アイ・カツ!アイ・カツ!
プロフィール
名前 | 星宮いちご |
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学年 | 中学1年→中学2年(第26話より)→中学3年(第51話より)→高校1年(第76話より)→高校2年(第127話より) |
年齢 | 13歳~17歳 |
身長 | 151cm→156cm(DCD)→157cm(第51話より) |
血液型 | O型 |
誕生日 | 3月15日 |
星座 | うお座 |
好きな食べ物 | のり弁 |
苦手な食べ物 | 無し! |
特技 | ごはんをきっちりよそう |
イメージカラー | ピンク |
オーラ | 桃色のプリムローズ |
ジャンル | キュート |
愛用のブランド | Angely Sugar(エンジェリーシュガー) |
一人称 | 私 |
CV. | 諸星すみれ |
歌唱担当 | わか(霧島若歌)from STAR☆ANIS |
人物
『アイカツ!』の初代主人公。天然ボケ気味だがいつも明るく前向きで行動派のキュートな女の子。商社マンの父・太一と弁当屋を営む母・りんご、弟のらいちとの4人家族。なお、母の過去からすると「星宮」は母方の姓だと思われる。弁当屋の娘だけあって友達からは「歩くレシピ」と称されるほど料理が得意で、お祭好き。
また、愛用しているしゃもじを御守としてオーディションに持っていくカバンの中に携行している。
これと言って芸能界に興味の無い普通の少女だったが、アイドルオタクの親友・霧矢あおいに誘われてトップアイドル神崎美月のライブを見たことで衝撃を受け、あおいの誘いと母・りんごの後押しを受けて名門アイドル養成校のスターライト学園への編入を決意する。
入学オーディションで、偶然ではあるがスペシャルアピールを出したことから底知れぬ能力を秘めていることが示唆されており、学園長からも『スターの才能がある』と見込まれ、同年10月からアイドルデビューを果たした。
レッスンや特訓の際には「アイ・カツ・アイ・カツ」と声に出す体育会系な気質もある。ちなみに、この声出しは、後にモブキャラを含む数多くのアイドル達も行なっている為、学校全体の習慣か、あるいはいちごの活躍から広まったものと思われる。
勢い余って失敗することもあるが何事にも一生懸命に取り組む性格。そしてとにかく吸収力が早く、大抵のことをすぐものにする。しかし彼女の最大の才能はどんな状況であっても楽しむことができる、というものである。普通の人ならつらい練習も、過酷でピンチな状況も、いちごにとってはドキドキとワクワクを刺激するスパイスでしかない。「みんなで楽しくアイドル活動」という本作のテーマを体現したようなキャラクターなのである。
メンタル的な側面だけでなく、肉体的な部分でもかなり常人離れしている。
スポーツはあまり得意とは言えないのだが、筋力やスタミナ自体はかなりのもので、分刻みのスケジュールでも衰えないタフネスさはあおいから「超人」と揶揄される。
プレミアムコーデを手に入れるために制服のまま崖をよじ登り、友達のためにクリスマスツリーを用意すべく自ら斧を振るい勇者パースで大木を切り倒し(念のため言っておくが非力な女の子が樹高10メートル以上は有ろうかという大木を斧とノコギリだけで切り倒せるものではない。そのあと諏訪大社の御柱祭のように大木の上に乗り崖を下り降りるとは狂気の沙汰である)、ボヤが起きてかなり燃え広がっている部屋からユリカの為に日傘を回収する……と、かなり肉体派の活躍をする。
崖登りについては結構楽しかったのか、現在ではいちごにとっては趣味のようなものになっている。(別の意味で崖っぷちアイドル。)「いちごちゃんと言えば崖登り」は作中世界でのいちごファンの常識の様子。
また、前述のクリスマスツリーのエピソードは二代目主人公である大空あかりに強い影響を与えており、あかりと同期でスターライト学園を受験した生徒の多くがこれを切っ掛けとしてアイドルを目指すようになった事が、明かされている。
なお、アイカツ!ファンからもクリスマスと言えば斧というぐらい浸透しているため、4rsシーズンでのクリスマス回でまさかの未登場は、ショックを受ける者も多かったが、シリーズ最終回である178話でのBパートにて思わぬ再登場となったので全シリーズでの登場を果たした。
この伝統は世界観を超えて次回作アイカツスターズ!のクリスマス回でも継承され、こちらは更にチェーンソーに進化している。その翌年に至っては空手と剣道で大木をへし折っている。
シリーズ3作目アイカツフレンズのクリスマス回では継承されなかったが、学園内の資料室に伝説の斧として登場を果たしている。
ちなみにバンダイのS.H.フィギュアーツアイカツ!星宮いちごフィギュアにはスクールバックの他に斧が付属する。
実はかなりの食いしん坊でトンカツや焼肉といった肉料理が大好きであり、好きなものは一番最初に食べるタイプ。しかし第13話ではうっかりお正月太りしてしまい、それ以降はあおいにカロリー管理をしてもらっている。
アニメ本編でのアイカツ!
