概要
神話などにおいて、男性の神のことを呼ぶ。
日本神話における太陽神天照大神は、基本的には女神とされているが、一部では「実は男神であった」とも言われており、“男神説”と“女神説”が存在する。
男神の一覧
ギリシャ・ローマ系
ギリシャ神話とローマ神話の神は対応関係にあるものがあるため、対応する男神はセットで記述する。
- エロス:愛の神。
- エレボス:闇の神。
- ウラノス:天を意味する男神。
- クロノス、サトゥルヌス:農耕神。
- オケアノス:大洋を意味する男神
- イアペトス:ウラノスとガイアの息子。
- クレイオス:自然界の風やすべての天体、勝利や支配といった力を象徴する神々の祖先。
- ヘリオス:太陽神。
- アトラス:戦争に敗れ、天を支える罰を負う神。
- プロメテウス:先に考える性質をもつ男神。
- エピメテウス:後に考える性質をもつ男神。
- ゼウス、ユピテル:天を司る神。
- ポセイドン、ネプチューン:海を司る神。
- ハデス、プルート:黄泉(よみ)の国を司る神。
- ヘルメス、メルクリウス:旅の神。
- アレス、マルス:戦争の神。
- ヘパイストス、ウルカヌス:鍛冶の神。
- ディオニュソス、バッコス:酒の神。
- アポロン:太陽神。
- ヘラクレス:半神の英雄。死後に神として迎えられる。
- フォボス:敗走を意味する男神。
- ダイモス:恐怖を意味する男神。
北欧神話系
神道系
漢字表記も読みも色々なので独断と偏見で記載
- イザナギ:日本神話の中核を成す男神。生命を司る神。
- 月読命(ツクヨミ)
- 素戔男尊(スサノオ)
- 思金神(オモイカネ)
- 建御雷神(タケミカヅチ)
- 大国主命(オオクニヌシ)
- 手力男神(アメノタヂカラオ)
- 迦具土神(カグツチ)
- 足名稚命(アシナヅチ)
- 大物主神(オオモノヌシ)
- 天之忍穂耳命(アメノオシホミミ)
- 天之菩卑能命(アメノホヒ)
- 天若日子(アメノワカヒコ)
- 建御名方神(タケミナカタ)
- 邇邇芸命(ニニギ)
- 猿田彦(サルタヒコ)
- 火照命、海幸彦(ホデリ、ウミサチヒコ)
- 火須勢理命(ホスセリ)
- 火遠理命、山幸彦(ホオリ、ヤマサチヒコ)
- 塩土老翁(シオツチノオジ)
- 大綿津見神(オオワタツミ)
- 鸕鶿草葺不合尊(ウガヤフキアエズ)
- 恵比寿(エビス):七福神の一柱。
仏教系
道教系
- 天帝(テンテイ)
- 顕聖二郎真君(ケンセイジロウシンクン)
- 元始天尊(ゲンシテンソン)
- 太上老君(タイジョウロウクン)
- 趙公明(チョウコウメイ)
- 哪吒(ナタ)
- 伏羲(フッキ)
- 福禄寿(フクロクジュ):七福神の一柱。
- 寿老人(ジュロウジン):七福神の一柱。