概要
全ての宇宙を手に入れ銀河の王にならんとする悪の戦士、ウルトラマンベリアル。
かつて彼は、部下であるダークネスファイブ、そして電波怪獣ビーコンの力を使って『ウルトラマン列伝』を乗っ取り、自身が以前ベリュドラとして従えた怪獣のうちの100体を紹介せんとした(第100話でのこと)。
しかしながら、尺の都合を始めとした番組内での様々な障害により、その紹介を存分に行うことは到底できないまま乗っ取りは終わってしまった。
そのこともあり、ベリアルはダークネスファイブと共に、自分と自分に関係ある怪獣を紹介する番組を立ち上げる。
これは怪獣と陛下が大好きな地球人諸君に贈られる、銀河帝国民の、銀河帝国民による、銀河帝国民のための特別番組である。
特徴
『ウルトラマン列伝』をベースとした怪獣紹介番組の構成となっているが、二次創作であるが故か、版権上本家では扱いづらい作品や演出が使用されている場合も散見されるため、そうしたものが苦手な方は多少の注意が必要である。
一方でこの特徴ゆえに、『めちゃイケ』や『ウルトラ怪獣擬人化計画』などのメディアミックスについても少なからず取り上げられており、陛下や怪獣の魅力に様々な角度から触れることのできる作風となっている。
また、本作では陛下や怪獣、さらにはウルトラ戦士に関連したCMがしばしば放送されるが、陛下と浅からぬ因縁を持つ人物については徹底的にモザイク処理や音声加工が施されている。
本編に加えて複数の番外編が投稿されており、本編で紹介しきれなかった内容の紹介や設定の補完などが行われている。
なお、番組ラストには支援イラストコーナーが存在している。支援イラストを投稿したい銀河帝国民諸君は、第1話などにて公開されている投稿要件を充分に確認の上、どしどし投稿していただきたい。
登場キャラクター
ご存知我等がベリアル陛下。
『ウルトラマンジード』にて息子であるジードに倒されてしまった後、ブルトンの怪獣カードを用いて異次元から脱出を果たし、怪獣墓場にて本番組の制作を部下へと命じる。
傍若無人でまさに悪の化身な部分はこれまでと変わらないが、息子とわかりあった事もありごくまれに部下を思い遣る台詞を吐くことも。
ダークネスファイブ
ベリアル陛下直属の部下・ダークネスファイブのリーダー。
基本的にベリアルが番組制作を部下に投げっぱなしにするため進行は彼が担当する。
奇天烈極まりない仲間達のまとめ役兼メイン解説担当に回ることが多いが、番外編ではエンディングで「ゆるゆり」のOPを歌ったり、怪獣散歩に憧れていたりと、お茶目な一面もある。
ダークネスファイブの一人であるテンペラー星人。
本作ではスライと共にツッコミ担当になることが多いが割と我儘なセリフを吐くこともある。
特撮・アニメオタクとしてお笑い担当も担っており、ボケの時は率先して彼がボケる。
ダークネスファイブの不良担当。
メンバーの中では唯一デスローグの言葉がわかる為彼の通訳を担当している(流石に文字まではわからないようだが)。
デスローグのメタフィクションの台詞の数々に呆れている。
ダークネスファイブの不遇担当。
本作では主にツッコミ担当であるがその不遇度は本作品でも健在であり、他のメンバーにいじられたり番外編にてひどい目にあったりと踏んだり蹴ったり。
ちなみに食べ物はその長い口でごくごくと飲んで食す。
ダークネスファイブのメンバーでありグロッケンの親友。
メンバーの中では唯一地球語を話すことができず、そのセリフの意味がわかるのはグロッケンのみ。
本作の映像にメタフィクションな感想を言いまくるボケ担当。
ヴィラニアスの相棒にして、ダークネスファイブの補欠メンバー。
番組の構成上、喋れない故に出番が少ない。
第7話、第8話ではバット星人グラシエをタイマンで圧倒する実力を見せている。
その他のベリアル軍構成メンバー
ダークネスファイブの尖兵たる触覚宇宙人。
本作ではある理由で復活を果たし、ダークネスファイブの前に現れるのだが…。
- ザゴン親方
当番組を製作しているいわゆるうp主。
広報のための外部契約者として所属しているらしい。
普段は小心者だがベリアル軍団の例にもれず負けず嫌い。
なお、理由は不明ながら某仮面の戦士のヴェハハハな神の能力を有しており、
死んでも何度でも復活できる。
ザゴン親方がベリアル軍の拠点たる怪獣墓場を防衛すべく使役している反物質怪獣。
本作ではとんでもない形でその役目を果たしており…。
『ウルトラマン列伝』第100話及び第103話でも使役されたことがある、番組放送には欠かせない存在。
