スクールアイドル
すくーるあいどる
概要
「ラブライブ!シリーズ」の劇中の世界に存在する、主に部活動としてアイドル活動をしている女子高校生のこと。
芸能事務所に所属するメジャーアイドルや地下アイドル、自治体やその委託業者が主導するローカルアイドルとも違う。
この点が、メジャーアイドルを扱う『アイドルマスター』や『アイカツ!』、地下アイドルを扱う『推しが武道館いってくれたら死ぬ』、ローカルアイドルを扱う『WakeUp,Girls!』や『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』などとの最大の違いとなっている。
(ただしA-RISEは、芸能プロが絡んでいるという点において、現状唯一の例外である)
また、舞台となる(主人公グループが所属する)学校はほとんどが普通科の高校であり、『うたの☆プリンスさまっ♪』の早乙女学園や『あんさんぶるスターズ!』の私立夢ノ咲学院のようなアイドル養成に特化した学校はごく少数。芸能系の学科がメインなのは滝桜女学院高等学校 芸能コースのみ。(虹ヶ咲や結ヶ丘には音楽科はある)。
なお、UTX学園のようにライバルスクールアイドルの学校であれば、その限りではない。
活動条件
スクールアイドルの肩書きを持てるのは高校生(の女子)でなくてはいけないらしく、小中学生はスクールアイドル活動体験は出来てもまだスクールアイドルにはなれない。そして高校を卒業すると同時にスクールアイドルも卒業する。
他競技で言えば、高校野球を想像してもらえばわかりやすい(野球をしていても、高校生以外は高校野球に出場できない)。
しかし日本の義務教育制度の仕様上か年齢制限は緩いようで、14歳のスクールアイドルミア・テイラー(高3)が存在する。
中学3年生時のウィーン・マルガレーテが中学生でありながら既にスクールアイドル活動をしており「代々木スクールアイドルフェスティバル」では実力を認められ特別枠でイベントの大会に出場、優勝している。
年齢(学年)制限の下限は、シリーズのテレビアニメでは『ラブライブ!』で中学3年生の高坂雪穂&絢瀬亜里沙がまだスクールアイドルではないと明言していること、ゲーム『スクスタ』では未来のスクールアイドルである小中学生向けのイベントが開催されていることで仄めかされている。
作中に男子高校生が登場しない以上、男子スクールアイドルが存在するかは公式で発表されていないし、確かめようもない。シリーズが長年進んでスクールアイドルを応援する男性キャラクターも徐々に増えつつはあるが、スクールアイドルを目指すといった男子も一切描写されない。
シリーズ中に登場する全ての学園には女子(女性教師など)しか居ないのかどうかは詳細は不明。(アイカツプラネット!ではアイドルとしては登場しないものの男子もいる男女共学の学園が舞台になっている)
劇中に登場するスクールアイドルの多くがグループを結成しているため、グループでないといけない(ソロ活動はできない)と勘違いされることもあるが、ソロ活動でも問題ない。
実は部活動である必要もないため、学校が禁止さえしなければ、虹ヶ咲学園の同好会が創部される前の優木せつ菜やアニメ版の鐘嵐珠のように部に所属していない状態でもライブやイベント参加で大規模な人気を獲得するのも可能。
ただし、後述する大会「ラブライブ!」への出場には部活動として認可されている必要がある(=ある程度部員(仲間)が必要である)ことやエントリーサイトにグループ名登録欄があること、そもそも一人では技術的・金銭的に活動困難なこと、スクールアイドルの部活動に参加する者はおおむねスクールアイドルになりたい者であることなどから、自然とグループで活動するスクールアイドルが多くなっている。
学校から活動禁止を言い渡されてしまうと校内活動は不可能になってしまう。その権限はシリーズでは大抵、生徒会長や理事長が持っている。
活動内容
主な活動としては、自校の施設(講堂や体育館、屋外)や公共施設をステージにしてライブを行なうことが挙げられる。部の存続には新規部員の獲得も重要であるため、中学生向けのオープンキャンパスでのライブ披露も盛んである。
また全国大会「ラブライブ!」への出場や、合同イベント「スクールアイドルフェスティバル」の開催・出演を目的としていることもあり、『ラブライブ!』や『ラブライブ!サンシャイン!!』『ラブライブ!スーパースター!!』では、前者での優勝が主人公たちの目標である。
同時にラブライブ!への出場には「学校に認可された部活動」であることが条件となっているため、自然と「スクールアイドル(志望者)が部活動として学校に認められる」ことがストーリーに組み込まれている。
高校に属するアイドルでもあるため、自校が存在する地域のご当地イベントのステージに招待されるのも盛んで、特にゲーム『スクフェス』ではその様子がよく描かれる。
これには、芸能事務所がつかない素人アイドルという側面があるため、活動費用に限度があり、遠方へ行けないことも要因にある。
