概要
ジョジョの奇妙な冒険第3部の主人公空条承太郎にそっくり(同一人物?)な空条提督と、同じくジョジョの奇妙な冒険第3部の登場人物要素が組み込まれた艦娘たちが織り成す奇妙な物語。基本ゆるいギャグとジョジョ作品のパロディの連続だが、時折イイハナシダナーな展開もある。
作者であるユッキー氏は元からジョジョパロ作品を比較的よく描いており、現在本人のジョジョパロ作品で唯一シリーズとしてナンバリングされている作品。
更新は不定期である。
登場人物
空条提督
「星屑十字艦隊」を率いる年齢17歳未成年。大切な事なので2回言います。未成年である。
口は悪く、他の鎮守府の提督(一般的にブラック鎮守府の提督)を問答無用で成敗しているため危険視されているが、悪を決して許さない熱い男。
問題児や居場所のない艦娘を引き取ったり、轟沈寸前だった如月を救出するなど、まごう事なきホワイト提督。
しかし、バレンタインデーでは一つのチョコも貰う事ができず、ふて寝しながら涙するという一面も持っている。その代わりといってはなんだが、響からは思い出の品を返却されたようだ。
謎の悪霊を操り、単体で連合艦隊に匹敵する戦力を有している。ラッシュは対象の相手を例外なく星へと変える。
海洋生物に興味を持っていることが14話にて明かされているが、「海人」とプリントされたTシャツを着用したり、悪霊さんも浮き輪を持っているなど、本当にそれだけなのか多少の疑問符はつく。
また、13話では明石も感心するほどの見事なハイムリック法を披露。
「応急処置まで完璧とは、そこにシビれる!あこがれるゥ!!」
響
暁型駆逐艦娘。担当登場人物は空条承太郎とそのスタンドのスタープラチナ
空条提督が最初に保護した艦娘で、作中の立ち位置から主に秘書艦を担当していると思われる。(詳細は「空条提督の奇妙な艦これ」12話を参照の事)
バレンタインデーは失念していたものの、響自身にとって大切な思い出の品を空条提督にそっと返却する。
他の駆逐艦娘とは一線を画す戦闘能力を有しているようで、徒手空拳で空母ヲ級を沈められるとかなんとか。
提督の「悪霊」を唯一視認する事ができ、その才能からさらなる潜在能力があるのでは?と目されている。
お気に入りスポットは空条提督の膝の上という萌えポイントを持つ。本人曰く「恋愛感情や異性としての意識は持ち合わせていない」らしく提督が他の艦娘に言い寄られても気丈に振る舞うが、本音では食べようとした飴が逆さになるほど動揺している。
夕張
クーデターをたくらむブラック鎮守府で強制労働させられていたところを提督に保護される。
考え事をしている時に物をレロレロと舐める癖がある(作中でもシャープペンの頭をなめていた)
開発アイテムの中に提督も水上行動できるユニットを開発するなど武器だけじゃなく装備開発にも精通している事が窺える。
7話での演習のメンバーに選ばれている事から、それなりの戦闘能力を有している様子。
ゴキブリが苦手なようで木曾に処分を押しつけようとしたが、空条提督の活躍で彼に一生付いて行く事を決意する。
木曾
担当登場人物はジャン=ピエール・ポルナレフとシルバーチャリオッツ
妹分のまるゆを沈められた事で自暴自棄になり暴れていたところを空条提督に保護されたという、作中のコミカルな役回りからは想像できないような悲しい過去を持つ。
保護される際、徒手空拳で空母ヲ級を沈められる響とカットラス一本で互角以上に渡り合うほどの実力を持つ。外見から判断するに改二のようで、かなりの実力を有している様子。
また、身に纏っているマントはかなりの重量を有しているようで、外すと残像が残るほどの速さで移動する事ができる。
そんな彼女だが、夕張共々ゴキブリが苦手なようで、その際に空条提督に一生付いて行く事を決めたようだ。
利根
担当登場人物はジョセフ・ジョースター
元々は大本営が空条提督の弱みを握るため送り込んだスパイだったが、空条提督の男気に惚れて正式に艦隊入りした。
戦闘力は並だがズバ抜けた観察眼と推理力で戦場の流れを読み、味方の力を100%引き出す軍師。
相手の次に言う事を当てる奇妙な特技を持つが、時々外れる。
イベント事には疎い模様。チョコの代わりのに「色が似ているから」との理由でかりんとうを渡そうとするくらいには疎い。
榛名
担当登場人物はモハメド・アヴドゥルと思われる。
7話での変態ブラ鎮提督との演習の際、中破状態で単艦放置されていた(当の提督は「榛名以外の艦娘に興味がないから処分した」「中破なのは半裸が見たいから」と供述。無論プッツンした空条提督と響のラッシュを受けて全身骨折。)ところを保護された。
長い間単艦で演習していたために錬度自体は高く、砲弾の威力・軌道を自在に操る特技を持つ。
助けられた折に空条提督に惚れており、彼に近づく輩には一般人にも殺意を放つ、用意したバレンタインチョコがなくなった際「犯人は見つけ次第ブチ殺します」と発言するなど少々危険な面もある。そして15話にてついに本領発揮した。あとその時改二になった。
タロット占いが趣味。
赤城
担当登場人物はイギーと思われるが、スピードワゴンやキャプテン・テニール(偽)など様々。
元は大本営の連合艦隊所属の空母で、戦場では「制裁空母」と恐れられた存在であったがあまりの大食らいに追い出された。
空条提督に引き取られた後も大食いがもとでしばしばトラブルの種になっている。
明石
工作艦という立場上医者のような役目も果たしているようである。空条提督に頭(髪型)について何かを言われ、キレていた。
伊168
14話で保護された潜水艦娘。同じく保護された伊58と比べると前向きではあるものの「オリョール」という単語にすら過剰反応してしまうほどで、以前の鎮守府では相当ブラックなオリョールクルージングをやらされていた模様。
星屑十字艦隊では空条提督の提案で、伊58と共に本人たちの自由意思のもと、オリョクルの経験を活かして観光案内を務めることになる。
伊58
伊168と同じく14話で保護された。表情もさることながら配属当初からすでに不安を口にしており、相当病んでいる様子がうかがえていたが、伊168同様オリョール海の観光案内を提案されたことで不安になるのをやめた。
憲兵=サン
14話に登場したゲスト。ブラ鎮粛清に協力してもらった空条提督と響に礼を言うと共に、執務中に遊びに行こうとした提督に注意した。
初期に登場した艦娘
シリーズ初期に登場した、星屑十字艦隊には所属していないと思われる艦娘たち。
金剛、川内、伊19
やかましいッうっとおしいぞッ!!。
長良
空条提督の腕を触り、「いい筋肉ですね」と絶賛。間違った方向に進まなければいいが。
日向
提督に「相撲は好きか?」と聞かれていた。アレは関係ない。 たぶん。
青葉
提督の「悪霊」の撮影に成功した。
余談だがそのとき悪霊は「完!」のポーズをしていた。あと響によると「オラ」しか言えないらしい。
鳳翔
定食屋さんを経営している。未成年にもかかわらずビールを注文しようとして、逆ギレした提督を空瓶の一撃で沈めるほど強い。