本作ではとある事情により一時不在となったザゴン親方の代役として撮影・記録係を担当しており、親方復帰後も引き続きカメラ要員として活躍中。
ベリアル軍幹部たる暗黒参謀と鋼鉄将軍。
ある事情により復活し、ともに自らの武勇伝を語る。
復活以降は番組とは別の形で陛下に仕えている模様。
『ウルトラマンジード』で登場したベリアルの僕。
ある事情により復活し、ジードやベリアル融合獣について解説する。
その他
ご存知ベリアル陛下の永遠のライバル。
ウルトラセブンの息子でありウルティメイトフォースゼロのリーダー。
本編では紹介映像に登場し外伝ではウルトラマンベリアル列伝をやめさせようと奮闘中。かつてとは逆に番組を乗っ取ったこともある。
ちなみに番組中のCMでは彼に関係するものが少なくないが、陛下の意向なのか、いずれも彼が映る際には徹底してモザイクが掛けられている。
陛下の息子であるウルトラマンジード殿下。
陛下の親馬鹿本能が働いているのか本編中で流れるCMは彼の出番がやたらと多い。
いつか本編中でもダークネスファイブと対面することが楽しみだ。
レイオニクスの亡霊魔導士。
『ウルトラファイトオーブ』でベリアルに始末されたと思われていたが、実は生かされていた。
第5話・第16話ではダークネスファイブの命令で、既に死亡しているかつてのベリアル軍幹部を蘇らせている。
番外編に登場。
いずれも『ウルトラマンR/B』第18話に登場したのと同一の個体。メフィラス星人がどうにか復活し安心したのもつかの間、降って湧いたリストラの危機を脱するべくベリアル軍の取材を始め、ついには怪獣墓場への命がけの潜入を試みるが…。
各話リスト
いずれも『ウルトラマン列伝』同様にサブタイトルが存在する。
本編
話数 | サブタイトル | 備考 |
---|---|---|
第1話 | 来たぞ我らのベリアル陛下 | ウルトラマンベリアルのプロフィール紹介及び第一次ベリアルの乱まで |
第2話 | 光の国壊滅 復活の陛下 | 『ウルトラ銀河伝説』における陛下の活躍の紹介 |
第3話 | 怪獣墓場の決戦!百体怪獣超進撃 | 『ウルトラマン列伝』第100話の続き |
第4話 | 俺には絶対に勝てない! 続・百体怪獣超進撃 | 第3話の続き・前後編+α構成、ベリュドラの顛末 |
第5話 | 新たなる子分たち 暗黒参謀と鋼鉄将軍 | ベリアル銀河帝国の幹部紹介 |
第6話 | インターネットへの挑戦 広がるベリアルワールド | ベリアル銀河帝国時代までのメディア展開について |
第7話 | 超銀河の覇者 ベリアル陛下の覇道 | ベリアル銀河帝国の戦力およびカイザーベリアル・アークベリアルの顛末 |
第8話 | グラシエの謀略 地獄の四獣士の挑戦 | グラシエとその同族及び地獄の四獣士の紹介 |
第9話 | 卑怯?紳士?メフィラス紳士魔導のスライ | 歴代メフィラス星人の紹介 |
第10話 | 極暴タッグ!ヴィラニアス&タイラント | 歴代テンペラー星人とタイラントの紹介 |
第11話 | 宇宙で一番強い生き物!?地獄からの帰還者ジャタール | ヒッポリト星人と関連怪獣の紹介 |
第12話 | 夜露死苦ゥ!氷結のグロッケンだ! | グローザ星系人と冷凍怪獣の紹介 |
第13話 | 炎の骸骨魔人炎上のデスローグ | デスレ星雲人と火炎怪獣の紹介 |
第14話 | ウルトラベリアルファイト!?我らダークネスファイブ! | 『ウルトラゼロファイト』第二部前半の紹介 |
第15話 | 世界の終わりの始まり ゼロダークネス陛下 | 『ウルトラゼロファイト』第二部後半の紹介 |
第16話 | 陛下の力を使う者 闇を抱いて光となる!? | 前後編構成、新世代ヒーローズとの関わりについて |
第17話 | 剛力無双融合獣 スカルゴモラ | 前後編構成、『ジード』序盤とスカルゴモラ、融合素材であるゴモラとレッドキングの紹介 |
番外編
話数 | サブタイトル | 備考 |
---|---|---|
第1話 | 意識調査!ルーブ怪獣軍団 | 『R/B』前半の新怪獣への陛下によるめちゃイケ風の洗礼 |
第2話 | 俺様の芸術的4コマ | 陛下が主役の4コマ漫画の紹介 |
第3話 | 二つの世界 | 本編におけるいくつかの設定の補完 |
第4話 | 突撃!テラー・ザ・ベリアル | 前後編構成、『R/B』第18話ともリンク |
- | ベリアル怪獣散歩「松山編」 | ザゴン親方と彼を追ってきた陛下たちの旅行の一部始終 |
この他、お正月特別企画やザゴン親方による質問コーナーなどが展開されている。