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星十字騎士団の編集履歴

2023-07-18 10:47:52 バージョン

星十字騎士団

しゅてるんりったー

漫画『BLEACH』に登場する組織「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」の精鋭部隊。

概要

滅却師で構成された「見えざる帝国」の精鋭部隊。

個人の戦闘力は高く、護廷十三隊の隊長格ですら圧倒する。また、卍解を奪えるメダリオンを持つ。


各メンバーは指導者のユーハバッハからそれぞれの能力(聖文字【シュリフト】)に対応したアルファベットを授かっている。

※原則として1つのアルファベットにつき1人なので、人数は26名以上となり、護廷十三隊の隊長格及び副隊長とほぼ同じくらいの人数。

一方で個人主義の強さゆえにチームワークは最悪レベルで、粗を探して侮蔑し合ったり、敗北した仲間を貶すのは日常茶飯事で仲間意識が強いメンバーはほとんどいない。

さらにストレスを解消するために部下を頻繁に殺す人格破綻者瀕死の仲間を殺害して性的興奮を感じ、死後も玩具にして酷使する異常者も存在する。(ただし、とあるグループでの1人を除いた他のメンバーは仲間意識はある。)

しまいには手柄の取り合いで仲間を背後から殺そうとしたり能力を悪用して味方同士で潰し合わせたり、些細な言動をきっかけとして殺し合いをおっ始める始末。

このように、あまりにもまとまりのないメンバーではあるがアニメにおいて、二次侵攻開始前にハッシュヴァルトがまとめ役として作戦の会議にメンバー全員(ユーハバッハと石田、親衛隊、そしてキルゲや一次侵攻で戦死したメンバーは除いて)が参加している。それも聖文字でのアルファベット順にきっちりと座っており、ハッシュヴァルトの話を真面目に聞いている

敵である死神よりもトップであるユーハバッハの理不尽ともいえる粛清に戦々恐々している。


破面篇の敵幹部である十刃でさえ、同士討ちすることはあれど、それで命を落としたのは1人だけ(後にゾンビとして再登場)であり、また上司に処刑されたのも同じく1人だけで、しかもこちらは生存している。これまで登場した敵組織の中でも、その残忍さが際立っている。


聖兵(ゾルダート)と呼ばれる一般の団員達も大勢いる(死神でいう席官ですらないただの死神や、破面でいう従属官ですらないただの数字持ちに相当すると思われる)。


小説によれば、十刃にとっての従属官のように、それぞれのメンバーに付き従う部下がいる模様(とはいえ、ハッシュヴァルトの側近しか登場しなかったが)。


特徴

基本は白い軍服を着用しているが、それ以外は個人の自由なのか、ポーチを装備している者、帽子やベルトを身に付けていない者など、各自でアレンジが見られる。

ベルトのデザインも滅却師の紋章ではなく、バンビエッタとミーニャはハートをあしらった紋章をつけている。


メンバー

千年血戦篇終了時点での生存キャラに★をつける



過去のメンバー

ヒューベルト

かつて光の帝国だった頃のメンバーで憲兵所属の青年。

「星十字騎士団」設立の主旨のお触れを民衆に伝える為に赴くも、騎士団への入隊希望をするバズビーの無礼な態度に切り伏せようとするがユーハバッハの介入によって未遂に終わる。

ハッシュヴァルトが星十字騎士団団長になった後は副団長になっており、新たに加入したバズビーの態度に苛立ちをみせて私闘に持ち込むもハッシュヴァルトに止められる。その際にユーハバッハの側近である彼の立場に嫉妬するような態度をみせていた。

1000年前に尸魂界に侵攻するも、元柳斎ら護廷十三隊との戦いで死亡した。

元柳斎が卍解の派生技「火火十万億死大葬陣」を使用した際には、黒焦げた亡者を生前の彼らの姿に戻す形でユーハバッハを追い詰める。


ザイドリッツ

左目に眼帯をした口髭をはやした壮年の男。

ユーハバッハの側近で、彼が戦闘部隊「星十字騎士団」の設立するという発言に「この世界(現世)には既に制圧する場所はありませんが」と異を唱えるが次なる制圧場所を尸魂界と聞いた際には驚いていた。

