概要
初登場はカイロスさんとヘラクロスさんどっちが人気なのか中古ガチャで決定【ポケモンBW】【ゆっくり実況者】という動画。ポケモンBWの中古ソフトを10本購入し、カイロスとヘラクロスのどちらが多くゲットされているかを検証する、という内容である。
そのうち6本目のデータにおける主人公の名前が「タダシ」であり、ポケモンリーグまで到達するも、イッシュ四天王に何度も敗れて全財産をむしり取られ、最終的に引退を決意した悲しきトレーナー。
その後「タダシのポケモンリーグ制覇を見てみたい」という視聴者の熱い要望もあってか、レイえもん自らがそのデータをプレイしてポケモンリーグに挑戦する動画を投稿した。詳細は以下の通り。
手持ちポケモン
エンブオー♂Lv48
デンチュラ♂Lv48
ガマゲロゲ♂Lv46
モノズ♂Lv38
ケンホロウ♂Lv43
四天王戦
タダシの手持ち(通称「タダシパ」)でポケモンリーグを攻略するにあたり、レイえもん氏は「使用ポケモンおよび技はタダシが採用していたものをそのまま使用する(レベルアップで習得する技は例外)」「持ち物の所持は禁止」「戦闘中のアイテム使用も禁止」というルールを課した。
四天王初戦はカトレア。
初手のランクルスに対し、タダシはモノズを繰り出しかみくだくで削るも、きあいだまによりワンパンされる。次にデンチュラを繰り出し、シグナルビームでランクルスを撃破。
二番手のシンボラーは、デンチュラを下げてゴチルゼルを投入。ゴチルゼルは後続に繋ぐための生贄となり、続くガマゲロゲがなみのりで削る。そして再び繰り出したデンチュラのエレキボールにより撃破。
三番手のムシャーナを、デンチュラを下げて繰り出したケンホロウのそらをとぶ、続くエンブオーのかえんほうしゃで削り、再びデンチュラを繰り出しシグナルビームで撃破。
四番手のゴチルゼルはめいそうを積んでサイコキネシスでデンチュラを追い詰めるも、シグナルビームにより撃破。
二番目に戦った四天王はレンブ。
初手のナゲキに対し、ガマゲロゲを投入。なみのりでHPを削るもやまあらしによって倒され、続いて繰り出したゴチルゼルのサイコキネシスで撃破。
二番手のコジョンドに対してモノズに入れ替えるも、とんぼがえりで倒される。
とんぼがえりによって繰り出された三番手のダゲキに対し、ケンホロウを投入。ストーンエッジで追い込まれるも、そらをとぶでダゲキのHPを赤ゲージまで削る→かいふくのくすりを使わせる、という「無限タダシシステム」によりかいふくのくすりを使い切らせる。そしてでんこうせっかでダゲキを撃破した。
四番手のローブシンをケンホロウのそらをとぶで削り、続いて繰り出したエンブオーのかえんほうしゃで撃破。
そしてとんぼがえりによって退場したコジョンドが再び登場し、かえんほうしゃで削るもエンブオーは倒される。しかし続くゴチルゼルのサイコキネシスで撃破。
三番目に戦った四天王はシキミ。
初手のデスカーンに対し、モノズを投入。2発のかみくだくによって追い詰めるも、シャドーボールにより撃沈。かいふくのくすりで全快し、エンブオーがかえんほうしゃ+やけどダメージで再び瀕死寸前まで追い詰めるが、これも回復されてしまう。エンブオーも倒されガマゲロゲを繰り出し、なみのりでなんとか撃破。
二番手のブルンゲルに対して打点が無いガマゲロゲを引っ込め、ゴチルゼルのサイコキネシスで少し削る。続いてケンホロウを繰り出してそらをとぶで3分の1程度まで削るも、特性のろわれボディによってそらをとぶが封印される。はねやすめで封印が解けるのを待ち、最後はそらをとぶで撃破。
三番手のシャンデラによってケンホロウが倒され、デンチュラのエレキネットによって素早さを下げ、エレキボールでHPを削る。だいもんじによってデンチュラが倒されるも、素早さを下げたことで後続のガマゲロゲが上からなみのりを放ち、撃破。
四番手のゴルーグを、ガマゲロゲのなみのりで瀕死寸前まで追い詰める。しかし何故かここでゴルーグがのろいを使ったことで自滅。なんともスッキリしない終わり方となったが、シキミ戦も無事突破した。
最後の四天王はギーマ。げんきのかけらの不足により、モノズが戦闘不能の状態で戦うこととなった。
初手のズルズキンを、ケンホロウのそらをとぶが急所に当たったことによりワンパンする。
