ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

路線データ編集

路線名徳島線
路線区間
  • 佃〜佐古(正式区間)
  • 徳島〜阿波池田(運行系統)
路線愛称よしの川ブルーライン
路線記号B
ラインカラー
路線距離67.5km
軌間1,067mm
駅数
  • 24駅(正式区間)
  • 26駅(運行系統)
最高速度110km/h
非電化区間全線
単線区間全線
閉塞方式
  • 単線自動閉塞式:佃〜辻
  • 自動閉塞式(特殊):辻〜佐古
保安装置ATS-SS
運転指令所高松CTC指令室
第一種鉄道事業者四国旅客鉄道(JR四国)

概要編集

佃駅(徳島県三好市)と佐古駅(徳島市を結ぶ四国旅客鉄道(JR四国)鉄道路線で、地方交通線。徳島県の東西を結ぶ。

佃駅を経由する全列車が土讃線阿波池田駅(三好市)、佐古駅を経由する全列車が徳島駅(徳島市)を経由し、列車運行上は阿波池田駅方面を下り・徳島駅方面を上りとして扱う為、運行系統上の区間は徳島駅〜阿波池田駅間として扱われる。この為徳島線の0キロポストは徳島駅1番線に記されている。

なお本記事でも実態に合わせ、以降は徳島駅を起点として記載する。


日本国有鉄道(国鉄)時代は徳島本線と名乗っていたが、国鉄民営化後のJR四国は「本線」の呼称を廃止した為徳島本線も徳島線と改称された。


沿革編集

1899年(明治32年)2月16日徳島鉄道によって徳島駅〜鴨島駅間が開業した事を始まりとする。その後延伸を繰り返すが、1907年(明治40年)9月1日に国有化された。

1909年(明治42年)10月12日に国有鉄道線路名称制定により徳島線と命名され、1913年(大正2年4月20日徳島本線に改称された。

1914年(大正3年)3月25日川田駅(2代目)〜阿波池田駅間が延伸され、現在の区間が全線開通した。なおこの時に国有化時点での開業区間である初代川田駅〜船戸駅間が廃止されている。


その後1931年(昭和6年)9月19日に現在の土讃線区間である阿波池田駅〜三繩駅間が延伸されるが、1935年(昭和10年)11月28日に土讃線に編入され、再び阿波池田駅までの路線となった。


1962年(昭和37年)7月18日に徳島本線の列車が佃駅への退社を開始したことに伴い、阿波池田駅の所属が土讃線に変更。併せて徳島本線の起点が佃駅になった。


国鉄末期の1986年(昭和61年)11月1日貨物営業が廃止され、翌1987年4月1日の国鉄分割民営化に伴いJR四国が第一種鉄道事業者として継承した。この時に高徳本線との二重戸籍区間だった佐古駅〜徳島駅が高徳本線の路線となり、徳島本線の終点が佐古駅に変更された。


1988年(昭和62年)6月1日にJR四国の線路名称改正が行われ、徳島本線は約79年ぶりに徳島線に改称された。


2000年(平成12年)7月1日からよしの川ブルーラインの路線愛称の使用を開始した。


運行形態編集

特急剣山編集

徳島駅〜阿波池田駅間で下り6本・上り5本運行されている特急列車。徳島県に聳える同名の山が由来。

1996年(平成8年)3月16日ダイヤ改正急行「よしの川」の一部を格上げする形で運行開始。当初は土讃線高知駅窪川駅発着の列車や、1998年(平成10年)3月14日以降は牟岐線阿佐海岸鉄道阿佐東線直通列車、2005年(平成17年)3月1日以降は徳島駅〜穴吹駅間の区間列車も設定されていたが、いずれも廃止されている。


なお牟岐線直通列車は徳島駅での誤乗防止の為、末期は徳島線から牟岐線に向かう列車が牟岐線特急の愛称「むろと」、逆が徳島線特急の愛称「剣山」を名乗っていた。


普通編集

全線を走破する列車の他に徳島駅〜阿波川島駅・穴吹駅間、穴吹発阿波池田行区間列車が設定されている。

また牟岐線直通列車も設定されており、阿南駅牟岐駅阿波海南駅発着の列車が存在する。

パターンダイヤ導入後は日中は徳島駅〜阿波川島駅間は毎時2本、阿波川島駅〜穴吹駅間は毎時1本が確保されている。

穴吹駅〜阿波池田駅間は本数が減り1〜3時間に1本程度の運行頻度となる。


藍よしのがわトロッコ編集

特定の土休日に徳島駅〜阿波池田駅間で1往復設定されている観光列車。2020年(令和2年)10月10日に運行を開始した。

下り列車には「さとめぐみの風」、上り列車には「かちどきの風」の愛称が付けられている。


駅一覧編集

高徳線徳島駅〜佐古駅間及び土讃線佃駅〜阿波池田駅間も記載。

●:停車 ▲:一部停車 レ:通過


駅番号駅名特急トロッコ乗換路線備考
牟岐線阿波海南まで直通運転
T00徳島牟岐線(M00)
T01/B01佐古
  1. 高徳線高松方面(T01)
  2. 鳴門線(T01)
B02蔵本
B03鮎喰
B04府中
B05石井
B06下浦
B07牛島
B08麻植塚
B09鴨島
B10西麻植
B11阿波川島当駅発着あり
B12
B13山瀬
B14阿波山川
B15川田
B16穴吹当駅発着あり
B17小島
B18貞光
B19阿波半田
B20江口
B21三加茂
B22阿波加茂
B23
B24土讃線多度津方面(D21)
B25阿波池田土讃線高知方面(D22)

使用車両編集

現在の使用車両編集

自社車両

四国特急誕生40年

高松車両所所属の特急形気動車

現在は特急「剣山」及びトロッコ列車「藍よしのがわトロッコ」(キハ185-20)で運用中。

過去には臨時特急「あい」、急行「よしの川」で使用されていた。

上記イラストは現在、メインイラストは「剣山」登場時の塗装。


JR四国 1000形

鳴門きんときライナー

徳島車両所所属の一般形気動車。徳島線の普通列車として運用されている。


高松運転所所属のトロッコ車両。

キクハ32-501が「藍よしのがわトロッコ」として運用されている。


JR西日本所属編集

キヤ141系気動車

吹田総合車両所京都支所所属の事業用気動車(検測車)。後述のキヤ191系を置き換える目的で導入された為、下関総合車両所新山口支所に常駐する。

JR四国は自社保有の検測車が存在しない為、JR西日本所属の検測車が使用される。


過去の使用車両編集

国鉄民営化後の車両のみ記載。


自社車両

水色・夏・ローカル

徳島運転所所属の急行形気動車。

急行「よしの川」及び普通列車で運用されていた。


ついに徳島の40も新車に置き換わるそうで森を走る

徳島運転所所属の一般形気動車。

普通列車として運用されていたが、2022年(令和4年)3月11日をもって徳島線での定期運用を終了。その後は何度か臨時列車として入線した。


JR西日本所属編集

払暁の始業点検

山口鉄道部(現・下関総合車両所新山口支所)所属の事業用気動車(検測車)。

キヤ141系導入まで徳島線を含むJR四国の路線で検索を行っていた。


近畿車輛所属

JR所有ではなく、近畿車輛が開発したハイブリッド気動車の試作車。

徳島線で試運転を行う際に、徳島県在住者を対象とした試乗会が行われた。


関連タグ編集

牟岐線 土讃線 高徳線 JR四国

関連記事

親記事

JR四国 じぇいあーるしこく

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 2114

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました