ちゃんマス!おまたせ!あたしちゃんと最高のバレンタインにしようね!
プロフィール
真名 | 清少納言(清原諾子) |
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クラス | アーチャー |
性別 | 女性 |
身長 | 157cm |
体重 | 46kg |
出典 | 史実 |
地域 | 日本 |
属性 | 混沌・善・人 |
好きなもの | メッチャ長くなるけど、いい……!? |
嫌いなもの | そりゃ沢山あるよ? |
設定担当 | OKSG |
ILLUST | MikaPikazo |
CV | ファイルーズあい |
SAY! SHOW NOW GO ON!
概要
『Fate/Grand Order』に登場するアーチャークラスのサーヴァント。レアリティは☆5。
2020年バレンタインイベント『いみじかりしバレンタイン〜紫式部と5人のパリピギャル軍団〜』にて実装された期間限定サーヴァント。
『カルデアパークキャラバン』石川会場における生放送で、イベント告知と共に立ち絵ビジュアルが先行公開されており、その際には『キラキラのアーチャー』と真名が伏せられていた。
メインストーリーでは第2部5.5章『地獄界曼荼羅 平安京』に登場する。
真名
平安時代の歌人、『清少納言』。
村上天皇の命で結成された文化人グループで、『万葉集』の訓読などに関わった「梨壺の五人」が一人、清原元輔の娘。男性中心の平安時代において、その型破りな行動力で己の才覚を世に示した女傑。一条天皇の皇后・中宮定子に生涯を通して仕え、最後の時までその傍を離れることはなかった。主に捧げられた散文の数々は、後に『枕草子』として集成されることになる。
江戸時代の書簡には「清原諾子(きよはらのなぎこ)」と注釈されており、当人も自身を「なぎこ」と称していることがあるため、型月時空ではこれを本名と設定している模様。
――気軽に『なぎこさん』と呼ぶがいいよ。
人物
一人称は「あたしちゃん」、「あたし」、「ウチら」。
「をかし(エモい)」をこよなく愛する、生まれる時代が早すぎたキラキラ女子。
才気煥発にして天衣無縫。意外性が炸裂する鋭い観察眼とフットワークで風の向くまま気の向くまま、ゴーイングマイウェ〜イに推して参る天下御免のウザカワ系。
かと思えば、ふとしたきっかけで不貞腐れたりと感情の振れ幅が大きい。
本人曰く、歌人を辞めて二度と詠まないと決意しているため、平安貴族らしさや歌人らしさを何処に置いてきたのかと思うほどハジケているが、「現代の若者文化との親和性が高すぎた結果」と言うのが公式見解。何処ぞのJKセイバー以上にJK語やネットスラングを使いこなしている辺り、その親和性は推して知るべし。
才女らしい柔軟な機転を発揮する一方で、リソースをどうするかは考えていないなど「バカと天才は紙一重」を地で行く人物だが、ちょうど良い所に解決手段が現れるなど幸運Aは伊達ではない。彼女の多動力と発想力こそが幸運の秘訣なのかも?
