか
発売形態小説
作者三田誠

『事件簿』の続編。『stay night』以降の物語となるため、原作3ルートのどれにも当てはまらない「いずれ解体戦争に繋がる独自ルート」となっている。


stay nightと微妙に違う世界

タイトルFate/Zero
イラストZERO
発売形態小説
作者虚淵玄
メディアミックスドラマCD、TVアニメ、漫画、スマホゲーム(Next_EncounterとThe_adventureの二種)

『stay nightと条件は同じだけど微妙に違う世界』

第二作。全6巻(同人版は4巻)。1994年の第四次聖杯戦争を描く。

『それは正義とは何かを問う物語』


タイトルFate/strange Fake
イラストFate/sf
発売形態小説
メディアミックス漫画
作者成田良悟

『同じ条件、同じ結末をむかえていながら、なぜか完全に違う世界』

『stay night』より数年後の「偽りの聖杯戦争」。死徒がマスターとして登場するなど、「Fate世界」と「月姫世界」の要素が混じっている。

後述の『氷室の天地』世界線と関係があるらしい。


Apocrypha世界

タイトルFate/Apocrypha
イラスト聖杯大戦
発売形態小説
作者東出祐一郎
メディアミックス漫画、TVアニメ

『途中までは同じだけど今は完全に別の世界』

全5巻。1930年代の第三次聖杯戦争でstay nihtと完全に分岐。聖杯の予備システムを利用した、7対7(+1騎)のルーマニア聖杯大戦。

『それは救済への祈りの物語』


タイトルFate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ
イラストロストエインヘリャル
発売形態小説
作者桜井光

『Fate/Apocrypha』の10年後。伝承とは矛盾した形で召喚された二騎のサーヴァントの生前と亜種二連聖杯戦争の現代が交錯して描かれその謎を追う。


EXTRA世界

シリーズについてはFate/EXTRAシリーズを参照

タイトルFate/EXTRA
イラスト
発売形態PSP(※PSvitaでのダンロード購入も可能)
シナリオ担当奈須きのこ
メディアミックスドラマCD、漫画

『stay nightから派生し、全く違う未来を歩んだ世界』

2032年の『月の聖杯戦争』を戦うRPG。1970年代から2030年代に起こった異変により地球上の魔術は完全に断絶している。

『それは自分自身を探す物語』


タイトルFate/EXTRA CCC
イラストCCC!
発売形態PSP(※PSvitaでのダンロード購入も可能)
シナリオ担当奈須きのこ
メディアミックス漫画(赤セイバーの原作ルートとキャス狐のIFルート)

『Fate/EXTRA』のファンディスク的続編。舞台を「月の裏側」へと移したダンジョンRPG。


タイトルFate/EXTELLA
イラストセンシティブな作品
発売形態PSvita、PS4、Nintendo Switch
シナリオ担当奈須きのこ、桜井光

『Fate/EXTRA』系譜の第三作。アクションゲーム。「人と人とが織り成す思想の物語」から「世界と人の話」へ。


タイトルFate/EXTELLA LINK
イラストDive New World
発売形態PSvita、PS4
シナリオ担当東出祐一郎小太刀右京/チーム・バレルロール

『Fate/EXTRA』系譜の第四作。『Fate/EXTELLA』の続編。ストーリー的には外伝に近い。

「夏休みのド●えもん映画」のような位置付けらしい。


タイトルFate/EXTRA Last Encore
イラストセンシティブな作品
シリーズ構成奈須きのこ
メディアミックスドラマCD、原案シナリオ集

Fate/EXTRA』の赤セイバールートから分岐した原作とは別物の世界を描いたアニメ作品。全13話。


Prototype世界

タイトルFate/Prototype
イラスト無題
発売形態設定集、PV
設定担当奈須きのこ

『Fate/stay night』の原型。奈須きのこが高校時代に書いたいわゆる『旧Fate』を改めて作品としたもの。「character material」内の記述や、映像ソフト「Carnival Phantasm シーズン3」同梱冊子とショートアニメ、トリビュートアンソロジーのみで正式媒体での発表は無し。


タイトルFate/Prototype蒼銀のフラグメンツ
イラスト星の聖剣使い
発売形態小説
作者桜井光
メディアミックスドラマCD

全5巻。『Fate/Prototype』の八年前を描いた外伝作品。『stay night』に対する『Zero』に相当する位置付け。

ドラマCD版はオリジナルシーンが追加されており、事実上の補完作品。


タイトルFate/Labyrinth
イラストFate/Labyrinth
発売形態小説
作者桜井光

全1巻。沙条愛歌が大聖杯の中で夢見た亜種聖杯戦争。時系列は『蒼銀のフラグメンツ』と『Prototype』の間と思われる。


その他世界

タイトルFate/Grand Order
イラスト
発売形態android・iOS
シナリオ担当奈須きのこ東出祐一郎桜井光星空めてお水瀬葉月
メディアミックス特番アニメ、TVアニメ、映画、舞台、漫画