1stシーズン
入学したばかりのいちごは芸能事情やアイドルに関する知識がほぼ皆無だったために、1クールあたりまでは、あおいや蘭がいちごにアイドル活動の基礎を説明するというシーンが毎回入っていた。6話ではステーショナリーグッズのイメージガールになり、特訓を重ねたサインを披露。ジョニーからAngelySugarのレアカード一式を初めて貰う。
これは本作の独特の世界観を視聴者に自然な形で説明するためのものでもある。
第20話にてかなりの怖がりである事が判明。22話では有栖川おとめと共に嘗てりんごが主演していた劇場版『おしゃれ怪盗☆スワロウテイル the movie』の主役に蘭とユリカとオーディションに挑み、その心意気を監督に認められて抜擢され、話題と人気を集め始める。この頃はアイドルとしてのオーラを放てられなかったものの、ラジオ番組の収録中から輝き始める。
26話からは2年生に進級。新入生の北大路さくらのトレーナーを務めると共に、『新入生にとって今の自分は、自分が入学した時の美月と同じ立場である』という、先輩らしい発想を持ち、先輩らしくない自分に葛藤するシーンがあった。
27話では全校生徒に参加資格が与えられる、神崎美月とスターライトクイーンの座を賭けたフレッシュガールズカップに参戦。
仲間たちと予選のグループオーディションに臨んで蘭とあおいと共に勝ち残り、全校でも三人だけの準決勝進出者のうちの一人となる。
さらに続く第28話での準決勝オーディションでは蘭とあおいが落選する中でただ一人勝ち残り、ついに決勝戦へと駒を進める。
あおいと蘭の支え、そして美月自身の進言によりいちごだけプレミアムコーデ使用というハンデをつけてもらい決勝戦である美月との一対一の対決に挑戦。
結果的には敗北してしまったものの、事実上の学園No.2の実力者ということになり、第29話以降、準決勝まで共に勝ち抜いた蘭・あおいを含めた三人は、下級生達にとっての憧れの的となっている。
アイドルのイロハも知らない全くの素人からわずか半年でNo2にまで上り詰めたことを考えるといちごの才能には恐ろしいものがあり、美月もいちごへの認識を改める。「かわいい後輩」から「いつか自分のライバルになりうる脅威」へと。美月は自分といちごの現在の関係を『月とスッポン』に例えた上で、「今すぐには無理でも、このまま自分にスッポンの如く喰らいついてこれれば、いつかは月ではなく『太陽』になれる」といちごに檄を飛ばした。
33話で美月の新ユニット『トライスター』のメンバーを決める全校生徒を対象とした選抜オーディションに参加。
それまでのアイカツで身につけた技を生かしてオーディション課題である障害アスレチックコースをクリア。続く34話で蘭・あおいらと三人でトライスター最後のメンバー一人を決める最終審査『今度こそファイナルオーディション』にまで残る。
結果はあおいと共に敗退してしまったが、最終メンバーに合格した蘭を仲間たちと共にその門出を見送った。
37話、学園長の指示であおいと共にユニットを組むことが決定。トライスターを抜けた蘭を加え、三人で新ユニット『Soleil』(ソレイユ)を結成、38話でソレイユのリーダーになることが決定した。
46話では中等部全学年でのランキングトップ8の中で学園の覇者を争うスターライトクイーンカップの資格を得る。
順調に勝ち進み、美月といちごで決勝戦が行われることになったが、仲間たちがスターライトクイーンカップの最中でも自分のアイドルとしてのスタイルを守ってそれを最優先させていることに気づく。
いちごはただ無邪気に美月の背中を追いかけることだけに邁進していたが、自分が目指すべきアイドル像が固まってないんじゃないかと考え、新しいことを見つけるため渡米してのアイカツを決意。美月に勝っても負けても学園を去ることを仲間たちに告白する。
50話の決勝戦では全力で美月に立ち向かうが僅差で敗れてしまい、フレッシュガールズカップの雪辱は果たせずじまいだった。
そして、仲間たちに見送られて渡米する。
2ndシーズン