『ラブライブ!』アニメ版ではあまり強調されていなかったが、School idoi diary(以下「SID)のことり編では、メンバー全員で小遣いを出し合って活動していたことが分かった。
『ラブライブ!サンシャイン!!』Aqoursもアニメ版で小遣いを出し合い、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会もアニメ版で合宿費用節約のため合宿先を学校にしている。
一方で、『ラブライブ!サンシャイン!!』『スクフェス』では静岡に住んでいるAqoursと北海道に住んでいるSaint Snowが、ゲーム『スクスタ』ではμ's・ニジガク(東京)とAqoursが、『ラブライブ!スーパースター!!』ではLiella!(東京)とサニーパッション(神津島)が互いの活動地を訪れる描写が頻繁にある。
ライブで披露する楽曲とダンスは、作中の主役グループ達は皆すべて部員を中心とした学生の手のみで自作(ただし「哀温ノ詩」は元々他校のスクールアイドルの曲であり、制作過程は不明)し、高い完成度となっている。
ステージ設営と演出も(たとえば公式大会や招待された地方イベントなどの大人が責任者の場でないのなら)大概は学生のみで遂行されている。
ただし、学生以外が関与してはいけないというルールがあるわけでもないため、『スクスタ』のスクールアイドル部が学生以外(ダンスや歌や演出のプロ)の助力を得て活動する様子が描かれた。
劇中での知名度・人気・普及度
高校生を中心に幅広い年齢層に社会現象的な人気が続いており、検索エンジンサイトではトピックスのジャンルにもなっている(『サンシャイン!!』2期5話)。
離島含めた日本全土にスクールアイドル文化が広がっているが、日本独自の文化でもある。海外で映像を視聴する、来日してライブを観るなどして惹き込まれた外国人の高校生の中にはスクールアイドルになるべく日本留学の道を選ぶ者もいる(エマ・ヴェルデ、鐘嵐珠、唐可可)。
アニメ版では街の巨大モニターや動画サイトでスクールアイドルのライブシーン(PV)が放送、投稿されていたり、専門の雑誌(「HSI」など)が出版される、流行のスクールアイドルのグッズ専門店ができるほど賑わっている。
このように国内外問わずスクールアイドルを好意的に見る者が多く、通りすがりの人々にも歓迎されやすい一方で、スクールアイドルを全く知らない高校生もいる(シリーズ主人公の高坂穂乃果・高海千歌・あなたちゃん及び高咲侑も最初は欠片も知らなかった)。
『ラブライブ!』の穂乃果のように、母校の危機をきっかけにスクールアイドルを始める例は決して珍しくなく、穂乃果のSIDにも廃校を阻止するにはすでに手遅れで、せめてもの思い出作りのためにスクールアイドルを結成した田舎(岡山県)の高校が登場している。
『ラブライブ!サンシャイン!!』でのAqoursもG'sマガジン版では浦の星女学院廃校決定後に結成してラブライブ!を目指しており、アニメ版でも廃校阻止をきっかけとして結成したものの、結局廃校阻止はできず、母校の足跡を残すためにラブライブ!に出場している。
海外にスクールアイドル文化が全くない理由は『虹ヶ咲』2期12話で明言された。「アイドル」を意味する言葉が無い国の多さに加え、部活動の仕組みも日本とは全然違うのが理由だろう、とエマ、ランジュ、ミア達留学生は分析した。
グッズショップ
『ラブライブ!』からのシリーズ共通の描写として、秋葉原など東京の一等地には専門のスクールアイドルショップが開店。『虹ヶ咲』ではODAIBAゲーマーズが商品ラインナップの一部としてスクールアイドルグッズを販売している。
流行のスクールアイドルは、ブロマイド、缶バッジ、団扇、文具、キーホルダー、ぬいぐるみ等のグッズが製造され、このような店で発売される。
『スクスタ』だと秋葉原のショップにはμ'sグッズが多く、お台場には少なめだったり、A-RISEグッズ売り場に行列が出来たりと地域ごとの特徴が見られる。
『虹ヶ咲』1期9話時点のせつ菜クラス(並以上)の知名度があってもなかなかグッズにならないシビアさもある。μ'sや虹ヶ咲達グッズ化されたメンバーの反応を観るに、自身のグッズが発売されるのは大変な名誉であるようだ。
ところが、何故だか実際に店舗で見るまで当の本人は、自身がグッズ化されている事実を知らない。そのせいでアニメ視聴者からは「本人に無許可のスクールアイドルグッズ」「違法ショップ」と噂されている。
『虹ヶ咲』2期9話と2期13話により、グッズに印刷されるロゴは、部活動に所属したスクールアイドルには所属の専用ロゴがあるが、無所属のスクールアイドル(鐘嵐珠)は最終的に校章がロゴになる事が判明した。
劇中での歴史
『ラブライブ!』では(漫画版・アニメ版両方で)穂乃果がμ's結成を決意する以前からすでに存在しているという設定が存在していたが、テレビアニメ版『ラブライブ!スーパースター!!』にてμ's、A-RISEが活躍する以前のスクールアイドル像が描かれた。
