衝撃の平成最終章
概要
『仮面ライダービルド』と『仮面ライダーエグゼイド』のコラボ作品にして、「MOVIE大戦」シリーズの第9弾、平成ジェネレーションズの第2弾。
監督は上堀内佳寿也、脚本はエグゼイドのメインライターである高橋悠也とビルドのメインライターである武藤将吾が担当。
2017年10月の映像解禁で正式タイトルが『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』に決まった。
客演について
本作では放送中のビルドとテレビ前作のエグゼイドのキャストの他、前作の平成ジェネレーションズでも行われたレジェンドライダーの集結もあり、
といった主要キャストが再び出演する。
登場人物
『仮面ライダービルド』より
『仮面ライダーエグゼイド』より
仮面ライダーパラドクス(回想のみ) / パラド
『仮面ライダーゴースト』より
仮面ライダーゴースト / 天空寺タケル(演:西銘駿)
大天空寺の跡取り。かつて一度死にながらも、幽霊(ゴースト)となって英雄達と共に眼魔と戦い抜いて、その末に生き返った仮面ライダー。今回は黒髪に染め直した様子。
世界の異変に気付き、御成と共に駆けつける。
山ノ内御成(演:柳喬之)
かつて大天空寺の住職代理としてタケルを幾度となくサポートしていた。
しかし今は独立して、自ら「不可思議研究所」を立ち上げて所長になっているため、格好が全く違う。
『仮面ライダー鎧武』より
かつて多くのライダー達と共に、インベスと戦い、自ら神となって世界を脅威から救った仮面ライダー。
今までの神の姿ではなく、人間であった頃の黒髪黒目の姿で登場する(新世界では例の外見だが、地球では普段着に着替えている。今までの映画とこの映画を見る限り、新世界にいて神様である場合は危険を察知できる模様)。
『仮面ライダーフォーゼ』より
仮面ライダーフォーゼ / 如月弦太朗(演:福士蒼汰)
かつては高校生ながらもゾディアーツと戦い、友達(ダチ)と天ノ川学園高校、地球と宇宙を守った友情に熱い仮面ライダー。
高校卒業から5年が経ち、現在は母校の教師を務める。今作は『アルティメイタム』の前日譚(後日談ではないので注意!!)となっており、ユウキや賢吾と共にロシアに渡っているようだ。
そのため、フォーゼドライバーはまだ所持している。
JK(ジェイク)(演:土屋シオン)
弦太朗の高校時代からの友人の1人。かつて学園一の情報屋として事件に関わる証拠を弦太朗に提供してサポートしていた。本名は神宮海蔵。
高校卒業後はそれを活かしたフリーのジャーナリストとして登場。
大杉忠太(演:田中卓志)
初代仮面ライダー部の顧問。かつては頼りないながらも教師として最大限出来ることで陰から応援していた。
教師となった弦太朗を見守っているが、弦太朗の教師としての人気に嫉妬している一面も。
『仮面ライダーOOO』より
かつてグリード・ヤミーと戦い、数多くの歪んだ欲望から人々と世界を守った仮面ライダー。
戦いの後は世界を跨いだ旅を兼ねて、消滅して砕かれてしまった赤いコアメダルの復活の手がかりを探していたが、世界の異変に気付き日本へと戻ってくる。
アンク(演:三浦涼介)
かつてグリードでありながらもオーズと協同関係を結び、利用し合うという形で映司と共に闘った「鳥の王」。
その戦いの後に消滅したのだが、今回は意外な形で登場を果たす。
今作の敵・怪人
次元融合により人類滅亡計画を企む悪の科学者。
カイザーとカイザーリバースと呼ばれる戦士2体への変身が可能。
元は東都先端物質学研究所の研究員。もう一つの世界では……
Xガーディアン
『仮面ライダービルド』に登場するガーディアンと酷似しているが、顔面部と胸部には「X」の文字が入っている。
ネビュラバグスター
ネビュラガスとバグスターウイルスを合わせた新種のバグスター。
『仮面ライダーエグゼイド』に登場したバグスターウイルスとは色違い。
かつて仮面ライダーオーズと敵対したメダルの怪人。
かつて仮面ライダーフォーゼと敵対した星座の力を宿す怪人「ゾディアーツ」の中でも最大の力を有する、黄道十二星座の化身。
余談
今作の情報の初出は『エグゼイド』の夏の劇場版作品『トゥルー・エンディング』のエンドロール後。後に2017年8月10日(金)に『ビルド』の公式twitterで情報が解禁された。
なお、こういった経緯からか、今作を視聴する際には『トゥルー・エンディング』を事前に試聴しておくことを公式が推奨している。
更に前作と同様にTVシリーズとの密接な繋がりも示唆されている。本作内での会話内容や、ラビットタンクスパークリングの存在などから、TV第14話直後の出来事とパンフレットで触れられている。
公開初週の週末興行・動員数・初日満足度で1位を記録した。
本作、平成ジェネレーションズファイナルの意味だが、2019年4月30日に天皇の退位が予定されており、平成という元号が変更されるため、本映画はそれを考慮したと思われる。
また本作には、『スーパーヒーロー大戦シリーズ』に割かれる分のリソースもまとめて投入されたため、2018年春には、同シリーズの新作が公開されないことになった(一応別口の映画として、劇場版『仮面ライダーアマゾンズ』の公開が発表された)。