また、こうした発想の背景には紫式部や髭黒にもオープンな態度で接する事からもわかるように、「皆超ハッピーな方がいい」と考える彼女の善性が良く表れている。
マイルームボイスではこの点が掘り下げられており、自分の力が及ばずともマスターのピンチには秒で駆けつけると言ってくれる非常に仲間思いで姉御肌な一面を垣間見る事が出来る。
なお召喚時は元女房らしく恭しい挨拶をやってくれるので、スイッチのON/OFFはキッチリ切り替え可能。言ってしまえばあの天下御免の傾奇者同様、自己の理念に則してパリピキャラをエンジョイしているといった方が良いのかもしれない。サーヴァントが英霊の一側面を召喚するという特性から、アーチャークラスで現界した事によって彼女の明るい人物としての側面が前に出ているという可能性もありそうだが。
オタク趣味にも興味を示しているらしく、ユウガオと配役として充てられた刑部姫の(作家としての)実力を認めており、彼女の所へ足を運んでいるものの、恥ずかしい為か門前払いされた。
アサシンクラスで召喚された晩年の姿の書文先生が第一再臨時につけているような丸くて黒いレンズの眼鏡をつけることがある。この眼鏡はレンズ部分を開閉できる構造になっている(参考)。
第2部5.5章では生前の状態であった為、いわゆるギャル語の類を話す事はないが彼女らしく(?)口調は軽め。グラフィックも若々しい第三再臨のそれであるものの、彼女の活躍していた時期を考えるに4じゅ(日記はここで途切れている)。
カルデアに来てから様々な英霊達と交流を深めるにあたり、先ずはあだ名を付けることにしている模様。その超陽キャパワーによりどんな相手であろうとあだ名を付ける無敵ぶりを見せている。(紫式部→かおるっち、子ギル→コーギー君、カイニス→カイみょん、巴御前→モエモエ、蘆屋道満→マンボちゃん、カーマ→カマちょ、謎のヒロインXオルタ→えつこ、etc……)
能力
文豪系サーヴァントということもあり魔術系の攻撃……かと思いきや、紫式部と正反対で後述するように基本メッチャ物理かつアグレッシブ。机に向かって筆を執るモーションもあり、かなりの速筆。というか書き殴った挙げ句に原稿をぶち撒ける。いろいろな意味で対極的。
アーチャークラスで召喚された理由は明言されていない。ただし、イベントおよびマイルームボイスでは、アーチャーになった理由……というより(他の作家系サーヴァントのように)キャスタークラスにならなかった理由らしきものが語られている。
文官・作家サーヴァントゆえに肉体面はからっきし。ただ行動力の高さを反映してか、敏捷性はアーチャーらしくBランクと上々。前述通り幸運値がAランクと高く、女性蔑視と学識差別の強い宮中で生前のキャリアウーマン街道を突っ走り続けた生き様が反映されていると思われる。
モーション中では、蹴鞠をヘディングやオーバーヘッドで叩き込む、連続で小物を投げつける、傘を旋回させて斬り裂く、涅槃仏の構えから高速で肘鉄をかます、果ては四方八方からボコボコにした後、巨大な「NA・SHI・TU・BO」のロゴと共に謎の大爆発を巻き上げるなどやりたい放題。
第3再臨では、小物の投げつけ方がストレートになった他、両手の扇子を舞って叩きつける、巨大化させた扇子に乗って突進する、扇子を旋回させて紙吹雪を巻き起こす、正座したまま膝蹴りをかます、背後に展開した文から閃光を放つなどの以前よりかは平安らしい攻撃に変化する。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | E | D | B | C | A | D++ |
保有スキル
対魔力(C) | アーチャーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 |
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単独行動(自己中)(A) | 『単独行動』の変種スキル。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。Aランクであれば、マスター不在でもふらっと遊びに出掛けたりする。そうだ、京都とか行こう。ただし、宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合は、マスターのバックアップが必要となる。 |
