※注意!この作品は二次創作漫画です。
概要
聖刃伝記とは(株)氏が投稿している仮面ライダーセイバーを題材とした二次創作漫画シリーズ。物語の裏テーマは「性癖」。
特徴としてはとにかく登場人物のキャラ崩壊が激しいのに、物語は大体本編通りに進むという作風がなされている。タイトルは全て本編とは違い二字熟語となっている。2021年8月28日に無事完結を迎え、次回作へのバトンタッチ回となる「あとがき」が9月3日に投稿された。
第三章からは、話の間に挿絵と共に格言が挟まれるようになるが、大体締切からの逃げを主張した内容しか書かれていない。しかし後半戦になると……。
登場人物
※注意!本編と比べると、殆どの登場人物がかなりキャラ崩壊が激しいことになっています。
「俺に…休載をぉぉぉぉぉッ!!」
「そんな真理…解釈違いだぜ!!」
主人公。作中屈指のクズ人間。小説家なのだがゲーム好きで、あの手この手で原稿を書くのをサボろうとし、締切から逃れようとする。火炎剣烈火を手にした動機も、あんな炎の剣を掴んだら手を火傷して原稿が書けなくなって、合法的に原稿をサボれるという不純極まりないもの(尚この後、聖剣はベルトに変わり火傷せずに済んだため、ゴーレムメギドに手を攻撃してもらうよう頼んだ)。しかし、飛羽真が締切から逃げているのにはある理由があるようで……。
本は好きだが、電子書籍は許せないタイプ。クズではあるがワンダーワールドの奇妙な住民に困惑したり、ソフィアの性癖を知ってフリーズするなど、作中でも数少ないまともな思考の持ち主でもあり、ツッコミ役も務める。
戦闘の際もこのクズっぷりは如実に反映されており、不意打ちや囮など正義のヒーローとは思えない戦い方を平気で行っている。戦う理由は大体締め切りからの逃げか解釈違い。ただし解釈違いはまともな理由が多い。
因みに前作とのコラボ回では先輩である社長の職場に取材に行って社長と秘書の出社のしかたにドン引きしていた。ページ数が少ない故にクズな発言は特になかった。
あとがきではバイスが見えないため一輝を銭湯の経営が上手くいかずに精神を病んだと思って(少しドン引きしながら)励ましの言葉を送っている
「つべこべ言わずとりあえず原稿書け」
「小説家に退勤時間なんてねぇ」
ビブリオユートピア出版の編集者でサボり魔である飛羽真の抑止力。本編と比べかなり口が悪く締切にうるさい(まぁ、飛羽真の性格がアレなので仕方ないのだが)。打ち上げに失敗した花火の暴発に巻き込まれた際にはショックにより原始人まで退化していた。第十章では3人の屋上の誓いに混ざりたいがために『根菜剣大根』という聖剣を作り出した。
「エクレアぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「エクレア食べたい」
飛羽真の前に最初に現れた水の剣士でエクレアを食べたいという欲が本編より増長されていること以外は大体本編通り。召喚して乗るライオンはデパートの屋上にあるアレと同じく100円を入れないと動かない。組織を崇拝しているが、性癖がアレなソフィアによく振り回されている。
「飛羽真を一回ぶん殴りたい…!!」
「プリン…」
飛羽真の親友である雷の剣士。他のメンバーと比べまともであり、おそらくこの物語最大の被害者。強い奴が好きな蓮にもはやストーカーともいえるレベルでつきまとわれている。闇堕ちし、カリバーになった際は飛羽真に自分のプリンを勝手に食べられた恨みが心の闇になっていた。しかも飛羽真はまだ色々と言えないことを隠しているようで、闇から解放されても飛羽真への憎悪は増していくばかりである。
「みぃっつ!!み…ッみ…みっ…みいいいいいいい!!」
「忘れてた!アイツクズだったわ!!」
デカ過ぎる初登場をした子育て王な土の剣士。ソードオブロゴスでもまともな部類なのだが、名乗りの「み」で始まる文が思いつかなかったり、くしゃみ顔のまま石化したりといまいち締まらない。