第1回ラブライブ!から遡ること十数年前(時期はおそらく1990年代前半から中盤あたりだと思われる)、まだスクールアイドルが一般に認知される前(当時はスクールアイドルという言葉すらなかった)結ヶ丘女子高等学校の前身となる神宮音楽学校にて葉月恋の母親、葉月花は当時廃校に瀕していた同校のために学校アイドル部を設立し活動を行っていた。(それなりに人気はあったらしい)
廃校阻止はできなかったものの、当時の思いはのちに結ヶ丘女子高等学校の設立に向けて動いていくこととなった。
時代は進んで、2007年~2009年にかけて東京のUTX学園の芸能科が輩出したセミプロアイドルグループA-RISE(A-RISEはUTXが結成したグループであり、メンバーの入れ替えがあるため、当時のメンバーはツバサたちではない)が人気を博した事で全国の高校でも真似をする者が増え、爆発的に広まった。
『スーパースター!!』で語られた通りそれ以前からスクールアイドル活動はあったのだが、爆発的に広まったキッカケがA-RISEであったということだ。
そしてμ's結成の年に第1回ラブライブ!が開催。(テレビアニメ版では)A-RISE(第1回)、μ's(第2回)の優勝を通じて更にスクールアイドル文化は普及し、AqoursやSaint snowのように著名グループに憧れたり、音ノ木坂や結ヶ丘のように先輩の実績で活動を始めるスクールアイドルも存在する。
『サンシャイン!!』の時代には、音ノ木坂学院に当代のスクールアイドルがいるか言及されなかったり、UTX学園はそもそも学校があるかも怪しい外観の変更だったりと、残酷な世代交代の流れが生じているようである。
アニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の世界でもラブライブ!が開催され続けている。「スクールアイドル記念館」という博物館が建造され、特別展示としてラブライブ!の大会記念品が展示された。
紫苑女学院は校内の部活動コーナーに歴代スクールアイドルを展示しており、写真があったOGで現在大学生の三船薫子の代(5年前後は前)も当時ラブライブ!出場を目指した。
そうした著名グループの活動実績により「スクールアイドルはグループでなくてはいけない」「ラブライブ!出場を目指さなければいけない」といった固定観念を持ってしまう者がいることが(同一世界であるかは不明であるが)『虹ヶ咲』で描かれており、自分らしさを追求した結果、グループ活動やラブライブ!出場をしないスクールアイドルも現れている様子。
『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』の時系列は、乙宗梢の幼少期からスクールアイドルがあり、「スクールアイドルクラブには代々ユニットを組む伝統がある」と部時代に歴史もあり、プロジェクト開始時で既にラブライブ!に向けた活動が視野に入っている。
『スクスタ』ではオールスター時空によりμ’s、Aqours、虹ヶ咲が同級生設定になった影響で時系列こそ不鮮明だが、スクールアイドルフェスティバルが数年続けて大盛況で、エマが幼少期に見つけたスクールアイドルの動画の楽曲がこの年まで一子相伝で継承され、「スクールアイドルの誕生間もない頃に結成された3人組グループ『ミントチョコ』は当時社会現象に」、といったA-RISEとμ’sの時代より遥か昔のスクールアイドル史が綴られている。
劇中で名前が登場したスクールアイドル
現時点での主役グループに属するスクールアイドルの総数は55名。(9+9+12+9+5+5+6)。
主役グループのライバルスクールアイドルの総数は8名。(3+2+2+1)
※ 虹ヶ咲でのサブキャラクター モブライブ!は除く
(2023年2月時点)
かなり規模の大きいものとなってしまったため、各作品に分けて記述。
ラブライブ!
『ラブライブ!』アニメ版は音ノ木坂の廃校阻止とμ'sがラブライブ!で優勝するまでのドキュメンタリーのような扱いであるため、A-RISEを除く外部のスクールアイドルは名前程度でしか触れられていない。
モブのグループはいずれもラブライブ!を通じて大勢名前が登場しているため、第一回と第二回に分けて記載。
第一回(秋期)
第二回(春季)
「電撃G'sマガジン」にて2013年9月~10月にかけて47都道府県のスクールアイドルユニット名を募集。採用されたグループ名はアニメや漫画などのメディアミックスに第二回ラブライブ出場チームとして登場する。応募数は3000通にも及び、半年後の2014年5月に採用された48グループ(東京のみ二枠)名が発表された→結果はこちら。
実はこれが発表される前のアニメ二期4話(東京は2014年4月27日放送)ではeAst heArtとMidnight_catsは先行公開されていたりする。
ラブライブ!サンシャイン!!