高炉峰の雪(A) | 瞬時に物事の本質を見極める清少納言の行動は時に決定的な一打を生み出す。雪の降る日に中宮定子が「高炉峰の雪はどのようなものか」と問い、庭の雪を御簾を上げて見せた事からその発想力を褒められた逸話に由来。 |
一乗の法(B) | 主に対する一途な想いが、清少納言へのあらゆる誘惑を撥ね除ける。『一乗の法』とは法華経において唯一無二を意味する喩えの事で、清少納言は恋愛において二番三番ではなく一番でありたいという考えからこの『一乗の法』に喩えられた。しかし、敬愛する主人である定子の前では「寵愛をいただけるなら一番下でも……」と弱気になった為、当の本人からは「一度言ったことは貫きなさいよ」と叱られてしまうのである。いとをかし。 |
歌仙の詩歌(B) | 中古三十六歌仙、女房三十六歌仙に名を連ね、小倉百人一首に歌を採られながらも、清少納言は和歌を不得手と自嘲する。苦手意識もあるだろうが、古色蒼然としたルールが彼女の新しい感性と相性が悪かったとも言えるだろう。それでも彼女の詠む歌は時に人々の心を打ち、時に不埒な男達を堂々と退けたのである。ライバルの香子さんよりはランクは低い。 |
逢坂の関(A) | 『逢坂の関』とは、男性が自分の元に会いに来るのを拒否する女性の心情を表す言葉。函谷関は鶏の声で開けども、恋の関所はそう簡単に開かない。難攻不落のこの逢坂の関、最初に通り抜けるのは、果たして―― |
星はすばる(B) | 夜の闇が深いほどに、星の光は輝きを増す。すばる星、彦星、太白星、流れ星――そしてまた、彼女が放つ光も星のように。『枕草子』中で挙げられた、清少納言自身が美しいと思う星の種類に由来するスキル。 |
宝具
枕草子・春曙抄(エモーショナルエンジン・フルドライブ)
- ランク:D
- 種別:詩歌宝具
- レンジ:1〜20
- 最大捕捉:50人
「カッコいいとこ見せちゃう!」
「春は曙、夏は夜。なべてこの世はいとをかし!塗り潰せ、枕草子!『枕草子・春曙抄(エモーショナルエンジン・フルドライブ)』!!」
武芸や陰陽術ではなく、ただ書き綴る事だけで辿り着いた一つの境地。感情の泉の湧き出すに任せ、自著『枕草子』の内に構築した心象風景を現実世界へ具現化させたもの。
ただ具現化するだけでなく、パリピ的なエネルギーで全体攻撃するという筆舌に尽くし難い固有結界であり、初めて宝具を観て「何故こうなった?」と困惑を隠せないユーザーも多々いる。
歌人としての名を棄てているため、スマホを触媒にし、メモ機能に枕草子を早打ちする事で宝具を発動している。第三再臨後の歌人だった生前の姿ならば、触媒無しでも心象風景を思い描いて舞う事により発動する。
詳細は該当記事を参照。
ゲーム上での性能
ランク | ☆5(SSR) |
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HP | 1901~12965 |
ATK | 1888~12218 |
COST | 16 |
カード配分 | Quick:2(4hit)/Arts:2(3hit)/Buster:1(1hit) |
クラススキル | 対魔力(C):弱体耐性を小アップ |
クラススキル | 単独行動(自己中)(A):自身のQuickカードへのスター集中率を小アップ |
クラススキル | 高炉峰の雪(A):自身のQuickカードのクリティカル威力を小アップ |
クラススキル | 一乗の法(B):自身の魅了耐性を大アップ |
スキル1 | 歌仙の詩歌(B):味方全体に攻撃力アップ&毎ターンNP10%獲得状態&毎ターンHP回復状態を付与(3T) |
スキル2 | 逢坂の関(A):自身に回避状態(3回/3T)&クリティカル威力アップ(3回/3T)を付与 |
スキル3 | 星はすばる(B):自身のQuick性能アップ(3T)&NP獲得(10~20%)&スター獲得(10個:固定) |
宝具 | 枕草子・春曙抄:自身に〔人の力を持つ敵〕特攻状態を付与(1T)<OCで効果アップ>&〔中立のサーヴァント〕特攻状態を付与(1T)&〔シャドウサーヴァント〕特攻状態を付与(1T)+敵全体に強力な攻撃 |
特性 | サーヴァント、善属性、混沌属性、女性、人型 |
ATKに重きを置いた攻撃型で、スキル全てが自己強化に特化している。
さり気なく☆5アーチャー初の全体Quick攻撃宝具の使い手で、NP効率が高く宝具回転率は高め。
