曖昧さ回避
- シリーズ全体について
→本記事を参照。
- シリーズ内のブランドの一つ『アイドルマスター』(無印)、あるいはその原点となった2005年~のアーケード版ゲームまたは2007年~のXbox360版ゲームについて
→アイドルマスターを参照。
- テーマ曲である楽曲『THE IDOLM@STER』について
→THEIDOLM@STER(楽曲)を参照。
- 2011年放映のアニメ『THE IDOLM@STER』について
→THEiDOLM@STER(アニメ)を参照。
概要
バンダイナムコエンターテインメント(旧ナムコ)から発売されているアイドル育成シミュレーションゲーム、およびメディアミックスのシリーズ。正式表記は「THE IDOLM@STER」または「アイドルマスター」。「アイマス」という略称が広く用いられる。
2005年7月26日に第1作であるアーケード版ゲームが稼働を開始して以降、2023年7月時点で18年以上に渡って展開が続いており、ゲームをはじめアニメ、CD、ライブなど様々なメディアで公式供給がなされている。
現在では「ブランド」と呼ばれる多数の派生作品が登場し、それらの作品の中でも上述のメディアミックス展開が行われている。派生作品の増加に伴い、2023年7月現在で登場アイドルの総数は320人以上、登場したオリジナル楽曲の総数は1500曲以上にも及ぶまでになった。
表記・読み方について
シリーズ名・楽曲名など全ての種別において、読み方は「THE IDOLM@STER」で「アイドルマスター」と読み、"THE"は読まない。
アイドルマスターシリーズでは『THE IDOLM@STER』の他に、楽曲名の『M@STERPIECE』、CD名の『ST@RTING LINE』、ライブイベント名の『M@GICAL WONDERLAND TOUR!!!』、ゲーム内イベント名の『R@ise_a_Good_Sign!』などのように、タイトルの中でしばしば「A」「a」の字が「@」に置き換えられる慣習があり、また「@」の記号がシリーズ全体の象徴として用いられている節もある。
これは、「メール☆プリーズ」というプレイヤーの携帯電話のメールアドレスを関連づけると、プロデュース中のアイドルからのメールが登録されたメールアドレスに届くというシステムに由来する物で、その名残で現在でもゲーム『ミリオンライブ! シアターデイズ』やコンシューマー版ゲームにはアイドルからのメールやブログをゲーム内で閲覧できるシステムがある。
なお、必ずAが@に置き換わるわけではなく『シンデレラガールズ』の英語表記はCINDERELLA GIRLSであり、英字入力が面倒なため、カタカナ表記の『アイドルマスター』か、公式略称でもある『アイマス』を用いることが多い。
また、タイトルロゴは「iDOLM@STER」と「i」が小文字のようにデザインされているが、活字で表記する時は上記のように「IDOLM@STER」と大文字にするのが正式とされている。
(pixiv百科事典では2023年現在、一度付けたタイトルが原則として修正できず、更に小文字と大文字の差異は同一記事扱いとなり「THEIDOLM@STER」で新規記事を作成できないなどの理由により、スペースを含まなくiが小文字である誤表記のままとなっている)
内容
概ねほぼ全てのゲームにおいて、プレイヤーは芸能事務所の「プロデューサー」(P)となり、担当アイドル達をトップアイドルへと導くという趣旨の内容となっている。
いわゆるギャルゲーの分類に入る本作であるが、今までのギャルゲーは学園生活の恋愛シミュレーションで「学生同士の恋愛」が大部分であり、アイドルとPという「大人と子供」「仕事の同僚」という立ち位置の女の子という設定は斬新なものであった。
育成ゲームという観点から見ても、「牧場物語」(家畜など)や「ダービースタリオン」(競走馬)などの既存作品と異なり「アイドル」を育成対象としたことでオリジナリティを獲得した。
楽曲についても、他作品における「キャラソン」のような作風ではなく、実際にそのアイドルがいる世界線で歌唱しているような楽曲を志向しており、評価は高い。
「育成」「恋愛」「音ゲー」の3つのジャンルをミックスさせたゲームであり、その独自性から多くのファンを獲得した。
アイドルの幅も広く小学生から大人の女性という幅広い年齢層が多くユーザーを獲得した。特に小学生キャラは色々な意味で合法的に擬似恋愛シミュレーションが行えるとしてロリコン達がハマった。
近年では『SideM』のようにPの性別をあえて固定しないなど、Pとアイドルの関係について恋愛関係というよりは信頼関係に重きを置く作風となることが多いが、一方で例として2022年~のゲーム『ミリオンライブ! シアターデイズ』では明らかにデートとしか思えないシチュエーションのカードが次々と登場する「セカンドヘアスタイルガシャ プライベートドレス編」が展開されているなど、ギャルゲーとしての要素も今なお受け継がれている。