51話は50話から一年後という設定で開始。いちごがアメリカでの一年間のアイカツを終えて帰国し、みんなから歓迎されるという流れであったが、あおいからは「久しぶりなのに久しぶりじゃないような」、蘭からは「つい先週まで一緒にいたような気がするな」ととてもメタなセリフで再開を喜んでいた。
帰国後はスターライト学園の中学3年として復学、第64話では"新春 福女ラッキーアイドルレース"で1位となり賞品「プレミアムドレスお仕立て券」をゲット、プレミアム星座ドレス"マーメイドピスケスコーデ"を披露した。
74話で中等部を卒業、第76話からは高等部へと進学し、高等部での初仕事としてスターライト学園スカウトキャラバンの審査員をソレイユの3人で務め、大空あかりに言葉にはできない「アイドルの輝き」を見出す。ただ、あかりは「アイドルになりたいという情熱には凄まじいものがあるが、天性の才能がない凡人」といういちごと正反対のキャラで、あおいも蘭もあかりにアイドルの輝きを見出すことはできず合格に反対していた。そんな二人を説得してまであかりを合格させたいちごは、あかりをアイドルの道に連れてきた責任があるとも感じており、その後もあかりの成長をいろいろと気にかけるようになる。
またこの時期から不器用なあかりとの比較で、ノリと勢いでどんな過酷なこともこなせるいちごの天才性が強調されるようになっていく。
「パートナーズカップ」では自他ともに認めるライバルであるドリームアカデミーの音城セイラと学園の枠を越えてコンビを結成。
82話で神崎美月と夏樹みくるのダブルエムに今一歩のところまで迫るもその牙城を崩せぬままに終わる。
第87話ではダブルエムの対決ライブにソレイユが指名され、2年ぶりライブパフォーマンスを行いブランクを感じさせないステージはソレイユ史上最高とまで言われるも、いちごの極わずかなミスもありダブルエムに敗れている。
「アイカツ8」に参加後、究極のアイドルユニットを決める「トゥインクル・スターカップ」ではセイラと再びペアを組み、「2wingS」を結成。
ダブルエムとの再戦の準備を進めるが、そんな最中の第96話でジョニー別府先生からあかりが壁にぶち当たっていてこのままではアイドルとしてやっていけなくなるかもしれないと聞かされる。あかりに何を言ってあげられるかを考えたいちごは、自分が壁にぶち当たったことがなくアイカツにおいては楽しい思い出しかないことを改めて自覚。同時に、周囲が自分をそういう普通でない存在とみなして気に入ってくれているんだということをはっきりと気づく。この話をきっかけにして、それ以降のいちごは今までの天然系ではなく周囲が期待するようなパフォーマンスに答えることを意識するようになった。一方、アイドルとしての自信を失いつつあるあかりに対しては、「あかりは『真昼の星空』だ」と激励した。昼の青空の中では星の輝きは誰も感じられないし、あかり自信さえ信じられないかも知れない。でも見えないだけで星はそこにある。日が沈み夜になれば大空は星のあかりで照らされるはずなのだ。美月がいちごを『太陽』と喩えたことから考えると、これはいちごが自分の「次の時代」へと託したエールとも言える。その言葉に勇気をもらったあかりは壁を乗り越え、退学危機を脱することになった。
その後の「トゥインクル・スターカップ」の本番では、あおい&きいのプロデュース&バックアップや、プレミアム星座ドレス・エンジェリーシュガー&スウィングロック ジェミニコーデを得たこともあって、僅差で勝利。ユニットながら、2年越しの「美月越え」を果たすこととなった。
ただし、これだけの偉業をなしても一般のファンの人気によって決定されるアイカツランキングでは未だに美月が一位で、いちごは2位という状況であり、いちごは美月に勝ったとはとても思えておらず、美月を追いつづけるチャレンジヤーとしての意気込みを新たにした。
3rdシーズン
102話からの3rdシーズンでは作品の主人公がいちごからあかりに交代するが、3rdシーズン前半ではいちごはレギュラーキャラの一人と頻繁に登場している。
