概要
DATA
別名 | 雛怪獣 |
---|---|
身長 | 60cm |
体重 | 5kg |
だだっ子怪獣ザンドリアスの幼体で、ヤングマザーザンドリアスの子供である。
(少なくとも『タイガ』の宇宙では)絶滅危惧種となっているらしく、リヴァーズ星人河津が保護しようとしていた。
上記のデータを見れば分かる通り、人間の赤子程の大きさで、親と比べても非常に小さい。
ベビーは当初、河津に保護されてカプセルに封印されていたが、母親を誘き出そうと目論むヴィラン・ギルドに狙われて組織のメンバーであるマグマ星人に攫われてしまった上に、へルベロスの出現後はビル内に放り出されて瓦礫の間に閉じ込められてしまうが、ヒロユキと一体化したタイガに無事に救出され、母親であるヤングマザーザンドリアスの元へと送り届けられた。
ベビーザンドリアス・ケダミャー
DATA
別名 | 海賊雛怪獣 |
---|---|
身長 | 60cm |
体重 | 5kg |
出身地 | 宇宙 |
CV | 湯浅かえで |
『ウルトラマントリガー』第7話「インター・ユニバース」に登場したベビーザンドリアス。
バロッサ星人(四代目)の相棒を務めており、それ故なのか別名が“海賊雛怪獣”に変わっている。
流暢に地球の言語(日本語)を話す事ができる特殊な個体で、相方の通訳も兼ねている。
普段は一般的な海賊にイメージされるオウムよろしく、相棒の右肩に留まっている。
宇宙中のお宝を略奪する事にロマンを感じる不良で、等身大の敵にはカラスの如く絡む乱暴な性格。
相棒と共にキングジョーSCを強奪した際に、ブルトンの四次元転送能力が暴発し、『トリガー』世界に飛ばされる。
飛ばされた先で相棒と共にジュランの種を探している最中にイグニスと遭遇、相方の通訳も兼ねてお宝自慢合戦を繰り広げる。しかし合戦のどさくさに紛れてウルトラメダルのホルダーを強奪したイグニスを追う際にジュランの種を発見、相棒が巨大化したと同時にイグニスに絡むも、途中から戦線を離脱する。
最終的にウルトラマンゼットとウルトラマントリガーによって相棒が倒された後にイグニスに仕返しを行い、そのまま何処へと飛び去って行った。
何気に初の個人名(個体名)持ち、会話が可能、そして純粋な悪玉という異色の個体である。
前述した『タイガ』の個体がそうであったように、ベビー期なら普通は親が側にいるはずだが、今回の個体は親が登場するどころか存在すらも一切触れられなかった。そのため、親とは逸れたか或いは死別してしまったものと思われるが詳細は不明。
尤も、海賊になった理由が孤児だったところをバロッサ星人に拾われたからと仮定すれば、今回の設定はあながち不自然な話ではないと思われる。実際、結果的に相棒の死の起因となったイグニスへの仕返しなどを見るに、2人の絆は強かったようだ。
また、会話能力をどこで身に付けたのかは不明だが、一応、『ジード』に登場した個体も地球人の言葉をある程度理解しているかのような描写があったため、ザンドリアスは条件次第では知的生命体の言葉を喋れるようになる程の高い知能を有している種族なのかもしれない。若しくは、バロッサ星人に拾われた後に知的生命体とのコンタクトに使うために、何らかの細工をされて喋れるようになった可能性も考えられる。
CVを担当した湯浅氏は、近年の円谷プロ関連作品によく出演している常連声優の1人で、最近では『R/B』のダーリン役が記憶に新しいところ。また、『怪獣娘』の道理サチコ/ザンドリアス役としてもお馴染みであり、今回の配役もそれに因んだものと思われる。
また、湯浅氏の旦那さんが例の隊長を演じていた事に起因するネタも囁かれた。
ドリちゃん
芝アオイの手に入れた赤い球の力で出現し、後に人間大の大きさまで成長してしまう。
詳細はリンク先を参照。
余談
- 現時点ではソフビ人形などの商品化の予定は無し。
- ベビーのデザインは人が抱けるサイズで愛着が湧くものという発注を元に、ペンギンのイメージが取り入れられている。