VDイベント中は与ダメージに1.5倍のボーナスが入るため、大抵のクラスへゴリ押しが可能になっている。「一乗の法」の魅了耐性が非常に高く、自身の「対魔力」も乗っかって、弱体耐性ダウンでも受けない限りはおよその魅了効果を撥ね退けてしまう。
味方全体に有用なバフをばら撒くことが出来、総合的なスター生産力も高いため、アタッカーとサポーターの二刀流で卒の無い立ち回りが可能な器用さがセールスポイントといえる。☆5としては低い耐久性も、「逢坂の関」のお陰である程度は対応できるため、相対的に良好な部類となる。
何より対サーヴァント戦で高い火力を発揮し、槍・裁クラスを除いて〔人〕〔中立〕属性のサーヴァントをまとめて蹴散らせるうえ、「幕間の物語」や強化クエストの最終盤によくある「シャドウサーヴァントの大量発生」を一網打尽にできる。
宝具で仕留め損ねても、Braveチェインが狙えるなら特攻の乗った怒涛のラッシュで畳みかけにいける。
Quick宝具と聞くと「スカスカシステム」に反応しがちになるが、カード単位のNP効率は平均的で適性は高いほうとは言えず、宝具での高速周回を実現するには相応の工夫が必要になる。
使用感としては〔サーヴァント特攻〕を持つ英雄王に挙動が近いため、「バフと手広い特攻で敵陣を制圧するエースアタッカー」としての適性が高い。
課題として全スキルのチャージターンが8とやや長く、2巡以上回すことを意識し始めると若干取り回しに難がある。自己強化型の宿命として「強化解除」や「強化無効」にも注意が必要。特に自身の宝具は特攻状態を得てから攻撃に移るタイプのため、高難易度クエストなどで宝具解放時には「強化無効」に掛かっていないか確認しておきたい。そして強化素材がすべて第1.5部以降からの素材という初心者様お断り仕様も何気にハードルとなっている。第1部未突破のマスターはイベントに積極的に参加し、コツコツと素材を収集していきたい。
以上から、サポーター&アタッカーとして両立可能なマルチプレイヤーなアーチャーといえる。
バランスの摂れた性能で敵味方を問わず自分のペースに引きずり込み、確実に仕事をこなしていく。よほど雑な扱いをしない限り相応の戦果を挙げてくれるため、見掛けのウザカワさやパリピぶりに惑わされず、存分に暴れさせてあげたい。
関連人物
生前
後世で清少納言とは直接の面識はないのに仲が悪いとまくしたてられた。『紫式部日記』で清少納言について言及している。清少納言の宝具の特攻が二つ(中立・人)刺さる陰キャ。
宮中で堂々と自己表現を貫いたNAGIKOパイセンに対し、周囲の白眼視に耐えきれずカマトトで誤魔化す道を選んだ香子さんとあって、憧憬と嫉妬が複雑に入り混じり、何やら太陽を落とした女に対する大海賊のような態度になってしまっている。
向こうは生前に綴った辛口コメントのこともあって露骨に気にしているが、こちらからは「ツンデレ」と解釈し友好的に接している。「源氏物語」も全話読破しており、夢中になって読み耽ったのは生まれてはじめてで、自分にはあのような物語は到底書けないと高く評価しており、『座』に戻る際に作者である香子と一緒に居られて嬉しかったと告白した。
それには香子も感激し、仲が改善されると思いきや、「光君だけは無理だったわ」と切り捨てたため、「さっさと帰ってください!!」と激怒しつつ、また逢える日を待つ事にした。
その後共にカルデアに召喚された際には、相変わらず彼女のテンションに振り回されている香子であるが、なんだかんだで良好な関係を築いている。
源氏の大将として、近寄り難い覇気を纏っていると畏敬の念で見ている。一方、彼女の中に詰まっている何かに対して恐れているような言葉も。胸部の事とも神性の事ともとれるが……
ちなみにイベントで会った際にはビビりまくっている。過去に源氏に殺されかけた逸話があるだけでなく、実は頼光が自身の兄である清原致信の首を刎ねた張本人であるという複雑な事情も絡んでいた事が幕間の物語で明らかになったが……?(ちなみに、彼女の放った刺客に襲われた際、自分が女である事を証明するために彼らに陰部をさらけ出している)
実は生前交流があった友人。性格的相性もあって、頼光と異なり非常に打ち解けている。
史実では金時の方が歳上とされているが、型月世界では逆であった模様。
彼女の幕間の物語では、清少納言が抱えている心情を察しているようで……?
