概要
種類 | 超人系 |
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特性 | 石化(対象物の石化能力) |
概要 | 魅了した者や無生物を石化させることができる |
能力 |
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弱点 |
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色 | 赤色・紫色 |
形 | さくらんぼに似た形状で、柄も実もハートの形をしている |
超人系の悪魔の実のひとつ。
この実を食した者は老若男女を問わず見惚れた相手を石化させる能力を得る。対象者は強い痛みなどで邪心を殺したり、能力に当たりさえしなければ魅了されていても石化の回避自体は可能。魅了されない体質の者には効果はない。
また、この実の石化の解除条件はかなり厳しく解除する事ができるのは石化させた本人だけ。本人が死亡、気絶しても解けないし、次のメロメロの実の能力者にも解く事はできないと非常に厄介。
能力者
メロメロの実の能力者となった経緯は天竜人の奴隷時代、余興で口にさせられたというもの。絶世の美女と名高い美貌とメロメロの実の相性は抜群で、結果的に彼女の力となっており、弓矢の要領で能力を放ち砲弾すら石と化す。同じ理由で妹達はヘビヘビの実を食しているので作中初の血縁者も能力者であるケースである。
能力を強力に使いこなせるのは、彼女の実力と熟練度に加え、絶世の美女と名高い美貌であることが要因である。
彼女に対してマーシャル・D・ティーチは「正直男ならお前の術にかからねェなんて不可能だ」と発言したが、彼女は女性はおろか電伝虫すら魅了してメロメロ甘風で石化させられるため異性の男なら尚更回避困難という意味だろう。
また、下記のように赤ちゃん等を可愛いと思うような感情ですら対象と見なされ石にされてしまうので仮に女性に興味がない男であったとしても美しいと認識した時点でアウトとという事になる。
メロメロの実の能力者(ハンコックと思われるが、先代などの可能性も否定できない)の血統因子から作ったグリーンブラッド投与により能力を再現された。ハンコックは美しさを武器に、S-スネークは美少女と言えどまだ子供だからなのか可愛さを武器にしている。方向性は違うが、どちらも敵に回すと恐ろしい存在であることに変わりはない。
メロメロ甘風による石化を回避した人(?)達
強引に耐えた
手にナイフを刺して痛覚で強引に欲を抑えた。
漢方拳法秘薬「ドクダミ地獄」(苦い薬)を飲んでハンコックの美貌に一時的に耐える…のだが、最終的には美貌に負け石化した。
そもそも効かなかった
邪心がないので無力。
18巻のボン・クレーのマネたナミの裸への反応やアラバスタ王国での幸せパンチで鼻血を出したのは54巻SBSよるとウソップといたからで、同年の彼といると修学旅行の悪ノリが発生するためであり、ルフィ一人の場合ならハンコックへの反応が正しいとのこと。
- セバスチャン(TVスペシャル『3D2Y』のキャラクター)
盲目故に通用しなかった。そのため蹴りなどを受けても石化しない。
『ワンピースパーティー』では無効。硬派だからだと思われる。
その直前にゾロがDEATHウインクで牢を破ったため九蛇の人々からは「この男コッチです」と勘違いされた。勿論そんなわけはない。
ただし『海賊無双』では効く。
『海賊無双』では無効。
さすがルフィのおじいちゃんということか。
ガープ同様『海賊無双』で無効。
美的基準が動物なトナカイだからだと思われる(原作では、電伝虫も石化していたのだが……インペルダウンの電伝虫がスケベだったのだろうか?)。
一方アラバスタ王国の幸せパンチが効いていたのは、恐らくはルフィと同じくウソップがいた事による修学旅行の悪ノリが原因と思われる。
『海賊無双』では無効。
上記のセバスチャン同様盲目だからだと思われる。
『海賊無双』では無効。
チョッパー同様美的基準が動物なうさぎだからだと思われる。
余談
作者の尾田栄一郎は106巻のSBSコーナーで「ロリハンコックの“メロメロ甘風”で石化してしまったら、あとで周りからロリコン扱いされませんか?」と心配する投稿者に対して、「能力的にはかわいいやきれいとかそういう感情の油断を突く技なので、赤ちゃんや小さな子供をかわいいと思う感情でも石にされちゃう。だからロリコンはバレません」と語った。
このため、仮に能力者が男であったとしても、相手に「かっこいい」などと思わせることさえ出来れば問題なく能力を使えると推測される。