しかし二番手のワルビアルのイカサマが急所に当たり、お返しと言わんばかりにケンホロウがワンパンされる。続いてガマゲロゲを繰り出し、なみのりによって先程の「無限タダシシステム」を発動させることでかいふくのくすりを使い切らせるも、じしんにより倒される。最終的にデンチュラのシグナルビームにより撃破。
三番手のキリキザンに対してデンチュラを下げ、再びゴチルゼルを生贄にすることでエンブオーに繋げる。つっぱりで4倍弱点を突き、キリキザンを撃破。
四番手のレパルダスをつっぱりで瀕死寸前に追い込んだ後、デンチュラに交代してシグナルビームにより撃破。
N戦
前述のとおり、N戦前のイベントで捕獲したレシラムをゴチルゼルと入れ替える。
初手のゼクロムに対し、レシラムを投入。りゅうのいぶきでゼクロムを削るも、ひかりのかべを使われてしまい、更に倒しきれずにかいふくのくすりを使われて全快という状況に追い込まれる。しかし続いて繰り出した2発のりゅうのいぶきのうち、2発目が急所に当たったことでゼクロムを撃破する。
二番手のアバゴーラをりゅうのいぶきで削るも、ストーンエッジでレシラムは撃沈。続くガマゲロゲがドレインパンチを連発して撃破する。
三番手のギギギアルのはかいこうせんによってガマゲロゲが落とされるも、反動による行動不能の隙を突いてエンブオーがニトロチャージで素早さを上げる。そして上からかえんほうしゃを叩き込み、無傷で突破した。ちなみにここでエンブオーのレベルが50を迎えたことで、ダメおしと引き換えにもろはのずつきを習得した。
四番手のゾロアークも、素早さ上昇&つっぱりが4発命中したことによって無傷で撃破する。
五番手のアーケオスも、先程習得したもろはのずつきを上から繰り出すことにより、反動ダメージこそ受けたもののワンパンする。
そして最後のバイバニラをかえんほうしゃ2発で撃破。
エンブオーの大活躍により、勝利を飾った。
ゲーチス戦
BWにおける鬼門とも呼べる戦い。それはタダシパにとっても例外ではなく、実際動画ではこれまでのバトルと比べてかなりの苦戦を強いられていた。
初手のデスカーンに対して、タダシの先発は先程同様にレシラムだが、レシラムを温存するためにモノズに交代。何も出来ずに倒されてしまったモノズに代わり、デンチュラを投入。どくどくを回避したことで実質無償交代となり、エレキボールで削る。しかしかいふくのくすりを使われることを避けるため、まもるを読んでレシラムに交代。見事読みは当たり、無償で登場したレシラムがクロスフレイムを決めて撃破する。
二番手のバッフロンに対して、再び温存のためにレシラムを下げてデンチュラを投入。アフロブレイクによってデンチュラが倒され、続いて繰り出したケンホロウがかいふくのくすりを使われないギリギリのラインまでHPを削ることに成功。ケンホロウは倒されるも、再び繰り出したレシラムのクロスフレイムで撃破。
三番手はガマゲロゲ。ギリギリの戦いを強いられているタダシ(もといレイえもん)は、りゅうのいぶきによる追加効果の麻痺を狙う。運良くガマゲロゲが麻痺になり、さらにあまごいを使ったことでダメージを回避。更に次のターンは麻痺による行動不能を引き、着実にHPを削っていく。しかしこれ以上削ることでかいふくのくすりを使われることを阻止するため、レシラムを下げてガマゲロゲを投入。麻痺による素早さ低下でタダシのガマゲロゲが上を取り、雨によって威力が上昇したなみのりで撃破する。
四番手のサザンドラのなみのりでガマゲロゲは倒される。残り2体という苦しい状況で繰り出したレシラムが、りゅうのはどうによって瀕死寸前まで追い詰められてしまう。しかし再びりゅうのいぶきによって麻痺させ、素早さが低下したサザンドラをりゅうのいぶきで撃破する。
五番手のキリキザンをクロスフレイムで撃破したレシラムだが、最後のシビルドンをクロスフレイムでHP半分以下まで削って倒されてしまう。
最後に残ったエンブオーを繰り出し、正真正銘の一騎打ちという状況になる。最大打点であるもろはのずつきを無事に命中させ、シビルドンを撃破した。
総括
激戦の末にラスボスであるゲーチスを下し、10年もの時を経てポケモントレーナー・タダシの雪辱を果たしたレイえもん氏。
相棒とも呼べるエンブオーがフィナーレを飾るという熱い展開も相まって、動画のコメントには「レイえもん史上最高傑作」「本当に熱い戦いだった」と絶賛の声が相次いだ。