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着ぐるみの編集履歴

2023-02-02 00:11:49 バージョン

着ぐるみ

きぐるみ

着ぐるみとは人体着用ぬいぐるみの略であり、役者の全身を覆う、人外の役柄を演じるための特殊な衣装である。

概要

着ぐるみはひとつひとつオーダーメイドとなる特殊な衣装であり、価格は1体につき30~120万円超(着ぐるみパジャマでは5000円~1万5000円)という高額なもので、加えてメンテナンス(洗浄・消臭・洗濯などの衛生的な対策)や運搬にも気を遣う必要があるだけでなく、通気性が良くないおかげで中の人の体臭や汗による異臭の発生による菌や害虫のダニなどが発生する可能性もあるので、着ぐるみ専用の洗濯機で洗うので、一般的な衣料(衣類)より手間が掛かる厄介なものとのこと。運用初期では個人所有はされず、劇団やメディアなどの団体で所有する演劇業務用備品であったが、2000年代以降、単純に着ぐるみが好きという愛好家やアマチュア演者による個人所有の着ぐるみが増加し、アマチュア着ぐるみだけのコスプレイベント等も見られるようになる。


また美術作品のひとつとして着ぐるみを自作するクリエイターも多々おり、その中には個人所有を希望するものの自作ができない愛好家のために、コミッション委託制作)を請け負う者や個人歓迎の企業もいるので興味があればググってみよう。

ヒーローショーやイベント営業などではスケジュールの都合などでファブリーズなどで内部を消臭して一時的な処置として衛生的に消臭・除去で使われる事もある

ある程度の厚みと気密性があるため、冬の季節には防寒着としても代用できるメリットがある。こちらで使われるのはほとんど被災などの様々な緊急時くらいだが。


着ぐるみの種類

一口に着ぐるみと言ってもさまざまなタイプがあり、このタグはその広義範疇に入るすべての規格の着ぐるみイラストにつけられる。生地の使用量や原材料は異なるのでそれに合わせて洗濯機や乾燥時間も違う。業務用ではない限り、着ぐるみパジャマの様な一般向けの着ぐるみの方は一般的な洗濯機で洗濯するのは難しくない。


顔出し系

コントで使うようなものや、着ぐるみパジャマ(部屋着)など。着ぐるみタグがつくものでは圧倒的に多い。

シャレ系のパーティ衣装である。

イギリスを中心に日本のメーカーの着ぐるみパジャマが広まったことから、英語圏でも特にこのタイプの着ぐるみを指してkigurumiもしくはkiguと表記されている。(日本的な文化として後述の美少女系もkigurumiに含まれている場合もある)

大好きな紫さまが帰ってきて犬のように寄ってくるネズミ型狐式モン


ケモノ系(Fursuit/ふかもこ系/毛モノ)

フェイクファーで作られた、動物ケモノキャラを表現した着ぐるみで、一般に「着ぐるみ」と呼ばれて思い浮かぶもの。ケモノ系着ぐるみを個人所有し、イベント等で活動する人のことをケモナーと区別するために「キグルマー」と呼ぶこともある。ケモノ系のうち商業的なものを、マスコットゆるキャラと呼ぶ。


ケモノ系着ぐるみは、もともとはアメリカのfursuit文化を輸入したものであったが、多くのクリエイターの手を経るにつれ徐々にジャパナイズ(ローカライズ)がされ、現在では元祖fursuitとは趣向の違う、目が大きく口が小さめのアニメっぽい表情のキャラクター、もしくは動物をリアルさを残しつつデフォルメ再現したキャラクターが目立つようになった。


キグルマーはケモナーと混同されがちであるが、キグルマーはケモナーであるとは限らない。キグルマーは「ケモノになりたい人」、ケモナーは「ケモノが好きな人」であり、キグルマーはどちらかといえばTF(transfur)系、つまりは変身好きである。女の子(男の子)になりたい人と、女の子(男の子)が好きな人の差といえば分かりやすい。


