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曖昧さ回避

  1. 東急電鉄」のかつての略称。
  2. 第二次世界大戦中に連合国旧日本軍の作戦行動に対して名付けたコードネーム
  3. 冷戦中に在日米軍ソ連空軍の作戦行動に対して名付けたコードネーム。

2.3.は英語「Tokyo Express」とされたものの直訳となる。


1.の概要

昭和初期の日本では、総力戦に向けた国策の一つとして鉄道会社の合併が進められていた。

これは実際に第二次世界大戦が勃発するとさらに加速し、1942年には東京神奈川を営業圏にする私鉄のほとんどを統合する東京急行電鉄大東急)が成立した。

戦後「大東急」は独占禁止法等により再分離してゆくが、中核を成していた目黒蒲田電鉄・東横電鉄を中心とする一群はそれをアイデンティティにして2019年まで社名を継続使用し、昭和どころか平成一杯を走りきっている


なお、略称が「東京急行」であったのは公式の出版物にそう書かれていたからという側面が多分にあったのだが、21世紀に入ったあたりからは改名に先立って「東急電鉄」を使用するようになっていた。

同時期に京浜急行電鉄も「京浜急行」から「京急電鉄」へ切り替えている。

8色の"東京急行"


2.の概要

日本が制海権を喪失してゆく1942年に始まった、離島への輸送作戦。

通常の輸送体系では生還が困難になった事から駆逐艦による夜間行動とし、積載量の不足をピストン輸送で補った。

命名には戦闘用の船をダイヤグラムでもあるかのように運用する様を揶揄する意図が込められているとも言われる。

日本側の呼称は鼠輸送。こちらも夜闇に紛れてコソコソ動かざるを得ない様への自嘲が多分に含まれていた。詳細はリンク先を参照。


自他共に認める非効率で、待ち伏せされ行く手を阻まれる事も多々あったが、既に他の手段は無くなっていたため前線が崩壊するまで続けられた。

トーキョーエキスプレス

※画像はイメージです。


3.の概要

軍用機を故意に日本の領空に進入させ、威嚇兼敵情視察を行うという作戦。

これも2.と同じくほぼ決まったルート・タイミングで東京上空に現れる事から命名された。

もっとも、先方にとってはむしろそんな真似ができるという余裕の現れですらあった事だろう。


言うまでもなく本来は民間機だろうが過失だろうが重大な事案(普通に飛んでいる航空機にぶつかりかねないというだけでも大問題)であるのだが、冷戦や在日米軍の特殊性に加えて米軍側も東側諸国に対して似たような事をやっていたという背景からある種のお互い様が成り立ってしまい、この行為が大事に至る事は無かった。


冷戦の終結と共に終了したかに思われていたが、後継国家ロシア連邦ウラジーミル・プーチンが安定させるとロシア空軍の下で再開してしまった

流石に往時ほどの定期制は無くなったが、そもそも東西の区別が無くなりソ連ですら無くなった今そのような真似をされる謂れが無く、国際問題としてはかえって悪化しているとも言える。


余談

これらの「東京急行」は、奇しくも「全て戦争に関係した用語」という共通点を持つ。

特に1.と2.は発足年まで同じ(細かく言うと1.が5月1日、2.が8月25日)であり、両者のクロスオーバーネタも稀に存在する。

ドラム缶による東京急行

※「大東急」全てを合わせても貨物用の車両は数える程しか存在しなかった(ので、高性能の通勤電車で無理矢理運ぶ所までが原作再現というネタ)。


また、旧海軍を中心とする艦艇を擬人化したブラウザゲーム『艦隊これくしょん艦これ)」が2014年に2.をモチーフとした作戦を実装した事から、以降はそれに関連したイラストの投稿が多くなっている。こちらの詳細はドラム缶の記事に詳しい。

資材回復のお供に東京急行菊月さん


中にはここから1.とクロスオーバーさせるネタも(→鉄道これくしょん)。

東急×陽炎


さらに、この作戦にとある軽巡がそこそこ適性を持っていた事から、名前繋がり他の「急行」がにわかに話題になるという連想ゲームじみた現象まで発生した。

あぶくま駅にて

※この路線に至っては貨物輸送の実績が皆無


関連項目

  1. 東急電鉄 東急 大東急
  2. 大日本帝国 太平洋戦争/大東亜戦争 大日本帝国海軍 大日本帝国陸軍
  3. ソビエト連邦 ソ連/СССР Tu-95

非関連項目

東京直行

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