息子であるそらは飛羽真に懐いているのだが、何度も書いてある通りこの作品の飛羽真はクズなのでそらが悪い影響を受けないよう自分が飛羽真を矯正しないといけないと考えている。
「隠キャかお前!マジねぇわー!」
「賢人君の剣をペロペロするのは俺だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
強さを求める風の剣士。弱い人物には完全にナメた態度で接するが、強い人物は気持ち悪いくらいに崇拝する。特に賢人に対しては最早ストーカーとしかいいようがないレベルで崇拝しており、周りの人達からは引かれている。
それに反して飛羽真のことは完全にナメ切った態度を取っており、出会って早々に下っ端だの隠キャだのと馬鹿にした結果、飛羽真に殴られた。
「ふぇぇ…烈火ポンポン痛いよォ…」
「天井のシミを数えている間に隅々まで調べ尽くしてやるぜェ!!」
鍛冶師でもある音の剣士。人見知りが激しく、自分の奇行を相手に見られると目を逸らす。ブレーメンのロックバンドで性格が変わったときを見られるのはかなり恥ずかしいらしく、変身解除で正気に戻った際は一度自殺を試みようとした。
鍛冶師として剣への愛情は相当あるのだが、ユーリと2人になった際はすごい気持ち悪い顔と言動でユーリを調べようとしたり、世界中の名剣を舐めまわすまでは死ねないと発言するなどどこか愛情の方向がズレている。どこぞの美食屋達の如くフルコースを設定しているらしいのだが、直前に食べた前菜の「ソフィアのおにぎり」以外が全て聖剣関連であり、主菜に至っては自身の愛剣そのものという異常なものとなっている。
「お兄たまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
「お兄様しか勝たん!」
サウザンベース出身の煙の剣士で元マスターロゴスガチ勢、現凌牙ガチ勢。普段は寡黙な性格でギャグも少ない方なのだが、自身の推しのことになるとブレーキが壊れる。そしてコラボ回で彼女と出会った瞬間、煙になってマジーヌの周りを漂う、自分をママと自称するなど恐れていた事態がこの漫画でも発生した(もちろん本人にはドン引きされた)。
「殺してやるぞッあのクズ!!」
「まさか…マスターの方がただのクズ…!?」
サウザンベース出身の時の剣士で元マスターロゴスガチ勢。おそらく最も本編とのギャップが少ない人物でギャグも殆どない貴重なシリアス担当。一騎打ちの勝負以降から飛羽真のことを強く毛嫌いしており、飛羽真への殺意を口にしながら鍛錬していたこともあった。妹の玲花がゼンカイジャーの世界へ行き、精神汚染された際は、兄に勝る推しはいないと洗脳の上書きで矯正しようとしていた。
「脚本の都合に決まっているだろう?」
「何故なら飛羽真はこの物語の主人公だからな」
アヴァロンにいた光の剣にして剣士。脚本や視聴者など突拍子もなくメタ発言を発し、周囲を困惑させることがある。剣なのにビーム出せたり出来ることが多く最光シャドーという自身の影も呼び出せるが、『最光』という名前には似つかず最低な性格で隠キャ。メギドと人間を分離させることができるという性質から大秦寺に(すごい気持ち悪い顔で)調べさせてくれとつきまとわれている。
「いやあああ!女よォ!!私のイケメンパラダイスに汚らわしい外来種が混じってるわァ!!」
「イケメン同士で…抱けーっ!!」
ノーザンベースの本の守護者。おそらく作中一の危険人物。何故危険なのかは上の発言から大体察せると思うが、腐女子なのである。タグにはソ腐ィアというあだ名までつけられている。(このタグ自体は本作以前から使われていたが)この事は組織には知れ渡っており、組織を私物化しようとしているのではないかと作中で言われている。ソードオブロゴスの理念を提案するという一見真面目に見える部分もあるが5つのうち3つが私欲丸出しの内容であり、マークもアレを思わせるものだったためすぐ却下された。料理の腕はおにぎりすらまともに握れない程壊滅的。
「美味しいですよねカブトムシ」
「僕はガ○ダムで行く」
