ギガイアス
ぎがいあす
基礎データ
全国図鑑 | No.0526 |
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イッシュ図鑑 | No.070 |
コーストカロス図鑑 | No.122 |
アローラ図鑑 | No.122 |
ガラル図鑑 | No.170 |
ローマ字表記 | Gigaiath |
ぶんるい | こうあつポケモン |
タイプ | いわ |
たかさ | 1.7m |
おもさ | 260.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性1 | がんじょう/すなおこし(第7世代から)/すなのちから(隠れ特性) |
タマゴグループ | こうぶつ |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ギガイアス | γίγας(gigas、ギリシャ語でギガス、ギリシャ神話における巨人)+Γαῖα(Gaia、ギリシャ語でガイア、ギリシャ神話の地母神)+Goliath(英語でゴライアス、ゴリアテ、旧約聖書に登場する巨人)+earth(英語で地球) |
英語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Gigalith | γίγας(gigas、ギリシャ語でギガス)+λίθος(lithos、ギリシャ語で石)+megalith(巨石記念物)+monolith(モノリス) |
ドイツ語 | Brockoloss | Brocken(巨礫、粒径256mm以上の礫)+Koloss(巨像) |
韓国語 | 기가이어스 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 庞岩怪 | 庞(膨大な、大きい)+岩+怪(モンスター) |
中国語(繁体字) | 龐岩怪 | 龐(膨大な、大きい)+岩+怪(モンスター) |
ギリシャ語 | Γιγαλίτη | 英語名の音写 |
ロシア語 | Гигалит | 英語名の音写 |
タイ語 | กิไกอาซ | 日本語名の音写 |
概要
第5世代『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』にて初登場したポケモンで、BW全編通して洞窟で見かけることになる、所謂イシツブテポジションの最終進化系。攻略時には特性のがんじょうに手を焼いたプレイヤーも多いはず。
紺色の岩石で構成された四足歩行型のポケモンで、はっきりとした頭部や目口が存在するようになった。その身体の至る所には朱色の鋭い結晶が生え、非常に鋭角的なフォルムを形成している。これほど「ストーンエッジ」が似合うポケモンも他にいないだろう。
また、ダンゴロ時代から体内に有していたエネルギーコアはより強力なものとなり、体中の結晶も体内に収まりきらず漏れ出したエネルギーが固まった物とされている。
その結晶から太陽の光を吸収し、体内のコアで圧縮・増幅して放つ光線は山やダンプカーを吹き飛ばすほどと言われており、実際にソーラービームを習得する事が出来る。ただし全力でエネルギーを撃つと、その反動で身体に無数の亀裂がはしるとも。
馬力自体も相当なたくましさを持つ為、工事現場といった建設関係や採掘場ではパートナーとして人気が高く、ローブシンやダイオウドウらと働いている姿を見られる事もある様だ。
比較的人に慣れやすい大人しい性質のポケモンのようで、上記のように人間の手伝いをしたり、ポケモン剣盾の固定シンボルで出てくる野生個体はプレイヤーに気づいても近寄って様子を窺う素ぶりをするのみで自ら襲いかかってくることはない。
名前の由来は恐らく『ギガス』(ギ神:巨人族)+『ガイア』(ギ神:大地の女神)+『ゴライアス』(旧聖:巨人族)と思われる。『アース』(大地)も掛かっているかもしれないが、じめんタイプはない。
色違いは青色に濃くなり、赤いパーツがそれぞれクリスタルのような色になる。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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第5世代 | 85 | 135 | 130 | 60 | 70 | 25 | 505 |
第6世代から | 85 | 135 | 130 | 60 | 80 | 25 | 515 |