ケモノ系着ぐるみのトレンド

それなりに人口が多いコスプレ界隈の一種であるが、極めて特殊なことに、それぞれ独自デザインがされたオリジナルキャラクターが大多数を占める。対して版権キャラはごくごく少数派で全体の1%程度とみられる。版権キャラはポケモンやデジモン、マイリトルポニー、スターフォックスなどのキャラクターが散見される。


キャラクターの種族分類としてはイヌ科が最も多く、その中でもオオカミが高い比率を占め、次いでキツネやイヌが並ぶ。その他にネコ科、ウサギ、水棲系、クマ科、鳥系、ヒヅメ系、竜系などがいるが、いずれも少数派である。キャラクターの性別比率はオス:メスが9:1である。つまるところ、キャラクター全体の1/3程度はイヌ科のオスといえる。


専門用語

特にフルスーツについては季節にもよるが、冬場では意外にも防寒機能に優れている。あえて逆に言えば通気性が良くないし、夏場や冷気が出ない灼熱な場所などでは熱中症になりやすいので健康上や水分補給にも十分ご注意ください。また、オプションとしてフルスーツにおいては夏場では冷却ファンを搭載したものを使用し、それに対応した着ぐるみの内部に取り付けたりして熱中症対策もしている。

ちなみに着ぐるみの足部分については靴とほぼ素材が同じらしいが、子供やピュアな大人の事を考えてか、犬などの動物なら手だけでなく足にも肉球加工が凝っているものではそんなのが施されていたりする。


Moonkin ケモノ着ぐるみケモノde着ぐるみ


美少女系(Kigurumi/ドーラー系/人形系)

美少女萌えキャラを表現した着ぐるみ。主として肌色の全身タイツに、FRP製のお面を被ったタイプである。2.5次元とも呼ばれ、日本で愛好家が多い。

公式のものではプリキュアやセーラームーンのショーで使われる着ぐるみが該当するが、これらは「ショーブツ」と呼ばれ、アマチュアの個人所有物とは区別され、人間の男性キャラもあり(例:名探偵コナン江戸川コナンなど)、ショーやバラエティ番組に出演する際には、着ぐるみの動きに合わせて、そのキャラを担当する声優が声を当てて、あたかもアニメとほぼ同じ雰囲気を再現させる場合もある(ケモノ系含む)。また、深夜に放送されているアニメ作品においては、声優が自ら担当するキャラの衣装を着用し(お面は被らず、声優は顔出しの状態である。場合によってはウィッグを着用して髪の色まで再現することもあるが、近年はウィッグを着用せずに地毛のまま担当するキャラの衣装を着用するだけのケースも存在している)、実際に舞台に上がって演技・歌唱する場合もある(例:サクラ大戦帝国華撃団ラブライブ!サンシャイン!!Aqoursなど)。いわゆるアイドル声優が顕著であり、お面を付けずに顔を出すことから、「コスプレ」、「中の人」とも呼ばれている。


実際の美少女系着ぐるみに使われる肌タイツは布地であるが、フィクションであるイラスト(着ぐる絵)や小説においてはよりフェティッシュにラバー製やシリコン製の肌タイツ、お面と肌タイツが分離できず着脱が困難な着ぐるみ、特殊なギミックがついたもの等が見られる。創作作品ではこのような必要以上に凝った設定がある。


AVSMではコスプレよりさらにマニアックな衣装(露出が多め)として使用されている。


今にもタックルかましてきそうな着ぐるみミクさんミクダヨー?