生前の友人の一人。
ゲラゲラ笑いながら紫式部日記を彼女のもとに持ち込んだらしい。愛称はいずみっち。
一条天皇の皇后の一人。
女房として仕え敬愛と忠誠の全てを捧げ尽くした、永久不滅なるエモの殿堂(いちばんぼし)。宮中の策謀に翻弄され波乱の人生を歩もうと、その在り方は華やかで輝かしいものだった。
その証として情熱と感動を根こそぎ刻み込んだ『枕草子』、そして「歌人・清少納言」の名と生涯を主の鎮魂のため奉納し、「英霊・なぎこ」として仕切り直した姿が現在の彼女である。
誰にも臆さないなぎこさんが現状唯一苦手とする相手。
彼にはあだ名をつけておらず、彼の話をする際はテンションもやや下がる。
Fate/Grand Order
契約したマスター。「ちゃんマス」と呼んでいる。
普段であれば、誰であろうと誘ったり相談に持ち込むなぎこさんだが、自分が困ったときは頼るぐらい信頼が最も高く、余計な事まで口に出してしまう相手である。
主人公の言葉に堕ちかけたのか、好感度が高いのか不明だが、ある日で、膝枕を誘うことに自分も恥ずかしくなったり、この関係を気に入り、「もういいよ」と言わないでほしいと願う。
また夏イベの序盤では氷の水着皇女、マジジャンガールからちゃんマスを時間の効率のためこっそり連れ去ったが、自分の水着姿に感想を持ち込んで来た乙女らしい質問をしてきた。
そして一番心配している人間であり、最も大切なひと言の紙切れを渡すぐらいで元気を送るぐらい。それを思ってか、バーサーカーでも頼っていいからなと何度も誘ってくる描写もある。
片やパリピ、片やオタクと一見正反対の関係にあるが、どちらも奇矯な言動とは裏腹にシリアスモードを使い分ける事の出来る存在という共通点を持つ。髭黒の方もオタクムーヴではない素の口調でぞんざいに扱っているが、それだけ自然体で接している事の証左とも言える。
人間観察力の高さ故、彼はチョコを貰えないようでいて、実は大量に貰う側なのではないかと見抜いている。一応、オリジナルである黒髭はモテてはいたが、財宝目的で言い寄ってくる女性が全てであった為、彼の理想のシチュとは縁が無かった。
彼女が居た時代にも京の都を脅かした悪鬼として存在しており、カルデア内で子供達(ジャック達と思われる)と当たり前のように遊んだり浴場で一献している姿を見て驚愕した。
本編の『地獄界曼荼羅 平安京』内では特に接点が無かったが、カルデア内では彼を「人に化けた獣」と勘違いし正体を暴こうと衣服を剥ぎ取ろうとして困らせている。このせいで、道満の最終再臨にて「なぎこさんに服を剥がれた後」という風評被害が発生しているとか……
更に、この事をネタにしたのか新要素「アペンドスキル」の3つ目が「対アルターエゴ攻撃適性」に設定されており、ゲーム上の仕様においても彼に対し嫌がらせを行えるようになっている。
挙句、後の水着イベントでは水着霊基の方の彼女が道満に“当世風メイク”を無理矢理に施そうと翻弄するわ、彼女の幕間の物語で共演した際にも色々やらかした道満の目に幾度となくみかん(またはみかんの絞り汁)を投げつけて悶絶させるわと、最早道満のストッパー兼天敵と化している。
弾けたJKファッションとなった日本サーヴァント繋がり。
大いにリスペクトしており、「鈴鹿パイセン」と呼んで度々絡んでいる。
直近のストーリーで実装された、明確に「陰キャ」と紹介されているサーヴァント。
直接の交流はないものの、間違いなく清少納言は彼の天敵といえる。おまけに伝承出身サーヴァントなのに「人属性」であるため、ものの見事に彼女の宝具の餌食となる。
フリークエスト超級で「秒でエゴサ」の名で登場し、素材とキラキラポイント稼ぎにNAGIKOパイセンから陽キャパワーを叩き込まれ、被ダメージボイス「耐えろぉぉぉ!!」も手伝って多くのマスターに腹筋特攻を叩き込んでしまった。さらに言えば、宝具にまつわる逸話が原因で、サーヴァントとしてのキャラが生前から激変してしまったという共通点がある。
