概要
(株)氏が連載する仮面ライダーギーツの二次創作漫画。
テレビでギーツ第2話が放送された9月11日に第1話が公開された。
以降も、テレビで3話が放送される日に2話、4話の日に3話…というように、次の日曜日に公開する形式となっている。
今作はシリアス度合いが強めであると公言しており、本編と改変された部分も多い(頭領ジャマトを景和が倒している、英寿の指示で葉山良樹が金的でウィンからノートを強奪している、コマンドツインバックルが13話時点で登場していない、かくれんぼジャマトを道長が倒している、ラフレシアフォートレスジャマトがコマンドフォームではなくゾンビブーストフォームで倒されている、校長ジャマトを大智が倒している、仮面ライダーゲイザーが21話時点で登場していない等)。さらにシリアス面は原典よりも心抉られる展開も。
……が、(株)氏お得意ののシリアスの中に混ぜ込まれた小さいギャグは健在。
また、本編には登場しないユニークなオリジナルジャマトが登場するのも特徴的。
2023年9月2日に最終回を迎え、映画に繋がる展開も描写されている。
登場人物
デザイアグランプリ参加者
邂逅編
主人公。グランプリの常連優勝者。
デザ神となって世界を作り直したのも彼。ことあるごとにコイントスを行うが、毎回落としている。
今のところ歴代主人公では前作同様まとも…と思いきや真顔でボケをかますタイプ。
かなり自惚れが強く呼び名は「スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スター・スター・オブ・ザ・スターズ・スターズ・オブ・ザ・スター」。自分がスターである理由を「俺だからだ」と言い切るレベル。
自分の母親に会うことが彼の本当の願いだが、どういうわけか運営から拒絶されてしまうようで、グランプリの秘密を探るべく参加している。
世界平和を願う就活中の青年。
朝起きていきなりデザイアグランプリに参加させられた。
邂逅編では度重なるダメージにより強制離脱を余儀なくされてしまう。そして謀略編では、一度まるで別人のように変わり果ててしまうが、一徹から参加権を託され完全復活を遂げた。
乖離編では、自身のサポーターを名乗るケケラと接触し、進む地獄を進む決意を固めるが……?
普通の暮らしがしたいセレブ一家のお嬢様インフルエンサー。
事あるごとに自宅からの家出を動画配信をしながら試みるが、SPのせいで失敗することがほとんど。
実は鞍馬財閥がデザイアグランプリのスポンサーになっているようで……。
ギーツに対抗心を燃やす野心家。
優勝を優先し、無駄なリスクは背負わないクレバーな性格。
過去にグランプリに参加していた今井透という人物がこの性格に影響を与えているようだが…。
乖離編では見せ物にされている今のゲームに嫌気がさし、ゲームに参加せず別行動をとっており、休職届を出しつつ全ての仮面ライダーを潰す決意を固めた。
前大会参加者だった消防士の男。
RTA形式でハイライトを流され、わずか3コマで出番が終了 した。
病気の息子を助けるためにグランプリに参加したIT企業の人事部長。
彼も武と同じく、RTA形式でハイライトを流され、速攻で出番が終了した。
日給6桁で祢音の専属カメラマンをしている男。
地道な努力が得意で、ゾンビサバイバルではひたすらリボルブオンを繰り返すリボルブオン周回でポイントを獲得していた。
その正体は違法カジノの元ディーラーで、他人を蹴落とすことを何とも思わない卑怯者。
ひねくれた性格の高校生。
世の中の不平等さに嫌気がさし、人類の滅亡を望む危険思想の持ち主。
謀略編
運営が数合わせのために用意したライダー。
連携を取ろうとせず自分勝手な行動を繰り返すため、神経衰弱ゲームではハズレキャラ扱いされている。
しかし、謀略編で判明したその正体はかなりウザい性格のパンクロッカー。
とにかく奇天烈な行動が多く、英寿を戸惑わせるほど。運営と裏で繋がっており、英寿の排除を任されている。
作中最高齢の参加者。
戦いは苦手で戦力にはならないが、助っ人に来た祢音のお陰で命からがら生き残る。
景和に参加権を受け渡してからは、普通の老人としていつもと変わらない暮らしを送っている様子。
推しと結婚したい一般女性。
一般人意識が強く、プロペラレイズバックルで逃亡を図るが、ジャマトに貫かれて死亡した。
乖離編
頭脳明晰なメガネの青年。
相手の行動パターンを予測することが得意で、これを応用してプレイヤーの願いを言い当てることができる。
しかし英寿の思考だけは読めず、かろうじて「俺」の一文字が読めるだけという。