ワンダーワールドに住む奇抜な格好の男。本編とは違い顔が一切笑っておらず、毎回何かしらの奇行に走りながらあらすじを行っている。二十七章からは物語に介入してくるようになる。ストリウスに殺害された際の散り際がどう見てもコイツの最期で、コレで撃ち落とされた後にはストリウスに「風邪ひいた時に見る夢のよう」と揶揄されていた。
「『アヴァロン(百合の間)』に辿り着くのだ…!!」
「絶対的な力…百合の間に挟まる為だぁ!!」
裏切りの闇の剣士。百合を崇拝してはいるが、その百合の間こそが自身の求める真理であると考えている(尚、この事を飛羽真に話した結果、ドン引きされた)。正体を表した際に父の仇として賢人によってニチアサでは放送できないレベルでフルボッコにされるが、この性癖も相まってボコボコになった顔がこれにしか見えない。
「ぬおおおおおおおおおおッ(名前を間違えられた事に対する苦痛の叫び)」
「ヒーリングッバイ」
神獣のジャンルを司る幹部級メギド。いまいち影が薄く、飛羽真に名前を覚えてもらえなかったり、戦いをすっぽかされたり決戦がサラッと終わったりと不遇な場面が多い。
その度に絶叫している。
「ついにか!(理解していない)」
「よく分からないけどとにかくよし!!」
動物のジャンルを司る幹部級メギド。筋肉バカで、彼だけ話についていけず計画や状況を理解できないまま行動することが多い。倫太郎との決戦時にはストリウスによって自身の本に「プロテイン」と大量に加筆され、理性を失うほどに強化された。
「デッドエンドこそ至高…」
「あなたの物語はここで打ち切りです」
物語のジャンルを司る幹部級メギド。黒い本棚のリーダー格で分身の精度が低いこと以外は大体本編通りのラスボス。世界を自分好みに終わらせることを目的として今まで暗躍してきており、マスターロゴスを本編よりエグい方法で殺害した後本格的に動き出した。
バッドエンド厨。
「お前がそれを言うかよ…」
「お盆だからな」
15年間封印されていた3つのジャンルの複合メギド。蓮に自分に近いものを感じておりブラザーと呼びつきまとっている。15年間封印されていたので、現代とのジェネレーションギャップに苦しめられている。Twitterで自身の散歩の様子をあげており、結構俗っぽい。蓮の最終決戦ではお盆なのでナスになって駆けつけ、協力してロード・オブ・ワイズを倒していた。
「私は新世界の神になる」
「エ○きゃいいんですよエ○きゃ」
現ソードオブロゴスの長で全ての元凶。顔も態度もどこまでも小物臭く、全知全能の書を利用し自分好みの人間や生物、文化や性癖のみが生きる世界を作り、その世界で神になることを企んでいる。実は数少ない飛羽真の小説(ブックオフで売っても10円にしかならない)に感銘を受けた一人。なのだが、続編を出そうとしていた飛羽真へ提供した「ヒロインを殺そう」というアイデアが解釈違いだったため彼の怒りを買った。
「フリーズ(防犯ブザーを構えながら)」
「帰ってきたぜ世界…」
世界を繋ぐ役目を担った少女。おそらく作中最強候補。本当に子供なのかと思うほどに力強い性格で飛羽真を煽ったり指図したりできる。結構ドライな性格で再会した際にはゲームをしていた。
「殺してやるぞ女ァ…」
「虚無こそ真の平和だ」
破滅の書に封印されていた不死鳥の剣士。ユーリとは同じ騎士団(実際には尻フェチの集まり)であったが、仲間の一人が(ロリ巨乳派へ)裏切り、自身の家族を殺されたことから世界(と性癖)を無にすることを決意した。なぜか芽依は彼の怒りを買うことが多い。
黒崎一郎
「退職代行の黒崎一郎と申します!」
第二十一章で突如組織に現れた退職代行の出っ歯の男。聖剣の剣士が組織を脱退するたびに現れ、倫太郎や玲花を困惑させる。黒髪で目は茶色らしい。神代兄妹が脱退する際にはイザクにまだマスターロゴスなのかを聞いてきた。四十ニ章冒頭で再登場した際には何故かウーパーイーツの配達員に転職していた。最終章では直接登場はしていないが、フィクサーになったことが彼の著書で言及されている。