特撮系

スーツアクションを行う、ヒーローや怪獣等のスーツ。

怪獣や怪人はまだしも、ヒーロースーツを着ぐるみと呼ぶべきかどうかは意見が分かれる。

怪獣系

日本ではウルトラシリーズを筆頭に、人体のプロポーションを大きく逸脱した形状のものが進化した。影響は特撮系以外にまで及び、ディズニーピューロランドの着ぐるみを比べると顕著である。

変身ヒーロー系

アマチュアでは仮面ライダー戦隊ヒーローのスーツのレプリカを作り、コスプレイベントに参加する姿が見られる。コスプレ界隈ではこれらは「ガワコス」と呼ばれており、上記のケモノ系、美少女系着ぐるみとは区別されている。

琉神マブヤーではもっとも顔出しタイプで顕著とされるのは敵として悪の軍団マジムンハブデービルがいる。

ワンワンスーツ・漫画風水分補給はこまめに


pixivでの傾向

ほとんどは着ぐるみをテーマにした「イラスト」であるが、中には自作した着ぐるみを写真投稿するユーザーもいる。

ただ、pixiv利用規約では、写真投稿できるのは「アナログ作品」といった曖昧な表現がなされており、投稿に躊躇するユーザーも多いと思われている。

着ぐるみに限らず、立体アート作品の写真投稿は、ペースこそ遅いが増えているため、利用規約の文章改定が待たれる。だったらいっそのこと、運営に問い合わせしてご要望を出せばその可能性が出てきそうな気がするのだが…。


別名・表記ゆれ

きぐるみ

着ぐるみ?…文字通りのコレは着ぐるみなのか何なのかが曖昧である

キグルミ … 用途が異なるらしい

着ぐる絵 … マニア度が強め

スウツ … 言うなれば着ぐるみスーツとほぼ一緒。着ぐるみのフルスーツの一種ではあるが、ラバーやゴムなどで全身を覆うようなツルツルした素材でできているものを示す。例によってケモナー多数。ラバースーツ(ゴム製の全身タイツ)の一種。


関連タグ

 特殊衣類 かぶりもの コスチューム 中の人(別名は宿主精霊)

ガワ 着ぐるみ使い回し スーツアクター ヒーローショー チャックを開けないでください

こいつで抜かないでください チャック(ファスナー) 背中にチャックが付いてるよ 見てはいけないもの 着ぐるみパジャマ 機ぐるみ ぬいぐるみ マスコット 頭、取らないでください 中身は見ちゃダメ 中の人はいないよ ※中に人は入っていません。

トメィトゥ キグルミ(GE2) トナカイ着ぐるみ

ゴン太くん ドアラ ひこにゃん くまモン トラッキー トラミ(阪神タイガース) B・B ミクダヨー XXハンター きしゅう君 きいちゃん マイナちゃん ムック ガチャピン ねばーる君 コロン(カムライトライブ) わんわん

ゆるキャラ あにゃまる探偵キルミンずぅ きグルみっく★V3 キルミン ミッシェル(バンドリ)

着ぐるみ七変化アルク ヴァンガ郎 きぐるみ防衛隊 久川綾 ミント・ブラマンシュ 森の小屋のゆゆしき着ぐるみ(きららファンタジア作家クエスト) キグルミ・マイスタ(漫画)

市原仁奈 バラエティーアニマル 目が笑ってない着ぐるみたち(ポテ豆氏) ぴょんたろう パンプキング おかあさんといっしょ いないないばぁ

ポケモンごっこ かいじゅうマニア ミミッキュ着ぐるみシリーズ

キグルミキノコ(同人ゲームサークルクラシックショコラ)


石橋貴明とんねるず仮面ノリダーの展開中「日本一の着ぐるみ師」を自称した。

鳴海清隆スパイラル~推理の絆~の登場人物。着ぐるみがシュミ。シリーズ外伝「スパイラル・アライヴ」では全力で着まくる。

出川哲朗大!天才てれびくんのドラマにて着ぐるみ回があった。

鬼龍院翔ガチュピンチャレンジにてガチャピン(?)を象ったハーフスーツの着ぐるみを着用していた。


プラーガ:こちらはある意味(寄生虫にとっては)生物的に着ぐるみてある。

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