ジャマト側になってからは知性リセット棒なる謎の武器を振り回しながら暗躍するように。
霊長類最強と謳われるアスリートの女性。
スタート早々に不良ジャマトを5体倒すなど、その実力は本物。
自信過剰な性格だが、他のプレイヤーとはうまくいっている様子。
慕情編
景和の姉。
本編とは対照的にまともな性格であり、大智が彼女を人間に戻した際に祢音から景和がギャングライダーとして迷惑かけた事を聞き、景和をお仕置きした。
運営側
デザイアグランプリの案内人を務める女性。
仮面ライダーに選ばれた人間の元にはどんな方法を使ってでも現れる妖怪無差別当選女。
声が無駄にでかい。
英寿との家族関係になってからは露骨に不満を露わにし、自宅に帰宅する度に独り身のOLのような気分になり余計に苛立つ始末。しかし有名人の姉という立場を利用して物をねだるというセコイ行動に出ている。
給料は安いらしく、3食メロンパンであることも。
作中の中ではかなり食いしん坊。
デザイアグランプリのコンシェルジュを務める男。
運営側の不手際はしっかり謝罪させるような真面目な性格。
名前を間違えられても(イラつきつつも)許す寛大さを持つ。
謀略編では英寿の「俺がデザイアグランプリの運営になっている世界」の成就を阻止すべく、英寿排除のために暗躍、仮面ライダーグレアとしてゲームに介入する。
デザイアグランプリのゲームプロデューサーを務める男。
リアリティを第一にゲームを公平に執り行うことを信条としており、「観客」がゲームを楽しめればそれで良いという思考を持つ。
ゲームを楽しませる常連優勝者である英寿に興味を持つ一方、何もしていない景和は眼中にすらない様子。
現代でとあるラーメンの味に感化されたらしく、屋台を開いていた他、みそ神という自分のプロデュースしたカップ麺を流行らせたかったという。
ニラムの部下でデザイアグランプリ運営の1人。
ギロリの計略により脱落させられた英寿の前に現れ、彼のドライバーとコマンドツインバックルを渡し、ゲームに復帰させた。
ギロリに代わって新たなゲームマスターになった男。
真面目とは程遠い性格で、女子専用エリアで荷物を漁った結果フルボッコにされて吊し上げられるという不名誉すぎる登場を果たした。
ギーツのサポーターを自称する青年。
パワードビルダーバックルを送ったのも彼であり、12時間ぶっ続けでサインとギーツ語りをするほどの強火ファン。その熱さは最早中の人レベル。
英寿の母であるミツメについて何か知っているようだが……。
景和のサポーターを自称する謎の男。
本編同様カエルの置物を介して景和に接触するが、そのカエルの置物はどう見ても薬局の店頭に置いてあるアレ。
ベロバと同盟を組んでからは、景和を理想の仮面ライダーにするためにあらゆるマッチポンプで彼の心を蝕んでいく。
祢音のサポーターである青年。
祢音とはクールに接しているものの、彼女に心底惚れておりストーカーじみた行為をやってのけている。
何なら自分のことを祢音の椅子とまで豪語しているし実際に椅子になっている。
チラミに代わって新たなゲームマスターになった男
ツムリを第二の女神にしようとしたり、英寿を創世の神にしようと企む。
精神注入棒なる謎の武器を持っている。
ジャマト側
ジャマトのスポンサーである少女。
原典と同じく邪悪っぷりだが、ある出来事により道長に惚れる一面も。
350歳であることをカミングアウトされた際には名前ではなく「350」と呼ばれてしまう。
怪人ジャマトをジャマーガーデンで育成している謎の老人。
ジャマトを我が子のように扱っている。無農薬農法で育てているのか気になるところ。
本作オリジナルジャマト
- テニスコーチジャマト&コーチと昼下がり不倫してる社長婦人ジャマト
- 2体1組のコンビ。
- ヤンキージャマト
- ドライバーをカツアゲしてくるジャマト。ドライバーを持っていない相手には容赦しない。亜種個体はチャリで来たらしい。
- 優等生ジャマト
- 珍しく人畜無害なジャマトで、猛勉強していい大学・企業に入って貧乏な家族に楽させたいらしい。
- 教師ジャマト
- 教師になって3年目というジャマト。昔は熱血教師だったらしいが現実に直面し毎日を空虚に生きている。
- 教頭ジャマト
- 仕事をサボって校長室の椅子に座るのが日課のジャマト。校長ジャマトのことをハゲと呼んでいる。本物の校長ジャマトは用務員に紛れて学校の花壇の世話をしていた。
- ラインジャマト、空手ジャマト、怪我人ジャマト、ニートジャマト
第1話
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