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概要編集

ポケモンSV』の最高難易度★7テラレイドバトル第27弾。

対象ポケモンはレベル100みずテラスタルヘイラッシャ

4大サマーイベント第2弾であり、第1弾が最強のピカチュウが復刻で行われるので2連続でテラスタイプにみずが採用されることとなる。

開催日時は7月26日(金)9:00 - 8月9日(金)8:59の2週間。


同時期に共生関係にあるシャリタツ大量発生イベントも進行する。


特殊行動編集

  • あくび(時間95%)
  • テラ回収(時間90%)
  • バフ解除(時間70%)
  • デバフ解除(HP70%)
  • バリア展開(HP70%)
  • のろい(HP50%)
  • 2回行動解禁(HP50%)
  • ウェーブタックル(HP30%)

対策編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
150100115656535530

特性は隠れ特性みずのベール」…ではなくてんねん」である。特性を変更しない限りこちらのバフは無意味となる。

ちなみにこれまでの最強レイドでは元々特性が1つしかない最強のテツノツツミを除いて全て隠れ特性であったため、通常特性が採用されたのは初である。ヘイラッシャは★6や★5のレイドで存在するポケモンであり、通常レイドに存在するポケモンが最強レイドに選ばれたのも初の事例である。★6は隠れ特性が確定で、★5は隠れ特性および通常特性の3つからランダムであるといった事情があって、今回の最強レイドではランダムマッチでよく見られる通常特性の1つである「てんねん」が確定となる形で採用された。


使用技は「ウェーブタックル」「いっちょうあがり」「じしん」「ゆきなだれ」「あくび」「のろい

「あくび」が厄介であるが、最強のラグラージ同様特殊行動で1回だけ使って来るのみであるため、落ち着いて対処すればOK。

ちなみに、★6のヘイラッシャの通常行動の技構成は「ウェーブタックル」、「いっちょうあがり」、「ヘビーボンバー」、「あくび」となっており、特殊行動で「あまごい」、「のろい」を繰り出される。★6はテラスタイプこそランダムだが、★6と共通している部分が多い上に、テラスタイプが元タイプと同じであったり、前述の通り「あくび」を1回だけしか使用してこないなど、対策しやすい部分は多い。


「エレキフィールド」や「スイートベール」「ちょうはつ」で対策しても良いが、いっそのこと「眠らされたらいやしのエールで叩き起こせば良い」程度に考えておくのもアリであろう。


水の弱点を突けるのは電気と草だが、前者は「じしん」で、後者は「ゆきなだれ」で対策されている。

ただし、威力的にはテラスタイプ一致等倍ウェーブタックル>抜群ゆきなだれ>抜群じしん>抜群いっちょうがりであるため、じめんやこおり、ドラゴン抜群でも水等倍であればウェーブタックルを撃ってくる。


また、体力が残り少なくなってくると2回行動となる。


一方で特防種族値は低く、特防バフを覚えないので特殊アタッカーが有利である。

とはいえ、ただでさえ攻撃種族値が高い上に、物理技に関しては技レパートリーが豊富であるため、生半可な防御種族値のポケモンでは消し飛ばされてしまうであろう。極力防御にも長けたポケモンを選出するか、若しくは防御へ出来るだけ努力値を振って対策しておきたい。


味方NPCではケンイチのオリーヴァが最適。あくびこそ防げれないものの、こぼれダネでグラスフィールド展開し、じしんを軽減してくれる上にくさ技を強化してくれる。


攻略可能ポケモン編集


アタッカー枠編集

Bellibolt


今レイド最有力候補と思われるポケモン。

ひやみず」で攻撃を下げつつ「アシッドボム」から「パラボラチャージ」連打で倒すころが可能。壁貼りも可能。


ただし、「じしん」で弱点を突かれるので要注意。

後半の「のろい」によるこうげき増加+2回攻撃にも耐えられるよう、防御は厚めに振っておき、「ひやみず」はしっかり使っておくこと。

他運用法として「リフレクター」や「でんじは」、「エレキフィールド」などでサポートに回るということも可能。

火力強化なら「エレキフィールド」を展開して対処した方が良い。


no title


今レイド最有力候補と思われるポケモン。

「いえき」で「てんねん」を消すという前提付きだが、「あまのじゃく」+「リーフストーム」「ギガドレイン」による特攻盛り草攻撃で押していける。「ワイドブレイカー」の攻撃デバフを挟むのもアリ。