- 攻撃的かつ強固な防御ステータスを誇り、特性の「がんじょう」も相まって非常にタフである。ステータスだけ見れば、物理面に関してはあのメタグロス以上で、ゴローニャと比べると素早さで劣る点以外全て同等かそれ以上。テコ入れにより、とくぼうが10上がったことも嬉しい。岩タイプを弱点とするジムが多いためストーリーでは安定した強さを発揮する。
- ただし覚える技のレパートリーに乏しく、見た目から連想できる以上の技は覚えない。対戦では「じしん」が一致になっているゴローニャの方が扱いやすいと言われることが多い。
- BW2ではばかぢからを習得。範囲が優秀な上にゴローニャよりも高い威力で放てるため、じしん以上に重要。
- 特攻も60と低いため、設定上では強力と言われる「ソーラービーム」は草四倍相手でも確1に出来る相手は少なく不意打ちにも使えないのでぶっちゃけネタでしかない(メノクラゲやゴルダックなどもそうで、光線技を活かせる特性などもない)。それでもビブラーバよりは…。
- 実戦以外だとフワライド程ではないがタブンネ狩り(「タブンネボム」とも)の爆発要員にもよく使われている。その理由は、自力で「だいばくはつ」を覚える点である事である。今作ではだいばくはつの技マシンの入手が難しく、(BWではノーマルトレイン3週分のBP48が必要)だいばくはつをレベルアップで覚えるポケモンが必要となったためである。
- 攻撃力も高いのでタブンネを爆殺するのも他のポケモンより少ない手間で済み、BWから始めて戦闘用ポケモンがいない人にとってはこの面でも有用だった。ある意味タブンネよりも可哀相な奴かもしれない、ゴメンネ
- 第7世代では通常特性にすなおこしが追加された(進化前はくだけるよろい)。元々4倍弱点なし&高耐久だったので、がんじょうを活かせているとは言い難かったギガイアスとの相性は悪くない。バンギラス同様岩タイプなので砂嵐下では特防も大きく上昇し、元から高い防御も相まって要塞のような硬さになる。
- 260kgは「ヘビーボンバー」使いの中では圧倒的な重さとはいえないが、ほとんどのフェアリーは極端に軽量なので基本的に威力120で撃っていける。すなおこしと自主退場技を両立できる唯一の個性を持つ。また高打点・「だいばくはつ」持ちという攻撃的なイメージを利用して「ステルスロック」を撒くのも良い。「ちょうはつ」を受けるケースなどまずないからである。
- ただ、確かにすなおこしはギガイアスにとって理想的な特性ではあるが、「太陽光を吸収するポケモンのはずなのにそれを阻害する砂嵐を発生させるのは図鑑と矛盾するのではないか」という指摘もある。
- シングルバトルではバンギラス・カバルドンの2強に阻まれ活躍の場を見つけづらいが、ダブルバトルでは高耐久・4倍弱点なし・3(ヒポポタスを入れれば4)匹の中で最もすばやさが低いことから、「トリックルーム」偏重のパーティにおいて物理アタッカーとして採用されることがある。
- 幸い、すなあらしの恩恵を受けたりダメージを受けないポケモンは遅い種族も多いのでギガイアスと組ませやすい。
- また、4倍弱点がないことでバンギラスなら倒れていたケースで倒れずに耐えられるケースが間々あり、特にニンフィアに強い点は評価されている。
- 隠れ特性は「すなのちから」。砂嵐下ならギガイアスのメインウェポンとサブウェポンの火力も上がる。耐久は元々がんじょう抜きでも硬く、砂嵐下なら特防も上がるので一見噛み合っているようには見える。……が、あまりにも遅すぎるがために自力で天候を変えている余裕はなく、味方のサポートがなければまず活躍はできない。
- かといって味方にサポートしてもらったとしても他の「すなおこし」始動役とは弱点が被り気味で「トリックルーム」を発動させたとしても無償降臨ができなければほとんど活躍できない。
使用トレーナー
ゲーム版
- チェレン:BWライバル
- トウヤ:ポケモントレーナー
- トウコ:ポケモントレーナー
- キョウヘイ:ポケモントレーナー
- メイ:ポケモントレーナー
- キバナ:ジムリーダー(ガラル)
- アケルナル:ジムチャレンジャー
- ウジヤス:ブショー
漫画版
アニメ版
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
10章のリーグ決勝でチェレンのガントルが、本来ゲーム版では通信交換で進化するのに対しレベルアップでギガイアスに進化(一応、前例にイエローのゴロすけ(ゴローニャ)がいるが)。ブラックのブオウ(エンブオー)の強力なパンチすらビクともしない程の高い防御力を誇る。