そして実装された清少納言の幕間の物語にて遂に共演。
食堂でタコ焼きパーティを開いていたところに遭遇した彼を強引に誘い、「リカッち」とあだ名で呼ぶなど(選択肢次第ではマスターにまで呼ばれる事に)、相変わらずのテンションで案の定マンドリカルドからは苦手意識を持たれていた。
主にコメディ系イベントにおいて絡むことが多い。
清少納言自身が圧倒的パリピ&ギャグパワーを持ちながら文化人としての高い教養でシリアスにも即時対応できるハイブリッドキャラな事もあって非常に馴染んでおり、マスター諸氏からは「素のままでぐだぐだ時空に対応できるキャラ」として恐れられて(?)いる。
余談
名前が判明する前は石川五右衛門・出雲阿国・前田慶次が候補として挙がっていた。一応清少納言ではないかという予想も多数あったが、実装により判明したのは「作家業を放り出しパリピ化した清少納言」という斜め上のものだった。そして阿国も後にサーヴァントとして実装された。
実装前はビジュアルからVtuberっぽいとネタにされていたが、それもそのはず。
担当絵師は本家Vtuberを担当したMika Pikazo氏で、『輝夜月』を始め、Vtuberのデザインを数多く手掛けており、『FGO』関連の書籍やグッズ、ゲーム中の概念礼装のデザインなども担当していたが、サーヴァントデザインは今回が初。
CVを務めるファイルーズあい女史は実装(2020年)時点で芸歴3年にも満たない新人声優で、代表作である『ダンベル何キロ持てる?』と合わせて話題になった。
と思っていたら、半年ほど後に、同作で共演した石川界人氏が演じるキャラクターが実装。『FGO』キャラで「お願いマッスル」が歌えるようになってしまった。
ちなみに清少納言と関係のある紫式部役の茅野愛衣女史とは、名前が同じ「あい」であることに加え、プロ・フィット養成所の先輩後輩にあたる。
また、ギャル口調である理由としては橋本治氏著作の『桃尻語訳枕草子』(1987年に上巻が刊行)の影響ではないかと冗談めかして言われる事がある。
本書は80年代当時の女子高校生の口調を再現して訳に取り入れたもの。一方サーヴァント・清少納言は2010年代のギャル口調を翻案したキャラクターと言える。
とはいうものの、枕草子においては「なに事を言ひても、そのことさせんとす、いはんとす、なにせんとす、といふと文字を失ひて、ただ、いはむずる、里へいでんずる、など言へば、やがていとわろし」と当時の若者の言葉遣いの変化を嘆いているとも取れる一文を残している。
学習塾の「個別指導キャンパス」のCMでは、CG加工でセーラー服を着せた清少納言が独自のギャル語で会話をしており、先の書籍ネタを先んじて取り入れたものと思われる。
尚、清少納言がアーチャーで召喚された事に関しては画面の前のマスター達は混乱を隠せなかったようで、作中でも紫式部がアーチャーで召喚された事を非常に訝しんでおり、本来はキャスターが最適解だろうと推測している(主人公は水着サーヴァントと同じノリなのだろうと考えていた)。
何かを投げ付けた逸話であれば、徳島県天塚にて辱めを受けた際に自分のデリケートゾーンを抉って投げ付けてやったと言う伝承が残っている。まあ、いくら破天荒な清少納言といえど女の子であるので、そんな理由でアーチャーになったりはしないだろう(古事談によれば、出家して尼となった時期に源頼光の刺客に男と間違われて襲われそうになった際にボロンした事で難を逃れたという逸話もある)。作中を見る限りでは平安貴族の嗜みである蹴鞠を飛ばしていたり、最終再臨では星や太陽が登場する著作に由来した光を放つ攻撃をしていた事からこれがアーチャー適性を得た理由だと思われる。要は某雷電博士と似た理由だろう。