ただし、「ゆきなだれ」がキツい他、DLC限定かつサバンナエリア整備のため3000BPも用意した上でとくせいパッチも使う必要があるため、非常に準備が困難なのが難点。


なお、同じく「あまのじゃく」+「リーフストーム」が使えるラランテスは攻撃デバフを覚えないため、使うならマルチプレイが適している。


ミライドン


特性「ハドロンエンジン」で序盤から繰り出す「あくび」を対策でき、「きんぞくおん」2回+いけいけドンドン+「じゅうでん」+「イナズマドライブ」の超火力でワンパンできる。

ただし「じしん」「いっちょうあがり」で弱点を突かれる為、ソロでは積み切るまで独力で耐え切るのは難しい。回復実を持たせたり、NPCでいかく要員や回復技を持つサーナイトは欲しい。「リフレクター」で自身や味方の物理耐久を補強可能なため、ソロでもマルチでも非常に有用。

「きんぞくおん」は命中不安なため、ハラバリーと組んで「アシッドボム」でとくぼうデバフをハラバリーにしてもらい、自分は「リフレクター」や「じゅうでん」、いけいけドンドンで疑似ワンパンの準備を進めるという手もある。

ただし、バイオレット版限定な点に注意。オリーヴァがいた場合、じしんを軽減するも、グラスフィールドで上書きされるので撤退推奨。


ついった詰め


こぼれダネでグラスフィールドを起こしてじしんを軽減し、最強のピカチュウ同様ギガドレイン連打で押していける。物理対策に「リフレクター」で壁を貼るのも手。

懸念点としてはジャローダ同様にゆきなだれがキツい点とグラスフィールド展開するとあくびが防げない点は要注意。特にミライドン(ワンパン戦法の可能性が高い)が味方にいたら別ポケモンへ変えてあげよう。


タルップル


本来はこおり4倍だが、隠れ特性「あついしぼう」である程度軽減できる。それでも「ゆきなだれ」はキツいため、「リフレクター」はしっかり使っておくこと。

「かいがらのすず」を持たせて専用技りんごさん」でとくぼうデバフをかけ、「ギガドレイン」で押していく。

草テラスさえ切る事ができれば「あつししぼう」込みでヘイラッシャの攻撃技を全て等倍以下に抑える事ができるため、かなり楽になるだろう。


最大の問題点はやはり、「あついしぼう」持ちだろうが関係なく「ゆきなだれ」持ち相手にこおり4倍弱点ポケモンが出るとマルチでヘイトを買いやすいところか。

心配なら自分で募集をかけるか、フレンドとのマルチプレイで使おう。


「あついしぼう」は隠れ特性であるが、スグリが交換してくれるカジッチュが隠れ特性「ぼうだん」を持っているため、有料DLCさえ導入していれば入手は難しくない。とはいえ日替わりでランダムという運次第な事と、ドラゴンテラス固定の為そのままでは使えない点に注意。


なお、いうまでもないがアップリューカミツオロチはこおり技を軽減する手段が「ヤチェのみ」しかなく、前者は「リフレクター」を、後者は有効な特防デバフ技を覚えないので論外。


サポート枠編集

ヌオー


特性「ちょすい」により「ウェーブタックル」を無効化でき、「ひやみず」でこうげきデバフ、「アシッドボム」でとくぼうデバフが可能。また、あまのじゃくのジャローダに対して、「かいでんぱ」、疎通が取れる味方であればどろかけでバフも可能。

回復は「じこさいせい」がある。


なお、ドオーは「じしん」で弱点を突かれるためあまりお勧めできない。


シビルドン


でんきタイプであるが、特性「ふゆう」により「じしん」は無効である。

「とびかかる」でこうげきデバフ、「アシッドボム」でとくぼうデバフ、「いえき」で「てんねん」を消す事が可能。

回復手段が不一致の「ドレインパンチ」「ギガドレイン」しかないのが懸念点か。


無題

「アシッドボム」や「リフレクター」「にほんばれ」「ひやみず」「ねっとう」「ねっさのだいち」「おいかぜ」「てだすけ」「いのちのしずく」「エレキフィールド」「ドラゴンエール」などなどとサポート技がよりどりみどり。