スマホ型オンラインRPG。人類史を救うため、歴史を巡る聖杯探索の旅に挑む。

キャラ数・シナリオ量等過去最大規模のスケールを誇る

『それは未来を取り戻す物語』


タイトルFate/Requiem
イラストvoyager
発売形態小説
作者星空めてお

誰もが“聖杯”を持ち運命の示すサーヴァントを召喚する世界で語られる「その後のお話」。

ただひとり「運命」を知らない少女が最後に召喚したサーヴァントとの出会い。


パラレルワールド作品

タイトルFate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
イラストプリズマ☆イリヤ
発売形態漫画
作者ひろやまひろし
メディアミックスTVアニメ、ゲーム、映画

「現代の小学生」としてのイリヤスフィールを主役にした魔法少女物パラレル漫画。本流にフィードバックされない完全なパラレルワールド。


タイトル帝都聖杯奇譚 Fate/KOHA ACE/Fate/typeRedline
イラスト帝都聖杯奇譚
発売形態漫画(コハエースGO)
作者経験値/平野稜二(TR)
メディアミックス特番アニメ(ただし嘘予告)

コハエース』から派生した漫画作品。昭和20年夏の帝都で起こる聖杯戦争を描く。

Fate/typeRedline』は「帝都聖杯奇譚」の初期構想を基にスターシステムを廃した新訳版。


また、『Grand order』ではイベント「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」として再構成される。


その他の日常・コメディ系

タイトル氷室の天地 Fate/school life
イラスト氷室の天地6巻書店特典つくですよ
発売形態漫画
作者作画:磨伸映一郎
メディアミックスドラマCD、特番アニメ

穂群原学園の生徒、氷室鐘を主役にしたほのぼのギャグ4コマ漫画。

『stay night』本編より9か月前から始まる日常生活を描く。


タイトルフェイト/タイガーころしあむ、フェイト/タイガーころしあむアッパー
イラスト獅子の咆哮
発売形態PSP
シナリオ担当奈須きのこ、ハラオ、春野友矢、磨伸映一郎、武梨えり、ホネ

公式コミックアンソロジー風ドタバタバトルゲーム。奈須きのこもシナリオを寄稿している。内容はほぼギャグだがシナリオ自体の評判は良く必見。


タイトルトラぶる花札道中記/とびたて!超時空トラぶる花札大作戦
イラストセンシティブな作品
発売形態ミニゲーム(PS2)/ミニゲーム(Vita)

『Staynight』のキャラクター達が花札でバトルを繰り広げ、ゴールの温泉を目指すというのが基本フォーマット。元々は『Hollow』同梱のミニゲーム。後に『Réalta Nua』に移植。

続編の『とびたて!』は『zero』、『Extra』、『prototype』、『プリズマ☆イリヤ』などの外伝作品中心で構成されている。一部の設定は本筋への補完になっている事も。


タイトルカプセルさーばんと
イラストちょう たちわるい おとなを
発売形態ミニゲーム、android・iOS

PS Vita版『Fate/hollowataraxia』同梱のミニゲーム。『staynight』から『Extra-CCC』までのサーヴァントがデフォルメされた姿である『カプさば』を使って戦うタワーディフェンスゲーム。


タイトルマンガで分かる!Fate/Grand Order
イラストセンシティブな作品
発売形態Web漫画(単行本でも販売)
作者リヨ
メディアミックス特番アニメ

当初はSD化されたキャラクター達が『Fate/Grand Order』の遊び方を解説する漫画として始まったが、開始早々、主人公が狂気的な行動を取り始め、解説要素が薄めというタイトル詐欺をかましており、解説は欄外でマフィア梶田がやってくれる始末。

大人の事情に突っ込んだりするなど、本家から逸脱したオリジナルストーリーに定評があり、一度見たら忘れられない画風からカルト的な人気を誇る。加えて本家には登場していないオリジナルサーヴァントが多数新登場している事が最大の特徴。