2023年現在、後述のブランドのうち『アイドルマスター』(無印)及び『シンデレラガールズ』『ミリオンライブ!』『SideM』『シャイニーカラーズ』の5ブランドが、公式から主要ブランドとしての扱いを受けている。
なお、2023年7月25日の公式生配信において、上記の5ブランドに加えて新たなブランドの展開を開始する予定であると発表された。
アイドルマスター
シリーズ第1作目。プレイヤーは765プロの新人プロデューサーとなり、アイドルと二人三脚でアイドル界トップを目指す。
アーケード版稼働以降現在に至るまで公式展開は続いており、その歴史は上述のアーケード版開始以降から数えて18年以上、2002年の情報初出から数えると21年以上にも及ぶ。
現在では、本作に登場する主要な13人のアイドルを「765PRO ALLSTARS」(通称:765AS)と呼ぶ。なお、後述の『ミリオンライブ!』ブランドにも13人全員が登場している。
シリーズとしてのテーマカラーは赤。
登場アイドル
ゲーム
- THE IDOLM@STER(アーケード版)
- THE IDOLM@STER(Xbox360版)
- アイドルマスターLive For You!!
- アイドルマスターSP
- アイドルマスター2
- アイドルマスターモバイルi
- アイドルマスター グラビアフォーユー! vol.1~vol.9
- アイドルマスターシャイニーフェスタ
- ハニーサウンド
- ファンキーノート
- グルーヴィーチューン
- アイドルマスターライブインスロット
- アイドルマスターワンフォーオール
- アイドルマスターマストソングス
- 赤版
- 青版
- アイドルマスタープラチナスターズ
- アイドルマスターステラステージ
- アイドルマスタースターリットシーズン
アニメ
- THE IDOLM@STER
- 輝きの向こう側へ!(劇場版)
- ぷちます!
- ぷちます!!(第2期)
コミカライズ
- アイドルマスター (月刊コンプエース)
- アイドルマスターrelations
- アイドルマスター -Your Mess@ge-
- ぷちます!
- アイドルマスターブレイク!
- アイドルマスター2 眠り姫
- アイドルマスター2 Colorful Days
- アイドルマスター2 The world is all one !!
- THE IDOLM@STER(REX)
- 朝焼けは黄金色 THE IDOLM@STER
- 765プロの台所
ラジオ
- アイマスタジオ
- THE IDOLM@STER STATION!!!
- THE IDOLM@STER MUSIC ON THE RADIO
- ラジオdeアイマSHOW!
アイドルマスターディアリースターズ
派生作品第1作目。2009年に発売されたニンテンドーDS専用ゲーム。
876プロを舞台に3人のアイドルの活躍と成長を描く。本作はP視点ではなくアイドル視点で活動するという他の作品とは異なった仕様になっている。
登場アイドル
ゲーム
コミカライズ
- アイドルマスター SplashRed for ディアリースターズ
- アイドルマスター InnocentBlue for ディアリースターズ
- アイドルマスター NeueGreen for ディアリースターズ
アイドルマスターシンデレラガールズ
2011年にモバゲーでサービスを開始したソーシャルゲームを発祥とするブランド。新規登場アイドルは190人というシリーズでもダントツの大所帯。モバゲー版のみ765ASやディアリースターズの面々も登場し、総勢は200人以上にも及ぶ。
モバゲー版は「プレイヤー達が好みのアイドルで自由に芸能事務所を作る」というコンセプトのため、事務所(プロダクション)はプレイヤー同士で結成するシステム上の集団(いわゆるギルドやクランに相当)となっており、特定の事務所が舞台設定として用意されていない。
アニメ版の一つや『スターライトステージ』では346プロという事務所が舞台となる。
シリーズとしてのテーマカラーは青。
登場アイドル
人数が多いためアイドルマスターシンデレラガールズを参照。
ゲーム
- アイドルマスターシンデレラガールズ (モバゲー)
- アイドルマスターシンデレラガールズ グラビアフォーユー! vol.1~vol.9
- アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
- アイドルマスターシンデレラガールズ ビューイングレボリューション
アニメ
コミカライズ
- シンデレラガールズ劇場
- アイドルマスターシンデレラガールズShuffle!!