103話では氷上スミレが自分の一日マネージャーを勤める事になり、自分の持ち物を食堂で直接手渡している。その中身は登山用ロープ、先入用シュノーケル、脱出用パラシュートと今まで使用した物が詰まっており少女一人ではかなりの重装備である。ラジオ収録のコーナーを発案、レコーディングは一発OK、密着取材では崖登り、スカイダイビング、スキューバとそつなくこなしているが、自分は今やれる事を全力でやっているだけとアドバイスを送っている。その彼女に前座としてステージに立たせ、あおいチョイスの『オディールスワンコーデ』をお礼に手渡している。
107話では冒頭の「フフッヒ」とステージの回想シーンだけで本編への登場はなく、1話以来続いていた皆勤賞の記録が遂に途絶えることになった。
(110話ではあかり世代だけで話が進み、1st、2ndシーズンのメインキャラが初めて登場しない回になっている。)
劇場版と連動する112話で織姫から企画され自らが主人公となるビッグイベントを『大スター宮いちごまつり』と速攻命名して開催を発表。企画会議中でもジャンボいちごパフェを食しつつ、何かを手伝いたいと直訴したあかりに宣伝隊長に抜擢。PRイベントでのあかり、スミレ、ひなきのたどたどしいながらも懸命な対応を見守る。その後、ゲリラライブでステージに登場した(3rdでのステージ初披露となる。)。直人からの伝で花音と邂逅して以降、彼女が描き下ろしたソロに一押しが足りないのに気が付き、それが美月が付かず離れず存在していた事を自覚する。
劇場版で描かれた本番イベントでは、あかりが仕込んだサプライズで敬愛すべき美月がゲストによるアンコールステージに登場して共演。そしてライブ終了と同時にネット上でのアイカツランキングでいちごへの支持が急上昇し、ついに美月を超えてランキング一位を到達。名実ともにトップアイドルとなり、美月本人からもやっと自分を超えてくれたと認められた。
そして、あかりの「星宮先輩の隣に立ちたい」夢を楽屋裏で聞かされたいちごは、イベント用の鍵となるクリスタルマイクをあかりに託し、檄を飛ばした。
「時間かかってもいい、よじのぼっておいで。私てっぺんで待ってるから」
それはかつて美月がいちごへと託した願いと同じ。あかりはトップアイドルたちの思いをつないだバトンはあかりへと受け継がれたのだ。
この時から、いちごは今までの美月のように「アイカツ界のトップとして盛り上げていく責任」が負わされることになったのだが、表面上は今までと同じくマイペースなのは変わらない感じではある。ただ、いちごはいちごなりに「自分はみんなの憧れでないといけない」としてプロ意識が高まったことは要所で垣間見える。
第120話のバレンタイン回ではおとめ、さくらと共にTV中継もされたイベントのMCを担当。元アイドルで、今はシェフになる夢をかなえた四ツ葉春の姿を、今も彼のことを気にかけるファンに見てもらうべく、彼を登壇させインタヴューを行った。
第124話でスターライトクイーンカップを観戦。クイーンの座を勝ち取ったさくらをあおいらと祝福した。
第125話ではソレイユとして初の全国ツアー『Soleil tour Our Dream』の開催を発表。いちごはラジオのパーソナリティ、ライブ、バラエティ番組出演などで多忙ななか3人のスケジュールを調整し、ツアー開催にこぎつけた。ツアーを記念してソレイユの3人でステージを披露。
この時に、アイカツ界のトップという責任を負ったいちごのこれからの「自分だけの夢」もしくは「自分だけのわがまま」が、世間のニーズなどとは無関係にこれからもずっとソレイユというユニットでの活動を続けていくことだとあかりに語っている。
それを受けたあかりは、今の自分が目指している「自分だけの夢」もしくは「自分だけのわがまま」として「スターライトクイーンになります!」と宣言。スターライトクイーンはいちごがなれなかったものであり、いちごから「自分の真似ではない道を見つけるように」と言われたあかりにとっては、模範解答と言えるだろう。
その頼もしい姿を受け止めたいちごは、全国5大ドーム and more,半年かけてのロングランツアーに出発した。本当の意味でのいちごからあかりへの主人公交代のバトンタッチが行われた瞬間はここであろう。