タイトル衛宮さんちの今日のごはん
イラスト♡♡♡
発売形態漫画
作者作画:TAa、料理監修:只野まこと
メディアミックスWEBアニメ、ゲーム

『stay night』の衛宮家で献立を紹介する、ほのぼの日常コメディグルメ漫画


タイトルFate/Grand Order 英霊食聞録
イラスト
発売形態Web漫画
作者十駒マコト

『Grand order』の番外コメディ作品。学習漫画に近い。主人公達がサーヴァントとの交流を通じ各国の食文化を学ぶ。


オールスターもの

FateシリーズだけでなくTYPE-MOON作品のキャラが多く登場する作品。

便宜上ここに記述する。


タイトルカーニバル・ファンタズム
イラストCarnival Phantasm Maids
発売形態OVA
原作者武梨えり

Fateシリーズ・月姫シリーズを主な題材にしたオールスターコメディアニメーション。

武梨えり氏によるTYPE-MOONアンソロジーコミック『TAKE-MOON』を原作に、TYPE-MOON10周年記念にアニメ化したもの。

『hollow ataraxia』(一部)や『タイコロ』等に続くギャグ要素の強いお祭り作品。公式が病気


タイトルコハエースぐだぐだエース
イラスト描きまくった
発売形態漫画
作者経験値
メディアミックスアニメ

月姫』の琥珀と秋葉が、TYPE-MOONの歴史を解説!という題目で繰り広げられるギャグ漫画作品。


タイトルちびちゅき!
イラスト
発売形態漫画
作者華々つぼみ

空の境界』、『Fate』、『月姫』、『魔法使いの夜』、『まほうつかいの箱』などの型月オールスターが学園生活を謳歌する作品。


Fate/stay night入門

ゲームについて

『stay night』にはプロローグ部分のみを遊べる無料体験版があり、TYPE-MOON公式サイトにはPC版(全年齢対象、ボイスなし)がある。

2014年にPSVita版が発売している。

スマートフォン版のFateルートは手軽に無料でプレイできる。


無印と全年齢版([Réalta Nua])の違い

無印PCボイス無し、アダルト描写有り
[Réalta Nua]PS2、PCボイス有り・アダルト描写の削除・CG大量追加・新規BGM大量追加・シナリオ加筆、桜ルートの一部描写カット・台詞差し替え
[Réalta Nua]PSVita、AndroidOS、iOSボイス有り(一部差し替え)、新オープニング&新規アレンジBGM収録、フローチャート・凛・桜ルート即時開放コマンド追加

無印PC版でのアダルト描写はセイバールート・凛ルートの場合、必然性を持たないサービスシーンとしての要素が強いため、全年齢版の方がストーリー展開が自然。

追加CG・追加BGM・追加シナリオや書きおろしラストエピソード「Réalta Nua」も有るので『Fate/stay night[Réalta Nua]』のプレイが無難。


3000円もあればPS2ソフトの廉価版を買って数百円のお釣りがくる。

Vita版は+1000円程するが、ufotableによるアニメーションパートや新規アレンジBGM(旧版への変更も可)が収録されている。

上記の通り、ファンディスク『hollow ataraxia』にもVita版が出ているので、今からならばこちらの方が手っ取り早いだろう。

DL版はシリーズ作品のアニメ放送や新作発売に合わせて割引キャンペーンを度々行っているため、タイミング次第ではより安く購入できる。


また、PC版[Réalta Nua]はAmazonでルート別分割販売がされていた。

全編を購入する場合2,800円×3ルートと高かった上に、現在は販売停止しているので購入できない。

スマートフォン版(Android、iOS)も同様に分割されているが、セイバールートは永久無料となっている。


『Zero』等の派生作品では、サーヴァント達の真名・どのサーヴァントがどのようなマスターに付いているのかを物語の初期の段階で明らかにする事が多いが、『stay night』では主従の組み合わせやサーヴァントの真名自体が物語中盤~後半の重度なネタバレになるケースが多々存在する。

例として

  • どの登場人物がマスターで、どのようなサーヴァントを従えているのか
  • 各サーヴァント達の真名・宝具
  • 聖杯戦争の真相、「この世全ての悪」の存在
  • 一部の人物が持つ隠された家族構成や家の事情に関する真相

など。


アニメについて

複数作品あるが、『Fate/stay night』(2006年)か『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』のいずれかから見るのが望ましい。


劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』は第一章では他ルートとの共通部分を大幅にカットするなど、他ルートの最低でもいずれか一方の視聴が前提になっている。


百科事典項目について

作品の性質上、ピクシブ百科事典においても編集争いが多い作品である。

サーヴァントのモデルに実在、或いは伝説の有名人物や実在はしていないが伝承や物語に登場する人物が用いられている為、本来の人物記述よりも本作のキャラクターを優先する編集が多々見られ、争いの元となっている。

また、同様に元となった人物の記事のメイン画像や関連イラストを本作のキャラクターに変更するといった事案も発生している時もあった。

あくまで元ネタ・モデルにすぎない為、型月においてのキャラとは別物・別人なので、元ネタ・モデルとなった人物の記事のメイン画像やイラストなどに本作のキャラクターのイラストを使わないようにしよう


