概要
ゲーム「ポケットモンスター」のシリーズの一つ。
ブラック(Black)・ホワイト(White)をまとめてBWと略される。
本作のアニメ版も『ポケモンBW』と略せるが、こちらのBWは『ベストウイッシュ』の略である。
2012年6月23日に「ポケットモンスターブラック2・ホワイト2」(BW2)が発売された。そのため、それ以降に編集された項目では、BW2と区別するために本作を「BW1」と表記する場合もある。
本作の特色
ポケモン新革命
株式会社ポケモンから発売されたニンテンドーDS用ロールプレイングゲームである。
2010年9月18日に発売された。
「このゲームによって、『ポケットモンスター』は革新的に生まれ変わる」というキャッチコピーを下に、今までの地方とは、離れたイッシュ地方を舞台に、新機能や遊び要素も多数追加される等、様々な部分が一新されている。
また主な購買対象として想定するユーザー層の年齢も上げており、従来のポケモンシリーズらしからぬ展開・シナリオとなっている。
ポケモン
多数の新種のポケモンが追加されているのは従来作と変わらないが、本作では一度殿堂入りするまでは過去作に登場したポケモンは一切登場しない。また新登場ポケモンは過去作での経験が活かされているのか種族値の配分に無駄が無く、合計種族値以上の能力を発揮する強力なポケモンが多数登場した。
漢字モードの追加
「子供も大人も楽しめるポケモン」を意識してか、今作では台詞を漢字・ひらがなのどちらかを選び、表示出来る様になっている。
ちなみにひらがなモードと漢字モードでは文章の表現に若干の違いがある。
四季
季節の概念を追加。実際の時間で1ヶ月ごとに四季が変化するようになり、
季節によって行くことが出来るエリアやポケモンが変化する。
グラフィックの進化
フィールドに奥行きができ、あるシーンでは視点が変化するなどより立体的な表現になっている。
一方ポケモンのグラフィックは従来通りドット絵によるものだが、パーツ単位で常時一定のアニメーションをするようになった。
「ねむり」状態になると目を閉じるなど細かい動きが見れるのが魅力。また従来と異なりポケモンの背面が全身描かれている。
バトルの多様性
トリプルバトル・ローテーションバトル・コンビネーション技など
様々な戦い方によって、よりバトルが楽しめる様になっている。
バトル画面はポケモンが技を出すと拡大したりするなど従来よりダイナミックな動きをするようになっている。
前述のとおりポケモンの背面が全身描かれるようになった事に加え、「ボールからポケモンが飛び出し、ズシーンと土煙を上げながら着地して登場する」という演出を実現した。
通信
DSワイヤレス通信でいつでもどこでも友達同士とふれあいが出来る「Cギア」を搭載。本編初のすれちがい通信もこの「Cギア」の一機能。
またインターネットを通し、パソコンとの連動で「ポケモングローバルリンク」(PGL)の展開があった(現在PGLはBW世代の仕様ではない)。
ミュージカル
コンテストとの入れ替えで登場した。
ポケモンを着せかえて、踊らせることができる施設。撮った写真はwifi通信で公開することが出来る。
ダンスの最中は右に向き直るシーンがあるのだが、アブソルやドダイトス等左右対称でないポケモンは左右反転できないため非常に足並みが悪い。
その他、ドッコラーやカモネギなど左利きだと思ったポケモンが両利きだったりするなどいろんな発見も多かったりする。
その他追加機能
- バトルボックス
対戦に使用したいポケモンをそこに預けることで、手持ちをいれかえることなく対戦を預けたポケモンで行える。
- 技マシンの無制限化
それまで使い捨てだったわざマシンで無限に使用する事が出来、「わざマシン回収」という名の周回プレイの必要が無くなった。
マシン技を気軽に入れ替える事が出来、またストーリーの途中でも気兼ねなく使える。
- ポケシフター
4世代ROM(DPt,HGSS)にいるポケモンをBWに移動する手段。前作までのパルパークにあたる。
あれこれ
関連イラスト
関連タグ
キャラクター関連
主人公
ライバル
幼なじみ
サポートキャラ
ジムリーダー
トライアルトライアングルまたはデコポ(デント / ポッド / コーン)
ポケモンリーグ四天王
ポケモンリーグチャンピオン
敵対勢力
その他
ゲスト
集合絵
ポケモン関連
御三家
伝説のポケモン
幻のポケモン
その他の新ポケモン
シナリオ関連
その他のシリーズのタグ
第1世代:RGBP (赤緑、RGB)……リメイク(第3世代):FRLG
第2世代:GSC (金銀、GS)……リメイク(第4世代):HGSS