種族値もオール100族であり、決して低くはない。


「スキルスワップ」で「てんねん」を消すことも可能であるが、シンクロは味方にやけど状態を狙おうとしているポケモンがいる場合は迷惑が掛かる点に注意。


オニシズクモ


複合タイプの関係上、最強ヘイラッシャが使ってくる攻撃の殆どを半減出来、育成すれば耐久もそれなりに高い。

隠れ特性「ちょすい」なら水技でゴリ押される心配もなくなり、味方に「なかまづくり」をして水耐性を付与する芸当も可能。


その耐性により「ひやみず」「とびかかる」や「リフレクター」などの防御サポートへ専念出来るが、逆にそれ以外の有用な補助技は覚えないため、他の仲間が攻撃面を担当する場合にのみ採用すること。

また、味方によってはちょすい付与が逆に迷惑になる場合もあるので注意(特にジャローダとタルップル)。


非お勧めポケモン編集

まず前提としてタイプ相性を全く考慮しない選出は言語道断


  • 物理耐久が低いポケモン(特にでんきタイプ)

ヘイラッシャは攻撃種族値が100もあり、高威力物理技に恵まれている。その上で後半「のろい」による攻撃力上昇を狙って来る。

故にタイプ相性等倍程度の生半可な物理耐久では海の藻屑となるであろう。特に弱点を付けるでんきタイプは紙耐久のポケモンが多いため、「じしん」の存在も相まって無策で挑むと返り討ちに遭う。

無論、「ウェーブタックル」で弱点を突かれるポケモンは論外である。


  • バフ積みを前提とするポケモン

今回は特性「てんねん」であるため、いくらバフを積んでも意味がないため、非推奨。

ただし、自身か味方に「スキルスワップ」等の特性を消せる手段を持つポケモンがいるなら話は別。


特性「あめふらし」でみず技威力を上げてしまうため論外。「ぼうふう」を採用した場合、必ず命中を喰らう恐れがある。

カイオーガ以外の2体を別特性へ変えてサポートにしようにもあめふらしのイメージが強く選出段階で忌避されがち。


いつも通りレイドの嫌われ者。

「ボディプレス」は採用されていなかったものの、それ抜きでもイーユイディンルーはみず技で弱点を突かれてしまうため論外。

パオジアンは耐久力に難がある上に専用特性わざわいのつるぎ」で味方の防御を下げてしまうのでこれまた論外(特にマルチ)。

チオンジェンは攻撃を下げられるが、「ゆきなだれ」で弱点を突かれ、有効なとくぼうデバフ技を覚えないので非推奨。とはいえ、今回のレイドでは物理アタッカーで戦うケースはまずなく、相手が物理アタッカーであるため、他3体と比べると一番貢献の余地はある。


特性「ひひいろのこどう」でみず技威力を弱めることができるが、「いっちょうあがり」や「ゆきなだれ」が採用されたため、余りお勧め出来ない。


「あついしぼう」の場合であればこそ今回のレイドでアタッカーとして有用となり得るのであり、そうでない場合は4倍弱点「ゆきなだれ」で即死する可能性が高い。


使用する前に特性を確認し、「あついしぼう」でなければとくせいパッチを使ってでも必ず特性を「あついしぼう」としておくこと。


報酬編集

これまで通り6Vかつ「てんねん」持ちヘイラッシャを入手可能。また、初回のみ採用された「ゆきなだれ」の技マシン046ととくせいパッチが確定ドロップ。この他みずテラピース、とくせいカプセルやパッチ、マックスアップ、けいけんアメ・換金用アイテム・秘伝スパイスなどがドロップする。

ちなみに入手出来る技マシンがテラスタイプと異なるのは初である。


余談編集

本レイドと次回の最強のカイリューの間は、2回目となるコレクレーレイドバトルが開催される。


ヘイラッシャはシャリタツと共生関係にあり、非力だが高い知能を有するシャリタツの指示を受けることで己の愚鈍さを補っているという設定がある。

しかし、こいつに関しては、公式で最強の肩書が与えられたこともあり、「シャリタツがいなくても1匹でやっていけるのでは?」「シャリタツの存在意義って…」と(半ばネタ気味にではあるが)プレイヤーよりツッコまれているとか。


一部では、諸事情により本編ストーリー内で入手出来なかったヌシ個体の代わりも兼ねており、最大サイズ固定になっているのでは?という憶測もある。過去には最強のバクフーンが最小サイズ確定となっていたり、最強のピカチュウのサイズがランダムで変動していたこともあるため、強ちあり得ない話でもない。

……実際はそんなこともなく標準サイズであったため、この予想は外れることになったが。


関連タグ編集

最強のテラレイドバトル ヘイラッシャ

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