- アイドルマスターシンデレラガールズあんさんぶる!
- アイドルマスターシンデレラガールズニュージェネレーションズ
- アイドルマスターシンデレラガールズロッキングガール
- デレラジさん
- アイドルマスターシンデレラガールズWILD WIND GIRL
- アイドルマスターシンデレラガールズU149
- アイドルマスターシンデレラガールズU149 第3芸能課だよ
- アイドルマスターシンデレラガールズAfter20
ラジオ
- デレラジ
- CINDERELLA PARTY!
- U149 放課後スタジオ
アイドルマスターミリオンライブ!
2013年にGREEでサービスを開始したソーシャルゲームを発祥とするブランド。プレイヤーはプロデューサーとして、765プロが始めた新たな展開である専用ライブ施設「765プロライブ劇場」を舞台に新人アイドル達をトップアイドルに導く。登場アイドルは新アイドル「MILLIONSTARS」の39人に従来の765ASの13人を加えた総勢52人。楽曲数は380曲以上を数え全ブランドで最多である(2023年7月現在)。
シリーズとしてのテーマカラーは黄色。
登場アイドル
人数が多いためアイドルマスターミリオンライブ!を参照。
ゲーム
アニメ
コミカライズ
- アイドルマスターミリオンライブ!(ゲッサン版)
- みりおんコミックシアター
- アイドルマスターミリオンライブ! バックステージ
- アイドルマスターミリオンライブ! Road to stage
- アイドルマスターミリオンライブ! Blooming Clover
- THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS Brand New Song
- THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS LIVELY FLOWERS
- シアターの日常
- 天色のアステリズム
ラジオ
アイドルマスターSideM
2014年にモバゲーでサービスを開始したソーシャルゲームを発祥とするブランド。女性アイドルを主体とするシリーズの中で、登場アイドルが全員男性アイドルであることが特徴。
プレイヤーは315プロの新人プロデューサーとなり次々登場する元医者、フリーター、自衛官といった社会人や学生などの個性豊かで理由(ワケ)ありな男性アイドルの卵たち、総勢49人をプロデュース。営業やレッスン、ライブなどのお仕事を通してアイドルを育て、トップアイドルを目指す。
シリーズとしてのテーマカラーは緑。
登場アイドル
人数が多いため315プロを参照。
ゲーム
アニメ
- アイドルマスターSideM(アニメ)
- アイドルマスターSideM 理由あってMini!
コミカライズ
- アイドルマスターSideM ドラマチックステージ
- アイドルマスターSideM ストラグルハート
- アイドルマスターSideM 理由あってMini!
ラジオ
アイドルマスターシャイニーカラーズ
2018年にenzaで配信を開始したスマートフォン向けブラウザゲーム。
プレイヤーは新たな事務所283プロの新人プロデューサーとなり、そこに所属するアイドルたちをプロデュースする。2023年7月時点では28名のアイドルの存在が確認されている。
本作はこれまでのシリーズ以上に対戦要素に力を入れており、アイドル育成×ライブ対戦というジャンルになっている。
シリーズとしてのテーマカラーは水色。
登場アイドル
283プロを参照。
ゲーム
アニメ
コミカライズ
- アイドルマスターシャイニーカラーズ(コミックNewtype)
- アイドルマスターシャイニーカラーズ シャニマスえぶりでい!