この回は、劇場版のエピローグ的内容であり、またエンディングには1stシーズン前半のEDであり、1stシーズン最終話でソレイユが披露した「カレンダーガール」が使われた。
第127話からはあかり世代が中学二年生になって後輩も加わり、物語の視点が完全にあかり世代へ移行。1st、2ndシーズンの中心であったいちご世代の劇中での活躍は激減する。特にいちごは上述の夢のこともあり、個人ではなく「ソレイユのメンバーの一人」という扱いで登場するのがメインとなった。
146話ではアイカツ8の表彰式に久しぶりにセリフ付きで登場。昨年のときに果たせなかった「ソレイユ3人全員のアイカツ8入り」を果たすことができた。
そしてその場でソレイユが企画し、3人組ユニットが参加資格である「大スターライト学園祭」を発表。数日間の日程でスターライト学園生徒達のいくつものユニットがパフォーマンスを見せ、最後にファンからの人気投票で順位を決めるという企画だ。
その最終日にあかり、スミレ、ひなきのユニット・Luminas(ルミナス)といちごたちのソレイユと同じステージで競演する。対決ライブではなかったユニット同士という形ではあったが、いちごとあかりが初めてアイドルとして競い合ったのがこの時である。
「大スターライト学園祭」全体での人気投票ではソレイユが1位、ルミナスが2位、そして今回のイベント限定で再結成したあのトライスターが3位という結果になった。
ソレイユ3人のアイカツ8入りから大スターライト学園祭でのトップ獲得といった立て続けの偉業により、活動再開したソレイユの存在感を世間に強くアピールすることになった。
本編への出番は限定的になっても、「ソレイユというユニットをできる限り続けていく」といういちごの生涯の夢への道は着実に歩み続けている。
4thシーズン
4thシーズンではロボット物をモチーフにしたドラマ回である159話でカメオ出演としてようやく登場。あくまであかり世代がメインであったが、いちご世代のメインキャラも総出演した。
164話は新年のバラエティ番組の収録に忙しい師走のアイドルたちを描いた話で、いちごがステージ以外の仕事をこなしている様子が久々に濃厚に描かれていた。
173話では、あかりが優勝宣言したスターライトクイーンカップがついに開催。その前座としてのステージになんとあのダブルエムが特別再結成するということで、いちごは大興奮。この時ばかりはプロとしてのアイドルの顔を忘れて、ただの一ファンとして美月のステージをキラキラした瞳で鑑賞し、その無垢な子供のような姿はあかりを驚かせていた。
177話では見事にスターライトクイーンになったあかりに対し、プレゼンターとしてスターライトティアラを贈る。この時に劇場版の「時間かかってもいい、よじのぼっておいで。私てっぺんで待ってるから」の回想シーンが挿入されており、あの時の約束が今ここで果たされたことが改めて示唆された。
そしてアニメ版『アイカツ!』の最終話となる178話は、いちごとあかりの二人を主役にしたエピソード。
あかりのスターライトクイーンのお祝い&誕生日のお祝いという名目で、いちごがあかりを引っ張りまわす様子がコミカルに描かれている。この話でのいちごは今までのようにあかりを先輩として導くような姿はほとんど見せず、完全に同じ立場の友人として扱っていた。
すでにあかりはいちごと同じ場所に立ったのだから、ある意味では当然である。
そして最後にいちごがあかりに何か好きなものをプレゼントしてあげると言われて、あかりが頼んだのは・・・。
一部の視聴者には周知のことだったが、いちごはSoleilの仲間であるあおいと蘭以外を呼び捨ては決してしない(このことは作中では一度も指摘されなかったのでいちごがここに何の意味をもたせていたのかは不明)しかしエンディングが終わったエピローグで、二人がステージに出ようとする姿が描かれ、少しだけ大人になったあかりが唇にルージュを引き終わった時、いちごが手を差し伸べる。