「SAY! SHOW NOW GO ON!」の元ネタは漫画『パープル式部』に登場する清リトル納言から。ちなみに紫式部実装の時や今回の清少納言実装の時にも作者がTwitterでコラボ絵を書いたりしていた。またサテー氏が書いた今回のバレンタインのイベント絵のチェーンソーを持った清少納言と謎の構えをとるぐだ子もこの漫画が元ネタ。
宝具の墨文字を手掛けた蒼喬氏だが、ちょっとした出来心でこんなものを書いてしまう。
結果、ちょっとしたお茶目のつもりが見事にバズってしまい、トドメとばかりにイベント銅素材特化のフリークエストのタイトルが「春はあげぽよ」となって頭を抱えてしまった。
そしてこの一筆はネットニュースサイトに補足され、ガチインタビューへと発展した
インタビュー中の蒼喬氏の志がある意味実現したとも言えるが、―――どうしてこうなった。
あまりのバズり具合に吹っ切れたのか、とうとう素材特化クエスト4つを全部書体化。
この1年やばたにえん……翌年には『春はあげぽよ、投稿1周年(*´-`)』と題しツイートした。
pixivでも人気に火が点き、pixivisionに単独特集記事が編纂された。『FGO』の単独キャラとしては、酒呑童子・楊貴妃に次いで3人目の快挙である。
【最終再臨イラストあり】急上昇・清少納言(Fate)イラスト特集
トークは24:05過ぎから。
担当声優のファイルーズあいは担当することが決まってから実装されるまでの間聖晶石を貯めてガチャを回したが爆死したことを『カルデア・ラジオ局』にボイス出演した際に語った。翌年のバレンタインイベントにて復刻されたがまた爆死した模様。また、同トーク内にてエジプト系のキャラがいるのを知り出演できるならエジプト系かなと思っていたらしく清少納言役だと聞きびっくりしたがイラストとキャラ設定を見て納得したことも語っている(彼女は父親がエジプト人)。
なお、CVが発覚した瞬間に「今度はレオニダスに春が来た。」「遂にスパルタクスに春が……」とカルデアの筋肉サーヴァント達を祝うコメントが大量発生した。なお、イベントの高難易度バトルの清少納言戦でレオニダスを使い、夢の筋肉最強決定戦を行ったプレイヤーもいたらしい。
菌糸類によるとサーヴァント設定を担当したのはいつものメンバーではなく型月が同人サークルだった頃から関わっていた人物が担当したとのこと。
クラスはアーチャーなのだが、どういうわけかセリフがライダー然としているものが多いことが一部ファンの間で話題になった。これに関しては、清少納言をモデルとした作品としてこれより以前に「姫のためなら死ねる」という作品があったが、そのファンによる非公式botにおいて実装前に、牛車で暴走したエピソードを理由として、もし実装されるならライダー適性ではないかという趣旨の推測をつぶやいていた(該当ツイートは削除済み)。
「ホワチャッ!ホワチャッ!みんなかかってホーイ!」は『仮面ライダーフォーゼ』第32話の朔田流星のセリフ(に字幕を追加したコラ画像)、「ここが!お前のゴールじゃい!!」は『仮面ライダーアクセル』の決めゼリフ「絶望がお前のゴールだ」がそれぞれ元ネタ。そのうち、水着でライダーになるんじゃないかと思いきや、相方(?)の方がライダーになった。
関連タグ
枕草子・春曙抄パロ:特徴的な宝具演出のパロディイラストシリーズ
作家 随筆 平安時代 陽キャ パリピ ギャル カラフル フリーダム
依神女苑:丸いサングラスと豪華な外見のギャル
チョコエッグ:清少納言のチョコ礼装『いとお菓子』はどう見てもチョコエッグ。ちなみに彼女はチョコエッグを知らなかったようで、いとお菓子を渡した後にマスターからチョコエッグの存在を聞きびっくりしていた。