新規サーヴァント記事を作る場合は「人物名(Fate)」というタイトルで記事を作製し、元となった人物の記事ではリンクを貼る程度にしておいた方が良い。


設定について

設定が後の作品で変更されたり、作品毎に独立していたりと複雑なのも特徴の一つ。設定は大まかに作品ごとに言及するのが望ましい。


古くからの作品の統合性やシリーズの多様化など、コアなファンほど設定や解釈に対し厳しい面があるため、編集合戦やコメント欄での口論、荒らし行為が起こりやすい。編集・新記事立ち上げの際は、手元にある公式マテリアルや関連書籍に基づいた編集行為でトラブルを未然に防ぐことを推奨する。


それでも解釈次第な部分も多いため、必ずしもこうだ!という設定はそう多くない。固まっていた設定も後に二転三転する事もあり、公式「きのこの言うコトを真にうけてるようでは型月ファンとしては二流」と言われるほど。

自分の意見を押し付けない、コアなファンに絡まれても気にしない事が一番重要である。


元ネタ

「英雄召喚バトルロワイヤル」というアイディアは山田風太郎氏の小説魔界転生』のオマージュ。学生時代に奈須氏が書いた恥ずかしい小説を、友人の武内氏が覚えており、「あれをゲームにしよう」と言って出来上がったのが『Fate/stay night』だったという(参照)。


世界観について

「月姫シリーズ」と「Fateシリーズ」の世界観は共通する設定があるものの、別の世界の物語である(人の手で英霊召喚が可能であり、死徒二十七祖を結成できるほどの力を持てない世界がFate世界、そうでないのが月姫世界である)。


また、Fate世界も全てが同じ幹から分岐している訳ではない。世界観の傾向としては複数存在するが、大まかな特徴でカテゴライズすると以下のようになる。


基本的にこれらの世界はそれぞれ独立した世界であるが、ある作品の登場人物が別設定で登場したり、何らか理由で並行世界を移動して別の世界に現れたり、影響を及ぼす事もあるようである。


冬木の聖杯戦争が基本となる世界

  • 『stay night』『zero』『事件簿』などが該当。
  • 「月姫世界」と対比される「Fate世界」とは主にこの世界を指す言葉であると推測される。

亜種聖杯戦争が世界各地で開催されている世界

  • 『Apocrypha』『Lost Einherjar』が該当。
  • 上記の冬木の聖杯戦争が基本となる世界から分岐した世界。
  • 『Labyrinth』も亜種聖杯戦争が舞台だが同じ世界であるかは今のところ不明。

その他、上記とは差異がある世界

  • 『strange Fake』『FGO』などが該当。
  • 『strange Fake』は「Fate世界」と「月姫世界」の中間に位置するどっちもアリの世界(『人による英霊召喚』と『死徒二十七祖』が同時に成立していることを指すと思われる)。
  • 『FGO』は『strange Fake』とは似て非なるどっちとも言えない世界(詳細不明)。冬木の聖杯戦争が一度しか行われておらず上記の世界と比べてもかなり離れている世界であると思われる。

ムーンセル・オートマトンがある世界

  • Fate/EXTRAシリーズが該当。
  • ムーンセルは太陽系最古のオーパーツとされており、神代以前で分岐している。ただし、英霊の大部分は『stay night』などと共通の模様(一方でシャルルマーニュ伝説は史実ではないという扱いになっている様子)。
  • 『サーヴァント』が英霊の座ではなく、ムーンセルのデータベースから召喚される存在となっており、本筋設定でアルクェイド・ブリュンスタッドが直接登場した唯一の世界観。
  • このシリーズで初めて明かされた白き巨人の襲来により神代が衰退したという設定は冬木の聖杯戦争を基本とする世界でも同様の模様。
  • 英雄王によれば『FGO』の世界から見て「二つか三つ隣の枝」に相当するらしい。

完全な別世界

聖堂教会が聖杯戦争を主催している世界

  • Fate/Prototypeシリーズが該当。
  • アーサー王の性別が男性であるなど一部の英霊の特徴が異なる。
  • アーサー王の紹介の際に異世界として扱われることから上記の世界のように分岐してできた並行世界ではないレベル2マルチバースのような位置づけにあると思われる。

プリヤ世界

  • Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤが該当。
  • 『Fate/staynight』本編とよく似通っている世界(イリヤ世界)と全く別の並行世界(美遊世界)を舞台にした世界観。
  • 基本原作に準拠しているものの、あくまでスピンオフであり別の設定(ルール)で成り立っており「本作での設定は本編に還元されない」と作者も明言している。

ぐだぐだ世界

  • 『帝都聖杯奇譚』、FGOイベント『ぐだぐだシリーズ』が該当。
  • 漫画家経験値氏の作成した設定をベースとした世界観であり、奈須きのこ氏いわく、「Fate世界」の本筋設定とは別物のスピンアウト。
  • 帝都聖杯奇譚のリメイク『Fate/typeRedline』もこちらに準ずる世界観だと思われるが、詳細は不明。

サーヴァント・ユニヴァース


関連動画


関連項目


外部リンク

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