ヒューベルトと同様に1000年前の戦いで死亡。


アルゴラ

額に傷跡がある強面の男性。

ヒューベルトと同じ憲兵に属しており、原作632話に登場。

彼もまた1000年前の戦いで戦死。


石田宗弦

石田雨竜の祖父にして師、竜弦の父。

帝国に所属していたが、ユーハバッハら帝国の考えに疑念を生じて帝国への通行証と散霊手套などの帝国の私物をいくつか盗んで脱退

脱退後は独自の研究をし、息子に「静止の銀」を教えたので、ユーハバッハを滅ぼしたかった模様。


専門用語

ユーハバッハから賜ったアルファベットの1文字であり、固有能力の頭文字となっている

死神の「始解」にあたる。

なお滅却師関連でありながら、その文字に割り振られた単語・発音はドイツ語ではなく英語


死神の「卍解」にあたる滅却師の戦闘形態。

なお滅却師関連でありながら、その文字に割り振られた単語・発音はドイツ語ではなくヘブライ語


  • 星章化【メダライズ】

死神の卍解を奪う術。

「メダリオン」と呼ばれる真円状の金属板で、卍解を発動した死神から奪い取り、自らが使用する事が可能。

ただし虚の力を持つ黒崎一護からは奪うことができず、後に浦原喜助に解析され、奪った卍解を虚化させる「侵影薬」を使われたことで、二次侵攻の序盤に死神たちの元に戻ってしまい、以降は使用されることはなくなった。

あくまで卍解を奪えるというだけであるため、正しい使い方が出来るか、使いこなせるかどうかは使用者次第の模様。

使用者の力量にも影響するようで、ユーハバッハに化けていたロイド・ロイドが元柳斎の卍解を奪おうとしなかったのは、その強大な力をコントロールできるやつが本物のユーハバッハ以外にはいなかったため。

アニメ版では、奪った卍解を星十字騎士団が使用した場合、本来の卍解の色とは異なる赤紫色に変化している。


このメダリオンは滅却師ではない破面も使用可能で、アズギアロ・イーバーンは一護の卍解を奪う際に以下の詠唱を用いて発動させた。

使用時には十字型の黒の板が出現し、そこから青白い光を対象者に覆い、卍解を吸収していた。


「溶けよ 海よ雲へ 雲よ雨へ 雨よ霧へ 姿成すものよ見えざるものへ 我等歓喜の末に杯を地に伏せる さあ」

(アウフリーデ メーア・エ・ヴォルゲン ヴォルゲン・エ・レーゲン レーゲン・エ・ネーベル ジヒトバーレ・エ・ウンジヒトバーレン ヴィーア・グート・フロイデ・ダーナ・ヴラント・ディル・ベッヒャー ロス)


活躍

1000年前に尸魂界に侵攻するも、山本元柳斎重國率いる初代護廷十三隊に多くの団員が返り討ちにされ、ユーハバッハも敗北。しかし瀞霊廷の影に新たな帝国を築くという方法で逃げ延び、新たなメンバーを加えながら、1000年の雌伏の時を過ごす。


千年血戦篇では二度にわたり瀞霊廷に侵攻。当代の護廷十三隊と死闘を繰り広げた。


一度目は数名こそ死亡(うち1人はユーハバッハによる粛清)したが、十三隊側は山本総隊長が戦死、隊長格4名が卍解を奪われ、隊長と副隊長ら数名が瀕死の重傷を負い、多数の隊士が死亡するという大打撃を受け、騎士団の圧勝に終わる。


二度目の侵攻では、序盤は圧倒する(零番隊すら壊滅寸前に追い込んだ)ものの、最終的にほとんどのメンバーが死神との戦い、さらに同士討ち、ユーハバッハによる粛清により命を落とすことになる。

というよりメンバーの半数が、聖別や処刑や仲間同士の殺し合いでまだ戦闘続行していた可能性があったのに死亡。ユーハバッハ自身も主人公・黒崎一護との戦闘によって破れ、組織としては壊滅状態となった。


生き残ったメンバーのその後は、半年後を描いたスピンオフ小説『Can't Fear Your Own World』で描かれている。


関連タグ

BLEACH

滅却師 見えざる帝国

護廷十三隊 ユーハバッハ 石田雨竜


正十字騎士團

:字面の良く似た別のジャンプ作品の組織。


デルザー軍団チェックメイトフォー次元戦団バイラム冥府十神

:同じように全員の仲が悪く、足を引っ張りあうことの多い敵集団繋がり。

ビョーゲンズ

:同上。ただしこちらは仲間意識すらない病原体の集団。


十二鬼月

別のジャンプ作品における、仲間意識のない敵幹部集団繋がり。こちらは半数近くがボスによって処刑された。

ロックス海賊団

:こちらも別のジャンプ漫画において同じように仲の悪い集団。ただしこちらは利害の一致で結託することがある。

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