「さぁいくよ、あかり!」
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トリビア
「中学1年生で3月15日生まれ、うお座のO型」と言うプロフィールや名前が一字違いなど、某変身ヒロイン漫画の主人公と不自然なほど共通項が多い。
「アイカツ!」シリーズの主要声優陣は若手が多いのだが、中でも諸星すみれは放送開始当時13歳の中学1年生での起用である。当然ながら後輩のあかり役の下地紫野よりも若い。
これはキャラクターと共に成長していけるようにという木村隆一監督の意図だったそうで、オーディションを受けにきた諸星にインパクトを受け起用を決定。他の主要声優陣は諸星の起用が決まってからキャスティングしたという。
初期設定では「春野いちご」という名称になっており(公式コンプリートブックより判明)、どこぞの国民的戦闘ヒロインシリーズのキャラと苗字が似通っていた。更には「スターライト学園」の学校名も初期設定では「天ノ川学園」となっており、ここでも一種の繋がりがある。
他作品とのコラボ
フラ・フラダンス
2021年12月18日に映画「フラ・フラダンス」来場者特典コラボビジュアルイラストカード。こうした縁もあり、『アイカツ!』の主人公・星宮いちごが本作品の応援大使に就任している。
余談
- 当時7歳で声優デビューした諸星すみれさんは12歳くらいで主役になった。
- 演者の諸星すみれの座右の銘は「人生は崖登りだ」との事だが、彼女は何と実際に富士山頂に登頂して見せている。
- さらに、129話では、いちごさんが『踊る!まぐろ御殿』に出演されたということは、本人が実に『踊る!さんま御殿!!』出演てる再現。
関連イラスト
関連タグ
神崎美月・・・先輩
姫石らき・・・後輩
同属性での組み合わせ(キュート・フィジカル属性系統・イメージカラー:赤系)→信号トリオ参照
ユニット
データカードダス アイカツ! Soleil 2wingS ラッキーストロベリー アイカツ8
属性
関連歌曲
輝きのエチュード fashion_check! prism_spiral SHININGLINE* Dance_in_the_rain アコガレカスタマイズ☆
中の人繋がりのアイドル/キャラ
- 如月ツバサ:次回作でのメインキャラクターで,アイカツスターズ!第70話に出演。
- ココ(アイカツフレンズ!):アイカツフレンズ!で務めるキャラクター。
- ブライトサファイア(アイカツプラネット!):珠樹るり/ルリのキードレシア。
- リルル(グラブル)、チキ(幻影異聞録♯FE)、佐山レナ(ULTRAMANアニメ版)、霧島ジュン(メガトン級ムサシ):中の人以外にも歌うという共通点がある。
- 柊ねむ:マギアレコードの登場人物。プレイアブル実装日が偶然誕生日と同じであると、当時の話題になった。
- ミソギ:プリンセスコネクト!Re:Diveの登場人物。
- ウサチャ:ライバル作品に登場するキャラ。
その他
- 春音あいら:1作目では主人公を務め、2作目では出演しながら、主人公を後輩にバトンタッチするという繋がり。
- 氷上スミレ、諸星ヒカル、諸星きらり(アイドルマスターシンデレラガールズ)、奥山すみれ(IDOLY_PRIDE):中の人と苗字あるいは名前が同じのキャラたち。
- 高坂穂乃果、天海春香:はるほのいち(アイマス×ラブライブ/ラブカツ!/THE_iDOLK@TSUDOU)
- 天道輝(SideM ※初期設定、上記THE_iDOLK@TSUDOU同様)、園田海未(ラブライブ!):共に誕生日繋がりのアイドル。
- 桃山みらい:ライバルコンテンツの主人公。就寝時の髪下ろし姿がいちごの2Pカラー風味なため、ファンから「星宮みらい」「桃山いちご」等々の様々にハイブリッドな名で呼ばれる。
- 七草にちか、奥空心白:伝説のアイドルに強い憧れを持ち、一般人からアイドルを志すようになった者繋がり。ちなみに二人の誕生日は同じく諸星すみれが演じるキャラである如月ツバサの1日違いである。
アイカツ!歴代主人公
星宮いちご→大空あかり