- アイドルマスターシャイニーカラーズ コヒーレントライト
- アイドルマスターシャイニーカラーズ 事務的光空記録
ラジオ
その他
961プロ
多くの作品に登場するプレイヤー達のライバルとなる芸能事務所。
会社のトップは黒井崇男社長が務める。ライバル事務所である為、基本的にはプロデュースは不可。作品によって所属アイドルが異なり現在では他事務所のアイドルとして活躍している者もいる。
登場アイドル
登場作品
- アイドルマスターSP
- アイドルマスター2
- THEIDOLM@STER(アニメ)
- アイドルマスターシャイニーフェスタ
- アイドルマスターワンフォーオール
- アイドルマスターマストソングス
- アイドルマスターミリオンライブ!
- アイドルマスターミリオンライブ! シアターデイズ
- アイドルマスターSideM(雑誌のみ)
- アイドルマスターステラステージ
- アイドルマスタースターリットシーズン
コミカライズ
- Jupiter 〜THE IDOLM@STER〜
- D@YS OF Jupiter 〜THE IDOLM@STER〜
- ジュピターさん 〜THE IDOLM@STER〜
アイドルマスタープロデューサーグリーティングキット
ゲームではなく名刺作成ツールで、本編ゲーム中に登場したカードのイラストや立ち絵を使って自分だけのオリジナルの名刺を作成できるアプリ。
2021年1月18日にリリースされた。
アイドルマスターポップリンクス
『アイドルマスター』『シンデレラガールズ』『ミリオンライブ!』『SideM』『シャイニーカラーズ』の5作品がクロスオーバーするスマホパズルゲーム。
2021年1月21日~2022年7月21日まで配信。
アイドルマスターXENOGLOSSIA
「アイドルマスター」をモチーフにしたサンライズ制作のTVアニメ。2007年放映。
アーケード版と同名のキャラクターが登場するが、設定も担当声優も異なる別人で、そもそも世界観そのものが大きく異なるSFロボットアニメ。
THEIDOLM@STER.KR
「アイドルマスター」をモチーフにした実写ドラマ。2017年放映。
実写作品ではあるものの登場するアイドルや楽曲などは全て本作オリジナル。
韓国で放送され日本ではAmazonプライム・ビデオで視聴することが出来る。
vα-liv
2023年より開始のプロジェクト。「アイドルマスター」の名を冠さない。
アイドル候補生がバーチャルライバーとして日々配信を行い、視聴者(=プロデューサー)の投票によってアイドルデビューの可否が決定される。以後の展開については現時点では不明。
用語としての『THE IDOLM@STER』/『アイドルマスター』
主題歌
本作の主題歌である楽曲。詳しくはTHEIDOLM@STER(楽曲)を参照。
プロデューサーランク
ゲーム内でプロデューサーに与えられる称号のこと。アーケードでは最高ランクで9人全員がプロデュース可能となる。この称号は後続の作品や発生作品であるシンデレラガールズやミリオンライブでも受け継がれている。
一部作品ではさらにその上の「真アイドルマスター」という称号が存在する。
操縦者
『アイドルマスターXENOGLOSSIA』におけるロボットのパイロットのことを表す。そもそもあちらのアイドルは「Immortal Defender of Legatee」であり、その主人(操縦者=Master)を「アイドルマスター」と呼ぶ。
あちらの世界でもアイドル(テレビに出て歌や踊りを披露する)は存在するものの、プロデューサーやコミュニケーションなどはないので、間違っても@を用いて「IDOL M@STER XENOGLOSSIA」と書かないように。
関連タグ
略称/別表記
楽曲
ユニット
衣装
アイマス衣装を参照
出演者
公式ネタ
AMCGエンジェル ViDaVo タッチしてください 突風アイドル 飲酒アイドル アイマスコンテスト ヘッドホンM@STER
二次創作
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○○アイマス | 泣けるアイマス 本当は怖いアイドルマスター 765プロではよくあること | |
○○アイドル | ノーマル | 楽器アイドル(楽器M@STER) 乗り物アイドル 武装アイドル |
アブノーマル | 事後アイドル 陰毛アイドル 喫煙アイドル | |
性転換ネタ | 男版アイドルマスター アイドルマスターシンデレラボーイズ | |
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クロスオーバー・コラボレーション
users入り
アイマス10users入り→アイマス50users入り→アイマス100users入り→アイマス500users入り→アイマス1000users入り→アイマス5000users入り→アイマス10000users入り→アイマス50000users入り→アイマス100000users入り