一期
第7話で秋葉原にて開催されたイベント「東京スクールアイドルワールド」で上記2組含む30組のスクールアイドルの名前が登場した。本編には全ネームは取り上げられてはいないものの、電撃G'sマガジンのサイトで公開されている。
わかるだけの順位・得票数は以下の通り
東京スクールアイドルワールド参加グループ名簿 | ||
---|---|---|
順位 | グループ名 | 得票数 |
1 | - | - |
2 | Lovelynth | - |
3 | CHECK×MATES | 367 |
4 | Sub-Title | 189 |
5 | 空色シスターズ | 177 |
6 | 春色マカロン | ??? |
7 | T∞WA | ??? |
8 | ピッチ・カート | 130~139(?) |
9 | Saint_Snow | 120~129(?) |
10 | otenki girls | 90~99(?) |
11 | MAKARON | 90~99(?) |
12 | Nex-Star | - |
13 | - | - |
14 | - | - |
15 | - | - |
16 | Amaryllis | 87 |
17 | アルカトラ | 84 |
18 | forgiven sanctuary | 81 |
19 | アブリコアプリコット | 80 |
20 | フィサリス | 79 |
21 | 桜色乙女 | 74 |
22 | EINE KUGEL | 68 |
23 | Heavenly Queens | 62 |
24 | one week doll | 51 |
25 | にゃっぴーず | 48 |
26 | 花春小紅 | 43 |
27 | Pinあっぷる | 39 |
28 | tokimeki tokimo | 36 |
29 | ストロベリーキャンドル | 23 |
30 | Aqours | 0 |
順位不明
Emerald Girls☆
ALBINIA
Ruriiro-Lapis
VeryBlueBerry
また4話では、専門雑誌の表紙にMidnight catsが登場していた。
二期
Saint Snowが出場する予選段階にあたる北海道地区大会で少数ながらも北海道のスクールアイドルの名前が登場。
北海道地区大会 | |
---|---|
順位 | グループ名 |
1 | SugarWing |
2 | あしも☆え〜る |
3 | KissBear |
- | (伏字)ンフワ(伏字) |
- | (伏字)ぴり(伏字) |
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
どの学校のスクールアイドルも、μ'sやAqoursのような固有のグループ名は用いず、「所属校名+部活動名」を名乗っている。
「無印」「サンシャイン!!」と異なり、大会ラブライブ!を目指す描写がほぼなく、専門雑誌やローカルイベントのゲスト、イベント主催などで活動している描写が多いのが特徴。
アニメ版の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はラブライブ!へ出場しないことを明確に活動方針としている(スクスタではラブライブ!への出場の是非について明言していない)。他校の東雲学院などはラブライブ!出場しており、本年の大会は東雲メンバー達視点で一部描写された。
ランジュは当初同好会に賛同できない思想でライブをしたりスクールアイドルフェスティバルに出演できればいいと考えた結果、シリーズで初めて部活動に所属しないスクールアイドルとして活動した(スクスタではスクールアイドル部を設立して活動していた時期がある)。
元スクールアイドルに三船薫子がいる。
余談
偶然なのか意図的なのかは不明だが、音楽情報番組「Music B.B.」において、大森日雅が担当した期間(2019年4月〜2020年3月)を除き、約4年に渡ってメインキャラのスクールアイドル(の中の人)がナレーターとして出演していた。
そもそも同番組は2017年4月以降は声優をナレーターとして起用していた(2021年4月以降はつりビットの元メンバーであった長谷川瑞を起用したため、その法則が途絶えた形になる)のだが、よりによってその人選が以下の面々であった事から、一部のラブライバー達から「偶然にしては出来過ぎている」「番組スタッフの中にもラブライバーがいるのでは?」「あからさま過ぎるのをごまかすために『あえて』大森日雅を起用した様にしか見えない」とネタにされる事がある。
これまでの出演者は以下の通り。
2017年4月~2018年3月:飯田里穂(μ’s・星空凛 役)
2018年4月~2019年3月:逢田梨香子(Aqours・桜内梨子 役)
2020年4月~2021年3月:大西亜玖璃(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会・上原歩夢 役)
なお、歩夢役の大西は、飯田や逢田とは異なり、「Music B.B.」ナレーター史上初の「主人公格のスクールアイドル」役の声優となる。また例外枠であった大森も、後にアニガサキ2期において脇役ながら黒羽咲良役を担当しており、期間中の4人全員がスクールアイドル役となった。